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ユリカモメの群れが・・・ [動物(哺乳類以外)]

 今日で3月も終わりですかぁ(^^;。
 毎度のことながら時の経つのは早いですなぁ。歳をとってくると、まるで光速のように時が過ぎて行きます(@_@;)。

 一昨日の薄雪化粧の3枚目の写真、水面に小さく白い点がいくつか見えると思います。実はこれ、ユリカモメです。今年はあまり見られなかったのですが、なぜか突然の大量出現。積雪の様子を撮ろうと考えていたため17-70mmのレンズしか装着していなかっので寄れませんでしたが、アップで見ると隅田川の岸に近い所はどうやら凍っているようです。ぷかぷか浮かんでいて凍ってしまったら身動きとれなくなってしまうわけですから、鳥たちも大変ですなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
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★先日、初音ミクの「千本桜」について書きましたが、その歌の中に出てくる「大団円」の意味について質問のメールが来ました。私も詳しくは知りませんが、昔読んだ江戸川乱歩の長編小説の最終章も「大団円」となっていました。ま、すべてがうまくいって円く収まるというようなことなんてしょう。昔話でいえば「めでたしめでたし」ですな。
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多摩の降雪 [多摩・名古屋 IH]

 志村けんさんが亡くなりましたねえ。
 私は、クレージーキャッツとちがってドリフターズにはあまり思い入れがなく、カトちゃんの「ちょっとだけよ」も志村さんの「東村山」もいったい何がおもしろいのかわからない人間です。が、芸能界の大きな存在であったことはまちがいありません。NHKの朝ドラや山田洋次監督の映画への出演を受けていたことを考えると、まさかこんな形で自分が死ぬなんて考えていなかったのでしょう。できれば、この想いを完遂させてやりたかったと思うと、残念です。
 合掌。
 しかし、最近、自分より歳下の人間が次々と死んでいきますねえ。自身いつまで生きられるのかわかりませんが、素直に、生きているってのは、ありがたいことだなと思って生きていきますか。

 多摩のIHさんから降雪の写真が届いています。東京の東部は地面が見える微妙な積雪でしたが、多摩は一面の白です。雪の写真を撮ろうと思ったら多摩地区に引っ越す必要がありますね(感じとして都区内より1〜2℃寒いのでその気はさらさらありませんが(^^;)。
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モウセンゴケにっこり(^^)/ [植物]

 午後1時半を過ぎたころ雪はやんでしまいました。残念。寒かったのですが、積雪したのかどうか確認のためにカメラを持って隅田川の土手まで出かけてきました。要するに、暇なんですな(^^;。ご覧のように積雪したのかどうか、微妙なところです。
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 ・・・なんて言っていたら、10:30過ぎから突然雪になりました。おおっ、時間帯はよくないですがこれはもしかして積もるかも。むふふふ。[グッド(上向き矢印)]
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 東京は雪予報だったので期待していましたが、雨か霙で積雪はナシ。多摩のIHさんに期待するしかないですね。[バッド(下向き矢印)]

 春になると小昆虫も増える。増えればねばねばにくっつくことも多くなる。
 という結果、ベランダのモウセンゴケにはけっこうな数の小昆虫が、哀れ捕われの身になってしまっています。これといった世話もしませんでしたが無事冬も越せたようで、初夏に向けて花を咲かせてくれることを期待しています。
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春の水栽培展 [植物]

 テレビをつけるとニュース、ワイドショーともにコロナウイルスの問題ばかり。水際作戦の大失敗など他人事のように無法者・安倍ちゃまが威勢のいい空虚な言葉を連ねています。合わせるように口だけ・小池おばさんも登場して一般化してもいない横文字羅列。もちろん、コロナウイルスの問題は火急を要する重大時であり、しっかり対処してもらわなければいけないわけですが、それが総てではないことも確か。国会では、安倍ちゃまお友達検事の違法な定年延長、自殺者の遺書で明らかになってきた文書の違法書き換えなどもきちんと議論してもらいたいものです。都議会は、何やっとるんだ

 一昨日、ジャガイモとタマネギの水栽培の写真をアップしたところメールやコメントいくつかいただきました。メールの一つに「どんなものが水栽培に向いているのですか?」という問い合わせがあったのですが、正直、わかりません。ある程度栄養分を溜め込んでいるものがいいというので、根菜類というかイモ、球根などが適しているのは確かです。適当にやっていても葉が出るところくらいまでは育ちます。まあ、花がさくまでとなるとなかなか難しいところもありますが・・・。
 以下は、過去の写真。水栽培のまま花が咲いたのはダイコンだけです(チューリップ、ヒアシンス除く)。花を咲かせたいのなら、ある程度のところで土植えにしたほうがいいでしょうね。
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↓サツマイモ
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↓サトイモ
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↓ダイコン
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↓タマネギ
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↓ニンジン
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↓チューリップ
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↓ヒアシンス
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北千住のサクラ [植物]

 北千住の一つ手前のバス停のサクラ(染井吉野)が毎年なかなかいい感じなので行ってきました。久々に一眼を持ち出し、レンズは17-70の広角ズームです。ところが、去年の猛暑の影響か、秋の長雨の影響か、はたまたコロナウイルスの影響か[がく~(落胆した顔)]、今年はどうもパッとしません。せっかくカメラを持ち出したので何枚か撮ってはみたのですが、ちょっと残念な結果に終わりました。まあ、こういうこともありますね[もうやだ~(悲しい顔)]
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★トリンドル、いや、緩んどる。アホだぎゃあ。坂田師匠、なんとかしたってチョーせ。(@_@;)
https://www.asahi.com/articles/ASN3W31D8N3WULBJ004.html?iref=comtop_8_06
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水栽培始めました [植物]

 テレビを見ていると、○○はオリンピック・パラリンピック2020を応援しています、というCMがまだ流れています。何か虚しいですなぁ・・・。[たらーっ(汗)]
 また、劇場映画用「ドラえもん」のCMが流れていたので、へえ・・・こんな状態でも上映するんだと思っていたら、最後に「8月7日公開」と出ました。えっ?(^^;

 水栽培始めたと言っても、小池「口だけ」おばさんの東京封鎖発言を受け、慌てて食糧を調達のために育てようというわけではありません。このご時世、自民党おばさん議員の「高齢者は歩かない」発言に従って出歩かないと退屈でストレスが溜まります。んで、金のかからないストレス解消法を考える必要があります。植物と接しているとなぜか心が落ち着くんですよね。[るんるん]
 ジャガイモは芽が出過ぎて、タマネギは一部が腐り始めていていずれも捨てられる運命にあったもの。日々伸びる様子が観察でき、なんとなく楽しくなります。花が咲くところまで育てられますかどうか?
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★昨日のブログで、気が向いたら恵比寿に行ったついでに目黒川のサクラを見てくる、というようなことを書きましたが、行ってみると目黒川ではなくて渋谷川でした[がく~(落胆した顔)]。いやあ、20年近くも恵比寿に通っているのに今まで目黒川だとばかり思っていました。私のボケはどうやら50代から始まっていたようです[もうやだ~(悲しい顔)]

★昨日はちょっとした締め切りがあったため、ばたばたしていてイニシャルの勘違い、リプライコメントでの「様」抜け、勘違い、間違いなど多発してしまいました。が、そうした誤りは老人力の向上とともにキーボードの打ち間違いを含め今後も多発すると予想されます。本文の間違いは気がつけば直しますが、リプライコメントは部分修正ができないので基本的にいちいち訂正はしません。変だなと思った場合は、想像力を働かせてお読みください。m(__)m
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多摩のサクラ満開 [多摩・名古屋 IH]

 天気もよく風もそれほどではないようです。ま、絶好のサクラ日和というところでしょうか[グッド(上向き矢印)]。今日は恵比寿に出かけますが、気が向いたら目黒川でものぞいてみます[るんるん]。気が向かなかったら事務所直行です。

 多摩といえばIHさんからの写真。多摩のサクラ(染井吉野)の開花は、都区内より少し遅いのが普通ですが、はや満開のようです。「さーくら さいたら いちねんせい」という歌がありますが、今年は入学式も遅くなるところが多いようですし、サクラはもう散っちゃっているんでしょうね。
(「多摩といえばIHさん」と書くべきところを「多摩といえばSHさん」と誤記してしまったためコメント等にも混乱を招いていまいました=訂正済み。老人のボケということで大目に見てください)
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★黒川検事長の定年延長 やはり白紙撤回しかない(毎日新聞社説)
https://mainichi.jp/articles/20200324/ddm/005/070/045000c

★森友文書改ざん 佐川氏の喚問が必要だ(中日新聞社説)
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2020032402000109.html
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キンギョソウ発芽 [植物]

 小池おばさんが、東京の封鎖もあり得る、なんて言うので慌てて(←噓(^^;)食料品の買い出しに行ってきました。これで、今日の夕飯はなんとか凌げる(たったそれだけ(@_@;))。築地にしてもオリンピック施設にしても、小池おばさんは「口だけおばさん」なので全く信用していません。オリンピックも延期か中止になりそうなので、さっさと引退してください。だいたい「封鎖」なんて言葉、そう簡単に口にするんじゃねえよ(▼▼メ)と、全共闘世代の高齢者は怒るのであった[むかっ(怒り)]

 3月に蒔けと書いてあったので蒔いたキンギョソウの種が発芽しました。思っていた以上の発芽数なので(^^)/そのうち間引きしないといけませんね。
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サクラ(染井吉野)満開(^^)/ [植物]

 自民党おばさんの「高齢者は歩かない」を守っていると心身ともにストレスが溜まるので、「非国民」を承知で散歩に出かけてきました。昨日(3/22)の東京の最高気温予想は24℃で、ぶらつくには最適。隅田川の土手のサクラ(染井吉野)もいつの間にか満開になっていました。[るんるん]
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アゲハの羽化にびっくり! [昆虫など]

 去年の10月15日のブログに「消えたアゲハ」と題してこんな記事を書きました。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-10-15
 きみまろではありませんが、あれから半年。すっかり忘れていました。ところが、・・・
 昨日(3/21)家族でデニーズに食事に行き、帰って来てパソコンを立ち上げようとしたら、[あせあせ(飛び散る汗)]
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 撮影のあとアゲハは無事リリースできましたので、ご安心を。

★ 昨日、BS日テレで懐かしやアンソニー・マン監督、チャールトン・ヘストンの70mm史劇「エル・シド」を放送していた。私の場合、WOWOW以外の放送でこういう超大作の完全放送は最初っから期待してはいない。いつだったかNHK-BSで放送されたときも序曲と間奏曲の部分はカットされていた。民放の場合、BSであっても本編もある程度はカットされているだろうくらいは想定の範囲である。ところが、かんじんのラスト前の名シーンのカットとなると話は違ってくる。
 亡くなったエル・シドを馬に乗せ固定するシーン、エル・シドが出撃するとき「神と国王とスペインのために」という台詞が、国王による「神とエル・シドとスペインのために」という台詞に替えられるシーンなどすべてカットされいきなり出撃シーンになってしまう。もちろん、「かくしてエル・シドは歴史の門から伝説の中へと駆けて行ったのである」という映画史に残る名台詞(と、私は思っている)も当然のようにカット。このカットを行った連中は、ただ時間内に収めることしか頭になく、映画など好きでもない連中なんだろうなあ。ぷんぷん。
 それと、字幕が出るので会話の内容はわかるのだが、声が異様に小さい。我が家のテレビ視聴はだいたい数字の18-20あたりが適音なのだが28まで上げてもまだ聞き取りにくい。ところが音楽などは普通の音量なので、会話が始まると音量を上げ終わると音量を下げなければならない。日テレはこんな不完全極まる放送をした関係者を即刻移動してほしい。
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「恋はつづくよどこまでも」の聖地 [日記・雑感]

 上白石萌音と佐藤健の「恋はつづくよどこまでも」(フアンは「恋つづ」と略するらしい)が15.3%という近年のドラマでは珍しく15%超えで終了しました。初回が9%台だったので途中から視聴者が増えたということなんでしょう。ドラマが終わるとさっそく「恋つづロス」なんて言葉がネットで飛び交っています。そうした「ロス」たちのために、ドラマの舞台となった「聖地」の写真をいくつかアップしておきましょう。
(Paraviで「恋つづ」のサイドストーリーというか「まだまだ恋つづ」というドラマまで放送されているということですが、こちらは見ていません[たらーっ(汗)]
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(↑TBSホームページより)
 聖地とは、浅草の近くにある「今戸神社」
 第1回で萌音ちゃんが招き猫を買い[るんるん]、最終回で2人がお参りしていた神社です[黒ハート]。ちょっと奥まった所にあり招き猫発祥の神社と言われていますが、縁結びの神社とも言われています。新撰組の沖田総司終焉の地なんて看板もありましたが、真偽のほどはわかりません。
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★おいおい、自民党の方針は、「高齢者は歩かない」じゃなかったのか。責任者出てこーいっ!
https://mainichi.jp/articles/20200320/k00/00m/040/111000c
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多摩のサクラ(陽光)並木 [多摩・名古屋 IH]

 このところ温かい日が続いていますが、今日も20℃超えの予想。(^-^)

 多摩のIHさんからの久々の写真。私もそうなんですが、コロナウイルスのせいでみなさん外出が減っているようです。今回の写真は、毎年の定番とも言えるサクラ(陽光)並木。八分咲きといったところでしょうか。ところで、多摩のサクラの定番と言えば、見事な枝垂れ桜が連想されるのですが、今年はもう終わってしまったんだそうで、残念。
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好きな物を食うべし [日記・雑感]

 天気もいいし気温も高くなりそうなので、午後には例の喫煙喫茶店でコーヒーでも飲み、ちょっとぶらついてみようかと思っています。
 それにしても、安倍、麻生以下とうの佐川を含め、人の死なんてなんとも思っていないのでしょうなぁ。あ、まちがえた。なんとも思っていないのではなく、死んでくれて助かったと思っているんでしょう。
https://www.asahi.com/articles/ASN3M3W5XN3MULFA00S.html?iref=comtop_8_04

 コロナウィルスのせいで、外出が半減しています。引き蘢っていると当然運動不足で食欲もなく、眠りも浅い。ぼんやり過ごす時間も多いのでボケ一直線。いいことは何もありません。こんなときには好きな物でも食べて元気を出すしかないですね。幸い、フォアグラ、キャビア、トリュフに興味はなく、高級ステーキや大トロ、フグ、タラバガニなどには縁のない人間なので、「食い倒れ」の心配は全くありません。(^^)/
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SHさんから気分転換に春の花 [鳥以外も撮る SH]

 さて、今日は恵比寿の事務所に出かける日なんですが、コロナウイルスのことを考えるとあまり気乗りがしませんねえ。基本、水曜には顔を出すことにしていて後は月金なんですが、先月半ばからは水曜だけにしています。もちろん出かければ感染リスクは高くなりますが、政府の当てにならない「1〜2週間」に従って籠っていたのでは生きていけません。自民党のおばさん議員の「高齢者は歩かない」に反するのはまことに心苦しいのですが(←噓です(^^;)、健康と気分転換のために電車の空いている昼に出かけてラッシュ前に帰って来ます。

 SHさんからの花写真。春はもうそこにという気がします。ハクモクレンの写真など見ていると、新宿御苑の入った右手にあるコブシの大木などもう満開かなぁなんて思ったりもします。安倍ちゃまの「桜を見る会」でもないですがサクラの時期は結構な人出になってしまうので、行くなら今かなとも思うのですが新宿周辺の混雑を考えるといま一つ行く気になれません。
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 いつも行く公園は、親子連れや保育園児などでいつもよりにぎやかです。小学生たちも駆け回っていますが、小鳥の鳴き声は例年よりずうっと少なく写真仲間と嘆いています。散歩の途中で出会うと、「何かいた?」「何にもいない」が合言葉になりました。そこで咲きだした花を探してパチリ!
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↓ウグイスカグラ
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↓キブシ
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↓ハクモクレン
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↓ミツマタ
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↓ヤマブキ
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★安倍の犯罪隠しに唯々諾々と文書改竄を命じて恥じることなし。まさに「適材適所」ですわな。
https://www.asahi.com/articles/ASN3L3DVLN3LUTFK005.html?iref=comtop_8_05
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初音ミクも「千本桜」を知らない人はスルーで [映画・文学・音楽]

 もう何年も前に「初音ミク」という名前を聞いたとき、おっあの有名AV女優(最近ではセクシー女優というらしい)がいよいよメジャーデビューか、と思ったものだ。しかし、よく考えてみたらあれは「ミク」ではなく初音みのりさんだった。いやまてよ、だったら女子アナか・・・と思ったらこちらは夏目三久。正体はバーチャルの女子アイドルだった。歌手の幸田はミクではなくクミだ。(@_@;)
 正確にはヤマハが開発したVOCALOIDなる音声合成ソフトを利用して「クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック (DTM) 用のボーカル音源、およびそのキャラクター」(wikiより)ということになるのだが、まあパソコンで作られた青緑色の髪の長い女の子でいいとしておこう。情弱のおっさんなので、詳しいことはわからないのだよ(^^;。
 「千本桜」というから歌舞伎の「義経千本桜」のことかと思ったら、「千本桜 feat.初音ミク」。もう10年近く前に黒うさPさん(どんな人なのか全く知らない)が作詞・作曲・編曲したものらしい。
 私の頭の中ではこの2つが合体して初音ミク=千本桜という図式になっている。
 この合体構図をネットで調べてみたら、いやああるある。プロだけでなく素人がストリートピアノで弾いたものなど含めると優に三桁以上アップされていると思う。知らなかったのは、もしかして私だけ。(^^;
 その中から目についたものをいくつか拾ってみた。公式?のもの以外では「和楽器バンド」と「AYASA」がお気に入り。きちんと演奏されているのはもちろんだが、そこに自身の思い入れが投影されているところがいいねえ。やはりこのての曲は、カバーなんだから本人がその曲を好きじゃないとダメなんだナ。小林幸子は歌はうまいのだが、流行ものにのった感があって、私はあまり好きにはなれなかった。
 えっと、それが何なんだ?ということなんですが、要するに今日のブログは私の個人的な忘備録、単なるメモ。ということで、わざわざ来ていただいた方には申し訳ないが、今回、関心のない人はスルーしてくだされ。m(__)m
↓初音ミク
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https://www.youtube.com/watch?v=o6Fg6nGdhBA
https://www.youtube.com/watch?v=9-B8LnBNwO8
↓「千本桜」MV
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https://www.youtube.com/watch?v=shs0rAiwsGQ
↓和楽器バンド
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https://www.youtube.com/watch?v=K_xTet06SUo
https://www.youtube.com/watch?v=5wobkUAmBlE
https://www.youtube.com/watch?v=DSKK5CFZ4kM
★和楽器バンドとは
https://www.youtube.com/watch?v=MNGi1jpCC_I
↓AYASA
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https://www.youtube.com/watch?v=p9VyLZN9NQ8
https://www.youtube.com/watch?v=_ioAp_BpBG4
https://www.youtube.com/watch?v=bbeYLmHESZg
↓小林幸子
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https://www.youtube.com/watch?v=HT8IketpQxQ
↓おまけ
https://www.youtube.com/watch?v=npRzWILbKmQ
https://www.youtube.com/watch?v=4RFfSOkDCc4
https://www.youtube.com/watch?v=2vm97zxZWKU
https://www.youtube.com/watch?v=qbppkq12veA&app=desktop
https://www.youtube.com/watch?v=5JIEMIzl1N4
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春の野草散策 [植物]

 暑かったり寒かったりの変な陽気が続いていますが、やはり春になると散歩の途中にいろいろな花が見られるようになります。一眼で撮ったもの、コンデジで撮ったもの、スマホで撮ったものなど様々ですが、とりあえずアップしておきます。積雪は諦めたので、このまま温かくなっていってくれませんかねえ・・・。
↓オオイヌノフグリ
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↓カラスノエンドウ
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↓タンポポ
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↓ナズナ
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↓ハルノノゲシ
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↓ヒメオドリコソウ
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↓ホトケノザ(サンガイグサ)
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↓ホトケノザ群生
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これはひどい!「多十郎殉愛記」 [映画・文学・音楽]

 突然4月並の気温になったり、その翌日には10℃も下がったり、晴れた翌日は雨でその翌日はまだ晴れる、・・・昨日(3/14)東京の最高気温は10℃に達せず氷雨から霙、雪、雨と変化してやみました。あいかわらず不安定な日々が続いています。
 加えて、後手後手の安倍ちゃんによるコロナウイルス水際作戦の大失敗とその後の思いつき適当発言の連続。「ここ1〜2週間が山場」だと言い続けているため「山場」がどんどん長期化しています。最初に発表された「1〜2週間が山場」の2週間目に野党議員が見通しを訊いたら「今が山場」。ようするに政府は実態を何もつかんでおらずその場限りの発言に終始していることがわかりました。なにしろ、「専門家に聞かずに決めた」んだそうですから。
 こんな状態なので年寄りとしてはあまり出歩きたくないわけで(自民党の松川るい議員に「高齢者は歩かない!」なんてまた言われそうですな(^^;)、つい家に閉じこもって映画とかドラマを見ることになります。それが傑作とは言わないまでも、そこそこ満足できる作品ならいいのですが・・・。

「多十郎殉愛記」★

 監督は中島貞夫。私が見たのはヤクザ物が多く「893愚連隊」「鉄砲玉の美学」「脱獄広島殺人囚」「日本の首領」「総長の首」など。「真田幸村の謀略」「序の舞」など映画の出来としては落第だが、「真田」は中村錦之介(萬屋錦之介とは書きたくない)が出ていたので、「序」は名取裕子の裸が見られたので許す。名作、傑作は皆無だが、金を払って見て、腹が立つような映画がなかったのも事実。いずれも暇潰しにはなった。その中島監督久しぶりの映画だという。ちょっと嫌な予感もしたが、まあ暇潰しにはなるだろうと思って見てみた。
 主演の長州藩脱藩・清川多十郎に高良健吾、ヒロインに多部未華子。そのほかに山本千尋、永瀬正敏、寺島進ら。私的には栗塚旭がちょい役で見られたのが懐かしい(テレビの「燃えよ剣」や「俺は用心棒」などよかったなぁ)。

 嫌な予感は「見事に」的中した。
 時は幕末。脱藩して世を拗ねている多十郎を捕らえようとする京都見回り組とのチャンバラが後半のメインになるのだが、話があまりにベタでヘタレ。高杉晋作、坂本龍馬あたりの大物ならともかく、たかだか脱藩浪人の多十郎になぜあれほど大掛かりな布陣を敷くのかもよくわからない。私のような歴史音痴にはよくわからないのだが、幕末の京都というとなんとなく新撰組をイメージしてしまう。その新撰組にほとんど触れていないのだが、当時の京都は見回り組がすべてを取り仕切っていたののだろうか。ま、別に歴史の勉強をするために映画を見るわけでもないので、どうでもいいことなのだが、ちょっと気にはなった。

 問題は、最大の売りであるラストの大チャンバラ。
 サイレントのバンツマ(阪東妻三郎=田村正和の父)「雄呂血」を意識したのだろうが、中島監督爺さん、いったい何をしたかったのだろう。ただただ延々とチャンバラを見せられるのは退屈を通り越して、ほとんど苦痛だ。チャンバラの間に多十郎が一時逃げ込む小屋の父娘の行動も意味不明。剣の達人だったはずなのに多勢に無勢ならまだしも、最後はタイマンでいともあっさり・・・( >_< )。正直、ええーっこんなんでいいのと思いましたね。中島監督、ボケたか。90歳近くてもそれなりの作品を作り続けているクリント・イーストウッドとはえらい違いだ。

 多部未華子や山本千尋、寺島進などなかなかいい味を出してはいるのだが、これでは報われない。クレジットを見ていたら製作によしもとクリエイティブ・エージェンシーなんて出てきたが、マジ?(補足しておくと、かつての吉本興業は現在では吉本興業ホールディングス。よしもとクリエイティブ・エージェンシーは社名を吉本興業と変えている。あー、ややこしい(^^;)この時点で、見るだけ時間の無駄、と判断すべきだった。
 予告編に「中島貞夫監督、20年ぶりの映画」なんて出るが、こちとらおもしろい映画を見たいだけのことで、何年ぶりだろうが、そんなの関係ネぇー。また、「日本映画史に残る本格時代劇誕生」とも出るが、あまりにも不出来なクソ時代劇として日本映画史に残るのかもしれない。周囲に誰か助言できる人間はいなかったのか。トップがボケで周囲が忖度では、今の安倍政権と同じでろくなものになりゃあしねえ。
 ポスターを見ると「行き場を失った男と女の悲恋の果て」なんてあるが男女の掘り下げが浅いのでどうでもいいやと思ってしまう。「ラスト30分の壮絶な死闘に泣け!」ともあるが、腐れボケッ、泣けるか、こんなゴミ駄作で。

 たかだか1時間半の映画なのに退屈してストレスが溜まる溜まる。
 たとえ暇で時間がありあまっている人であったとしても、この映画だけは見ないことを強くお勧めする。昼寝でもしていたほうが精神的にもはるかに体にいいはずである。無☆でもいいのだが、多部ちゃん以下の努力を買って★一つだけ進呈。これでも大甘採点であるぞよ。ぷんぷん。[ちっ(怒った顔)]

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=89G72zWwq3E
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☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)
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今日も適当更新 [日記・雑感]

 雨が霙になりとうとう雪になってきました。このまま降り続けばもしかして今期、当地での初積雪になるのかもしれません。・・・なぁんて思っていたら20:00現在雨に変わってしまいました。[バッド(下向き矢印)]

 ようやく春になったのかなと思っていたら、今日の東京は雨でしかも寒い。再びファンヒーターの出番がやって来たようですな。(^^;

 自民党おばさん議員のお言葉に従って、出歩くのを控えているので、当然のように写真も増えてきません。話題も増えてきません。というわけで、今日も適当更新です。そろそろ春かなぁ・・・なんて思っていると突然寒くなるので油断は禁物ですぞ。
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ひと休憩 [日記・雑感]

 せっかく天気がいいので、自民党のおばさんに「高齢者は歩かない」と言われていますが、人歩きして来ました。夏冬はどうしても出歩くことが少なくなりますが、コロナウイルスのせいでとくに人ごみの中に出かけるのは中止しています。整骨院も中止。恵比寿の事務所も週1回だけ。誰かの水際作戦大失敗の影響が年寄りの狭い世界にも出ています[バッド(下向き矢印)]

 飛び入りの校正があったりして、確定申告は期限が1か月伸びたのをいいことに今週中での提出は断念。ブログの更新もこれといった記事は書かずにただ更新しただけ。怠け癖の増大も老人力の強化に役立っています[たらーっ(汗)]
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震災・原発事故の風化 [日記・雑感]

 テレビを見ていても「3.11」の風化は明らかです。今年は、コロナウイルスの感染を避けるためという理由で追悼式も中止されたのですが、いい機会だと来年以降、国としてはもうやらなくなってしまうのではないのでしょうか。テレビも防波堤や原発の問題ではなく、みなさんがんばっています、という論調に傾いてきています。ボケ老人としては、忘れないためにもこの忘備録ブログに当時のメモを貼っておきたいと思います。
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★東京の大地震での問題点
2011.03.12
 今回の大地震、みなさまは大丈夫でしたでしょうか?
 実際に震度5という地震が起き、東京という大都市には様々な問題点があることが実感されました。あまりに問題点が大過ぎるので、とりあえず「情報」の問題だけに絞って書きましょう。
・携帯がつながらない ともかく携帯がつながりません。普段でもつながらないことに「定評」があるソフトバンクはもちろん、docomoやauもつながりません。そのため情報を得られないし送れないという事態になります。公衆電話など有線の電話はそれでもまだつながる確率が高く、私も3度やり直して自宅と連絡をとることができました。が、ほとんどの人が携帯を持っているし、通行の邪魔だということなのでしょう、公衆電話の数が極端に少なくなっているため、どこも長蛇の列です。災害時への対応など全く考えていなかったのでしょう。
・情報が入ってこない 出かけている人間がまず知りたいのは家族の安否であることは間違いないのですが、次に知りたいのは交通の情報です。動いているのか止まっているのか、止まっているのならいつ復旧するのか、それによってこちらの動きが違ってきます。で、まあ普通の人は、とりあえず駅に向かって歩くことになります。ところが、携帯が意味をなさないので、歩いている間、情報が全く入ってこないのです。こんなとき、よく田舎の村で放送があったりする街角スピーカーで情報を流してくれるととても便利なのに、とつい思ってしまいます。こうした情報伝達の点では都会は田舎より劣っています。またしても誰が立候補するのか見定めてから立候補宣言した、インチキ後出しじゃんけんが唯一の得意技である現都知事が無駄に浪費したオリンピック誘致費用を使えば、各所にスピーカーなり電光掲示板なりを設置できたはずなんですが。
・何も考えていない誘導マニュアル 日本一乗降客が多いと言われているJR新宿駅は文字通りごった返していました。ところが、スピーカーを持って出てきた駅員は、いつ復旧するのかを全く明らかにしないまま(「現在のところ復旧のめどはたっていません」でもいいのだ)「建物の中は危険です。無理に帰宅しようとしないでください。広域避難場所は新宿御苑になっています」を繰り返すばかり。多分、マニュアル通りにしゃべっているのでしょうが、これから夜になるというのに駅舎から追い出し、御苑に誘導するというのはどう考えても変でしょう。むしろ、普段から緊急事態に備えてシュラフや食料を確保しておき、駅舎を全面的に開放するというのが公共機関の努めだと思うのですが。
・連携アナウンスがない JRの駅員にきいてもJRのことしか言わないし、私鉄の駅員にきいても自社のことしか言わない。こちらは、どうやったら帰れるのかを手探りしているわけですから、連携して他社の情報も流してほしいのですが、それもありません。電車が全面的にストップしていても、バスは動いています。だったら、即座に深夜までバスを運行して便を図ると決定し、あらゆる手段でそのことをアナウンスすべきだと思うのですが、現都知事にはそん気はさらさらないようです。後刻仕方なく?バスの深夜運行を決めたようですが、混むと困るとでも考えたのか積極的なアナウンスは結局なし。私がそれを知ったのは延々と歩いて11時過ぎに家に帰り、テレビを見てのことでした。家に帰ってテレビを見て知ったところで、何の役にも立たんぞ、と思わずテレビに向かって怒りをぶつけました。
・結果的に一部私鉄と地下鉄の一部区間が間引きで動いただけで、JR東の管轄下のある都内の路線は全面的にストップしたままでした。何がなんでも山手線だけは確保して動かすという判断はなかったのでしょうか。山手線だけでも動いていれば私も延々と歩くことなく日暮里まで移動でき、そこから歩けばよかったわけです。JR東海が22:00過ぎには東海道新幹線を復旧させていたのとはえらい違いです。情報の問題と併せてJR東には無能な者しかいないのかと、再び怒り爆発。(▼▼メ)
・地震予知連絡会の無能ぶり 最後に・・・・・ 日本には「地震予知連絡会」(略して「予知連」などともいいます)という組織があります。東京大学地震研究所を中心に、北海道大学、東北大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、九州大学など全国の有力大学の連携組織では。当然のように、何億という税金が投入されていると思われます。wikiによると東京大学地震研究所の2005年度予算は45億円なのだそうです。ところが、ある意味日本の英知が集まっているはずのこのメンバーの中で、今回のような大地震が起こると予想した者はの誰1人としていませんでした。テレビに出てきた地震研の准教授は「想定外」を繰り返し、得々と原因の後付けを語るのみ。要するに、「地震予知」なんてのは全くの絵に描いた餅であることが、はからずも今回はっきりしてしまいました。大先生たちは、いったい何を研究しているのでしょう? 有益な情報が全く発信されないこれらの組織は無用とまではあえて言いませんが、私には、「地震予知」とは予算を獲得するためだけの方便にしかどうしても思えないのです。

★「計画停電」という名の脅し
2011.03.13
「14日から3時間ずつ輪番停電、東電が実施発表」という記事が読売新聞に載っている。
「国の機能を守るため、官庁などの首都機能が集中する東京都23区については、荒川区を除き停電の対象地域から外れた」だって。荒川区は「第4グループ」で、13:50-17:30まで停電になるそうだ。この時間でまだばたばたやっていて、明日の朝からということで果して徹底できるのか。稚拙というか、あまりに早急すぎる気がする。「輪番停電」などの前に東京タワーなどのライトアップの消灯・ショップチャンネルと化している民放のBSデジタル(地震情報が必要ならNHKの3つあるBSのうちの1つにすればよい)の停止波。極端なことを言ってしまえば、地上波は情報伝達用としてNHK1波だけ残して全局深夜は停波してしまっていい。深夜営業の自粛など、あの「オイルショック」の時代を思い起こせば、やれることはいっぱいあるだろうが。どう考えても東電が突然のように言い出した計画停電なるものは、ホラホラみなさん原発がないとこんなに困るんですよという、原発反対の声がわき上がってくることに対する脅しでしょうが。そのあたりの検証、追求をなしにあたふたしている民主党政権。全く・・・無能政治家もここに極まれりというか、管はあカンですなぁ。

★どたばたの「無計画停電」脅し
2011.03.14
 グループ分けがまたまた変わり、23区で唯一エントリーされていた荒川区は第4から第5に移動。理由は定かではありませんが、地区名を見ると荒川区に隣接した区の一部も含まれるということなのでしょうか。グループ分けが一夜で変わってしまうあたりにも脅しを打ち上げてはみたものの細部を詰めずに発表した東電のどたばたぶりが見てとれます。結局、第1グループの停電(午前10時までの分)は実施されなかったようです。鉄道関係は関係ないなんて昨夜の段階ではアナウンスされていましたが、関係は大有り。運休が相次ぎめちゃくちゃになっています。何度も言うようですが、夜に発表して翌日朝から実施という計画にそもそも無理があり、さらに東電の内部がぐじゃぐじゃでわけがわからないことになっています。「計画停電」ならぬ「脅して遺伝」「無計画停電」「いきあたりばったり停電」といったところです。さらに、無能政府が東電のダッチロールをコントロールできないのでもうめちゃくちゃですな。
 以下の都内のリストを貼っておきますが、朝の発表なので二転三転する可能性は大いにあります。責任はもちません。
★第1グループ(14日午前10時までと午後4時50分~午後8時30分に停電する可能性がある市町村)武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、小平市、小金井市、東村山市、清瀬市、杉並区、東大和市、練馬区
★第2グループ(14日午前9時20分~午後1時、午後6時20分~午後10時に停電する可能性のある市町村)あきる野市、稲城市、国分寺市、国立市、狛江市、三鷹市、小金井市、小平市、昭島市、西東京市、多摩市、町田市、調布市、東久留米市、日野市、八王子市、府中市、武蔵野市
★第3グループ(14日午後0時20分~午後4時に停電する可能性のある市町村)都内なし
★第4グループ(14日午後1時50分~午後5時30分に停電する可能性のある市町村)稲城市、国分寺市、国立市、狛江市、昭島市、世田谷区、足立区、大田区、町田市、日野市、八王子市、品川区、武蔵村山市、目黒区、立川市
★第5グループ(14日午後3時20分~午後7時に停電する可能性のある市町村)葛飾区、荒川区、足立区、台東区、町田市

★東電は混乱の原因を間違えていないか?
2011.03.14
 東電のネコの目計画にふりまわされた1日でした。まるで「オオカミ少年」です。ノートパソコンのほうはともかく、デスクトップパソコンのほうはいきなりシャットダウンされるとHDDがクラッシュする恐れがあるので怖くて使えません。今日もまた、ぐだぐたの「計画」停電でいくんでしょうねー。「迷惑」と「混乱」の原因は、停電そのものよりも、いつどこでどれくらいの規模で停電が実施されるのかということが(発表がころころ変わるため)わからないためだということが、東電はわかっていないんでしょうなぁ。あるいは、わざとやっているのか。こういうときこそ企業の真価が問われるわけですが、自己保身のみ考えているは東電は完全に落第ですな。さらにわかっていないのは、いつも「後だしじゃんけん」のインチキ都知事と無能政府。困ったことです。
 さらに、どうやら東電には原発事故に対するきちんとした危機管理マニュアルがないらしいこともわかってきました。原発は安全だという大前提があるので対外的にも対内的にも、事故を想定した危機管理マニュアルを作ることが禁止されていたのではと、邪推してしまいます。
 子どものころ「チリ津波」というものがあり、多くの人が亡くなりました。にもかかわらず、そのときの教訓がほとんど生かされていないことが今回の津波でわかりました。原発には大量の水が必要だからとわざわざ海岸段丘を削り、海面に近い場所に原発を作ったらどうなるのか、今回の大災害には人災の側面がかなりの比重であるのではと思います。今回の災害が教訓として未来に生かされていくのか、それとも数年で風花してしまうのか。残念ながら後者のような気がしてなりません。

★班目さんさっさと辞めてください
2012.03.23
 安全の検証などそっちのけで原発を推進してきたおっさんが震災後1年経っても委員長ということがすでにアンビリバブルです。そもそも原子力安全委員会の班目春樹委員長といえば、浜岡原発裁判で「そんなこと(厳密な安全性)を言っていたのでは原発はできないじゃないか」とのたまったお人です。
 日テレドキュメントでも安全委員会のマニュアルに「全電源喪失は想定する必用はない」と書かれていることを指摘されて「(そう書かれていることを)知らなかった」とのたまったお人です。単に御用学者といったのでは、御用学者に失礼でしよう。「水素爆発はない」なんて断言した人ですよ。学者でも何でもない単なる無知・無責任なお人です。にもかかわらず今まで委員長を辞めようともしなかったのは、常識ハズレというか、図々しいというか、鉄面皮というか、単なるアホなのか、要するに常識では計り知れないお人のようです。
 普通なら原子力安全委員会が全くダメダメだったわけですから、速攻で委員長以下総とっかえして事に当たるというのが常識だと思うのですが、年度末(3月末)になったら考えるなんて細野は答弁しています。無責任なアホとしか言いようがありません。
 ついでに書いておきましょう。
 被災地は復興に向けていっしょうけんめいなんでしょうが、テレビや新聞の「感動物語」にはもううんざりです。必要なのは復興の現状と今後のスケージュールに関する具体的な情報です。
 それと、もう1つ、大震災による被害と原発事故による被害とはきっちり分けてやってほしいですね。瓦礫の処分など予定通りに進んでいないのは放射能の恐れがあるからです。税金にしても復興財源のため云々と言われていますが、震災の復興に使われるのならともかく、原発は安全なクリーンエネルギーなんて大嘘をついて儲けてきた東電の事故処理なんぞに使ってもらいたくないですな。
 電力は必要だから困ったら値上げすればいい。値上げは「権利」である。なぜそんな傲慢なことが言えるのかといえば、独占企業だからです。普通の会社ならとっくに潰れていますから、やはり東電は潰すしかないでしょう。とりあえず国の管理下におき、発送分離も含めて集中的に議論すべきでしょう。もちろん、今後のエネルギー政策についても脱原発でいくのか、あいからわず原発に頼っていくのか、はっきりさせてもらいたい。
 ちなみに、そもそも廃棄物の処理さえ決まっていないのにそれを未来に先送りして原発を稼働するというエネルギー政策は、私には正気の沙汰とは思えません。東電が脱原発を宣言し、自然エネルギーなどの利用について研究していくということなら、多少の料金値上げでも、「まあ仕方ないか」と、払いますよ。

★ついでというわけでもないが、原発問題をとりあげた映画として「人魚伝説」を再度とりあげておこう。
「人魚伝説」☆☆☆★
 映画を政治的な問題で評価すべきではないと思っているのであまりストーリーにはふれないで書こうとしたため前回の感想はとても中途半端なものになってしまったわけだ。ただ、やはり2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災を経験し、あれほどの原発被害が出て未だに帰れない人が多数いる。にもかかわらず、そんなことはなかったかのように全国の原発再起動が認可され続けている現状を見ると、「映画は映画で評価」するべきものとは思うもののこちらも生身の人間。私のようなぼんやりしている人間でも、やはり、考えるところはある。
 最近の原発再稼動の流れを考えると前回の感想をそのまま放置しておくわけにはいかなくなったわけだ。
 1984年というから、もう35年も前の映画である。
 当時、白都真理のヌード目当てに見に行った(^^;映画だが、今見ると映画としてのその今日的視点の的確さ鋭さに驚かされる。詳しいストーリーは書かないが、ほんの一部の人間を除いて原発反対の声など社会的にはあまり聞かれなかった時代である。
 それどころか「(福島の)原発事故で死んだ人いましたか」発言の勝間和代を筆頭に、草野仁、北村晴男、玉木宏、高橋英樹、伊藤四郎、森高千里、榊原いくえ、岡江久美子、大槻義彦、薬丸裕英、茂木健一郎、養老孟司、弘兼憲史、荻野アンナ、故人では星野仙一、渡瀬恒彦、児玉清・・・、無責任に原発を持ち上げた有名人はそれこそ星の数ほどいる。
 それらの「有名人」が連日のように「原発は安全」だとくり返し原発推進を笑顔で訴えていたわけだ。ただ、そのことを自己批判したのは佐野史郎くらいのものだろう。つまり、ほとんどの人間は原発CMの黒歴史など知らんぷりをしてバラエティ番組で大笑いなどしているのが現在の日本である。
 さらに、原発規制委員会という名の推進委員会が次々と原発の再起動と延長を許可している。笑っている場合ではないのだ。先の北海道の大停電も、何が何でも原発は動かすんだという北電の政策が引き起こしたものだと私は思っている。
 そんなことを考えながらこの映画を見ると、ラストは本当に鬼気迫るものがある。復讐だからといってあんなに人を殺すのには違和感がある、たかだか女1人にあれほどの殺戮ができるはずがはない、突然嵐になり大波が起こるのは都合がよすぎるなどという的外れな批評があるのは承知。
 この映画のタイトルが「伝説」であることを留意しての批評とはとても思えない。
 以前の感想のタイトルは「ファンタジーだった『人魚伝説』」
 ファンタジーというと何となく軽い感じがしてしまう気がするので、フォークナーの作品名に習ってこの映画は「寓話」なのだととりあえずいっておこう。彼女が「今晩大嵐を」と祈ったから嵐になったのだ。スプラッタ大嫌いの私がこのラストを真顔で最後まで見たのだからその出来映えを想像してほしい。
 白都真理は、本当によくやったと思う。
 全裸での濡れ場シーンもまさしく「必然性」があり、吹き替えなしの水中シーンにしろ、ラストの体力の限界まで遣り尽くしたがんばりといい、見ているこちらも息が苦しくなったほどだ。血まみれのあの顔はまさに「伝説」の鬼。鬼となった彼女の怒りは海の怒りであり、自然そのものの怒りであることが納得できる。十分★1つプラス、いや★2つに価する。
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3.11は今年も [日記・雑感]

 コロナウイルスの関係で、今年は3.11の式典は中止だそうです。まあ、人が集まるのは出来るだけ避けたいところなので仕方ない部分もあります。が、やはり3.11に福島原発の大事故映像が何度も流されるのは安倍原発推進内閣としてはあまりおもしろくないという意図もあるのでは。先日、一部避難解除が発表されたのも、もう問題はありませんよ過去のことですよというアピールの一環でしょう。亡くなられた人たちのご冥福をお祈りします。合掌。
 地震が起こったとき、私は東京に出てきたIUさん(当時裾野市、現岡崎在住)と新宿御苑にいました。すべての交通機関が止まってしまったため、そのあと荒川区の自宅まで延々歩いて帰ったわけですが、その顛末は過去記事で。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2011-03-12
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2011-03-12-1
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アブラナ(菜の花)満開 [植物]

 土日と近くに買い物に出ただけで歩数も千数百歩。天気が悪いのとコロナウイルスに加えて、自民党のおばさん議員松川るい様が、「高齢者は歩かない」なんて言うので権力に忠実な私としてはその教えをまもったわけですな。とはいえ、昨日(3/9)は天気もいいし温かかったのでちょい出歩いちゃいました。
 アブラナ(菜の花)が満開だったので、もう春なんだなぁと思いながら、スマホでパチリ。高齢者でもやはり出歩くと、青空や花を見て、自分も生きているんだなぁと実感できるのですよ。松川るい様、お許しくだされ。m(__)m
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SHさんから早くも昆虫写真 [鳥以外も撮る SH]

 今日3/9は天気も回復するという予報なんですが、ホントでしょうかね? 晴れの予想だったはずですが、朝からどんよりしていて雨の可能性もあるような曇り空です。
 ま、自民党国会議員のおばさんも「年寄りは歩かない」と言っているようですので、あまり出歩かないようにします。[もうやだ~(悲しい顔)]

 あいかわらず精力的に写真を撮りまくっているSHさんから、早くも昆虫写真が届きました。この写真の中で今冬私が見た昆虫は、ホソヒラタアブとモンシロチョウくらいのものですね。あ、それと季節外れに羽化して亡くなったアゲハチョウですか。健康のためにももう少し出歩いたほうがいいとは思っているのですが、このところまた寒くなってきたので、ヘタレの私としては・・・・・。
↓アカホソアリモドキ
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↓カシアシナガゾウムシ
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↓テングチョウ
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↓ニホンミツバチ
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↓ホソヒラタアブ
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↓ミズアブ
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↓モンシロチョウ
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↓ルリタテハ
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彼岸桜ヒガンザクラ満開 [植物]

 うちの奥様が、文科省の副大臣が「教諭」を「きょうゆ」と読めなくて「きょうろん」と読んでいたというので、4月1日でもないし、いくらなんでもそんな馬鹿なと思って動画を見たら、ホンマヤ[がく~(落胆した顔)]
https://twitter.com/hamemen/status/1236425954227924992
 安倍の「云々でんでん」、麻生の「背後せご」などで慣れっこになっていましたが、さすがに文科省の担当者がこれでは日本の教育も危機的状況です。ちなみに、この亀岡偉民という人物、以前主催したゴルフコンペに山口組系の組員も参加していたという怖ーい人らしいです[たらーっ(汗)]

 先週の金曜日、隅田川の土手のヒガンザクラが満開でした。
 学校がお休みになっているのでシートを敷いてお花見気分を味わっている家族も。すべて、唐突に(本人発言によると)専門家との相談もなく全国一律休校を「要請」した安倍独裁者様のおかげです。ありがたや、ありがたや。なんまだぶ、なんまだぶ・・・。チーン
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「幼年期の終り」とクラーク作品雑感 [映画・文学・音楽]

 昨夜発表された日本アカデミー賞の結果です。
 作品賞は「新聞記者。主演男優賞の松坂桃李、主演女優賞のシム・ウンギョンとあわせて主要3部門。この映画についてはすでに書いたように悪くはないが核心への迫り方がちょっと緩いというのが私の感想です。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-12-16
 まあ、ほかに(邦画全作見ているわけではありませんが)これといった作品もないので妥当なところでしょうか。驚いたのは「翔んで埼玉」。出だしは快調なんですがだんだんつまらなくなり最後はクソ映画で終わりました。このゴミのような映画が監督賞と脚本賞とは、びっくりポンのポン。映画に対する私の評価基準が飛んで、いや翔んでっちゃいました。
( >_< )( >_< )( >_< )
【追記】ツイッターを見ると、「新聞記者」ではなく「捏造記者」だとか、「赤デミー賞」だとかネトウヨたちが悔し紛れにツイートしていますが、彼らはこの映画を見ているんでしょうか。見てもいないものを噂のみで評価できるとは、サスガです。映画は映画で評価すべきであり、政治で評価するものではないのですが、もちろんネトウヨはこのブログの雑文など読んでいないでしょう。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-11-11
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 NHKのEテレに「100分de名著」という番組がある。
 もともとは「一週間de資本論」として始まったもので、TBSの「Nスタ」などで見かけることがある堀尾さんがMCだったような記憶がある(最近、ボケが進んでいるので断言はしない(^^;)。「100分de名著」というタイトルになってからは25分×4回の放送でMCは伊集院光。ドストエフスキー「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」、陳寿「三国志」、「ファーブル昆虫記」、「小松左京スペシャル」などいくつか見たが全話見たものはない。
 その「100分de名著」がこの3月は「アーサー・C・クラークスペシャル」ということで、「太陽系最後の日」「幼年期の終わり」「都市と星」「楽園の泉」をとりあげている。映画としても有名な「2001年宇宙の旅」が章立てされていないのは、別に取り上げたことがあったのか、「幼年期」との関連でとりあげられるのか、クラーク作品全体のテーマとも重なるのでしめくくりとしてとりあげるのか、そのあたりはこの雑文を書いている2020.03.05にはまだまだわからない。
 クラークの作品については以前思いつくままだらだらとを書いたことがあるが、今回、「幼年期の終り」を読み直してみたので補筆しながら再度取り上げ思いつくままとりとめもなく書いててみることにした。SFやクラークに関心のない人は、スルーしてもらいたい。m(__)m
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 「幼年期の終り」をメインに、SF作家アーサー・C・クラークの作品について思いつくまま書いてみたい。評論でも批評でもない単なる印象感想なので、クラークについて深く知りたいと思う人はパスしたほうが時間の無駄遣いにならないと思う。
 どうでもいいことだが、私が所有している「Childhood's end」のタイトルは「幼年期の終り」。ハヤカワ書房・福島正実訳で、創元SF文庫の沼沢洽治訳では「地球幼年期の終わり」、最近出た光文社の古典新訳文庫・池田真紀子訳では「幼年期の終わり」となっている。この作品はアメリカではテレビのミニドラマ・シリーズにもなっているが特撮もダメダメの出来の悪いドラマなので、ここでは触れないこととする。
https://meisoud.blog.ss-blog.jp/2016-09-17

 クラークの名作(と言われている)「幼年期の終り」は、もう3、4回は読んでいることになるはずで、確かに想像力を刺激する作品であることは間違いなく、私も傑作だとは思うのだが、クラークの欠点もまた見えてしまう作品である。手放しに絶賛していいのか、という気持ちはある。とまれ、私にとってこの作品はいろいろな意味で思い出があるので、まずその話から。
 今から半世紀近くも昔のことなのだが、SFという言葉はまだほとんど認知されていなかった。ハヤカワSFシリーズ(当初はHF=ハヤカワファンタジーと称していた)が細々と出ているだけで、創元推理文庫のSFセクション(創元SF文庫なるものはまだなかった)の第1弾フレドリック・ブラウンの「未来世界から来た男」がようやく出たころのことである。

 「彼らのための三章」という私の駄作を読んだ奇特な人には繰り返しになるが、SFマガジンという雑誌の存在に気がついたのは、ちょうどそんなころのことだった。シャレた表紙が印象的で、へえ、こんな雑誌があったんだ、と買ってしまったのだ。
 SFマガジンの43号である。
 SF=Science Fictinなんて言葉は知らなかったが、いわゆる空想科学小説なるものはウエルズやハインラインなどの子ども向けに訳されたものを読んでいて好きだったし、「大人向けの空想科学小説」という物珍しさもあって隅から隅まで読んだ。その雑誌の中に「人気カウンター」というものがあった。つまり、その号の雑誌に載っている全小説に順位をつけて応募すると抽選で5人だったかにハヤカワSFシリーズの最新刊が当たるというものである。詳細は覚えていないが、アシモフの「夜来たる」という中編を1位にしたことだけは覚えている。すると、その最初の投票はがきが見事当選したのだ。
 で、送られて来たのがクラークの「幼年期の終り」だったというわけ。
 初めて読む大人向けの長編SFで、これがぞくぞくするほどおもしろかった。
 私にとっては、このクラークの「幼年期の終り」とシマックの「都市」、ブラッドベリの「火星年代記」という3冊が当時のSF3大名作となった。

 その後、とくにクラークのフアンというわけでもないのだが、気がつけば長編では「火星の砂」「銀河帝国の崩壊」「都市と星」「地球光」「渇きの海」「楽園の泉」「遥かなる地球の歌(ただし私が読んだのはSFマガジンに載った中編)」「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」「宇宙のランデヴー」など読んでいる。
 長編以外では、クラークの実質的処女作でありSFマガジンの創刊号をかざった短編「太陽系最後の日」や「2001年宇宙の旅」の元になったと言われている「前哨」なども読んだ。SFマガジンに不定期に載った「白鹿亭綺譚」なんて連作短編も読んだがこれはあまりおもしろくはなかった。この手のもの、要するにストーリーテラーとしてはアシモフのほうが断然うまい。
 あと、あまり話題にはならないが記憶に残っている短編に「時を掃く」という作品がある。宇宙船のコンピュータが故障し軌道計算ができなくなる。ところが偶然、算盤ができる男がおり、乗組員たちはその男に算盤を習って軌道計算をしていくという話である。コンピュータと算盤の取り合わせというのが何とも奇妙におもしろかった隠れた傑作だと思う。
 科学エッセーでSFマガジンに連載され後にまとめられた「未来のプロフィル」、映画「2001年宇宙の旅」とのかかわりを書いた「失われた宇宙の旅2001(前出の『前哨』も参考資料として再録されている)」なんてのも読んだ。「未来のプロフィル」には現在の衛星放送の原型とも思える記述があり、半世紀も前の人間の想像力を検証する意味でもおもしろい読み物だと思う。フアンではないとは言うものの、これはけっこうな数ではある。よくこんなに読んだものだと自分でも感心する。

 暇なのか、馬鹿なのか(^^;。

 ついでに書いておくと、1970年に名古屋で開かれた「国際SFシンポジウム・空想的交通論」でクラークのご尊顔を直接見てもいる。この会議にはクラークをはじめ、フレデリック・ポール、ブライアン・オールディス、ジュディス・メリルといった海外の著名SF作家のほか日本からも星新一、小松左京、石原藤夫、真鍋博にそうそうたる面々が出席していてそれだけでも出席した価値があった。全体において日本、とくに星新一の発言は「いっぱい人工衛星を打ち上げておいてそこから垂れ下がったロープを利用してターザンのように移動する」とか「人間が輪っかになって転がって行く」アホというか奇想天外なものが多く、クラークが真面目にひとつひとつその実現性の可能性について論じていたのが印象的だった。SF用語が頻発するせいもあって、同時通訳のおっさんが何度も「わからん!」とかんしゃくを起こして、その都度、会場の笑いをとっていたなぁ。
(さらについでのついで。まだ50代半ばのクラークはすでにつるっ禿だった。アシモフがかつてこんなことを書いていた。「自分より小説のうまい相手と話すときは科学の話題に話をそらし、自分より科学に精通している相手と話すときは小説の話題に話をそらす。ところがクラークはその両方ともに秀でているので始末に悪い。そんなときは彼の頭を見て優越感に浸るのである」)

 いかん、いつものことながら大幅に話がそれた。

 今回、久しぶりに「幼年期の終り」を再読してみて思ったのは、クラークという作家は実に発端がうまい、ということだ。私は読んでいない光文社古典新訳文庫の「改訂版」ではプロローグが書き換えられているということだが、私のもっているハヤカワSFシリーズ(当選でもらったやつ)では、こうだ。
 米ソの宇宙開発競争に全力をつくしている科学者たちがいる。相手より1日でも早く打ち上げないとと鎬を削る彼らは、ふと空を見上げたとき、自分たちの努力が無に帰したことを知る。空には、彼らの努力をあざ笑うように巨大な宇宙船が無数に浮かんでいたのだ・・・。
「人類はもはや孤独ではないのだ」
 実にうまい書き出しではないか。
 本書の延長線上にある「2001年宇宙の旅」のプロローグも同じようにうまいので、こちらもちょっとだけ引用してみる。
「今この世にいる人間ひとりひとりの背後には、三十人の幽霊が立っている。それが生者に対する死者の割合である。時のあけぼの以来、およそ一千億の人間が、地球上に足跡を印した。この数字は興味深い。というのは、奇妙な偶然だが、われわれの属する宇宙、この銀河系に含まれる星の数が、またおよそ一千億だからだ」(伊藤典夫訳)
 そして、この「まえがき」は次のような印象深い言葉で結ばれている。
「(それほどにも多くの星があり生命が存在する惑星の可能性が考えられるのに)なぜ、そんな出会いがまだおこっていないのだろう?・・・本当に、なぜだろうか?・・・」
 うまいなあ。
 私だったら、この書き出しを読んだだけで絶対に読みたくなるし、本を買いたくなる(事実、読んでいるわけだが)。と、同時に、「太陽系最後の日」から晩年の「宇宙のランデブー」まで、途中に「幼年期の終り」と「2001年宇宙の旅」という高い山をはさんで、クラークの作品は、人類の未来と地球外知性との接触というテーマで一貫しているのがわかる。事実、そうしたテーマとは一見関係ないように思える「海底牧場」(海底にエリアを作りクジラを食用に家畜化する)でも、クジラの血まみれの解体作業の延長線上に、こうした「殺戮」を地球外生命が見たら何と思うだろう、という視点が語られている。このことについては、後でもう一度触れる。

 で、再び「幼年期の終り」に戻るが、この初期と中期とをつなぐ作品にはいい意味でも悪い意味でもクラークの特徴が出ていると思う。
 プロローグは上にも書いたように満点に近い。次いで、
第1部 地球とオーバーロードたち
第2部 黄金時代
第3部 最後の世代
 という3部に分かれるのだが、魅力的な地の文に対し、登場人物の描写があまりに通り一遍なのが残念である。かろうじて印象的なのは第1部に出てくる国連事務総長のストルムグレンくらいのものだが、彼の誘拐事件など単に話を引き延ばしているだけのような感じさえする。第2部は最も退屈な部分で、パーティーの場面など人物の描き分けがうまくできていない。会話も全く弾んでいない(比べてはいけないのだがトルストイの「戦争と平和」のパーティー場面など素晴らしいの一語に尽きる)。
 思うに、クラークの頭の中には地球外生物との接触を経て、人類が何ものかになるラストまでという図式があったのだろう(まさに「2001年宇宙の旅」も同じ図式である)。で、なんとかその間をつなごうとした。つなぎの場面なのでどうしても退屈になってしまうわけだ。
 密航する人物にしても残念ながら個性は感じられず、人類の最後に立ち会わせるために作り出したという感が否めない(密航方法が「聖書」でクジラに飲まれたヨナをヒントにしているのは明らかだが、なぜ最後の人間になるのかは、ネタバレしてしまうので書かない)。つまり、ある設定を実現するために、半ば無理矢理作り上げられた人物たちばかりなので、昔の文芸評論家なら手垢にまみれたこんな言葉をはくと思われる。
「人物が全く生きていない」

 テーマ、設定ともに抜群におもしろいのに、この部分に関してだけは本当なので困ってしまう。あの「2001年宇宙の旅」にしても、原作、映画ともに人物の印象はほとんど記憶に残らないほど希薄である。考えてみれば実質的な処女作である「太陽系最後の日」も波乱含みの始まりで期待がふくらむものの、途中、地底電車に閉じ込められてもたもたしてとてもうまくまとまっているとは言いがたい。当初から「つなぎ場面」の処理は下手だったわけだ。それでもこの作品が読み継がれているのは、読者が人類の一員であることで素晴らしく溜飲が下がるラストがそれまでの欠点をすべて覆い隠してしまうからだ。
 要するにクラークの作品は処女作から最高傑作と言われる「幼年期の終り」、話題になった「2001年宇宙の旅」、晩年の「宇宙のランデブー」に至るまでテーマ、書き方とも(いい意味でも悪い意味でも)終始一貫しているのだ。そんなことから、(めぼしいものはほとんど読んでしまっている今となっては遅いのだが)私はクラーク作品の出来不出来を見分ける重要なキーワードを導き出すことができた。

「会話の少ない小説を読め」

 素晴らしく息をのむような状況描写と個性のない人間たちの織りなすドラマなのだから、こういう結論になる。クラークを弁護すれば、世間一般の人間関係などこかへ吹き飛ばしてしまうほど描かれる状況が魅力的かつ鮮烈なのだ。クラークには、人類を継ぐものは人類ではない、それは「2001年」のような機械(コンピュータ)かもしれないし、「幼年期」のような超人類かもしれないという、確固たる信念がある。そうした状況の中では、「人物が生きていない」のではなく「人物が霞んでしまう」のだ。状況描写に場面と比べて人間関係の場面が希薄かつ退屈なのはそのせいなのではないかと思う。だから、クラークの小説は、会話部分が少なければ少ないほどいい。もしも、会話が全然ないクラークの作品があったとしたら、それは間違いなく傑作だと断言してもよい。絶対に読むべし。

※おまけ A.C.クラークの「2001年宇宙の旅」に始まる「オデッセイ・シリーズ」についてはこんな雑文を書いたことがある。関心のある人は、暇潰しにどうぞ。
https://meisoud.blog.ss-blog.jp/2013-05-23
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キンギョソウ再び [植物]

 今日の昼、近くのマツキヨまで買い物に出かけたんですが、学校が休みになってしまったため多くの子どもが公園や土手で走り回っていました。風が冷たいものの天気もいいので子どもに家でじっとしていろと言う方が無理。サッカーや鬼ごっこをしている子どももいて当然のように接触も。後先考えずに休校宣言した当然の結果でしょう。ちなみに、マツキヨにはマスクはありませんでしたが、トイレットペーパーは大量にありましたヨ。(^_-)-☆

 昨日は「あったかよそう」に騙されました。強風・寒風でえらいめにあってまったがね。強風で転んだり寒風で風邪ひいたらどうしてくれるんだ。年寄りを騙す気象予報士は許せんなあ。(▼▼メ)

 3/4にホームセンターで2株で381円という安さにつられキンギョソウを購入しました。
 またキンギョソウ? というむきもあるかと思いますが、前回買ったのはヒメキンギョソウなのか何なのか花の形も似ているのですが、どうも何かが違う。花の後の「骸骨」も小さくて形が悪い。
 そのため今度はキンギョソウであることをきっちり確認しての購入です。まあ、老人の無駄遣いと言ってしまえばそれまでですが、何が何でも形のいい「骸骨」を撮影したいのです。(^^;
↓先日、キンギョソウの種も蒔いたのですが、発芽してちゃんと育ってくれるかどうか自信ありません。胡麻よりも小さな粒です。
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↓3/4に購入した金魚草2株
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桃の写真追加 [植物]

 桃の節句には子どものころからほとんど関心がないことから、3/3は街で見つけた雛人形風船の写真で誤摩化してしまいました。ら、桃の写真だと思っていたのにないのですかー、なんてメールが来ちゃいました。ありますよ。何十枚も。関心がないので、つい忘れただけのことです。
 ・・・ということで、本日3/5のブログは、桃の写真をずらりと並べただけで、更新逃げということにします。年寄りは、昨日3/4は雨の中出かけて疲れておるのだよ[バッド(下向き矢印)]
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早春の黄色い花 [植物]

 いやぁ雨はやみませんねえ。気温も上がる気配がないし、無能な政府のおかげ?で蔓延しているコロナも下火になる気配がない。気休めのマスクつけて出かけてきまーす。(^^;

 毎年、同じことを書いています。 なぜか早春の花には黄色いものが多いですねえ。「噓安倍麻生(回文です)」のおかげ?でストレスの溜まる日々が続きますが、ストレスを溜め込むのは健康によくありません。「社長シリーズ」の三木のり平じゃないですが「パーッといきましょう、パーッと[わーい(嬉しい顔)]
(写真は一眼、コンデジ、スマホなど様々です。ピントが合っていない、色が変だ、構図が悪いなどの文句は一切受け付けません。(^^;)

 この時期あまり出歩きたくないので、昨日(3/3)は、今までに撮り溜めた写真の整理などしていました。整理に飽きるとついウトウトと・・・、あまりにのんびりしていたらwildさんから原稿に対する厳しい指摘が来たりして目が覚める、なぁんて1日でした。ま、「立春」ですから、春うららの、のーんびりもいいのでは。(^^)/
↓オウバイ
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↓キジムシロ
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↓サンシュユ
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↓ヒイラギナンテン
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↓ヒメリュウキンカ
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↓フキタンポポ
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↓フクジュソウ
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↓マンサク
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↓ミツマタ
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↓レンギョウ
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雛祭りですだ [日記・雑感]

 昨日(3/2)は、めっちゃ寒いので引き蘢りになっていました。歩数は三桁止まり。健康によくないことはわかっていますが、風邪ひくよりマシかと。今日は一転、4月の陽気だとか。こうなるともう陽気というより妖気ですな。いずれにしても今日はお出かけしまーす。

★3/1のブログに書いた、コロナ記者会見での安倍ちゃまの意味不明の言葉。まだ誰も教えてくれないので、もう一度貼っておきます。
「換気が悪く、密集した場所や不特定多数の人が接触するおそれが高い場所、形態での活動も当面控えていただくとともに・・・」
↓政府TVの3分くらいのところ。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0229kaiken.html
 「形態での活動」という言葉の意味がどうしてもわかりません。デンデンの安倍ちゃまですから何か深い意味があるのでしょう。誰か教えてくだれ。m(__)m

★テレビを見ていたら、(国会に関して)野党もいつまでも桜や検察官のことに拘っていないで、なんてアホこいていたコメンテーターがいたので一言。桜にしても検察官にしても安倍やりたい放題内閣が違法行為を連発しているので問題が長引いているわけです。例えて言うと、暴行を受けて倒れている人を見て、暴行犯の責任を追及するのではなく、倒れている被害者に通行の邪魔だからどけ、と言っているようなものですゾ。

★あるブログに「噓安倍麻生」という回文が載っていました。平仮名で書くと「うそあべあそう」。なるほろーと感心しきり。(^_-)-☆

 で、3/3は言わずと知れた雛祭り。私は男兄弟だったので、全く無関係でした。(^^;
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埼玉の日々気まぐれ日記:2020年2月 [埼玉特派員より KS]

 久々のKSさんからの日記。
 タイトルも「知多」から「埼玉」に、カテゴリーも「知多特派員より」から「埼玉特派員より」に変更しました。いろいろあるようぶすが、なんとかやっているようで、なによりです。
 ただ、この時期プールはどうなんでしょう?
 考え過ぎかもしれませんが、年寄りには感染症に対する注意が必要なんじゃないでしょうか。ということで、先週から私は整骨院を中止しています(枕の紙を取り換えるだけなので、なんとなく不安があるのです。腰痛は慢性のもので、とりあえず我慢できないほどの痛さではないので)。
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↓KSさんの12月のカレンダー
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2月7日(金)
 やっとワードが復旧した。今日新しいメールアドレスの設定で来てもらった人によると、前回のマイクロソフトオフィスの設定が不完全だったようだ、とのこと。知多メディアスはあかんなあ。
 昨年の12月は引っ越しに伴う忙しい月だった。
 お寺のおっさんに来てもらって仏壇の精抜き、新しい小型仏壇(埼玉のマンション用)の本尊さんへの精入れをしてもらった。同日精抜き精入れ前に東京に住む弟、義妹、甥、おば二人他計9名による自宅での昼食会を開いた。祖父母、父母の位牌はここ埼玉に持ってきたが先祖代々の大きな位牌は永代供養としてお寺に預かってもらうことにした。その後仏壇の廃棄、神棚廃棄処理のための巫女さんによる祈祷お祓い、友人等への住所変更案内、古いパソコンの廃棄処理、新聞購読のキャンセル、車の処分(手続きが結構面倒で時間がかかった)、水道・電気・ガスの停止連絡、郵便局への住所変更通知転送依頼、役所への転出、印鑑証明廃棄、保険証削除等の手続き、インターネット、ケーブルテレビ、電話の停止、引っ越し荷物の整理(段ボール箱7箱と蒲団)と配送手続き、近隣への挨拶まわり(14軒)、年賀状の作成、投函、等々慌ただしく忙しい月だった。IAさんとのお別れ夕食会(ごちそうになった)もあった。そして12月25日に車を引き渡し、埼玉に返ってきた。その日にさいたま市の市役所で転入手続き、保険証発行の手続き、印鑑登録等の処理を済ませた。そのあとに夕方マンションにたどり着いた。後日年金機構へ住所変更届。
 それからマンション生活が始まったが、これまでの知多での約9年間の独身生活環境とはうってかわった環境に戻ってきたわけだ。知多に行ったときは会社勤務から生活環境が直接変わったわけで、ここ埼玉のマンションで退職後の生活をしていなく、今回が初めての経験となったわけだ。つまり初めてカミサンと一日中二人きりの生活をすることになった。会社勤めをしていた生活環境とガラッと変わった。しかも9年間の独身生活環境からの劇的な変化。
 そうこうして色々とまどいながら新年の1月が過ぎた。
 大きな生活環境の変化は1月8日からスポーツジムに通い始めたこと。水泳プールで水深1.15mの片道25mの水中ウォーキングを始めた。週に2から3日ほど通っている。一度平泳ぎを試してみたがまるっきしだめで、しばらくはウォーキングで体調を整える予定。
 一生の趣味となると思う競馬は毎週土曜日か日曜日に馬場に出かけている。少しづつ馬場の過去の記憶をたどり思い出しながら楽しんでいる。中山競馬場から今は東京競馬場になっている。
 おいおいカミサンと二人きりの実生活環境の状況を記録していきたい。今晩は娘が夕方帰ってきて一緒に家で晩飯を食べた。月に1から2回ほど帰ってきている。

2月8日(土)
 府中競馬場に行ってきた。小倉、京都、東京競馬場3場の忙しい競馬だったが面白かった。馬券的にはほぼとんとん。明日は家でTVを見ながらだがはたして出来るかどうか。娘が帰ってきておりTV選択権は自分には無い状況。まあ競馬ができなくてもそれほどの苦痛は感じないが。
 せっかく直してもらったと思っていたPCのメールが再び開けなくなってしまった。またまた修理を手配しなければならないが、もううんざりという感じだ。今日は寒い一日だった。鼻水がひっきりなしに出た。

2月9日(日)
 今日は電話で1日が暮れた感じ。メールのoutlookが開かなくなったためbiglobeにPCの遠隔操作で色々とやってもらったがうまくいかず、次はmicrosoftに連絡し遠隔操作で対応してもらった。どうも知多メディアスのofficeの取り込みが不十分だったらしい。最終的には問題なくメールが使える様になった。更にウイルス対策のマカフィーの新規契約も遠隔操作でやってもらった。今日1日で遠隔操作3回、こんな長電話過去に経験したことがない。疲れた。さいたま市のマンションに帰ってきて色々とカミサンから教え込まれた生活については、追々記述していこう。

2月10日(月)
 日本年金機構の確定申告に使用するハガキが届いていなく、知多のおばに知多の実家に郵便物が来ていないか問い合わせしたが、無いとの返事だったため、年金機構にその旨伝え、再発行を依頼した。すんなりと受け入れてもらい再発行、郵送してくれることになり、ほっとした。今回は遺産相続の株の売却益に伴う確定申告をしなければならない。初めての経験で分からないが確定申告提出場で聞くこと多いことだろう。
 中国新型コロナウィルスで大変なことになっている。特に客船クルーズでのウィルス感染者が今日現在で135人だそうだが、全く尋常でない増え方をしている。恐ろしいことだ。ちまたにはこのウィルスは中国の細菌戦争の為の研究所からの漏洩ではないかとも言われているが、有りえることかもしれない。
 今日は午前に買い物がてらウォーキングをしてきたが、歩数は4000歩足らずだった。
 知多のおばが実家(売りに出している)へ届いた郵便物について名古屋にいる息子に連絡をしてくれ、息子が郵便物をここに郵送してくれた(今は郵便局に転送届をしておりここ埼玉に転送されてきている)。そのことに対しておばにお礼をしていなかったことについてカミサンから非難されてしまった。早速今日になってだがおばにお礼を言った。こういうけじめについてカミサンはきつく、反省。

2月11日(火)
 今日は建国記念日だそうだ。ピンとこない。祭日のためプールは休み。午前のウォーキングは別所公園に向けて往復で約1時間歩いた。歩数は5000歩を越した。
 自分は以前息子が使っていた部屋で寝起きしている。ベッド生活で楽である。室内のコンセントからの延長コードのことでカミサンから叱られてしまった。別に叱られるようなことではないと思うが、カミサンが言っていることはもっともなことで、素直に謝った。ここに住むようになってしかられる(注意?)ことが多い。知多の生活がいかにだらしない生活だったのかと思い出す。夜風呂で顔を洗い、朝起きて洗面所で顔を洗う、そんな生活をしていたが途中から朝は洗わなくてもいいのではないかと思い、朝は顔を洗わない生活を続けていたのだが、その習慣をここ埼玉で続けていたら、カミサンから、信じられない!と厳しく叱責されてしまった。外出から帰ってきて手を石鹸で洗うことをしなかったら、これまた信じられない、常識だと叱責された。小学生も手を洗っている。(知多でそんなことは一度もしたことがなかった)その他いろいろと生活習慣について修正している。早く文句を言われないようになりたいものだ。
 毎朝小型の仏壇のお参りをしている。お水の交換、お供え(朝食で食べているウィンナの一部)をした後にろうそくを灯し線香を添え、おりんを鳴らして数秒拝む。毎日欠かさず行っている。カミサンも自分が拝んだ後欠かさず拝んでいる。
 野村元監督が亡くなった。84歳心不全だそうだ。別にファンではないが、合掌。

2月12日(水)
 歯医者に行ってきたが大変なことになっている。入れ歯で何とか食べられる状態だが、残っている歯ががたがたでしばらくは歯医者でクリーニングをしてもらうことになった。クリーニング完了後さあどうするか、よう分からない。新しい入れ歯を作るか? 今日は暖かい一日だった。

2月13日(木)
 今日は月1回の内科検診。家から徒歩約20分だが坂がありきつい。少し雨が降っており濡れてしまった。先月の採血結果で糖尿病の判断数値であるヘモグロビンA1c数値が上がっていたため、再度採血となった。階下の調剤薬局で薬をもらい、その足でスポーツジムへ。25mプールを10往復歩いた。本日の歩数は5500歩。

2月14日(金)
 プールは20往復した。途中から腰の調子が悪くなりそれ以上はあきらめた。
 ビールの空き缶処理は今後自分で行うようにカミサンから言われたが、別にどうってことはない。ただ忘れてしまうことがちょっと心配である。最近忘れることが多くなってきている。
 新型コロナウィルスがいよいよ国内に蔓延し始めたようだ。感染元がわからない患者が多く出てきた。このことの原因は明らかで、中国人がこのウィルスをまき散らしているのであり、中国人の入国を阻止しなかった安倍政権の全責任であることは明らかだが、本当に心から無能政権、特に総理大臣たる資質に全く達していない人物だったことが今後の日本にどのような被害をもたらすか。また日本という清潔で住みやすい国であることを根本から覆しかねない安倍。即退陣だろう、今後の危機対応は期待できそうもない。が、安倍に代わる人間がいるのかはなはだ疑問。日本どうなってしまうのだろう。明日は府中に競馬に行く予定だが気を張って行かないとあかんのかなあ。電車のつり革手摺には触れない、手袋をして乗り込むか。競馬場では、こまめにトイレで手洗い、おいおい安倍よ勘弁してくれよ。根本の失策は、中国人を総て入国拒否する決定が出来なかったためだろう。今後日本はどうなっていくのだろうか。恐ろしい。親中派の国会議員、経団連にええ格好をしたいがために引き起こした国家危機。今後ウィルスが全国に蔓延するような事態になったら、極悪人として安倍をつるし上げねばならんだろう。これが日本の現実で危機管理能力のない政府、与党野党全ての国会議員だということを全世界に示したようだ。

2月15日(土)
 今日の競馬場行きはよく歩いた。11000歩。疲れた。競馬は少しは当たったがほぼ負け。なかなか勝ち馬を見つけられない。新型コロナウィルスのことが気になって電車のつり革が握れなかった。今後このウィルスどうなっていくのだろうか。競馬場のトイレで何度も手洗いをしたがこんなことは初めてのこと。

2月16日(日)
 今日は午後から自宅で競馬。まだケーブルテレビは申し込んでいないがBSで競馬放映をしているため、それを見ながら競馬を楽しんだ。少しの負けだった。
 今日の歩数は1217歩。外には酎ハイをスーパーに買いに行くくらいだった。ほんの少し雨が降っていて少し靄がかかっていた。今日もあちこちで新型コロナウィルス感染者のニュースが報道されていた。明日はアニマルボイスさんに会いに新宿に行くが、電車が不安である。出来るだけつり革には触らないようにするのと、メガネが曇ってしまうけれどマスクをかけていこうと思う。

2月17日(月)
 アニマルボイスさんと新宿で会い色々と話をした。楽しい会話だった。新宿は久しぶり(10年振りくらいか)で会う場所を探すのに手間取ってしまった。ビッグカメラの店でタイ人かよく分からないが甲高い声で話をしている団体とエレベーターで鉢合わせしたが、まあうるさいこと。
 アニマルボイスさんからカメラのセットを頂いた。説明書をしっかり読んで扱い方を理解したい。近場に植物園は無く、おそらく1時間ほどかかるだろうと思われる「さいたま市園芸植物園」がある。一度訪れてみたい。カミサンに言わせると、人と会話ができる機会を多く持ったほうがいいとのことだが、自分は知らない人と話すのは苦手で積極的に参加したいとは思っていない。
 知多で少し参加した健康マージャンに興味があり、近場に有るかどうか調べたがよく分からなかった。再度調べてみよう。コロナウィルスが蔓延しているようで、電車の吊革を持つのが怖かった。花粉が飛び始めたようで家に帰ってきてから、鼻水、くしゃみがしばらく止まらなかった。

2月18日(火)
 今日の歩数は4500歩。午前にプールに行き25mプールを10往復歩いた。昨日の疲れが有るため軽くしといた。明日は20往復歩く予定。
 昨日から確定申告の受付が始まったが、年金機構からのはがきがまだ届いていないため申告に行けない。そろそろ再発行のはがきが来るだろう。
 花粉の症状が出てきたため、薬局で薬を買ってきた。耳鼻咽喉科で調剤してもらうのが安いのだろうが、その医院がどこに有るか分からない。
 「桜を見る会」の不信についていまだに国会で質疑が続いている。安倍の不誠実な返答で長引いているが、正直に返答すればあっという間にこの質疑は終わるだろう。が正直に話したら今の政権は転覆してしまうだろうな。安倍政権は8年間嘘のかたまりで、役人が忖度しっぱなしでもってきただけだと思う。真実を言うわけないが、そうであったら自民党は、少なくとも安倍政権は壊滅していると思う。こんな嘘で固められた人間は早く政界からいなくなってほしいものだ。

2月19日(水)
 プールは10往復。少し腰が痛くなってきた。歩数は4100歩。
 クルーズ船ダイアモンド・プリンセスの感染対策は全くでたらめだったという報告を感染症対策専門教授が述べていた。政府は全く問題ないという返事だが、教授の意見が真実ではないのだろうか。政府が頼った専門家がいい加減だったように感じる。

2月20日(木)
 今日は歯科医。奥歯が相当傷んでおり膿んでいるため膿が出ている。そのため口臭がひどいことになっている。その歯周りを麻酔をかけて掃除してもらい、明日その歯の状況を確認してもらうことになった。
 家に帰る途中缶ビール2本、缶酎ハイ2本を購入、いずれも350ml缶。知多にいたころは車での買い出しで、まとめ買いができたが今は買い物を手下げで持って帰らなくてはならないため、小出しの買い付けとなってしまう。本日の歩数は2,900歩。
 オリンピックははたして開催できるのだろうか。世界中から今の日本に対して危惧されていると思う。完全に新型コロナウィルス感染国となってしまい、そういう中でも依然としてウィルスで感染している中国人の入国を許可しており、毎日仰山の中国人が入国している。世界中があきれ返っている。日本は終わったかもしれない。どうしてそんなにまで中国に忖度しているのか理解ができない。安倍政権、自民党公明党、何を考えているのか。野党もそれに対して何も言わない、日本は終わってしまったかもしれない。桜の質疑に多くの精力を使っている、野党も終わった。

2月21日(金)
 今日も歯科医へ。奥歯の腫れは少し良くなっているようだ。完治までは長引きそうだが、最終的には入れ歯の再作成かもしれない。歩数4600歩。

2月22日(土)
 今日は娘が来るということでカミサンは娘と映画を観るために出かけた。自分は競馬場へは明日にして、今日は家でTV観戦。味気なくつまらない競馬だった。
 スーパーで缶焼酎と缶ビール購入。歩数1500歩。明日は1万歩になると思われる。
 で新型コロナウィルス患者が急激に増えている。いまだに中国人が大量に日本に入ってきているが、そのうち全国に感染者が蔓延すると思われる。
 日本年金機構からのはがきがようやく届いた。来週、確定申告に行く予定。

2月23日(日)
 今日は天皇誕生日。
 日曜日の競馬場は混む。いつもは土曜日で入場前の並びは少ないが、今日はG1レースが有るせいなのかずらーっと入場者が並んでいた。やはり競馬場へは土曜日だな。そんなに混んだ状況だったがラッキーなことにいつものフリー座席は確保できた。戦績はちょい負け。歩数は10700歩。疲れた。
 どんどんとウィルス感染者が増えている。府中競馬場へは電車だがつり革手摺には触れなかった。マスクも着用。花粉も最大で鼻をかみ続けた。衛生管理ができていないことがさらけ出された、なんて韓国の新聞が数日前に日本をけなしていたが、今や中国以外での世界一の感染国は韓国で死者は5人だそうだ。他人の批判は控えたほうがよろしかろうと思う。

2月24日(月)
 今日は天皇誕生日の振り替え休日。歩数1140歩。朝買い出しに行ったきりでのんびりと過ごした土曜から今日まで娘が来ていた。月1回くらいのペースで家に帰ってきている。
 アニマルボイスさんから頂いたカメラセット、まだ見ていない。水曜日に確定申告をする予定で、その後に見ようと思っている。
 新型コロナウィルス患者がどんどんと増えている。今週末の競馬場通いはできなくなるかもしれない。お隣の韓国は深刻な状況のようだ。昨日現在で患者数833人死者8名。イランは死者12人感染者47人と報道されている。

2月25日(火)
 およそ1週間ぶりにプールへ行った。今日は25mプールを20往復したが疲れた。多くの人が歩いていた。
歩数4100歩。なかなか5000歩歩くのは大変だが、プールの歩数を足せばおそらく5,000歩は越していると思われる。明日は確定申告に行く予定だが、新型コロナウィルスが気になる。

2月26日(水)
 確定申告をしてきた。何もなければ確定申告することは無いのだが、今回は遺産相続で株の売却益が有ったために申告をした。税金を払うことになる。
 北与野のさいたまスーパーアリーナが会場で朝9:30頃に行ったら大勢の申告者がいて、かなり時間がかかるなと思っていたが意外と早く申告ができた。パソコンによるeタックスという方法で係員に教えてもらいながら何とか完了した。
 新型コロナウィルスの伝染が心配される中、確定申告会場の込み具合はいかがなものかと思った。皆さん濃厚接触だと思う。朝9時から夕方5時までひっきりなしに申告者が押し寄せてきている会場。ウィルスに感染していなければと思う。歩数は5800歩。
 今週の朝ドラ、「スカーレット」はなんじゃいな。あほらしくて見ていられない。惰性で見ている感じだ。本来の陶芸家のドラマ、特に陶芸の世界を見たくて毎朝ドラマを見ていたが、もうあかん、あきらめた。今後は惰性で最後まで見るということになりそうだ。IAさんも同様な感想をブログに書いていた。まさに期待外れの朝ドラだったと思う。何をちゃらちゃら放映しているんじゃあ、腹が立ってくる。女性陶芸家の世界を見たいのに、ちゃらちゃら笑えないまわりの人間模様を放映している、あほか。
 どんどん世界中に新型コロナウィルスが蔓延している。オリンピックははたして開催できるのだろうか。1936年2月26日。若年将校によるクーデターが発生し、以来日本は軍国国家に突進していったと言われている。自分の考え方しか認めない、他者は抹殺する、そういう過去の歴史が繰り返され、現在もそういう人種が世界中に存在し、破壊活動が繰り返されている。穏健派という自分が考えるような世界は、来ないのかもしれない。

2月27日(木)
 プールに行ってきた。25mプール歩行15往復。明日は休む予定。来週あたりから泳いでみようかと思っている。
 今週末の競馬から観客者なしの競馬が開催されると発表された。馬券は電話投票、インターネット投票のみの発売。自分は家でテレビ見ながら馬券の購入ということになる。まだケーブルテレビを申し込んでいないためBS番組で見るが、午後しか放映していない。もう少し落ち着いたらケーブルテレビのグリーンチャンネルを申し込む予定。今日の歩数3700歩+プール15往復。

2月28日(金)
 政府発表の「小中学校、高校の一斉臨時休校」報道で全国大騒ぎとなった。要旨は理解するがあまりにも急すぎる。こんなこと考えていたならもっと事前に公表し全国の市町村に検討する時間を与えるのが当たり前だろう。全く安倍の場当たり的なアイデアとしか思えない。安倍政権は忖度忖度で成り立ってきた政権。消費税10%への施策は致命的な失策だったと言われているが、よう分からん。しかしこれにより日本は不況にまっしぐらだそうだ。今でも消費税は5%に下げるか、廃止せいと言われている。これから日本はどうなっていくのだろう。
 今日の歩数は4200歩。午前に買い物がてらウォーキングをしたが、なかなか5000歩を超すことは難しい。帰ってきて疲れたーという感じでは。今、朝食は自分で用意しているが、昼食晩飯は全てカミサンにやってもらっている。昼食は一時自分でやらねばと思った時期が有ったがカミサンがほとんどやってくれていた。今後は自分でやらなければならない環境になった感じだ。単身生活時代、昼飯はほとんどがインスタント食品ですましてきたが今後もその方向になると思っている。洗濯もどうも自分の分は自分ですることになりそう。別に違和感は感じない。消化できると思っているし、それでいいのかなと思っている。定年後の人生、男女それぞれ分担して生活を過ごす、当たり前のことかも。

2月29日(土)
 今日の競馬は無観客競馬。テレビで見る限り客がいなくても大して違わない雰囲気だった。朝、コンビニにスポーツ新聞を買いに出ただけで、一日中家にいた。2月も今日でお終い。慌ただしい月だった。
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