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今ごろの百花園 [植物]

★突然、こんな「お知らせ」が[がく~(落胆した顔)]
ブログサービス「SSブログ」事業の譲渡のお知らせ
https://blog-wn.blog.ss-blog.jp/2020-04-28
 So-netブログの名前はもちろんSONY-netからのもので、それが昨秋いきなり「SS-blog」と名称変更。これではSONYとわからないのでメリットがないではないかと思っていたら、こういうことだったんだ。以前、CATVが運営していたブログが某会社に譲渡されるという通知が来た時も突然だった。「今まで通り」ということだったが、ページ内リンクがすべてダメになるという不便発生。リンクを貼り直したりして使っていたが、3年ほど経ったときいきなり終了の通知。今回の件は、その時の「悪夢」を思い出させるに十分。SONYに関しては昔から「Lカセット」「ベータマックス」「MD」「メモリースティック」などの使えなくなったり手に入りにくくなったりという苦い記憶があるだけに、気になる気になる・・・[たらーっ(汗)]

 今日の予想最高気温は24℃とか。ほとんど夏じゃないか。すでにGWに突入しているわけだが、今日は持ち帰りたいものがあるので、ちょっと恵比寿に出かける予定。もちろんマスク(かえって病気になるようなアベノマスクではない)をして、必要なものをバッグに入れたら、大急ぎで帰って来よう[ダッシュ(走り出すさま)]

 向島百花園の年間パスポートを持っている私が、最も百花園に行く時期は、4月、5月です。この時期は、1週間ちがうと咲いている花の種類がガラリと変わることもあり、まさしく「百花園」の名に恥じません。それが、残念ながら(とりあえず)5/6まで休園。撮りたい時期に撮れないのは、本当にストレスが溜まります。仕方がないので、以前、この時期に撮った写真の一部をアップしておきます。春を感じていただければ、幸いです[るんるん]
↓ウンナンソケイ
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↓カジイチゴ
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↓クロバナロウバイ
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↓クロマツ
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↓コデマリ
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↓サクラソウ
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↓ゼンマイ
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↓タケノコ
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↓フイリアマドコロ
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↓ムラサキツユクサ
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★コロナ騒ぎであまり報道されませんが、安倍ちゃまのお友達検察官の恣意的定年延長問題。なぜ憲法の三権分立でそれぞれの独立性が明記されているのかを持ち出すまでもなく。明らかに違法行為。まさに法治ではなく人治。これは北朝鮮ではなく、現在の日本で行われていることを見逃せません。
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2020042402000111.html
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水栽培は次の段階へ [植物]

 自粛自粛で毎日が日曜日なので、今日が何日の何曜日なのかさっぱりわからなくなっています(老人力の向上による単なるボケではないかと言う人もいるでしょうが、引き蘢って他人との会話もなくなるとボケが進むんですゾ)。気がつけば今日は「天皇誕生日」ではないかと、昭和の人間はつい思ってしまいます。(^^;

 暇潰しに始めた水栽培。ジャガイモ、ニンジンともに順調に育っていたのですが、タマネギは脱落。残った2つについては、これ以上水栽培では難しいと判断して、次の段階に移行。麻袋に土を入れ、移植しました。なんとか花が咲くところまでは育てたいと思っているのですが、果して?
↓ジャガイモ
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↓ニンジン
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↓移植
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この春に撮った花写真 SH [鳥以外も撮る SH]

 昨日は、ほぼ引き蘢り。このところあまり運動していないせいだろう、どうも眠りが浅い。朝、すっきり起きられない。空中生活者は、安倍ちゃま、麻生くん、小池口だけおばさんと違って周囲の問題があり、室内で運動などできない。日光浴も兼ね、今日は、自粛要請に逆らってちょっとお出かけしてこようと思う[わーい(嬉しい顔)]
 それにしても、安倍ちゃんは5/6まで自粛なんて言っているわけですが、GWは会社もほとんどがお休み。5/7から解除なんてことだとお休みの会社にどう連絡するんでしょう、連絡を受けたとしてどう準備するんでしょう。常識的に考えて自粛延長の可否は今月中に決めなければならないと思うのですが、さて、最終期限の4/30に発表できるんでしょうかね?

 SHさんからの写真。
 いい季節になってきたので、のんびりと散歩しながら春を満喫したいところなんですが、コロナはまだまだ続きそうです。感染の危険を考えると、撮影優先での散歩というのはしばらく出来ないのではないかと思います。近くの公園も(とくにGWに入ってからは)家族連れが多く、感染危険度は黄信号になっています。(^^;
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 この春撮った写真の整理は一区切り。暗くなる気分を少しでも明るくなるように花を。長期戦なので新たなる散歩コース探さねば。
↓アケビ
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↓アミガサユリ(バイモ)
アミガサユリ(バイモ)4583.jpg
↓キランソウ
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↓ケキツネノボタン
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↓シラユキゲシ
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↓セリバヒエンソウ
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↓トキワイカリソウ
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↓ニリンソウ
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↓ヒメオドリコソウ
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↓ホトケノザ
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超大作に挑戦「アラビアのロレンス」 [映画・文学・音楽]

※コメントにリプライすると「コメント投稿に失敗しました」と出て表示されません。昨夜は一時的に写真が表示されなかったし、我が家のssブログはこのところ不調です。ということで、とりあえずリプライは下の本文の後に貼付けておきます。

 昨日は日曜日ということもあって、買い物に出るとやはりそれなりの人出でした。ただ、半分は気分転換と散歩の人のようで、との店も閑散としていました。外から見ただけですが、駅のマクドナルド店は店内で食べている人は、わずか1人。行き帰りのバスも、うちの家族以外に乗っている人は、1人か2人。裸の王様・安倍と無能な太鼓持ち取り巻きのせいで、いよいよ日本沈没ですかねー[がく~(落胆した顔)]

 先日、ウイリアム・ワイラーの傑作西部劇「大いなる西部」については書いた。ワイラーの代表作とも言える「ベン・ハー」については、すでに書いている。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-11-17
 となると、(私が考える)ワイラーと並ぶ大監督デビッド・リーンの話もしたくなる。リーンには、「アラビアのロレンス」「戦場にかける橋」「ライアンの娘」といった超大作から、「オリバー・ツイスト」「逢い引き」など白黒映画まで数多くの傑作・佳作がある。が、やはり代表作は「アラビアのロレンス」だろう。
 安倍、麻生、小池という「三バカ大将」のおかげで暇が有り余るほどできたので(歓迎しているわけでも喜んでいるわけでもない。誤解なきよう)、この超大作を久しぶりに序曲からエンドタイトルまで通しで見てみた。もちろん、70mm大画面で見る迫力はないが、それでも映像の美しさや展開のうまさなど、改めて映画史に残る名作であることが確認できた。20年ほど前に書いた「アラビアのロレンス」についての感想に加筆する形で書き留めておこうと思う。要するに「忘備録」である。
※当時の超大作の上映時間を書き留めておく(序曲・序曲、間奏曲、終曲含む)。上映時期やディレクターズカット版等により若干の違いがある。そのあたりは適当である。(^^; 「アラビアのロレンス」3時間47分、「ベン・ハー」3時間42分、「十戒」3時間40分、「ライアンの娘」3時間15分、「クレオパトラ」3時間14分、「ローマ帝国の滅亡」3時間14分、「スパルタカス」3時間6分、「エル・シド」3時間4分。ちなみに「風と共に去りぬ」3時間42分。私が見た最も長い映画は「旅芸人の記録」で4時間くらいあった。地味な映画で、このまま永遠に終わらないのではと思った記憶がある。
ロレンス1.jpg
 この映画を見たのは、半世紀以上も前。高校生のときだ。
 「アラビアのロレンス」という素晴らしい映画があり海外で評判になっているという記事が、本屋で立ち読みしていた(^^;「映画の友」や「スクリーン」という雑誌に載っていた。「戦場にかける橋」のデビッド・リーン監督の70mm超大作で、芸術優先の「キネマ旬報」での評判も悪くない。それでなくても当時「70mm映画は全部見るぞ!」と考えていたスペクタクル映画大好き人間の私としては、一刻も早く見たいのだが、封切りは半年も先。そこで、すでに発売されていたサウンドトラック盤のステレオLP1800円なりを買い、毎日のように聞いていた。かなりの大音量で聞いていたので、漏れてくる音が父にも聞こえていたのだろう。家族でどこかへ行くなどということはめったにしなかった父が珍しく「みんなで見に行こう」と言い出して家族4人での映画鑑賞が実現した。

 劇場は、「ベン・ハー」や後に「サウンド・オブ・ミュージック」なども上映された名古屋随一の70mmロードショー館・テアトル名古屋(後にシネラマ名古屋)。「全席指定席」というのが、まず「大作」というイメージをかきたてて上映前からワクワクさせるものがあった。それだけではない。このロードショーではその後の2番館やリバイバル上映では見られないある素晴らしい仕掛けが用意されていたのである。
 というのも、この映画は画面が出る前にあまりにも有名な序曲が5分ほどのあるのだが、序曲が始まると同時にスクリーンに「第一次世界大戦の頃・・・」という当時(第一次大戦時)の中東情勢を解説する白い文字が青いカクテルライトにくっきりと浮かび上がったのである。トーマス・エドワード・ロレンスといっても日本では全くといっていいほど知られておらず、ほとんど何の前知識もなく、ただ大作で出来もいい、という評判だけで見に来た人間にとって、これは実にありがたいものだった。それにただ序曲を流しているだけよりも、第一雰囲気がある。こういうことをサービスと言うのである。
 ちなみに二番館のオーモン劇場では暗くなって序曲が流れ出すと当たり前のことだが映像が出ないので観客が騒ぎ出し、仕方なく明るいままで序曲を流し、序曲が終わるとともに場内が暗くなって映画がメイン・タイトルのシーンから始められた。モーリス・ジャールの映画史に残る音楽の素晴らしさについては、改めては書かない。LPレコードの解説には「序曲」について「ミクロス・ローザの『ベン・ハー』『エル・シド』の序曲と並ぶ」と書かれていたとだけ書いておく。

 砂漠の美しい景色から始まるのかと思ったら、いきなり主人公(ピーター・オトゥール)が死んでしまうのにも驚いた(俳優が死なないまでも重傷を負うと撮影の支障になるので、スタントなしのこの危険なシーンは最後に撮影されたという話がある(^^;)。が、よく考えてみると何度もオートバイの手入れをしていることでロレンスの神経質な側面を知らせ、オートバイのスピードを調子に乗ってぐんぐん上げ、事故で死んでしまうというのは、オレンスとして慕われ、砂漠の英雄と持ち上げられ、失意のうちに帰国するというロレンスのアラビアでの行動をあらかじめ提示していると言えないこともない。さらに葬式のシーンでロレンスに対する評価は様々で、そういう複雑な部分もある人間だったのだ、とわかる。うまいシナリオである。
 トルコ軍の飛行機による襲撃にあったファイサル王子(アレック・ギネス)が、がっくりとうなだれ、悄然として顔を上げると煙が晴れてそこにまるで救世主のようにロレンスがいる、というシーンなども画面展開がうまいので特に印象に残る。ロレンスが白い服を着て自己陶酔のように走っているところに突然アウダ・アブタイ(アンソニー・クイン)が現れる場面なども映画の教科書に載せたいほどうまい。

 とにかくこの「アラビアのロレンス」という映画は、構成の確かさ(とくに前半のテンポがよい)、映像の美しさ、音楽のよさ、俳優たちの名演(この時新人だった主役のピーター・オトゥールはじめ、アレック・ギネス、アンソニー・クインら実にそれらしい人間がそれらしい役をやっている)、ネフド砂漠越えの緊張感、アウダの陣地から出陣など、そのスケールの大きさからいっても、間違いなく映画史に残る映画である。
 誉めだしたら切りがないが、とくに印象に残るシーンを挙げるとしたら、やはりアカバの町を攻撃するシーンだろうか。アカバの町へ侵入して行くロレンスたちからカメラがずーっと移動してくると海に向けられた大砲が写り(観客は、アカバの大砲が海に向けられており、砂漠にの方には向けられないことを、すでに知っている)その向こうに青い海が見える場面は、茶色い砂漠のシーンが続いた後だけに思わずはっと身を乗り出させるくらいに美しい。しかも、大砲の右下(大画面の右下)には、トルコ軍の油断を象徴するように洗濯物がはためいている。海と大砲にばかりに目がいっていた私は、レーザーディスクで何回目かの鑑賞のときこの洗濯物に気づき、監督というものはこんな細かいところにまで神経を使っているんだと驚愕した。
 「ロレンス」のこのシーンや「ライアンの娘」のパラソル落下シーンや森でのメイクラブのシーンなどデビッド・リーンは本当に凄い。印象に残るシーンというとヒッチコックやキューブリックの映画がよく引き合いに出されるが、全然負けていない。脱帽するのみである。
ロレンス3.jpg
 そのほかのシーンについても書き出したら切りがないが、少しだけ書いておく。
 冒頭のオートバイシーン、砂漠を横断するシーンなどロレンスの移動は基本的に左から右。それが失意のうちに帰国するときには右から左への移動となる。このあたりも芸が細かい。ただ漠然と撮っているわけではないのだ。オートバイといえば、ラスト前に無言のままロレンスが乗っている車を追い越して行くオートバイにも何かの意味付けがあるはずだ(私にはもう一つうまく解析できないのだが)。
 アカバ占領後、カイロに帰る途中、砂丘の向こうに突然船の煙突が現れる(スエズ運河なのだ!)ところも、砂漠だと思っているところにいきなり船が現れるわけで、凄い!の一言。
 ロレンスの精神分析、とくにホモセクシャルを問題にする評論もあるようだが、これだけ多くの人物が錯綜する映画で、女性が出てくるのはアウダのテントでちらりと女性たちの顔が写る程度である(台詞はない)のも関係があるのだろうか。
 また、これだけの映画がアカデミー賞7つしか受賞していないというのも不思議である。ピーター・オトゥールの主演男優賞(受賞は「アラバマ物語」のグレゴリー・ペック)、オマー・シャリフの助演男優賞(受賞は「渇いた太陽」のエド・ベグリー)、ロバート・ボルトの脚色賞(受賞は「アラバマ物語」のホートン・フート)は受賞して当然だと思うのだが。かつて、「ベン・ハー」の助演男優賞受賞が敵役メッサラのスティーブン・ボイド(ノミネートすらされていない(@_@;))ではなく、どうでもいいようなアラビアの隊商ヒュー・グリフィスだったことがあるように、アカデミー賞ではときどき意味不明の受賞・落選がある。
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 いずれにしても、3時間を超える長編であるが、何度でも見たい名画である。
 そんな人はまさかいないと思うが、この映画を見ていないで映画フアンだという人がいたら、その人は間違いなく嘘つきである。そういう人とは付き合わないほうがいいし、付き合いたくない。少なくとも私は、そんな人と映画の話はしたくない。ピーター・オトゥールは、この後リチャード・バートンと共演した「枢機卿」やオードリー・ヘプバーンと共演した「おしゃれ泥棒」「なにかいいことないか子猫ちゃん」「チップス先生さようなら」「将軍たちの夜」「ロード・ジム」、そして「ラスト・エンペラー」の先生役などに出たが、遂にロレンスのイメージを突き崩すことはできなかった。それほどのハマリ役だったと言える(実際のロレンスは、160cm台の小男だったそうで、ペンギンブックスに出ている写真を見ると当然のようにオトゥールほどかっこよくない)。だからといってダメな役者と決め付ける気はない。生涯でこれほどの名作に主演でき、それを立派にこなしたことをむしろ祝福したいと思う。

※コメントにリプライすると「コメント投稿に失敗しました」と出て表示されません。昨夜は一時的に写真が表示されなかったし、我が家のssブログはこのところ不調です。
JUNKO 壮大な映画ですね。私も映画三昧の生活しています。
>アカバ攻撃のシーンで、大砲の下に洗濯物を「発見」したときは、監督というものはこんなところにまで目配りしているものなんだと、驚愕でした。
wildboar 「アラビアのロレンス」も、一緒に観たんじゃなかったかなあ。
>浄心ハイツだったかの三番館だったと思います。wildさんの要望で、「風と共に去りぬ」とか、「シェルブールの雨傘」「別れ道」の2本立てとか、勉強もせずにけっこう見に行ってますねえ。パスカル・プティの裸につられてわざわざ大須のほうまで「妖姫クレオパトラ」を見に行ったときは、シーザーへの貢ぎ物として絨毯がくるくると広げられ漸く裸が登場したとたんにスクリーンの幕が閉じてきました。(^^;
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奥様手作り作品集(^-^) [日記・雑感]

 下のように書いて、再び戻って来たら、何事もなかったかのように写真が表示されていた[たらーっ(汗)]。このまま正常に表示されるようになるのか、また表示されなくなるのか・・・、年寄りには理解不能な状況が続く。[もうやだ~(悲しい顔)]

※何か問題が起こったのか、ブラウザに写真が表示されたりされなかったり[たらーっ(汗)]。Macの標準SafariでもFireFOXでも同じ状況です[もうやだ~(悲しい顔)]。このブログだけでなくwildさんらSonet(ss)ブログのものは、軒並み写真が表示されません。ただ、これはssだけの現象で、他のサイト、たとえば新聞社や楽天、YouTubeその他のサイトに関しては今までと同じように写真や動画は表示され、全く問題は起こっていません。複数ブラウザでssだけに同じ問題が起こっていることから考えると、ssのほうの問題ではないかとも思うのですが、連絡は来ておりません[がく~(落胆した顔)]。写真等が表示されない場合はご容赦ください[ふらふら][バッド(下向き矢印)]

 これからちょっと買い物に出ますが、25℃予想って本当かいな。夏日じゃないかよ(^^;。1日引き蘢りでは肉体的にも精神的にもよくないので、1日1回は外出することにしています。
 小池口だけ知事の「3日に1回」は、所詮机上の空論。例の80%に下げるにはという計算上だけの発言で、現実の生活を全然理解していません。
 だいたい口だけ知事は、東京オリンピックの延期が決まるまで責任を追及されるのが怖くて雲隠れしていた人物。安倍があまりにアホなことばかりやっているので、なんとなくしっかりやっているようなイメージが演出されていますが、私はこういう人物を全然信用していません。厳しいときこそ、その人物の評価が問われるわけで、口だけ知事は再び厳しい局面に立たされたら再び原子力潜水艦を決め込むに決まっているからです。

 昨日、今日と「JIN-仁-」の再放送があります。私はリアルタイムで見ていてDVDでも見ているのですが、昨日も「やってるな・・・」と腰を下ろしたらつい2時間ほど見入ってしまいました(江戸の大火、綾瀬の婚約破棄(^^;などのところ)。登場する火消しにも医者にも、花魁にも、母や兄、そして娘にもそれぞれに誇りがあり覚悟があるのだが、今の政治家にはさてどうでしょうか。今日からは、いよいよ後半戦突入。
4月26日(日)14:00~17:00
5月2日(土)14:00~16:54
5月3日(日)14:00~17:00
 東海、関西の見られない方ごめんなさい。m(__)m

 相変わらず暇で暇で・・・(^^;
 それでも、コロナは高齢者の致死率が高いということなので、引き蘢っています。そうでなくても高齢者は社会の負担・邪魔者と考えている安倍政権ですから、感染でもしようものなら放置されてしまう可能性もあります[がく~(落胆した顔)]
 ということで、とくに新しい素材もないので、昨日に続いてうちの奥様の手作り作品をいくつかアップして誤摩化しておきましょう[たらーっ(汗)]。身内誉めするわけではありませんが、こんなに小器用だったとは、結婚するまで知りませんでした(^^;。
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↓最新作は「手作りマスク」
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試験管?の中の花 [日記・雑感]

 カビノマスク、いやフケツマスク、いや間違えたアベノマスク製造会社のうちの1社が公表されていません。まっさか、当初から噂されていた山口のアベトモ会社じゃないでしょうねえ?( >_< )
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/010/208000c

★これは、安倍ちゃまがどう言い繕っても濃厚接触でしょう。プライベートサクラを見る会といい、もう頭がおかしいとしか言いようがない行動が続いているのですから、偉そうに上から国民に命令する前に、まず相方に対して自粛要請を徹底させてほしいものです。ペットと戯れ、お茶を飲んでるような場合じゃないですゾ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200425-00000004-friday-pol

 買い物程度しか出かけないので、ブログの素材もマスク並に厳しくなって来ています(^^;。かといって、ブログ更新を休むと、怠惰だなぁんて勝手言ってくる輩がいたりして、大変。とりあえず、うちの奥様が作った花の写真でもアップして凌ぎましょう。
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★最近、秋川雅史の歌をよく聞いています。全身全霊で唄う歌を聞いているとなんだか元気が出てきます。
↓天城越え

↓チャンピオン
https://www.youtube.com/watch?v=LlncYSPS6C8
↓イヨマンテの夜
https://www.uta-net.com/movie/137240/
↓川の流れのように
https://www.bilibili.com/video/BV1Fs411W7s6?from=search&seid=15525437108251985635
↓千の風になって
https://www.youtube.com/watch?v=cBPtLHYDas4
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見るべし「JIN-仁-」の再放送 [映画・文学・音楽]

 それにしても昨日のコロナによる岡江久美子死去のニュースには驚きました。合掌。
https://www.asahi.com/articles/ASN4R5F2MN4RUCVL01W.html?iref=comtop_8_02
 にもかかわらず、怪しげなおっさんのツアーで大分に旅行したとして問題になっているご夫人がこの後、宮崎にも行っていたという疑惑が[がく~(落胆した顔)]
https://togetter.com/li/1497938
 まあ、いくら何でも単なる噂だと思うのですが、もし本当ならこの人ちょっと頭おかしいかも。それにしてもです、奥さんのトンデモ行動を止められない安倍ちゃまにコロナを止めることは不可能かと。

民間なら商品に不具合が見つかったら回収は当たり前のことです。政府の、まあ大量に作ったら多少の不良品も出るだろう、なぁんて言っている菅は、民間企業なら解雇までいかなくてね、まちがいなく更迭・左遷ですゾ。
https://www.asahi.com/articles/ASN4S32MTN4SOIPE002.html?iref=comtop_8_07

 私が全シリーズ全話リアルタイムで見ていたテレビドラマ「JIN-仁-」が「JIN-仁- レジェンド」として編集されTBS系列で6回にわたって再放送される(2回はすでに放送済)。10年以上前に製作されたドラマだが、とても感動的な傑作ドラマだ。前半に当時の江戸で流行ったコレラをどう防ぎ、どう治療するのかという部分が、現在のコロナの状況とオーバーラップするのが再放送のきっかけになったのだろうか(このドラマを見ると、安倍内閣の無能無策ぶりをいやでも実感せざるを得ない)。
 しかし、それだけではない。危機管理とは何なのか、医者の使命とは、そして生きることとは生きる意味とはをいやでも考えさせられるドラマでもある。まだ2回しか放送されていないが2回とも視聴率が11%を超えたとか。私は15%を超えたと言われても全然驚かない。関西、東海地方では再放送されていないようだが、なぜなのか理由は不明。このドラマに勝るような素晴らしい番組があったので独自放送になったとはとても思えない。関係者はバカか。
4月18日(土)14:00~16:54
4月19日(日)14:00~17:00
4月25日(土)14:00~16:54
4月26日(日)14:00~17:00
5月2日(土)14:00~16:54
5月3日(日)14:00~17:00
 私は、この10年の間に母と弟を失くしているので、最終回で勝海舟役の小日向の言う「生きてるってのは、ありがてぇな」と言う言葉が本当に身に沁みた。未見の人は、まだ間に合う。見るべし。安倍とその周辺も見るといいのだが、見ないだろうなぁ(ま、見ても理解できないかも(^^;)。
 こういうドラマを見ると、まちがいなく元気が出る。以下に当時書いた感想雑文を再録しておく。ただし、個人的MEMOなので、ネタバレも平気で書いてある。推理小説の犯人が書かれているようなものなので、見逃し部分を参考程度に読むだけにしておいたほうがいいかもしれない。


TBS「JIN-仁-」徒然日記
「JIN-仁-」01.jpg
 TBS「日曜劇場」の「JIN-仁-」を毎週見ていた。連続ドラマを見るのは実に久しぶりのことで、このドラマも全く期待していなかった。が、遠い昔SF少年だったこともあり、ほほうタイムスリップ物かと第1回を見たら、これがなかなかおもしろい。
 タイムスリップ、あるいはタイムトラベル物は有名なところでは自衛隊が戦国時代に行く半村良の「戦国自衛隊」、あるいは薬剤師が江戸時代に行く「大江戸神仙伝」(これは確か昔ドラマになったはず)などSFのテーマとしては別に珍しいものではない。題名は忘れたが、現代人がタイムスリップしてレオナルド・ダビンチになるという海外SFもあった。ただ、「向こうの世界」へ行くまではおもしろかったものの行った後はぐだぐただった「スターゲイト」に代表されるように行った先の話がかったるくで、ぐだぐだになってしまうことが多いテーマでもある。要するに行った後の展開がきちんと作られているのかどうかが勝負の分かれ目なのだ。その意味では、成功したドラマだと思う(ただし、終わり方には大いに疑問がある。「最終回」の感想をごらんいただきたい)。以下は、放送の翌日あたりに書き留めておいたMEMOで、例によって採点は適当である。

★2009.10.12 第1話 ☆☆☆★★★
 日曜劇場「JIN-仁」は、このところダメダメTBSにしては珍しく気合いの入ったドラマだった。今後どうなるのかはわからないが、とりあえず第1回の出来は、大量宣伝で有名人をずらりと並べたキムタクの「Mr.Brain」よりははるかにいい出来だったと言える。まあ視聴率はおそらく「Mr.Brain」の方がいいと思われるし、テレビ局にとって視聴率がスポンサー獲得のための大きな武器であることはわかるのだが、視聴者にとって視聴率やスポンサーの意向などどうでもいいことなのだ。その番組を見て満足できたのかどうかが重要なのである。「Mr.Brain」では爆笑問題の田中や所長の大地さん、ヤンキーの木下などなんでいるんだろう??というような扱いだった。キムタクばかりが目立つように作られていて、その他の人物がきちんと描かれていない。要するにドラマの態をなしていないのだ。ラストの番宣を兼ねた香取の登場に至っては苦笑するほかない(にもかかわらず、香取の「こち亀」は大コケ。いくら宣伝したところで内容が伴っていなければ視聴率もどんどん下がっていくんだなぁ……)。
 その点、今回の「JIN-仁」は、大沢たかお、綾瀬はるか(「Mr.Brain」にも出ていて中途半端な役どころだったが、今回はいい役をもらった)、中谷美紀、桐谷健太、麻生祐未、内野聖陽、そして名前は知らないが母親を助けてもらう子役の少年ら、ラストにちょっと出てきたら金八先生に見えてやや違和感のあった武田鉄矢をのぞき、いずれも好演。ほとんどの人物像がクリアに描かれ、存在感があった。つまり、一部のタレント人気に頼るのではなく、ドラマとして自立しているのだ。演出+脚本+キャスティングがうまくできているという実はドラマとしては当たり前の勝利と言えるだろう。原作は村上もとかのマンガでまだ未完だということなのだが、この人には、出だしはおもしろかったのに引っ張りすぎて収集がつかなくなりぐだぐだになってしまった「龍-RON-」のような作品もある。原作の「JIN-仁」はまだ延々と続いていくようだが、ドラマはあまり引っ張らずに独自の展開でうまく締めくくってくれれば、久々におっさんも楽しめるいいドラマになるのではと期待したい。

★2009.10.19 第2話 ☆☆☆☆
 仕事の関係もあってテレビの連続ドラマはほとんど見ないのだが、TBS(名古屋だとCBC、大阪だと……知らん(^^;)の夜9時からの日曜劇場「JIN-仁」を見ている。今回は、第2話。だいたい第1回はどのドラマも気合いが入っているものだが、その反動で第2話でガクッと調子を落とすものが多い(「こち亀」「バチスタ」のように第1回目からダメダメなのは論外)。
 第2話は、コレラ騒動を中心に話は展開するが、第1回のテンションをきちんと維持できていて合格。今回は坂本 龍馬役の内野聖陽、武家娘・橘咲役の綾瀬はるかの演技がとくに光った。まあ内野はこれくらいできて当たり前だとは思うのだが、迫力があってかつ人なつこい龍馬のイメージを実にうまく演じており、こういう人物なら自然と人も集まってくるだろうなあという気にさせるところなど、さすがである。対して綾瀬はるかだが、サイボーグ(「ぼくの彼女はサイボーグ」)や座頭市(「ICHI」)、おっぱい先生(「おっぱいバレー」)など変な役ばかりやっている女優がこれほどきっちり演技できるとは思ってもみなかった。
「医者が人を助けていけない道理とは、どのようなものでございますか」
 なんていう台詞も武家娘らしくきちんとメリハリを付けて言えていて、座布団1枚。顎とおっぱいだけの人じゃないんですね(^^;。前回くさした武田鉄矢もときどき金八先生になってしまうものの、ラストで実にいい感じ出していた。うーん、もうけ役もらっちゃいましたねえ。
 前回にも書いたが、久々にジャニーズとかの人気タレントやいわゆるイケメン俳優に頼らない、ドラマそのものを見せるドラマといえる。シナリオがあってそれに適した役者をキャスティングできているのだ。繰り返しになるが考えてこれば、これ当たり前のことなのだ。が、昨今のドラマはまずジャニーズ系人気アイドルのキャスティングありきで内容は適当なものがほとんど。視聴率的にはヒットしたキムタク主演の「Mr.Brain」も内容は空っぽだった。このテンションでラストまでうまくいってくれればいいが、と思いつつ来週もまた見てみましょう。

★2009.10.26 第3話 ☆☆☆★★
 さて、第3回だが、今回はコレラから次のステップへのつなぎ。ほとんど綾瀬はるかが主人公と言っていい。内股の付け根の静脈云々のところの表情など実にうまくて笑える。今週も座布団1枚。ただ、全体に少し力みすぎたというか、悲壮感を出しすぎた感がないでもない。内野はあいかわらずうまいが、今回注目したのは麻生(綾瀬の母親)と小日向(勝海舟)。麻生は今こういうちょっときついがただきついだけではなく奥行きのあるおばさんやらせたらピカイチかもしれない。小日向はもうちょっと裏があるというか勝海舟なんだから得体の知れないところがあってもいいのではとも思うが、意外にもなかなかの好演。枝豆少年もあいかわらずうまい。
 個人的には点滴の場面が秀逸。点滴経験者から見ると点滴の針の確保はけっこう難しい。下手な医者だと何度も刺し直したり、液がもれて大変なことになる(どちらも経験済み(^^;)。一度お手本を見ただけの綾瀬はるかがうまくできるとはとても思えないのだが、ま、そこはドラマ=フィクションということで。大沢が点滴の器具を作ろうと金八に「ゴム管は?」「あります」「こういうものは(点滴の針)は作れますか?」「簪職人に……」というあたりのやりとりは、けっこうワクワクした。こういうところがタイムスリップというか時間SFの醍醐味だろう。
 これで導入部と最初の事件は一応ケリがついたわけだから、さて来週からどんな展開になるのか。ただ、感動シーンは嫌いではないがさすがに今回のように力みかえったシーンばかりが続くと感動も薄らぎ、こちらも歳なので疲れてくる。もう少し軽やかに息ができるような展開があってもいいと思うのだが。来週の予告を見ると、龍馬も本格的に動き出すようだし、いままでの局地戦からもう少し広い世界への展開に期待したい。

★2009.11.01 第4話 ☆☆☆★★★
 第3話から数か月後?が舞台。第3話に登場した人物(枝豆少年など)のその後についても冒頭で簡単に説明され、物語は起承転結の起が終わり、承に入ったことがわかる。
 今回はいよいよ花魁の野風(中谷美紀の二役)と出会うというのが最大の売り。が、その前に大沢の医学講義の場面が久々に明るくいくらかコメディタッチもあってホッと一息つける。第2話のラストでもうけ役だった武田が今回もわずかの登場で場をさらっている。「特別出演」とあるが、金八先生が生徒役というだけでもう笑える。何度も言うようだが、武田君、こんないい役はそうそうはないぞ。第3話も悪い出来ではないのだが、やはりあの重苦しいタッチが毎週続いたらちょっと辛い。明日からまた仕事が始まるという日曜の夜なのだから、少しは今回のような息抜きもほしい。内野龍馬(あいかわらずいい味出している)に連れられて吉原に来てしまった大沢が主の六平(悪党面なのだがこれまたいい味出しているなぁ)の頭の手術をするのだが、演出も手術場面はもう手慣れたものでうまく緊迫感を出している。若い頃からきつーいイメージのあった水沢あきは女将となって怖さが倍増した。顔も声も本当に怖いぞー。そして、お待たせしました。といっても私は別に待っていたわけではないが、江戸時代の中谷美紀さんいよいよ登場。目の小じわがちょっと気になるものの演技はきちんとできていて、あまり色気はないものの毅然としたしゃべり方、立ち居振る舞いで花形花魁・野風の雰囲気をよく出している。ストレスのたまる仕事なのでしわが増えたのだろうと好意的に解釈しよう。ただし、野風の回想シーンはちょっと長すぎ。野風が主の六平を助けて欲しいという理由付けで回想シーンが必要だったのだろうが、視聴者は野風の生い立ちなんぞにはあまり関心はないわけで(少なくとも私は全く関心がない)、ここは話を中断しないためにももう少しさらりと流してよかったのではと思う。うまいと思ったのは、綾瀬が大沢の写真(現代の中谷と大沢が一緒に写っている)を見てしまい、その後で野風の中谷を見て驚くというシーンなど、うまく伏線が生きた。
 その他では、第1回を見たとき、武田と同様ミスキャストかなあと思った小日向のおっさんが、勝海舟の役でいい味出していた。訂正しておきたい。

★2009.11.08 第5話 ☆☆☆★★★
 今回のメインテーマはペニシリン。梅毒で死にそうな花魁・高岡早紀を救うためにペニシリンを作るわけだが、ともかく作る過程がおもしろい。本当にこんなんで出来るのかどうかは知らないが、いかにもそれらしいのでまたまたしっかり見てしまった。作ったサンプルの薬効があった、という場面などなかなかの盛り上がりをみせる。ガッツポーズを見せる者もいたが、まあドラマだからいいとしよう。これで高岡が助かってしまったらいくらなんでもちょっと都合がよすぎるぞ、と思っていたが(以下、ネタばれ)そういうこともなく死に際もうまくまとめられていた。それにしても高岡はこんな役、よく引き受けたなぁ。回想シーンで花魁道中の場面が少しだけあるが、梅毒でできものいっぱいのままほとんど寝ているだけ。仕事がないんだろうか。ただ、演技は意外ときちんとできていたし、「……おさらばえ」は名台詞だったけどね。
 花魁・中谷さんは可もなく不可もなくといったところだが(現代シーンでの、若い医学生の役はさすがにちょっと苦しかった(^^;)、このドラマのプロデューサー、ディレクターって、明らかに綾瀬はるかが好きというか、お気に入りだねー。サイボーグ(正確にはアンドロイド)や座頭市の役などもこなしているのだから、若手女優としては演技力はあるほうなのだろうが、それにしても毎回かっこいいシーン多すぎ。かっこいい台詞多すぎ。
 少し展開が早いかなという気がしないでもないが、梅毒のシーンも放送時間(午後9時から)を考えてあまりえげつなくならないよううまく表現されており、十分に納得の出来にはある。が☆☆☆☆ではなく★一つ少なくしたのは、このドラマで最もお気に入りの内野龍馬の出番が少なかったため。やっぱり内野龍馬が出てこないと、もう一つ話が外に向かって広がらない。予告編を見ると来週はけっこう出番がありそうで、今から期待している。
(一つ大きな問題が。このドラマは毎回DVDレコーダーのHDDに録画してリアルタイムに見た後何日かおいて見直しているのだがうまく録画できているのかどうか確認してみたら、なんと砂の嵐。先日、レコーダーがうまく起動してくれないのでリセットしたら入力関係もリセットされてしまい、チューナーと接続されていなかったようなのだ。げっ、と言ってももう遅い。ショックだ……。(;_;))

★2009.11.15 第6話 ☆☆☆☆
 いよいよ「JIN-仁-」も後半戦。というか、全11回だとしたらちょうど折り返し点。野風・中谷の出番というか、からみも増えてきた。中谷美紀はちょっと老けて見えるのが難点だが、きちんと花魁には見え(と言う私は花魁というものを知らないが(^^;)、今回はいい見せ場も用意してもらっていた。もっとも、スタッフお気に入りと私が勝手に決めつけている咲・綾瀬はるかはそれを上回る見せ場を用意されていたので、どうしてもそっちのほうが印象には残ってしまう(「ICHI」で共演した仲なんだから、ああいう助け方ではなく、いきなり綾瀬が仕込み杖を抜いて……、なんてことはない(^^;)。また、どうして仁・大沢の場所を知っていたのかという疑問もあるが、そのあたりの説明をしようとすると絶対に話のスピード感が落ちてしまう。あちこち探して偶然間に合ったということにしておこう。
 佐分利・桐谷は初めてというくらい見せ場を作ってもらったのだが、ちょっと力み過ぎ。「ROOKIES」のときの癖がまだ抜けないのかな。第1回を見たときちょっとけなした武田は今回もいい味出していた。というか、今回の設定の半分は金八先生の延長。やっばり餅は餅屋。この人に説教をやらしたら臭いんだけれど妙な説得力があり、ついうなずいてしまう。内野龍馬については呆れるほどの存在感なのでもう何も言うことはない。すばらしい。人物関係がいろいろ錯綜した回だったが、交通整理もそれなりについていて合格。むしろ平成22年の10円硬貨の出現など、ここにきてまた謎を増やして大丈夫かと心配になるくらいのものである。中だるみどころかますます面白くなってきた。
 ただ1点、気になったこと。野風・中谷がぼんやりと考え込んでいる手前に鉢植えのタンポポが咲いている。この場面は夜だと思うのだが、タンポポの花は夜はしぼんでいるはず。これは私が仕事でタンポポの昼夜の写真が必要になり、自分で定点撮影したことがあるのでまちがいない。まあドラマの本筋からは離れた部分だが、ちょっとだけ残念。

★2009.11.22 第7話 ☆☆☆★★★
 知り合いに「JIN-仁-」のまんがを読んでいる人がいて、全体にはまんがにのっとっているが、第1話の現代の部分や2人が写っている写真、先週出現した10円硬貨などはないそうだ。まんが(あるいは小説)で印象に残るシーンと、ドラマで印象に残るシーンは違って当たり前なので、それは別にいいというかドラマの脚本、演出として改変は当たり前のこと、という原作をそのままなぞったのではアホである。。原作は原作、ドラマはドラマとして見ればいいと思う(だからといって、むやみに原作を変えろと言っているわけではない。後先考えないアホな改変で、かつてフジテレビで放送された「らせん」「チームバチスタの栄光」などは連続ドラマにするために無理矢理改変した結果、ぐだくだになってしまった)。
 さて、今回の主役は緒方洪庵、つまり武田金八先生。何度も書くようだが、見せ場たっぷりで、しかもいい台詞ももらっている。役柄も人間的にスケールアップした老後の金八先生そのままで、前回のような説教シーンは、ぴったり。多くの人に感銘を与えて静かに消えていく……。こんないい役本当に二度とないような気がする。この、果報者め。
 ちょっと気になったのは小出君(「サイボーグ」では綾瀬の恋人役だったが、今度は兄)。まあ他のキャラが立っているだけにちょっと影が薄いのだが、だからといって遊女(うちの奥様が、水沢エレナという女優だと言っていたが、知らん(^^;)にふらふらしてというのは話を広げすぎていないか。どうでもいいような枝葉の話ならないほうがすっきりするし、もし本筋だとしたら、こんなにいろいろ話を広げて、うまく収束できるのか。ワンクール11回の予定で始めたのだが視聴率がいいので(秋ドラマでは唯一視聴率20%を越えている)、続編や映画化の噂が絶えない。他のドラマは軒並み一桁、さらに馬鹿な編成のおかげで他の番組も惨敗のTBSなので気持ちもわからないではないが、「さあ後は映画で」なんてことになったら視聴者、少なくとも私の大反発を買うことは必至。続編はともかくとして、「どうせいいかげんな結末で、映画を見ろということなんだろ」と他のドラマも思われ、地滑り的な視聴者離れの末、テレ東にも抜かれ最下位ということにもなりかねないぞ。

★2009.11.29 第8話 ☆☆☆★★★
 今回はどうも今まで影が薄かった小出君がメイン。大沢、内野らはともかくシナリオも演出も妹の綾瀬の方に力点を置いているので仕方がないと言えば仕方がないのだが、旗本のぼんぼんならではの純朴な必死さが出ていて、すれすれだが合格といったところか。ちなみに、綾瀬は今回も「必死」の名言が出た。昔、柴田錬三郎の小説を読んでいたら「二十歳の大年増」という記述がありびっくりしたことがあるが、「とうはたっておりますが」と言っても、綾瀬が女郎になったら中谷よりはるかに客がつくのでは(^^;、なんて馬鹿なことを考えたりもした。ただ、当時の1両は現在の7万〜10万くらいなので、いくら綾瀬が巨乳だといっても400両といえば3000万はする。これを高いと見るか安いと見るか。以前、「一発300万」などと週刊誌に書かれ消えて行ったタレントと比べれば安いのかな。もちろん、そんな金はないが(;_;)。
 話が脱線した(^^;。その他では、役者をやった人(名前知らないや、ヤマサの「世界の車窓から」おじさん(石丸謙二郎)も、ちょっと嫌みなところを見せながらも、もうけ役のシーンがちゃんと用意されていた。ああいうシーンって、多分演じている役者さんたちも気分いいんだろうね。内野はあいかわらずバイタリティーあふれる演技で、ともすればちょっと絵空事の悲劇に流れてしまいそうなドラマに妙な現実感を与えている。毎度のことながら、たいしたものだ(来年の大河で福山が龍馬をやるようだが、内野龍馬のインパクトがあまりに強烈なので苦労するかもしれない)。
 全体としては、後半へのつなぎの回で、☆☆☆★★といったところだろう。☆☆☆★★★となったのは、ひとえに「来週の予告編」につきる。こと予告編に関しては、いったいどうなるのだろう、来週も見なければという気にさせた、今までで最高の予告編であった。(^^;

★2009.12.06 第9話 ☆☆☆☆
 いやあ江戸の火事、力入ってましたなあ。藤田まこと病気降板で急遽出演が決まった中村主水ならぬ中村・紋次郎まあまあがんばったんじゃないのかな。火消しといっても半分は侠客というかやくざみたいなものなのだから、昔取った杵柄といったところか。火消しの意地と医者の意地のぶつかり合いはなかなかに見応えがあった。ペニシリンが主役になってしばらくお休みしていた久々の手術シーンも火事が迫ってくるという中でのもので緊迫感満点。このところ静の展開が多かったので、今回の動はシリーズ構成としても成功していると思う。
 中谷花魁も年齢的にはちょっと辛いのだが(なんせ綾瀬が「とうはたっておりますが」と言うような時代である)台詞はきっちり言えていてそれなりに違和感なく演じている。もうけ役の綾瀬もあいかわらずいい場面で使ってもらっている。が、中谷花魁とのあわやのシーン、火事のシーンなどいろいろあった中で今回も場をさらっていってしまった大もうけの達人はまたしても内野龍馬。今にも泣き出しそうな中谷を抱きしめ、これなら泣き顔を見られることはない(気が済むまで泣いたらいい)なんて、カッコよすぎ。ううむ、……こやつできる。
 というわけで、聞くところによるとNHK「坂の上の雲」とバッティングしたせいか視聴率はいまいちだったようだが、ドラマ自体の採点は上がった。それにしてもだ、ここまできてしまうとあと2回。本当に伏線として仕掛けられた多くの「謎」をすべて回収できるのだろうかと心配になってきた。まさか解決はパート2へとか映画でなんてことはないと思うのだが、子どもだましのとってつけたような解決だけはやめて欲しい、と変な心配が浮上してきた第9話だった。
(いいニュースが一つ。このところ民放界の万年4位でテレ東にも抜かれそうなTBSがついに「JIN-仁-」の再放送を決め、今週から始まっている。さっそく12/11金曜日に放送される第5話の録画予約をした。意味のない番組移動を強行し、ゴールデンに内容のない帯のニュース番組を作り、ダメTBSをダメダメTBSにしてしまった編成局長がついに更迭されたようだ。これでTBSもダメダメからダメくらいにはよくなるのかもしれない。)

★2009.12.13 第10話 ☆☆☆★★
 このドラマだいたい今週はこの人がメインだなという作りをしている。たとえば第6話は桐谷、第7話は武田、第8話は小出、先週の第9話は紋次郎といったぐあいだ。で、今週はまたまたスタッフお気に入り(と、勝手に私が決めつけている)綾瀬が主役だった。中谷も演技力でき負けていないというかむしろ勝っているのだが、シナリオも含めてどうしても綾瀬の方に力点が置かれてしまっている。ま、綾瀬の方が巨乳で若いし仕方ないか(^^;。
 ただ、今回はちょっと疑問もあった。大沢・仁がどうにも優柔不断な人間、あるいは冷酷な人間に見えてしまうのだ。現代では中谷と婚約までしていた男である。いくら何でも綾瀬や中谷の気持ちに気づかないというは鈍感すぎるというか、不自然というか馬鹿である。でなければ、ある意味女性の気持ちをもてあそんだ冷酷な人間ということになるが、そもそも大沢仁の性格設定はそうはなっていない。そのため別れのシーンにもちょっと無理矢理の感じが出た。そんな妹の大沢に対する一方通行の気持ちを受け止めて、以前、影が薄いと書いた小出君と麻生奥様がいい味出していたのが救いか。ラストの10分ほどはいい感じの緊張感で次週につないだが(内野龍馬の殺陣はさすが)、仁先生もう少しちゃんとせんとあかんがな。先週登場した火消しの紋次郎一家が今週出番がないのも不満。このままでは、あのエピソードは何だったのかということにもなりかねない。危機一髪のところにこそかっこよく登場してもらいたかったと思う。
 さて、来週はいよいよ最終回。
 85分の拡大枠だそうだが、正味70分程度のものだろう。果して70分で入り組んだ伏線をきれいに回収できて、スカッと終わることができるかどうか。今までラストでこけたドラマや映画を山と見てきたので正直心配もある。スタッフのみなさん、頼んだぜよ。と言ったところで、もう収録は終わっているんだろうが。
(初回に録画を失敗した第5話は無事録画できた。が、問題はオリジナルでは遠藤憲一の「水と生きるサントリー……」なんて入るナレーションが全くないこと。このスポンサー告知は、水と生きるサントリーのところには美しい水の流れが、支え合う日本生命のところには子どもを支え上げているシーンが入るという具合に実によく考えられているのだが、それがない。まあ、再放送は時間帯もスポンサーも違うのだから仕方ないといえば仕方ないのだが、ちょっと残念な結果ではあった。)

★2009.12.20 第11話(最終回)
 金・土と関係タレント(とくに大沢と綾瀬)があちこちの番組に出ずっぱり。もちろん番宣なのだが、超低空飛行が続くTBSにあっては、逆に「JIN-仁-」の人気に便乗してその番組の視聴率を少しでも上げようと考えているのではないか、と思えてしまうから皮肉である。
 最終回は先週の予告で「85分スペシャル」と告知された。が、新聞のテレビ欄を見ると「JIN-仁-」は9:00に始まって10:19からは別の番組が始まっている。ええーっ、あの告知は嘘だったのかと思ったのだが、よく考えてみれで2時間ドラマはだいたい1時間54分、90分(1時間30分)拡大版なんていうときは84分(1時間24分)。つまり告知時間から6分程度引く(ここにミニ番組が入ってテレビ局がCM料を稼ぐ)のが普通なので、別に嘘でも何でもなかったわけだ。と思いつつ、ちょっと損した気分になったのは、最終回への期待が大きかったためだろう。
 ……と思いつつ見たら、脱力。
 始まって1/3はゆっくりした展開で、大丈夫かいなと思いつつ見ていたのだが手術を決意するあたりからは快調。しかし、時間がない。このままでどうするんだろうとハラハラして見ていたらエンディング曲が。えっと、思わず時計を見てしまった。もしかして最後のワンシーンですべての謎が解けるのか。現代の中谷が元気に教えているシーンが一瞬。おっと思ったところでクリリン君(ホルマリン君ともいう)の目が、パチッと開いたところで、ジ・エンド。
 そりゃあ、ないぜ。
 そもそもタイムスリップに関しては、かつての「戦国自衛隊」でもそうなのだが、なぜ起こったのかの説明は不要。つまり、タイムスリップでこんな時代にきてしまいました、という枠組みなので別に解決する必要はない。が、しかし、第1回で仁が手術した患者(包帯男)は誰だったのか、そしてその患者の頭の中から出てきたクリリン君の正体は何なのか。そこに重大な謎があるのだといわんばかりの思わせぶりで何度も出てきているのだから、こういうところはきちんと解決してくれないと終わりにならない。
 森下という脚本家らしいが、この人、男女の愛憎や決め台詞はうまいのだが、タイムスリップという仕立てのおもしろさがどこにあるのかわかってないね。しかも、この「日記」でも再三指摘しているように、謎を出して引っ張って行くのはいいが、その回収が下手だ(いい例が平成22年の10円玉。何のために出したのかあいまいなまま不発に終わってしました)。それなのに次々と謎を広げて回収不能に陥りとうとう投げ出してしまったとしか思えない。この手のタイムスリップ、あるいはタイムトラベル物のおもしろさは、ひとえにこの回収のおもしろさにある(現代と過去をうまく結んだ例として「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を挙げておく)。それが、せいぜい手習い塾を始めた中谷が未来、つまり現代では予備校らしきところの講師をやっている(未来は変わってしまい、植物人間になっていた中谷は元気!)くらいのもので、あとのほとんどは未回収なのだから文句の一つも言いたくなるというものである。
 原作まんががまだ完結していないことから噂になっている来年の第2部、あるいは映画の予定があって、こうした結末にしたのだろうか。それにしてもだ、この回はこの回としてきちんと結末をつけるべきである。すくなくとも番組の終わりに第2部、あるいは映画の告知はなかった。仮面ライダーだったかがかんじんのところで番組は終わり、結末は映画でとやって非難を浴びたばかりである。もし非難を避けるために時間をおいて告知しようと考えているのだとしたら悪質である。せっかくのいいドラマが(この最終回も、小出が綾瀬を大沢のところへ行かせるシーンや、中谷との別れのシーンなどなかなかよかったのに)最後に台無しになってしまった。
 こういういいかげんなことをされると、久々に連続ドラマを見たのだが、(噂通りなら)映画の長ーい予告編を見せられたようなもので、もうTBSのドラマは見ないぞ、という気になってしまう。編成のめちゃくちゃで軒並み視聴率が下がっているようだが、金儲けに走り(企業である以上それが悪いとは言わないが、そのためにかんじんのドラマを台無しにしてしまっては本末転倒である)何か勘違いをしているのではないのか。
 というわけで、最終回は、採点なし。おもしろいドラマだっただけに、ちょっと残念な感じが残った。


「JIN-仁-・完結編」
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「JIN-仁-・完結編」第1話 ☆☆☆★★★
 一昨年(もうそんなに昔のことになるんだ。時の経つのは早い(^^;)、久しぶりに全話リアルタイムで見たドラマの完結編である。前シリーズの最終話がなんとも中途半端な終わり方で、そのため続編は映画でなんて噂も出たほどだが(どこかのスポーツ紙では、映画化決定のように報じていた)、無事、テレビでの続編放送となったことをまずは喜びたい。
 というか、テレビドラマの続編がテレビで放送されるということは当たり前のことなのだが、それが当たり前でなくなっているのが、今のテレビ業界のどうしようもない現状なのである。とくにひどいのがフジテレビで、「のだめカンタービレ」「SP」いずれも、結末は映画で、という展開だった。視聴者は長い予告編を見せられたようなもので、馬鹿にするな、と怒り出すのかと思ったら、けっこう映画館に足を運んでいる人も多いようで、世の中わからないものである。まあ、行くのは行く人の勝手だが、この「結末は映画で」というパターンはどう考えてもテレビとしての正常な状態ではない。メディアとしての責任を放棄して、自らの首をしめているのではないかと思うのだが、どうだろう。
 話を、「JIN-仁-・完結編」に戻そう。
 前シリーズは尻上がりに話題になっていったので、見ていた人のほとんどは今シリーズも見ると思うのだが、問題は前シリーズを見ていなかった人の扱いである。今シリーズで初めて見た人が何のことかわからないような作りでは問題にならない。この手のもので「うまいなぁ」と思ったのが映画「スーパーマン2」で、「1」の話をタイトルの間にうまくはさんでなるほどなるほどと納得させ、さあそういうところから今回の話が始まりますよー、とうまく告知してくれた。
 その点、テレビの場合は再放送という手がありので、多少有利ではある。
 「JIN-仁-・完結編」の場合は、まず昨年暮れのゴールデンタイムに1日4時間×2日で前シリーズを再放送した。長時間の放送で12%近い視聴率をとったようなので、まずは成功といえるだろう。もちろん、今回の放送(4/17)の前週の昼間には、毎日2時間使ってもう一度再放送をした。で、本番。全シリーズを全話きちんと見ている私には判断がつかないが、冒頭でタイムスリップの件などそこそこうまく処理されており、まあ合格点なのかな。というのも、このドラマは、ドラマ自体が力をもっているので、江戸時代にタイムスリップしてしまった現代の医者の物語というこの点だけが納得できれば、前シリーズの詳細な話など知らなくてもドラマ世界に入っていけるからである。
 で、かんじんの本編なのだが、前シリーズのレベルを落とさず、きっちり作られていてまずは安心した。ただ、今回は2時間スペシャルということで仁先生、京都へ行って戻ってとやや忙しかったことは否めない(船の場面などなかなかによく撮れていたが)。
 これは、坂本龍馬と言えば薩長連合なので、佐久間象山のけがを治すという名目で京都へ行かせ、その関連で西郷隆盛と仁先生を合わせるという道筋だったのだろう。現に長州の切腹して果てる久坂玄瑞とも引き合わせている。要するに、今後の薩長連合、龍馬暗殺への伏線と考えれば納得がいく。
 ということで、今回の本筋は橘家の動向。
 勘当された咲、空気兄、そして脚気を患った母上と仁とのからみが中心になる。びっくりしたのが、母上を演じる麻生祐未さん。目が落窪んで本当の病人に見える。何でも今回の役作りで体重を8kgも落としたとか。マツコデラックスやお笑い芸人響の「ミツコ」が8kg落とすのではない。小柄でもともと細身の人が8kg落とすのである。いやあ、役者魂ですなあ。座布団2枚。大沢、綾瀬、内野は前シリーズから引き続いての好演で、1年半ブランクの違和感は全くない。各人に座布団1枚。佐久間象山を演じた市村正親は舞台役者特有のオーバー演技がやや目立ったが、まあとんでもない男という設定なのでこんなところか。西郷隆盛の藤本隆宏という役者はよく知らないが無難にこなしてはいた。
 しかし、今回、場面をさらってしまったのは「枝豆少年」こと喜市役の伊澤柾樹君だろう(「ちちんぷいぷい」のあの少年である)。この子、嫌みを感じさせずにうまいねえ。「生きていないと笑えないんです」の言葉が率直にこちらの心に届いた。こういう子役が出てくると、親の欲なのか、CM出まくりの「子ども店長」もちょっとヤバクなるかもしれない。またまた座布団2枚。
 エンディングの歌が、MISIAから平井堅に替わったことにはいろいろな意見があると思う。MISIAのときもあの張り上げ声がうるさく感じられたくらいで、私は、歌いらない派である。よくできたテーマ曲だけで十分。主題歌が、せっかくのドラマの余韻をぶち壊しているのではないのか。まあ主題歌なしというわけにもいかないのなら、もう少し歌の音量を下げてもらいたい。
 以上、書きたい放題書いてきたが、(そして、これは前シリーズの感想でも書いたのだが)タイムスリップ(タイムマシンを使うことも含めている)して過去へ、あるいは未来から現代へという話は今までに5万とある。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「戦国自衛隊」「時をかける少女」などがその典型だが「タイム・アフター・タイム」「デジャヴ」「ファイナル・カウントダウン」「僕の彼女はサイボーグ」「12モンキーズ」・・・きりがない。「ドラえもん」だってそうだ。だから、この「JIN-仁-」のおもしろさを、単に現代の医者が江戸時代にタイムスリップしたらという設定に還元することは無意味である。そこでのドラマがきちんと作られているのかどうかという点にこそ良否を求めるべきだろう。そして、「JIN-仁-」というドラマは、ちょいと気の利いたシチュエーションという変化球に頼ることの多い(たとえばキムタクがパイロットだ、レーサーだ、会社社長だといったたぐいの)昨今のドラマの中にあって、珍しく直球で勝負しようとしているドラマだと言える。だから、見る方もつい力が入って疲れる。こういう直球作品は出来が悪いと疲れるだけにライトコメディーの何倍も腹立たしいのだが、今のところは、それがいい方向に作用していて、快い疲労感とともに見終えることができる。というわけで、来週もまた見ようということになる。(^^)/
 ところで、TBSの「JIN-仁-・完結編」ホームページには、こんなことが書かれている。
「続編では、残されたすべての謎が明らかになる。
仁の頭の痛みは何だったのか――
仁はタイムスリップして再び現代に戻るのか、それとも江戸で生きるのか――
咲の想いは届くのか――
吉原を離れた野風のその後は――
現代の未来は果たして――
そして刻々と近づく坂本龍馬暗殺という史実――
果たして仁は坂本龍馬を救うことができるのか!?」
 本当にすべてがすっきりと解決されるとは思っていないが(タイムトラベル物の宿命でタイムパラドックスは避けられない。どうしてもどこかに曖昧な部分が残ってしまう)、池上さんではないが「なるほど、そうだったのか」と思わせる結末になるのだろうか? 実は、私がいちばん心配しているのはこの点なのだが、こればかりはシリーズが終わってみないことにはわからない。ううむ・・・。

「JIN-仁-・完結編」第2話 ☆☆☆★
 今回は陰謀渦巻く大奥もからんで、仁先生、ついに牢屋に入れられてしまう。大沢たかお、上半身裸で水をかけられたり、叩かれたり。このドラマの撮影は今年から始まったようなので、撮影はおそらく1月下旬か2月上旬の大寒のころ。いやあ、役者って本当に大変ですなあ。まさに、「体当たり」演技とはこのことでしょう。ちなみに、綾瀬さんも牢屋に入れられてしまうのだが、こちらは独房で、老名主が綾瀬はるかの上半身を裸にして、叩くなんてシーンは全くない(残念だが、それだと違う話になってしまう(^^;)。
 流れとしては前回の安道名津の延長戦上のもので、新しいところでは和宮登場。黒川智花さんも登場したが、ちょっといたずらっ子のような感じで悪くはない。皇女なので、ある意味世間知らずなわけだ。今までの皇女和宮というとどうしても暗いイメージがつきまとったのだが、いきなり安道名津をバクリとやったりの天真爛漫というのも「あり」かなと思わせるものがあった。ただ、こちらも、口から太いチューブを入れられるシーンがあり、これまた役者って大変だなあと思わせるのだが、胃洗浄のシーンは、人によってはグロいかも。
 元花魁野風役の中谷美紀さんも当然のように登場。これでいよいよ役者がそろったかな、という感じにようやくなった。その中谷さんがぞうきん掛けするシーンがあるのだが、これがなかなか様になっていて驚いた。売れっ子の花魁にしてはちょっと華がないかなと思っていた中谷さんだが、実はこういう役の方が合っていたのかもしれませんなぁ。
 で、かんじんのドラマの出来としては、まあよくできてはいるのですが、今までがアウトスタンディングな出来だったので、やや残念、というのが正直なところ。大奥の陰謀とかそういったある意味「定番」「通俗」ともいえるよくあるパターンを期待してこのドラマを見ているわけではないのだ。見ていて、つい「ちょっと違うんでないかい」という気持ちになる。そもそも誰かが悪事を企み主人公がその罠にはまって危機に陥るという展開自体が私は嫌いなのだ(ドラマとしては作りやすいのだが安易)。あと、ごひいき坂本・内野の出番が少なかったのも物足りなかった。ということで、次回は本筋に戻ることを期待。

「JIN-仁-・完結編」第3話 ☆☆☆★★
 さて、先週、ちょっと調子を落とした、と書いた「JIN-仁-・完結編」の第3話。
 前回、敵対者の陰謀などというありきたりのドラマ展開になったことに物足りなさを感じたと書いたが、今回は前半でいろいろあったものの、仁先生(大沢)は無事釈放。もちろん、咲(綾瀬)も裸にされることなく釈放された(別の期待で「残念」なんて思っている輩もいるだろうが)。これで、まあようやく本筋に戻ったというわけだ。矛盾するようなことを書くが、牢屋に入れられてということなら、もっと牢屋の中での仁先生の活躍ぶりを前面に押し出す必要があったのではないかと思う。それでこそ、いついかなる場合においても、医者は人を救うのが仕事、という作品のテーマがより生きてくるというものだ。そこがもう一つなので、小日向、中村敦夫あたりが次々と出てきても、もう1つ盛り上がらず、なんとなく横道にそれてしまった感じがしたのは残念。
 釈放された仁先生が釈放の理由を聞き、ペニシリンの製造方法を敵対する相手に差し出すあたりは、本道そのもので、快調。この前後はとてもいい感じで見ていられるし、盛り上がる。「医龍2」でスーパードクターを演じたごつい俳優(佐藤二朗)を間においた両陣営の扱いもうまいもので、見ているこちらにもその温かさが伝わってくる。洋装した野風(中谷)が出てくるあたりからは、完全にペースを取り戻したと言っていい。しかし、中谷は練習したんだろうなあ、ああいうウマの乗り方はちょっと怖いと思うのだが。
 結論としては、前回よりはいくらか本筋に戻したというか、ようやく高視聴率ドラマの続編という力みが消えたようで、こちらも普通に見ることができた。プラス★1つ。昔のように半年とか1年というドラマではなく、たかだか3か月で「完結」してしまうドラマである。ちょっとばたばたしたところはあったが、野風の一件や仁先生のプロポーズなど、多分、今回までがいわば「助走」ではないかと思う。あまり脇道にそれることなく、このまま本道を一直線に進んでいってほしいものである。
 それと、第1話の感想で「エンディングの歌が、MISIAから平井堅に替わったことにはいろいろな意見があると思う。MISIAのときもあの張り上げ声がうるさく感じられたくらいで、私は、歌いらない派である。よくできたテーマ曲だけで十分。主題歌が、せっかくのドラマの余韻をぶち壊しているのではないのか。まあ主題歌なしというわけにもいかないのなら、もう少し歌の音量を下げてもらいたい。」と書いたが、今回のラストの平井堅の歌はなぜか自然に聞けた。別に歌が変わったわけでも、音量が低くなったわけでもないのに、何だかとてもいい感じで聞けたのが不思議である。もしかして、名曲?

「JIN-仁-・完結編」第4話 ☆☆☆★★★
 前回の感想で、助走が終わり、いよいよ本道に入るのではないかと書いたが、その予感通り1人の少女(お初ちゃん)が登場した。この少女を助けようとすると仁先生の体が消えていくというのだから、ただ事ではない。仁先生の先祖だとしたら、救わなければ消えてしまうところなのだが、逆なのだ。救えば仁先生は消えてしまうようなので、仁先生が消えてしまったら話は終わってしまう。とすると、結局のところ少女は救えないのか。救えないとすれば、手を触れたときの、あの「衝撃」は何だったんだ。これだけもったいぶった展開で、ただの少女でした、では詐欺というものだろう。さらに、少女は仁先生が折ってあげた、その時代にはない折り紙をなくすまいとして大けがをしたのだから、そのあたりはどうなのかという疑問もわく。
 映画「バック・フゥ・ザ・フューチャー」が典型なのだが、過去にタイムトラベルした場合、自分の先祖と出会うことになる。よくあるのは、自分の先祖を殺したら、あるいは死ぬはずの人を助けたら当然未来は変わってしまうはずなので、タイムトラベルした本人はどうなるのかという展開で、似たような設定のSFやまんがは万とある(そうしたよくある設定の中で「ルパン三世」の「タイムマシンに気をつけろ」は、実に秀逸な解決方法をとっていたのだが、本筋とは関係ないのでここには書かない)。
 これまでの展開はすべて仁先生と他人との関係で進んできたが、このあたりでそろそろと思っていたところに、謎の少女の出現。ここでも本道が見えてきた。もちろん、タイムスリップ物にはいずれにしてもパラドックスがつきものなのだから、すべてが解明されるということはあり得ないのだが、とりあえず納得のいくような着地はしてほしいものである。
 さて、今回の見どころは、川越藩に行った仁先生が藩主の奥方の輸血を頼む場面だろう(ちなみに首に良性とはいえ大きな腫瘍のある奥方は緒川たまき。前シリーズの梅毒にかかった花魁・高岡早紀といいおもしろいキャスティングだと思う)。「おばばさま」の役者うまいなあ。座っている人物を、ずーっと映していくとき印象に残るように映していくカメラワークもいい。ううむ、このドラマの関係者、明らかに映画「スパルタカス」を見ておるな。人の立ち方を含め「アイム・スパルタカス」そのまんまではないか(映画を見た人だけにわかるように書いている。わからない人はすぐさま「スパルタカス」を見るべし。3時間半以上あるけど(^^;)。緒川と綾瀬のやりとりも緊張感があって、なかなか見せる。綾瀬は助手としての動きもきびきびしていて、いかにもそれらしく、「医龍」の水川さんを完全に越えたね。
 もう1つの見どころは、薩長連合に奔走する内野龍馬。
 先日、一路真輝さんとの離婚が発表されたばかりだが、そんなことはものともしない活躍ぶり。桂、西郷を熱意をもって説得するところもいいが、寺田屋での動きもすばらしい。ラスト近くのいわゆる「寺田屋遭難」が「仁タッチ」を崩さないまま、意外と伝承を忠実に再現しているのも興味深い。「寺田屋遭難」とは、薩長の会談をようやく取りまとめた龍馬が寺田屋に宿泊しているところを捕り方が大挙して襲った事件である(「寺田屋事件」というのもあって、こちらは薩摩藩の内紛。それと区別するために龍馬のほうは「遭難」と言われることが多い)。
 異変に気付いたお龍(龍馬の妻)が風呂から全裸で階段を駆け上がり危険を知らせるのだが、裸はほんのチラリで残念。龍馬はピストルで応戦するが、親指を負傷する、なんてところまでちゃんと再現されていた(龍馬が、障子越にピストルを射つシーン、いいねえ)。スピード感と迫力があり、この短いシーンだけでも十分に楽しめた。もちろん、史実に忠実かどうかなんてことは、こういうドラマにあってはどうでもいいことなのだが、そういう細部にまで目がいきとどいていると見る方も思わずニヤリとしてしまうわけである。
 今回は内野と綾瀬と「おばばさま」に座布団1枚。 
 ……ということで、まあこれは来週も見なければなるまい(きっぱり)。

「JIN-仁-・完結編」第5話 ☆☆☆★★
 「2」よりはおもしろいが、前回よりはややオチ、「3」と同程度の出来だった。いや、話としてはうまくまとまっており、生きる長さと生きる密度というものを考えさせられる内容で悪くはない。悪くはないのだが、どうしても仁、龍馬、咲という本道の3人から少し脇道にそれたような感じがしてしまうのだ。長い原作のすべてをドラマでフォローするなんてことは不可能なのだから、なくてもいいエピソードだったのではないのか。
 繰り返すが、話としてはも出来としても悪くはない。わざわざ「JIN-仁-」の1話まるまる使ってまでやる必要があったのか、ということである。
 役者馬鹿の父(吹越満。この俳優、私が思っていたより出来るネ)と、その子どもの葛藤もよく描かれていたし、桐谷、佐藤といった仁友堂の医者たちにもそれぞれに見せ場があった。とくに桐谷は、確か28だったか29だったかで「ルーキーズ」に出ていた(つまり、高校生だ!)ので、私は勝手に「おっさんルーキーズ」と呼んでいるのだが、今回はもうけ役だったなぁ。こうなると、ネットで「空気兄」などと呼ばれている、同じく「ルーキーズ」出身の小出君(咲の兄)にも見せ場をつくってあげたくなねのだが、見せ場は来るのだろうか?
 病が重く、しかしどうしても今一度舞台に立ちたいという役者馬鹿の話になると、最後の舞台を最後の晴れ舞台にし見事演じ終えた直後に倒れるというような展開が、まあ一般的だろう。それを、(ドラマを見た人だけにわかるように書くが)ああいう形にしたのは、上出来のシナリオである。
 またまた「スパルタカス」の話で恐縮なのだが、「クォヴァディス」など凡百の映画が決闘シーンはローマのコロッセウムのような大舞台でと決めていたときに、カーク・ダグラスとトニー・カーティスとの決闘をああいう形でやらせたのを思い出した(またまた「スパルタカス」を見た人だけにわかるように書いている)。「JIN-仁-」のスタッフが「スパルタカス」を見ているのではないかという私の推測は、今や確信に変わった。
 話がそれた(というか、それてばかりである(^^;)。
 それまで黙っていた子どもの、「よっ、大和屋!」もいいねえ。枝豆少年(喜市)といい、前回の折り紙少女といい、このドラマは子役の使い方が抜群にうまい。子どもが登場するドラマというとどうしても、「かわいい」「(演技が)達者だ」「大人びていておもしろい」など、子どもにオモネッタ内容になることが多いのだが、このドラマはドラマの流れの中での子どもということできちんと処理している。要するに、その子どもの行動や考え、台詞に必然性があるのだ。
 てなわけで、話自体はすでに書いたように、まとまりがあり、展開も悪くないのだが、本道からそれた分、それと内野龍馬の出番が少なかったことと合わせて、前回より★1つマイナスとなった。
 さて、次回は分水嶺(最近のドラマは全11回というのが多いので、勝手に11回と決めている)。今回の最後に仁先生はペニシリンを持って長崎へ行くことになったようなので、どうなりますことやら。怒濤の本道一直線を期待したい。
【追記】ソファに寝っ転がってぽやぁっと見ていたので気づかなかったが、ペットに詳しいFSさんによると、実験動物として出てきたネズミは、スナネズミだったそうな。ここは、おいおいと一言あっていい。スナネズミはペットショップでも売られていて手に入りやすいし、確かに実験動物としても使われている。それで、スタッフは調達したのだろうが、もともとは中央アジアの原産。日本に入ってきたのは、戦後。戦前に大陸に渡った人間が持ち帰った可能性があるにしても、百歩譲って明治以降であり、いくらなんでも江戸時代はないだろう。

「JIN-仁-・完結編」第6話 ☆☆☆★★★
 さてさて、早いもので「JIN-仁-」も早くも折り返しにきてしまった。今回は、長崎に来た大沢・仁が内野・龍馬に久しぶりに会うが・・・、というストーリー。綾瀬や仁友堂の面々の出番が少なすぎるという声も出そうだが、本道に戻ったわけで、これはこれでよい。やはり、あの幕末の中でどう生きていくかという話が中心になっていないと「JIN-仁-」のおもしろさは伝わってこない。視聴率のことはあまり関心はないのだが、「5」より明らかに出来はよい。
 私は、全く読んでいないのだが原作のまんがはかなり長いものなので、いろいろな人物の出入りがあると思う。そして、何度も書いていることだが、原作(この場合は、まんが)をそのままなぞったのではテレビドラマや映画にはならない。そもそも、原作でおもしろいところと、ドラマにしておもしろいところとが同じとは限らないのだ(たとえば、あまりにも有名な「ベン・ハー」の戦車競走の場面で、原作と映画とでは、あっと驚くような大きな違いがあるのだが、映画はあれでよい)。
 戦闘シーンなどは、長州軍と幕府軍の戦いと考えるとあの10倍くらいの人数が必要なのだろうが、最近ではNHKの大河ドラマでも戦闘シーンはたいしたことはない、というかショボイ。大河よりずっと予算の制約があると思われる民放ドラマとしては、がんばったほうだろう。傷ついた人間を見れば、医師として助けずにはいられない大沢・仁の行動、そしてやっと助けた幕軍の兵士たちがあっさりと長州軍に射殺されてしまうエピソードなど、よくできている。己の暗殺を予感しているような、内野・龍馬の焦りもよく表されていた。内野聖陽といえば一路真輝との離婚騒動の真っ最中のはず(あれっ、まだ離婚は成立していないよね?)。そのどろどろ劇の中でこれだけの熱演ができるのはたいしたもの。いや、だからこそできるのか?
 いずれにしても、もう半分過ぎたわけである。脇目もふらず(要するに、寄り道せずに)ラストに向かって突き進んで行ってもらいたい。
 なお、仁が長崎で医術を教えている所に出入りしていた老人は、東芝の創業者(の1人?)なのだそうだ。この「日曜劇場」、かつては「東芝日曜劇場」と言われていたように、番組のスポンサーの1つは今でも東芝である。東芝1社提供ではないので別に東芝だけに気を使う必要はないのだから(でなければ、サントリーとか花王が怒る)、わざわざ出したとは思えない。原作にも出てくるのだろうか?
 ということで、来週からはいよいよ後半戦。
 ばらまかれている多くの謎がうまく収斂し、ああそうだったんだと納得でき、見終わった後で温かいものが残るような、そんなラストを迎えることができるのかどうか、これからが監督、脚本、役者の腕の見せどころである。
 「JIN-仁-」の脚本家、恋愛や謎の提示、決め台詞などはうまいのだが、謎の収束は・・・・・という感じもするので、実はちょっと心配もしているのである。

「JIN-仁-・完結編」第7話 ☆☆☆★★★
 月日の経つのは早いもので、ついこのあいだ始まったばかりだという気がする「JIN-仁-・完結編」も、もう後半戦。泣いても笑っても、あと5回しかないのだ(またまた浮上してきている「映画化」の話は論外なので、ナシね(^^;)。残された5回は、前回からのテーマと謎の回収という本道を進んでほしいものだと思いながら見た。
 ここで私の言う「本道」とは、大沢・仁を中心に、綾瀬・咲、内野・龍馬、そして中谷・野風に関わるストリー展開ということである。もちろん咲の関係での母親、兄、龍馬の関係での幕末の主要人物たち、仁友堂の面々といったところもそれなりに重要な役割を果たしていることは間違いないのだが、そういった周囲の人物にスポットライトを当てそれらをメインに据えた話(「第4話」「第5話」)をのんびりやっている余裕はもうないはず。今回の話のメインが野風になったことは当然といえる。
 野風は、原作には出てこない大沢・仁先生の現代での婚約者・友永未来の祖先かもしれないのだから(中谷美紀の二役)、ある意味、本道中の本道なのかもしれない。
 タイムスリップした仁が体験する「歴史的な」異文化に加えて、今回は「地理的な」異文化が加わり、地理的な異文化に関しては視聴者の我々は熟知しているので、咲の酔っぱらいなど、厳しい話の中にも微笑ましい場面が生まれて大いに楽しむことができた。こうしたこちらが知っているのにドラマの登場人物は知らないというパターンは、視聴者の優越感に訴えてくるので、とても気持ちがいい。もちろん錯覚に過ぎないのだが、なんとなく自分が一段偉くなったようないい気分になれるのである。
 余談だが。このての視聴者(読者)の優越感をくすぐるのがうまかったのは、SF作家のアイザック・アシモフである。「夜来る」という中編では、複数の恒星に照らされて夜のない世界が舞台。そこに何万年だかに1度の夜が来るというので、登場人物たちが夜というのはどうなっているのだろうという会話を交わす。何百もの星が見えるという人物は変人扱いされるのだが、いよいよ夜が来ると空には何千、何万もの星が、という結末。こちらは夜空には無数の星が見えることを知っているので、「ふふふ・・・」と優越感に浸りながら読み進めることができるわけだ。有名な「ファウンデーション」シリーズにしても、すでに人類誕生の星がわからなくなっている時代で、これも「それは地球だ」とこちらは知っているので優越感をもちながら、かつ「安心」して読めるのである。
 話が、大幅にずれた。(^^;
 全体として、今回は本道を行きながら、野風にスポット。予想された展開とはいえ、うまくまとめられていた。今回、次回と野風をメインにし、後は一気呵成に「龍馬暗殺」になだれ込むという計算なのだろう。ここまでくれば、もう話がぶれることもないと思うので、後は「安心」して見ていけるはずである。問題は、あちこちにばらまかれた謎をうまく回収できるのかどうかにかかっている。と、どうしてもこの話になってしまうなぁ・・・。
 ところで、大沢・仁先生はさかんに龍馬暗殺の日付を知りたがっているので、この場を借りて教えておいてあげよう。慶応3年11月15日(1867年12月10日)。場所は京の河原町・近江屋。旧暦と新暦ではひと月近く違ってくるのだが、そのへんは仁先生わかっているんだろうね? さて、来週は予告編を見る限り、最初のクライマックスになるはず。なんか、せつない結末がありそうで・・・こりゃあ、きちんと見んといかんぜよ。(^^;

「JIN-仁-・完結編」第8話 ☆☆☆☆
 今回は、大政奉還と野風の出産がメイン。内野・龍馬と中谷・野風にはおいしい場面がたっぷりと用意されていて、役者としてもやりがいがあったと思う。
 まず、内野・龍馬だが、いいねえ。前シリーズでも存在感は際立っていたが、今シリーズでは離婚騒動を乗り越えて(おいおい)、実にスケールの大きな演技を見せている。龍馬の周りには、佐藤隆太・東(これは架空の人物だろう)、市川亀治郎・中岡、藤本隆宏・西郷らが出入りするのだが、完全にかすんでしまっている。いや、彼らもそれなりの演技をしてはいるのだが、内野・龍馬はそれ以上に輝いているので、まあ太陽と月との関係のようなものだ。何よりも、熱を込めて理想を語る表情がいい。私は司馬遼太郎の「龍馬がゆく」も読んでいるが、(そして多くの人がこの作品に描かれた坂本龍馬に魅せられているようなのだが)私は司馬作品での龍馬は、どうも口先だけの人間のように思えてあまり共感できなかった。が、この内野・龍馬に熱っぽく語られたら納得してしまうかもしれないと思った。
 薩長連合という、ふつうに考えたら水と油のような二藩を、「必要だから」と連合させてしまったのは、やはり理論よりも熱だろう。吉田松陰などもそうなのだが、やはりこの幕末の時代を動かしていたのは、「このままではいかん」という熱なのだ。その意味でも今回の内野・龍馬は確実に座布団1枚に価する。有名な「船中八策」が実は「船中九策」あり・・・という場面も、タイムトラベル物の醍醐味を史実にのっとりながらうまく出している(「九策」目が医療保険項目なのは、スポンサーに日生が入っていることからなのか?)。
 ところで、今回もしかするとその内野・龍馬以上だったのかも、と思えるのが中谷・野風。いやあ、熱演でした。役者というのは熱演が空回りしてしまうことも多々あるのだが、今回は出産シーンということもあり、熱演がいい方向に回った。表情も声もいかにもそれらしくて、赤ん坊を助けたいという母親の気持ちがとてもよく出ていた。ううむ・・・「母は強し」ですなぁ。「けいぞく」とか「ゼロの焦点」(映画)などを見ても、中谷は額に青筋立てるばかりで決してうまい役者とは思えないのだが、今回はちょっと鬼気迫るものがあって納得の演技だった。シチュエーションがぴたりとはまると、「火事場の馬鹿力」ではないが、人間、能力以上のものが発揮できるのかもしれない。すばらしい。こちらも文句なしに座布団1枚。
 綾瀬・咲さんは今回は見せ場はないのかな、と思っていたらラスト近くでの赤ん坊のお尻ペチペチがあった。綾瀬はるかは、けっこう力ありそうなので赤ん坊もさぞや驚いたことだろう(もちろん人形だけどね)。あと意外にいい味出しているなあと思ったのが、仁友堂の佐藤・福田先生。でかくて武骨なんだが、何とも言えない医者の覚悟と優しさがにじみ出ていてよかった。さすが、「医龍2」で「スーパードクター」をやっただけのことはある。
 というわけで、今回のシリーズ始まって以来の高得点になった。
 最後に、気になったことを書いておく。例の三隅医師の陰謀を暗示するシーンがちょっとだけ出てきたが、たとえこれが結末に関係するものだったとしても、こういう話はやはり本道にはそぐわない。適当に切り上げて、本道を一直線に進んでもらいたい。なんといっても、あと3回しかないのだから。

「JIN-仁-・完結編」第9話 ☆☆☆★★★
 綾瀬・咲の兄を演じている小出恵介・恭太郎が、あの「2ちゃんねる」で「空気兄」と言われているそうである。空気のように存在感がないということなのだろう。そういえば、2人が恋人?どうしを演じた「僕の彼女はサイボーグ」(以前のブログにも書いたが、あれはサイボーグではなくてアンドロイドね。こういう基本的なところで大きく間違っていると、元SF少年としては、それだけでがっかりしてしまう)でも、話題になったのは綾瀬さんばかりで、小出君は影が薄かった。
 ……が、今回はひと味違った。
 空気兄の苦しさ、悲しさ、虚しさなど、見ているこちらもちょっと息苦しくなるほどよく伝わってきた。何よりも、切羽詰まった緊迫感があった。小出君、うまくはないにしても、決して下手な役者じゃなかったんだ。話し方がどうも1本調子の「ROOKIES」仲間でもある桐谷・佐分利医師より役者としてよほどきちんと演技ができていると思う。謎の解明にもかかわる「龍馬暗殺」に、このような形で空気兄をからませる展開はなかなかうまい。今回、もっともっと押すとしたらここの流れだったと思うのだが、適当なところで切り上げられてしまったのは、何とも惜しい。
 龍馬暗殺者に関しては京都見廻組説が有力だが(私が「TOSHI」といういいかげんな小説を書いたときも一応はこの説に従った)、新撰組説、薩摩藩説、土佐藩説なんてのもあって、未だに確実といえるものはない。そのあたりもうまくドラマに取り込んでいた。亀・中岡の死からして近江屋ではなく路地なので「歴史」がすでに変わっていることは明らかなのだが、龍馬が軍鶏鍋が好きだったこと、顔を斬られたことなど史実も取り込んでいて抜かりはない。さあ、来週はどうなってしまうんだという終わり方も悪くはない。
 ただ、どうなんだろう。
 前シリーズは、江戸時代にタイムスリップした現代の医者という設定を生かし、空気兄への神業的手術、コレラへの対応(点滴の用具を作るなどという話含む)やペニシリンの製造などが本道とうまくからみあって推移していた。が、今シリーズではせいぜいが安道名津程度で、地味。とくに現代医学を導入しての展開は、前回の帝王切開くらいしかない。そのため、大沢・仁先生もただただ龍馬が暗殺されることを知っていて右往左往しているだけのように見えるときがある。暗殺の危険を知らせるのに医者である必用はない。つまり、未来から来た人間+現代医学を修めた医者という仁先生の両輪の片方が脱輪しているのだ。
 幕末という時代は良しにつけ悪しきにつけ、現代日本の礎を築いてしまった時代である。その意味では、決して過去ではない。とくに政治の世界では岸、佐藤、安倍という長州藩の流れが現在も生きているのである。私自身はそんな幕末に興味があるので不満はないのだが、前シリーズの視聴者の中には、野風(未来)、咲、仁の恋愛トライアングルを中心に、もっとヒューマンなドラマを期待している人もあると思う。もっと切ない恋愛模様を前面に出したもらいたいという人もいるだろう。だからといって、同じことをやっていたのでは意味がないわけで、続編というのは、難しいものである。最もいけないのはすべての要望を満たそうとして、どっちつかずになることだ。
 最後に、今回も書いておこう。
 例の三隅医師の陰謀、全く不要というより、邪魔。司馬遼太郎の「龍馬がゆく」でも、初めのほうで龍馬がけっこう剣術使いだったことがかなりのページを使って描かれているがそれが後の展開に全く生かされていないとか、「燃えよ剣」で土方歳三の敵役として六車、七里なんてのを出したものの途中でその存在自体が邪魔になったということがある。それまでの司馬作品は直木賞を受賞した「梟の城」を読めばわかると思うが、柴田錬三郎の後追いのイメージがあった。この2作はそんな司馬の転換期のものなので、書き始めのころにはまだどう書いていったらいいのか自身迷いがあったのだと思う。
 いかん、また話がそれた。
 思えば、脇道にそれたなあと思った第2話などもこの医師の陰謀がらみの話で、このあたり脚本家の計算違いとしか思えない。でなければ、無能だろう。多分、原作には出てくる人物なのだうが、原作に出てくるからといってドラマにも出さなければならないということはないはずだ。あと2回しかないここにいたって、医師の陰謀などというありきたりのドラマなどどうでもいい。そんなもの見たいと思っている者は、1人もいないはずだし、そんな時間の余裕はないはずだ。と、文句を言ったところでもう撮影は終わっているのだろうから、どうしようもないとは思うのだが・・・・・。
(江戸時代にペニシリンは本来ない薬なので、「歴史の修正」やらとかで、ペニシリンを時代からなくすために悪徳医者を登場させているなんていう小手先のアホな理由だったら、本当に「怒るでー!」)

「JIN-仁-・完結編」第10話 ☆☆☆★★★
 「最終章・前編」なんだそうである。
 じゃあ、今まで「序章」とか「第何章」とかあったのか、というとそんなものはない。こういうサブタイトルの付け方は、最近のテレビドラマや映画での流行のようなもので、「ハリー・ポッター」「SP」などもそうだった。「最終」とあれば、より多くの観客・視聴率が見込めるという観客・視聴者をなめたやり方だと思う。まあ、関係者にとっては興行成績や視聴率は重要なのだろうが、こちらは別にテレビ局の人間でも映画関係者でもないのだから、どうでもいいことである。おもしろいものを見せてもらえれば、それでいい。
  ということで、ついに第10話。ラス前である。
 まず、この雑文でも何度も不必要と断定していた悪徳医師の逆恨みによる陰謀は、あっさりと片がついた。というより、結局のところこの関係のエピソード自体が不要だったということを証明するような結末の付け方だった。再び書くが、脚本家の計算違いか、勘違いか、それとも単なる無能なのか。前シリーズでもそうだったが、この脚本家(森下佳子)、細かいところ(今回でいえば、龍馬が野風に贈った簪)や台詞(「洪庵先生に顔向けできません」)など実にうまいのだが、大きな枠組みとなると、いろいろ綻びが目立つ。いちばんいい例が、前シリーズのラスト。テレビ局の発表を鵜呑みにするなら、前シリーズの終了時には続編の予定はなかったということだから、だったらあの終わり方はないだろうと文句の1つも言いたくもなる。
 という文句から始まってしまったが、今回は坂本龍馬を救えるか、ということに終始したストーリーだったと思う。龍馬が亡くなった後も、大沢・仁の口からはもちろん、西郷や勝の言葉・行動にも龍馬の影が見え隠れしていた。なぜか仁先生の中では龍馬の声が聞こえたりする(この展開からすると、前シリーズの第1話で出てきた包帯男は仁で、その頭から出てきた「くりりん君」は坂本龍馬と考えられるのだが、果して?)。
 その結末は次回・最終回の楽しみにとっておくとして、佐藤・東の行動にはやはりちょっと無理なものが感じられたのは事実。兄を殺されたからというのは、いかにも動機として弱い。西郷の推測も成り立たないわけではないが、そこまで考えて行動するような人間として描かれてはいない。この東という創作上の人間、原作は読んでいないのでわからないが、少なくともドラマ上は龍馬を殺すだけのために無理矢理登場させ、無理矢理退場願った印象は否めない。もうちょっと何とかならなかったのか、という気がする。
 内野・龍馬の顔熱演(なんて言葉はないかな?)を別格とすると、今回、うまいなあと思ったのは、中谷・野風。出番は少なかったが、龍馬の遺品の簪をすっと髪に差すところなど、うまいなあ。このなんとも言えないうまさには、(若さと胸では圧勝しても(^^;)さすがの綾瀬・咲さんも勝てないと思わせるものがあった。あと、意外によかったのが小日向文世・勝海舟。この人、勝のべらんめい調はいいのだがどうにも軽すぎていまいちミスキャストかと思っていたのだが、相対する藤本隆宏・西郷隆盛の台詞回しがやや1本調子なこともあり、ドラマの終盤になってなかなかの貫禄と重みをうまく出した。全然負けていない。役者としての経歴の重さがそう感じさせるのだろう。逆に藤本は、まだまだ勉強不足だね。
 ところで、来週は、いよいよ本当の最終回。2時間の拡大枠だということだが、CMなど入るので実質1時間半。その90分で、すべての謎は回収されるのだろうか。まあ、タイムトラベルにはタイムパラドックスがつきもの。おおもとのタイムスリップ自体があり得ない話なのだから整合性などどうでもいいと言ってしまえばそれまでだが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「タイム・アフター・タイム」のように、タイムスリップというものを受け入れさえすれば、それなりの説得力をもつ解決ができるのかどうか。最大の難物は、どうやら坂本龍馬ではないのかと思われる「くりりん君」なのだが、さて納得のいく説明がされるのだろうか。期待とともにかなり心配でもある。

「JIN-仁-・完結編」最終回 ☆☆☆☆
 いよいよ最終回。
 何だか、あっという間に最終回(正確には「最終章・後編」)になってしまったような気がする。すでに何回も書いているように、ここまでくると、(前シリーズで肩すかしをくらっていることもあり)どう納得のいく結末をつけてくれるのだろうということが最大の楽しみであり、かつ心配事になる。で、結論から先に言うと、「くりりん君」の謎をのぞいて、思ったよりうまくまとめていたと思う。
 満足・納得して見終わることができた。
 タイムスリップ、タイムマシン、なんでもいいがいわゆるタイムトラベル物には常にタイムパラドックスがつきまとうので、あちらを立てればこちらが立たず、唯一絶対という解決はない(最近はこの手のまんがや映画がふえてきたので慣れている人には問題ないが、初めての人には戸惑いがあるかもしれない)。我々の論理体系は時間軸に沿って成立しているため、それが逆行すればあちこちに論理の破綻が生じるわけだ。
 この手の話になると、あれは実はこういうことでと、滔々と自説を力説する人物が必ず現れるのだが、実は、どんな解釈だって成り立つのだからあまり意味はない。そして、必ずどこかに矛盾が起こる。だから、タイムトラベルものは、その矛盾を悪く言えばうまくごまかして「あ、そういうことか」と観ている者を納得させ、その状況を切り抜けるところに「腕の見せどころ」があると言っていい。
 繰り返すが、細かいところをああだこうだと言ったところで結論は出ない。見方を変えればそれこそ無数の解答があるわけだ。最近の受験世代の人たちの中には「正解」は1つしかないと勘違いしている人もいるようだが、唯一絶対の解答を求めるのは無意味でしかない。タイムスリップものは、なるほどそういうこともあり得ますなぁ、と作り手の解釈を楽しむ態度で見るものである。
 たとえば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。雷で燃えた教会を再建しようというチラシを何気なくポケットに入れる→過去へタイムトラベル→現代に帰るには膨大なエネルギーがいる→しかしそんなエネルギーはその時代には雷くらいしかない→しかし雷はいつどこに落ちるのかわからない→ところがそれが(未来の)チラシによってわかる、といった筋立てなどがそうだ。「タイム・アフター・タイム」の未来に彼女が殺されることを新聞で知り、それをどう回避するのかという展開などもタイムトラベルの「ツボ」をよく押さえている。いずれも「なるほど」と思わせる展開・説明なので全体の大きなパラドックスをつい忘れて納得してしまうわけである。
(以下、ネタバレあり)
 今回はいきなり上野の攻防などもありこんな調子で謎の解決まで行き着けるのかいなと思っていたのだが、途中でやや強引ではあったが、現代に戻してしまう手法でうまく繋いでいったと思う。要するに、最終回になって(前シリーズの)第1回にループしたわけだ。包帯男の顛末などは予想通り。しかし、坂本龍馬というか、あの声はいかにも唐突。「くりりん君」の扱いについては、山本君の「解説」があったにしても、相当無理があると思う(タイムトラベルものに慣れている人には無用の解説だし、慣れていない人にはあの説明ではわからないと思う。「わからんぞー」というクレーム対策だろう)。もともと原作(前シリーズの始まったときにはまだ完結していなかった)にあったものだそうで、映像としてもインパクトがあるので出したのだろうが、いくら何でも説得力のある説明がされたとは思えない。原作者自身もよく考えていなかったのではないのか。「くりりん君」がいなくても本道・本筋には全く影響ないのだから出す必要はなかった。
 と、この点だけは文句の1つも言いたいところだが、それ以外の出来事がうまくしめくくられていたので(写真や手紙のくだりなど実にうまいものだ)、どうでもよくなった。タイムパラドックス前提の世界なので、細かいことをあげつらっても意味はない。人によっては仁と咲が一緒になれないのはけしからんなんて意見もあるだろうが、これはこれでアリだと思う。
 前シリーズ冒頭で、手術を頼まれても逃げていた仁が、ラストでは自ら進んで手術を行おうとする。つまり、「JIN-仁-」というドラマは、婚約者の脳腫瘍手術に失敗し、医者としての自信をなくし、人生の夢も失っていた大沢・仁が江戸時代にタイムスリップしたことにより様々な体験をし、自己のアイデンティティを取り戻す物語だったとわかるわけだ。大沢の「(手術を)始めます」という言葉に自信と責任感が感じられて感動的だ。
 また、ラストの平井堅の歌も、この締めくくりの内容に実によく合っていた。前シリーズのMISIAの歌の方がよかったとかいう意見もあるようだが、作品の内容がもはや「逢いたくていま」という個人的なことだけに留まっていないので、終わりまで見るとやはり締めくくりは平井堅の歌でなければならなかったということがよくわかる。
 最後まで見て「よかった」と思わせるドラマは、昨今のテレビ界にあって貴重である。テレビドラマが長い予告編で結末は映画でというフジテレビの「のだめカンタービレ」や「SP」などが「普通」のようになってしまっている中で、最後の「完」の文字がなんとも清々しく見えた。
 考えてみれば最終回の最後が「完」というのは当たり前のことなのだが、東電原発情報の垂れ流しや放射能がいくら「基準値」を越えても「安全」ですの大合唱・・・当たり前が当たり前になっていないところが現在のテレビの現状なのだろう。
 ここまで「完結」を強調しておいて、視聴者からの熱烈な要望により、映画化とかSPなんてことになったら、TBSのドラマはもう2度と見ないぜよ、と思っていたが素直に拍手を贈りたい。よくやった(^^)/。

★以下、思いつくままに★
・第4話に出てくる「おばばさま」の役者、「うまいなあ」と書いたが、後にTBSのサイトを見たら、なんと浅茅陽子だった。いやあ、老けぶりといい演技といい、お見事。ついでに書いておくと、第2話に出てくる大奥のキツーイおばさんは、伊藤かずえだった。本当に顔が怖い。だてにスケバンやってたんじゃなかったです。
・奥医師の多紀(相島一之)、シリーズ最初のころは蘭学を敵視する権力に凝り固まっただけの人物かと思っていたのだが、なんのなんの度量のある人物だった。最終回で、仁が設営した野戦病院に駆けつけ、「医者は、医の道を進むのみ」。いやあ、カッコイイ。かつての部下だった福田医師に、「我らに指図せよ!」と「命令」するところなど、存在感を見せつけた。相島、いい役もらったねえ。
・仁が図書館で見る本の写真の説明書きに、佐分利祐輔(桐谷健太)外科手術の第一人者、福田玄孝(佐藤二朗)東洋内科の創始者・・・などと書かれているのだが写るのが一瞬だけなので、山田純庵(田口浩正)以下は読み取れなかった(^^;。ここは、視聴者も「……よかった」と余韻に浸りたいところなのだから、1人ずつアップで写してくれてもよかったのでは(どうにも気になるので録画をコマ送りで再度見てみたら山田は「日本の抗生物質研究の始祖」と書かれていた。そういえば、ペニシリンのとき活躍したことを思い出した)。

★以下、単なる妄想★
 今回の最終回のうまい締めくくり方を見て、実はこれがもともと(前シリーズ)の締めくくりの予定だったのではないかとも思った。前シリーズで仁と龍馬が崖から転落するシーンがある(何話なのかは書かないので興味がある人はDVDでも借りて探してみてくれ)。幸いというか仁先生は助けられ、その後、しばらく行方不明だった龍馬も姿を現す。私は、てっきり崖から落ちた2人は現代にタイムスリップしてしまったのではと思ったのだが、何事もなかった。つまり、崖から落ちた意味がストーリーの上に全く反映されていないのだ。
 もちろん関係者は否定するだろうが、今回と違い前シリーズが放送前にはあまり期待されていなかったことは事実である。ところが尻上がりに評判になり視聴率もいい。視聴率不振のTBS上層部が、これは続編もいける、と想像できるではないか。そこから急遽細部の手直しをしてとりあえず謎は謎のままに終了。もともとの結末に向けて舵をとりながら今回のシリーズを作ったのではと考えるのだが、どうだろう?
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動物もパーッといきましょう! [動物(哺乳類以外)]

 自粛と保障は表裏一体のものだと思うのですが、菅クンは給付金の10万は返上するんだそうで、返上すれば己の責務を果たしたような顔をしていますが、キミのやらねばならないのはそんなことじゃぁないだろうと、小1時間ほど問い詰めたいですな。
 コロナウイルスと共にこういうアホウイルスが蔓延していると本当にクサクサしてしまいますが、こういう時こそ、気を取り直して「パーッ」といきましょう。もちろんこれ、かつて森繁久彌主演の東宝映画「社長シリーズ」での、三木のり平の名台詞
「シャチョー、今夜はパーッといきましょう、パーッと!」
 先日は、花でパーッといったので、今日は動物でパーッといきましょう。多少はストレスが発散されて気が晴れるかもしれませんよ?
↓インドクジャク
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↓オオゴマダラ蛹
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↓シリケンイモリ婚姻色
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↓タマムシ
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↓ナメモンガラ
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↓パンサーカメレオン
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↓フィッシュイーティングアネモネ
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↓メネラウスモルフォ
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★世界からも笑いものになった「アベノマスク」は今や「カビノマスク」「ムシノマスク」「シミノマスク」に成長(^^;。それにしてもマスクの直接経費に300億円以上と言われていたのに厚労省が(やっといやいや)公表した三社への支払いは約100億円。残りはどこへ消えたんだ??
https://lite-ra.com/2020/04/post-5386.html
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シバザクラ再び [植物]

 今日は、恵比寿の事務所に行こうかどうか迷っていましたが、FSさんから「行けない」という連絡が入ったので、私も「行かない」ことにしました。高齢者は致死率が高いということなので、まあ無理しないことにします。気が向いたら写真や文書の整理などしてみようかと。

 春の庭の花をいくつかアップしたら、シバザクラに関するコメントやメールでいくつか来ました。シバザクラって人気あるんですかね。せっかくなので、何年か前に撮った写真をいくつかアップしておきます。ストレスが溜まる毎日ですので、こんなんで春を感じてのーんびりしてください。
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春爛漫 [植物]

 昨日は、えらく寒かったですねえ。夕方、ちょっと出かけたのですが、花冷えというような生易しい表現ではとても追いつけない感じでした。で、今日の予想最高気温が22℃。いったいどうなってるんだ!と、怒鳴りたいところなんですが、誰に怒鳴ったらいいのかわかりません。
 要するに、ストレスが溜まっているのでしょう。イライラしたり、落ち込んだりしてもどうなるものでもないし、安マンションの住人は、部屋でおどったりしたらとんだ近所迷惑。ま、ぶち切れることなく、春らしい雰囲気をイメージして心を落ち着かせることにしましょう。
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★後手後手のあげくがこれですか。( >_< )
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042101001542.html
★今の「緊急事態」で、明日は恵比寿の事務所に行けるのかどうか迷っています(2週パスしています)。さて、どうなりますことやら???
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景色が楽しめ、見終わってハッピー [映画・文学・音楽]

 1日家にいるものストレスが溜まるので、夕方、家族の弁当を買うためにちょっと出かけてきました。あらかじめネットで注文しておいて、決めた時間に行ったのですが、客は奥の方に2人いるだけ。潰れちゃわないかと、心配です。[たらーっ(汗)]

 天気悪いですねえ・・・ぶつぶつ。
 天気の悪い日も元気になれる?よう、こんな日に見たい映画を1本追加しておきましょう。[雨][るんるん]
↓雨に唄えば
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 ジーン・ケリーが雨の中を唄い踊るシーンばかりが有名ですが、トーキー初期の時代を舞台にしたコメディとしてもよくできています。
https://www.youtube.com/watch?v=JVo8N4kbQfc

 安倍、麻生、小池という三バカ大将のような豪邸ではない空中生活者なので、家で「自粛」なんて続けているとストレスが溜まってしまいます。そんなときには、景色が楽しめ、見終わってハッピーになる映画でも見るのがいいですね(歴史的な名画でも「野いちご」とか「西部戦線異常なし」のようなずしりとくる映画は、こういう時期にはお薦めできません)。
↓サウンド・オブ・ミュージク
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 映画としてもとてもよくできていますが、オーストリア観光映画としても楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=dVs71KOMnME

↓サバイバルファミリー
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 世界から電気が消えて、さあ大変。高速道路をチャリで失踪するシーンは爽快感満点。
https://www.youtube.com/watch?v=0WmmzBilOII

↓ビッグウエンズデー
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 夢を諦めないというメーッセージが熱い、迫力のサーフィンシーンをぜひ。
https://www.youtube.com/watch?v=kY3EvzNTe0E

↓素晴らしきヒコーキ野郎
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 ヒコーキ野郎たちのノーテンキドラマ。石原裕次郎もちょっとだけよの顔見せ。
https://trailers.moviecampaign.com/detail/8315

↓魔女の宅急便(実写版)
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 アニメが話題でしたが、小芝風花ちゃんの箒飛行シーンが浮遊感満点です。
https://www.youtube.com/watch?v=b_EG-nrKck4

↓羊と鋼の森
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 ピアノ調律師の話ですが、北海道の雪景色や神秘的な森の風景がすばらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=g1O7i4jNJ6c
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春の昆虫顔面博覧会 SH [鳥以外も撮る SH]

 天気もいいので、少しだけ遠回りする感じで、買い物に行ってきました。[るんるん]

 このところ昆虫カメラマンに徹している?SHさんからの写真です。今回もメジャーなものから超マイナーなものまで。「引きこもって写真の整理」は、私もやっていますが2時間が限界で、飽きてしまいますよね。(^^;
………………………………………………………………………………………………………………………………
 引きこもって写真の整理です。気分転換にこんなのをつくりました。
 カシワノミゾウムシは2ミリくらいなので撮影に苦労してます。散歩にはちょっとバスに乗ります。行きは始発なので乗客は少ないのですが、帰りが読めません。まあ座れるので混んではいませんけど、今の状況ではちょっと悩んでいてストップです。それに公園に例年以上の人がいる、これから撮影にいい季節なんですけど。
↓カシワクチブトゾウムシ
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↓カシワノミゾウムシ
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↓クロヒラタアブ
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↓コミミズク
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↓ツマグロオオヨコバイ
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↓ナナフシ
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↓ニホンミツバチ
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↓ビロウドツリアブ
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↓毎日新聞のページに「布マスク批判を指摘の朝日記者に首相が反撃」(@_@;)なんて記事が出ていました。
https://mainichi.jp/articles/20200417/k00/00m/040/325000c
↓このバカ首相、取り巻きの意見だけかと思ったら、ネトウヨの書き込みもそのまま信じて発言するんですねえ。毎日新聞も垂れ流すのではなく、きっちりここまで調べて報道してもらいたいものですな。
https://lite-ra.com/2020/04/post-5379.html
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隅田川土手のツツジ [植物]

 午後3時過ぎに突然晴れて青空が広がったので、日光浴を兼ねて一周してきました。ところが、帰ってくるときには西の方に黒い雲が・・・。また、ひと雨来るのでしょうか?[たらーっ(汗)]

 [雨]は、思っていたより激しくはありませんが、ともかく暗い。ま、今日は予定通り1日引き蘢りですかねえ。[バッド(下向き矢印)]

 あいかわらずというか、発表した30万円選別給付を撤回しての10万円全員給付。給付時期などをめぐって、ごたごたしています。先日のアベノマスク。1月の中国人いらっしゃーいに始まり、チャーター機で帰国した人やクルーズ船で自覚のない人はどんどん自宅に帰らせたり、全体図が描けておらず、その場限りの思いつきでやっているだけ。しかも、やっていることが後手後手で、スピードが常用なのにトップの無策無能のため給付についても1か月も遅れてしまいました。
 昨日のブログにも書きましたが、小心者の安倍は、お友達、お気に入りばかりを集めたのですが、その連中がまた揃いも揃って無能でアホ。安倍はもちろんアホですから、周囲の誰かが思いつきでちょっと「いいこと」を言うと、それだっ!と、よく検討もせずに発表してしまうのでしょう。要するに、「裸の王様」ですな。アベノマスクにしても、星野源の横でのくつろぎ動画にしても、今こういうツイッターが話題ですよ、と言われるままにアップさせちゃったんでしょう。アベノリスクです。[もうやだ~(悲しい顔)]

 ・・・と、書いてきてちょっと思い出したこがあります。
 高校生のときですからもう半世紀も前のことになりますが、音楽の授業のとき、
「『荒城の月(土井晩翠作詞・ 瀧廉太郎作曲)』の詩を書いたのは?」
 という質問が教師からあり、私の後ろの生徒が当てられました。まあ、有名な歌ですから当然、土井晩翠のことは知っていると思いつつ、完全に冗談で、
「谷崎潤一郎、谷崎潤一郎・・・」
 と、囁いたところその生徒は私の予想に反して元気よく、
「谷崎潤一郎!」
 と、答えたのでした。教室内は大爆笑。私は、その生徒に「ごめん」と謝ったわけですが、マスク2枚やくつろぎ動画を提案した官僚も、まさか安倍がそれを採用し、したり顔で発表するとは思っていなかったのでしないでしょうか?

 気分転換に、隅田川の橋を渡っている時にスマホで撮ったツツジの写真をアップしておきます。例年ならそこそこ人がいるのですが、今は閑散としています。
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★南千住のパチンコ店が潰れちゃいました。[がく~(落胆した顔)]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00010005-teikokudb-ind
 小池「出たがり」知事の暴挙で今まで喫煙可だった喫茶店が禁煙になってしまったため、ここのパチンコ店で喫茶店の前後に一服しようとおもっていたのに。。。[もうやだ~(悲しい顔)]
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プルームテック+の「給付品」 [タバコ]

 先日、突然、JTから箱が届いた。
 なかなか立派な箱なのだが、手に取ってみると、軽い。差出人はJTなのだから中に入っているのは、タバコと推察される。むふふふ[わーい(嬉しい顔)]、この大きさなら2箱は入っているはずだ。プレゼントとして悪くない[るんるん]・・・と、開けてみたら、中央に1箱だけ[がく~(落胆した顔)]
 しかし、無能後手後手の「アベノマスク」2つよりはよほど気が利いている。少なくとも税金で集められた国民の金を自分の金と勘違いし、ありがたくマスクをいただけと400億円以上も無駄遣いするのと比べ、企業が自腹でやっているというだけでも偉い。気難しい爺さんだって、マスク2枚が安倍のポケットマネーで賄われているのなら、ありがたーくちょうだいするゾ。
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★安倍といえば、ダッチロール段階の中で、10万円給付、選別30万は撤回ということになりそうですねえ。コロナ阻止には何よりもスピードが大切。ここでは10万円の問題については言いませんが、ただ、緊急事態地区を7から一気に全国に拡大したのは、国民全員に給付となった場合、なぜ緊急事態地区にもなっていない地域の人間にも平等に給付するのかという追求を回避するためだろうということだけは書いておきましょう。
 30万円問題、マスク2枚のアベノマスク問題、星野源利用のんびり動画などアホ丸出しの後手後手のため、1か月は遅れてしまったことも明記しておきましょう。
 親分がおかしくなってよれよれなら周りがサポートしなければならないのですが、お友達、お気に入りばかりで固めてしまっているので、類は友を呼ぶ、周りも同じようにアホなんでしょう。いよいよ、日本沈没なのかもしれません。( >_< )
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020041601001678.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000106-reut-bus_all
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桜のある風景 [植物]

 オリンピック延期が決まるまでは責任放棄で雲隠れしていた小池おばさん。最近、やたら「東京都知事の小池百合子です」なんて言って登場してくる。しかし、顔出しNGとも言えるこのおばさんが登場しなければならないという必然性は全然ない。これって、コロナ対策を装った、都知事選挙に向けての事前運動じゃないのかね。(▼▼メ)

 一昨日は春の嵐。昨日は気温こそ高くなったものの風はけっこう強い。
 八重桜はまだしばらく楽しめそうですが、河津桜や寒桜はもう葉桜。染井吉野もほとんどが散ってしまいました。今年の春はコロナ人災のせいでばたばたしているうちに半分以上が過ぎてしまいましたねー。自宅待機でストレスが溜まっている人も多いと思います。そんなストレス解消のために、過去に投稿のあった皆さんの写真も含め、桜のある風景写真をアップします。
↓IHさん撮影
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↓IUさん撮影
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↓IA(wildboar)さん撮影
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↓アニマル撮影
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★先日、私的桜を見る会でさんざん批判されたのに、今度は「コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかへ行こうと思っていた」んですか。それで、アッキーは〈神ドクター降臨 in Oita〉に参加[がく~(落胆した顔)]。もう完全におかしいですねえ。おかしいと言えば、このツアーを主催した松久という医師もオカルトもどきで相当おかしいですゾ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad807fe0754016589fe0dc6150e53c392346ad1f
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西部劇3本目「大いなる西部」 [映画・文学・音楽]

 いやあ、昨日は風が強かったですねえ。
 午前中ちょっと買い物に出かけたのですが、スーパーはそれなりの人出でした。どこかのえらいおっさんのようにソファに腰掛け、やることもやらずにのんびりとコーヒーを飲んでたら、飢え死にしちゃいますから(^^;。「上」から言われたから従うとか、反発してどんどん外出してやるというようなことではなく、必要なときには安倍ちゃまが「ダメだ!」と言っても外出しますよ!

 無能無策有毒の安倍ちゃまのおかげで、このところ途絶えていた、家庭での映画鑑賞が進んでいます。ありがたや、ありがたや。すべて安倍ちゃま、麻生くん、小池おばさまらド「えらい」人たちのおかげです。結果、コロナ感染は留まるところを知らずといったド「えらい」ことになっています。なんまだぶ、なんまだぶ。
【お勉強タイム】上の「えらい」を名古屋語に翻訳すると原級・比較級・最上級の順に「えりゃあ」「どえりゃあ」「どえらけねゃあ」となります。

 いずれにしても、具体的に誰かと会って直に打ち合わせをしたりすることは、相手のことを考えてできるだけ控えるようにはしているので、ともかく暇。未整理の写真が何千枚もあるのでぼちぼちと整理を始めていますが、2時間もやると飽きてきます。ついでなのでフィルムのままの写真もこの際なのでスキャナして一気にデジタル化しようとは考えているのですが、今の(デジタル化されている写真の)整理がいつまでかかるのか・・・。どうも単純作業は苦手です。では、複雑な作業に向いているのかというと、これがまたそうでもないようで・・・(^^;

 せっかくえらい人たちがつくってくれた「暇」なので、久しぶりに西部劇をまとめて見てみようと考え、「シェーン」「駅馬車」と見て、本日はその第3弾。ウイリアム・ワイラー監督の「大いなる西部 The Big Country」の登場。以前に書いた雑文に加筆したものをアップします。
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 この名作は、劇場(リバイバル上映)とNHK、WOWOWで見ている。wowowでのものは、以前にNHK-BS2で放送されたものと比べて色がかなり鮮やかになり、もう半世紀近くも前に名古屋の70mmロードショー館「テアトル名古屋」で見たイメージに近くなっている。NHKのようなモノクロに茶色のフィルターをかけたようなセピア調の映像では、巻頭の広大な荒野の枯れ草の色もむせかえるような「匂い(要するに西部の匂い)」も伝わってこない。さすが有料放送。あれっ、考えてみたらNHKだって有料放送じゃん(^^;。

 ちなみにこの映画、1958年の製作で、ワイラーにとっては「ベン・ハー」の前作ということになる。私がテアトル名古屋で見たのはリバイバル上映で、知り合いのSYさんから「いい映画だぞ」とさんざん聞かされていたのだが、ビデオもDVDもない時代なので、悔しいが再上映されるのを待つしかなかった。やっとリバイバル上映が決まり、試写会があるというのではがきを出したら、弟は当選、私は落選(;_;)。仕方なくお金を払って見に行ったが、十分に満足しパンフレットも買って帰ってきた。傑作であることが確認できたので、すぐにサントラ盤のレコードを買った。当時、17cmLPというものがあり45回転ドーナッツ盤と同じ大きさで33回転。その17cmLP2枚組で片面に2曲、計8曲入っていて1000円だった。ステレオ録音た゜ったか゜、低音がうまく録音されていなくて音はイマイチだったが、繰り返し聞いた。

 さて、ウイリアム・ワイラー監督といえば、「ベン・ハー」(超大作史劇)、「ローマの休日」(ロマンチック・コメディ)、「必死の逃亡者」(傑作サスペンス)、「コレクター」(シチュエーションドラマ)「ファニーガール」(ミュージカル)などあらゆるジャンルの映画を撮り、しかもクズがないという正真正銘の大監督である。
 「大いなる西部」は、その巨匠ウイリアム・ワイラーの西部劇で、冒頭広大な荒野を走って来る馬車のシーンから、これほど西部の広さを実感させてくれる映画は他にない。とくにストーリーは書かないので、関心のある人はぜひ見てほしい。2時間40分の長丁場を退屈することなく楽しめるはずである。あと、これは西部劇ではなく西部を舞台にした歴史劇だろうと言った知り合いがいたので一言書いておこう(黒澤映画でいえば「用心棒」と「赤ひげ」のちがいと同じ)。

 「大いなる西部」は、ガンファイトもある紛れもない西部劇である。何より、この映画には私が西部劇には必須と考えるダンディズムがある。一例を示そう。ラストちょい前。相手が待ち伏せしているとわかっている峡谷へ止めるのを振り切って頑固な大佐が1人向かおうとする。すると、大佐に反対していたチャールトン・ヘストンは、仕方がないとその後を追い、黙って轡を並べるのだ。もちろん、言葉などは交わさない。これがダンディズムであり、西部劇の呼吸というものである。その後を追うように何人かが馬を走らせて来て続く。音楽が高鳴り、さらにスクリーンの左端にその後に続く牧童たちの一群が映ったところでカットが変わるあたり、もう名人芸と言うしかない。この後のブランコキャニオンに突入して行く場面のカット割りや老人2人の対決までの見せ方など、さすがワイラーと文句のつけようがない。
 あまりに有名な、グレゴリー・ペックとヘストンが星明かりの下、延々と殴り合った末に互いを認め合うというのも西部劇の呼吸の典型といえる。殴りあいの前にヘストンが、ズバッ、ズバッと一気にズボンを履くかっこよさ。西部劇の登場人物は、正義であろうと悪であろうと、なによりもまずかっこよくなければダメなんだよね。
 そして、古い西部が終わりを告げ、新しい時代の西部が始まることを暗示するラスト。本当にワイラーという監督はうまいと思う。

 別のところにも書いたことがあるが、監督にはストーリーに秀でた者と、画像に秀でた者とがいる(ただし、どちらもダメな監督が半数以上いる)。ストーリー派の代表はビリー・ワイルダー。画像派の代表はアルフレッド・ヒッチコックやスタンリー・キューブリックあたりが代表だろう。ただ、ワイラーはストーリーにも画像にも秀でているのだ。「ベン・ハー」のラストシーンや「コレクター」の蝶の標本が震えるシーンなどの素晴らしさについては、これも別のところに書いたが、本作でも星明かりの下での殴り合いのシーンを筆頭に、記憶に残る素晴らしい場面が数多くある。こんなワイラーに匹敵する監督はデビッド・リーン(「アラビアのロレンス」「戦場にかける橋」)くらいしかいないだろう。日本で探せば、やはり黒澤明か。
↓ワイラーと代表作について書き出すと切りがない。興味のある人は、こちら。
https://meisoud.blog.ss-blog.jp/2011-08-21
https://meisoud.blog.ss-blog.jp/2011-10-14
https://meisoud.blog.ss-blog.jp/2019-08-23

 この映画に私が注文をつけるとすれば、ただ一つ。
 グレゴリー・ペックとジーン・シモンズ、要するにヒーロー、ヒロインのミスキャストだけだ。とくに、ペックがひどい。有名なペックとヘストンの延々と続く殴りあい、いくらなんでもペックのほうがやや優勢での引き分けというのは無理ありすぎだろう。ペックはもと船乗りだという紹介だが、とてもそうは見えない。ときとして西部の風習を下に見るようなキザったらしさが感じられるが、ストーリー上必要とはされていないので、ただ下手なだけなんだと思う。だいたいペックという役者、「白鯨」のエイハブ船長とか、「ナバロンの要塞」の世界的クライマーにしてチームのリーダーとか、どうも「そうは見えない」役をやりたがる傾向があるようだ。いろいろな役がやれてこそ役者なのだから、そのチャレンジ精神は大いに認めてあげたいのだが、ことごとく失敗で、作品の足を引っ張っているのだから、困ってしまう。こちらは、ペックの向上のために金を払っているわけではないのだ。「ローマの休日」の新聞記者とか、「アラバマ物語」の弁護士なら私も文句は言わない。
 「大いなる西部」では、チャールトン・ヘストンを筆頭にチャールズ・ビッグフォード(少佐)、バール・アイブス(谷の親分)など、男優陣がみな好演なので、ペックの違和感がよけい強く感じられるのである。

 あと、思いついたことをいくつか。
 ペックが去った後、丘の上にポツンと小さく見える点が次第に近づいて来るとチャック「ライフルマン」コナーズだったりするあたり、あの「アラビアのロレンス」の砂漠の地平線から蜃気楼のようにアリ(オマー・シャリフ)が近づいて来るシーンに影響を与えているのではないかと思うのだがどうだろう。
 西部の雄大さを彷彿とさせるジェローム・モロスの音楽は、フジテレビの競馬中継の中でも使われていたので、耳にした人も多いと思う。サントラ盤を買ったことはすでに書いたが、今ではDVDで全編を楽しむことができる。いい時代になった。
 忘備録を兼ねることを考えると、「ウエストサイド物語」や「北北西に進路を取れ」「スパルタカス」などのタイトルバックを担当したソウル・バスの、馬車の車輪をオーバーラップさせた素晴らしいタイトルデザインも一言記録しておきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=QKdmOpXJHR4
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春3月4月の花 [植物]

 昨日は雨で寒いこともあり、1日家に引き蘢っていました。ま、安倍ちゃんのように公務も責任も知らんぷりでイヌと遊んでいても金はたんまり出る人はいいんでしょうが、狭いマンション暮らしの貧乏人はストレス溜まります。第一、今住んでいるマンション、イヌ・ネコ・ペット禁止なんですが。[パンチ]

 実感的にはまちがいなく春なんですが、コロナウィルスや安倍の無法政治のためにどうも弾んだ気持ちになれません。なぁんて言っているうちにそろそろ4月ももう半ばです。
 昔、「お笑い頭の体操」という大橋巨泉司会の番組で、月の家圓鏡(八代目。のちの橘家圓蔵)が、「早いのだけが、取り得」と毎回のように言っていましたが、今回は、「多いのだけが取り得」。ということで。アベノマスク2枚とか、数字をぶちあげただけでほとんどの人に恩恵のない30万とはちがい、写真ドーンといっちゃいますよー。[わーい(嬉しい顔)]
↓アマナ
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↓イワヤツデ
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↓オキナグサ
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↓クロモジ
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↓シジミバナ
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↓シャガ
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↓ハボタン
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↓ムスカリ
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↓ムラサキサギゴケ
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↓ユキヤナギ
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日進からの贈り物(^^)/ [日記・雑感]

 今日は天気が悪そうなので、もしかすると一日中引き蘢りになるかもしれません。森友や加計、検察の定年延長など自分のためになることは何でもするくせに、国民のためには何一つしてくれないアホ総理がいるため、ホント国民は大変です。きっと、国を守るということは国民を守ることではなく自分を守ることだと思っているのでしょう。こうなると無能を通り越して有害ですな。

 昨日、日進のIAさんことwildさんから宅急便が届きました[るんるん]
 家庭菜園でwildさんが丹誠込めて育てたタマネギ、お菓子(漉し餡というところが、わかっていらっしゃる(^_-)-☆)、そしてwildさんが同人の雑誌「山波」。いやあ、ありがとうございましたの三冠王ですなぁ。感謝、感謝、大感謝[グッド(上向き矢印)]。こういうものは、いつでもOKですよー[わーい(嬉しい顔)]
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★安倍ちゃまがやることは、星野源人気を利用し、家にいてくださいとくつろいでいる動画をアップすることじゃないと思うんだけどなあ。自分が今やるべきことは何なのか全くわかっていない。もう完全に狂っているとしか思えないですなぁ。
https://lite-ra.com/2020/04/post-5366.html

★昨夜は、日テレの「美食探偵 明智五郎」というドラマをチラ見した。が、次回以降ちょっと見る気がしない。小林苺(小林一号なんて呼ばれている。もちろん乱歩の明智小五郎の助手・小林少年)役の小芝風花は活発で明るくて悪くないのだが、いかんせん主役の明智五郎・中村倫也がとても美食家に見えないのだ。しかも、雑な作りで、美食が謎解きに寄与しているともあまり思えない。題名からエスプリの効いたドラマを期待していたら殺しの場面などけっこう凄惨で、スプラッタ嫌いの私としては引くしかない。
 それと、敵の(今のところの)黒幕が小池栄子のようだが、このパターンいいかげんに止めにしたらどうか。私は、またこれか、と飽き飽きしている。「IQ246」「ミス・シャーロック」「臨床犯罪学者・火村英生」など、みな黒幕がいて実はという同パターンだ。
 黒幕パターンはシャーロック・ホームズにおけるモリアティ教授に倣ったものなんだろうが、そもそもモリアティなる人物、作者のドイルがホームズ物を止めたいために「突如」登場させてきた人物で、全編の黒幕でもなんでもない。「バスカビルの犬」にも「まだらの紐」にも「赤毛連盟」にもモリアティーの「モ」の字も出てこないのだ。こんな雑なドラマなんぞ作って、視聴者バカにすんじゃねえ。ということで、今期のドラマからまず一つ落ちた。( >_< )
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「ゆうべはお楽しみでしたね」の聖地 [多摩・名古屋 IH]

 バッサーこと本田翼ちゃんが主演したテレビドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」の撮影場所が、多摩のIHさんの近くだったそうで、こんな写真が送られて来ました。なるほど、間違いなくここです。これはもうバッサーフアンの聖地ですなぁ[るんるん]
↓「ゆうべはお楽しみでしたね」
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↓4月2日
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↓4月8日
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↓4月11日01
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↓4月11日02
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【おまけ】去年、IHさんに送ってもらった「聖地」写真
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向島百花園の花 2 [植物]

 4/12まで休園と出ていた向島百花園。今朝、ホームページを見てみると(予想通り)5/6まで休園と出ていた。もう10年以上にわたり毎年数回〜十数回来ているが、満員御礼で満足に花が見られなかった、なんてことは1度もない。規模こそ小さいが、上野公園や新宿御苑とは違い、「三密」とは全く無縁の所なのだ。にもかかわらず5/6までの休園になったのは、安倍・小池の「共犯」によるものだ(間違いない!)。その場所の調査など全くせず、ただただ機械的にえいやっと決めているだけなのだろう。
 ホームページには、「年間パスポートの有効期限について取扱を検討中です」と書かれていたが、「検討中」だってえ? 「検討」するまでもなく、休業期間分期限を延ばすのが当たり前だろう。この腐れボケッ!
 怒りとともに向島百花園の花・第2弾。
↓シライトソウ
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↓シラン
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↓タニウツギ
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↓ハナイカダ
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↓フイリアマドコロ
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↓ムラサキツユクサ
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↓ヤマブキソウ
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★大林宣彦さんが亡くなりました。最後まで現役だったのは、すごい。私は初期の作品しか見ていませんが、「HOUSE ハウス」や「ねらわれた学園」は、短編の手法で長編は撮れないことがわからないのかボケッ、と言いたくなるほどつまらなかったですねえ。それが、「転校生」や「時をかける少女」ではコマ落としなど実に効果的に使われるようになって、見事な作品に仕上がりました。映画としての評価と好きな映画とは重なっているようで微妙に異なっている部分もあり、映画としてよくできているのは「転校生」、好きな映画は「時をかける少女」でしょうか。合掌。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00010003-encount-ent
https://ja.wikipedia.org/wiki/大林宣彦

★ったく、「背後」を「せご」としか読めない、麻生大臣。だったら、国がちゃんとやれよ、と言うことだぞ。前回の給付のとき「せっかく金をやったのに、誰も感謝してくれない」なんて怒っていたが、国の金というのは=国民の金。てめえの金でないことくらい、そろそろ理解しろよ。ボケッ!
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200410-00000069-ann-bus_all
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向島百花園の花 1 [植物]

 昨日(4/9)の東京のコロナ感染者数は180人超。このところの数字を考えると今日にも200人超えの可能性大ですな。
 テレビドラマの刑事物を持ち出すまでもなく、事件が起きたとき重要なのは初動捜査。初動捜査を誤るとどうなるかは、ミスにミスを重ねて迷宮入りになってしまった「3億円事件」を思い出せば明らか。今回の安倍ちゃまは、森友再熱、桜凡ミス、検事定年延長手抜かりの火消しで忙しかったのか、1月からの中国人フリーパスの初動大ミス。クルーズ船の対応も後手後手で、非難回避にうった手が、アベノマスク=マスク2枚というおそ松、いや、遅松、いや、お粗末くん[がく~(落胆した顔)]
 一方、小池「口だけ」おばさんは、オリンピック開催の是非を決める度胸もなく雲隠れ。開催延期が決まったら急にしゃしゃり出てきてロックダウンなんて言い出したが、完全な初動遅れ。今回の日本のコロナ感染拡大は、自己保身を優先し、要所要所で効果的な対策が出来なかったこの2人の責任が極めて大きいと言わざるを得ない。[パンチ]

 「アベノマスク」で世界的に有名になった安倍ちゃまのおかげ?で、暇です(^^;。気分転換に、年間パスポートのある向島百花園に出かけてこようかと思っても、これまた小池「口だけ」おばさんのおかげ?で、休園中。4月、5月は撮影にももってこいの時期なんですけどねえ・・・。仕方ないので、以前に撮った写真を何枚かアップしておきます。せめて、春の雰囲気だけでもお楽しみください。
↓イカリソウ
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↓ウケザキクンシラン
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↓オダマキ
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↓カワラナデシコ
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↓ケマンソウ
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↓サクラソウ
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↓シャクナゲ
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「待機はつづくよ、どこまでも [植物]

 予想通り、休業要請の中身は具体的には何も決まっておらず、2週間ほど様子を見るとか、わけのわからんこと言っています。意味不明言語を並べるだけの安倍ちゃまには、国を守るということは、何よりも国民を守るということがわかっていないようです。休業補償は?給付金は?と訊いても、「云々」(←「うんぬん」ではなく「でんでん=出ん出ん」と読むこと(^^;)と答えるだけです。

 「恋はつづくよ、どこまでも」、略して「恋つづ」というドラマがヒットしましたが、安倍ちゃまの大失敗のおかげで始まった「自宅待機」。「自宅待機」を略しての「待つづ」あるいは「緊急事態宣言」を略しての「禁つづ」なんて言葉が流行るかもしれませんなぁ。
 昨日は、恵比寿の事務所行きも中止。当然、打ち合わせなどもできないわけで、被害甚大。かといって、代案があるわけでもなく、近くのスーパーに買い物に行っただけで、後は映画など見ていただけで1日が過ぎてしました。仕方がないので、最近、スマホで撮ったツツジの写真でもアップしておきます。
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ジョン・フォード「駅馬車」を見る [映画・文学・音楽]

 己の権力に酔いしれる権力者がいる。マスク2枚で世界的に有名になった安倍ちゃまは、こういうことがやってみたかったんだろうね、と思える「緊急事態宣言」。安倍ちゃまの計算通りというか、昨日の夜のテレビは安倍ちゃまの見にくい顔がやたらと映し出されて、空虚な言葉が続いた[ふらふら]
 こうなってくると疑り深い年寄りとしては、1月の中国人来日スルーパスやクルーズ船の無為無策やその後の後手後手ぶりは、「緊急事態宣言」をしてみたいがための陰謀だったのではないかと考えてしまうわけだ。
 もちろん、森友、加計、検事定年、桜でもわかるように、それを認めて謝罪するような安倍ちゃまではない。悪党は、絶対に自分の罪を認めないし、逃げ切れると考えているのだ。コロナが広がり緊急事態になってしまえば、お友達検察官のお手盛り定年延長や自殺した人の遺書が公開されて再熱した森友問題など吹っ飛んでしまうことなどももちろん織り込み済み。ったく、「浜の真砂は 尽きるとも 世に悪党の 種は尽きまじ」ですなぁ。ぷんぷん。[むかっ(怒り)]

 ま、いずれにしたも今の東京はできるだけ外出は控えたほうがいい。そんなことは、緊急事態を招いたラスボスに言われなくともわかっている。わかってはいるのだが、空中生活者は、外出できないとなると庭いじりもできないし、退屈このうえない。できることと言えば、読書か映画・ドラマを見ることくらいのものだ。というわけで、先日は「シェーン」を見たわけだが、昨日はもう一つの名作「駅馬車」を見た。もう80年も前に作られた白黒スタンダードサイズの映画だが、やはり名作はいつ見ても名作ですなぁ。[わーい(嬉しい顔)]
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「駅馬車」と、ジョン・フォードの西部劇
 小林信彦の映画の本を読むと、ジョン・フォードの「荒野の決闘」に対する評価が異様に高い。本当にそんな凄い名作なのだろうか。私も別に駄作とは思わないし、ワイアット・アープを演じるヘンリー・フォンダにしろドク・ホリデイ役のビクター・マチュアにしろ、いい味を出している。見ている人にだけわかるように書くが、香水のシーンや教会のダンスシーンに見られるユーモアも悪くない。が、どうしてもそれほどの名作とは思えないのである。こちらの気が短いのか、あのゆったりとしたテンポに退屈を覚えてしまうのである。有名な「O.K.牧場の決闘」にしてもそれほどの迫力はなく、撃ち合う人物の位置関係がよくわからない。こと決闘シーンだけに限れば途中退屈なジョン・スタージェスの「O.K.牧場の決闘」のほうがよく出来ていると思う。何十回と見たわけではないが、映画館で2度、レーザーディスクで3回見ているので、そう本質ははずしていないはずだ。
 何が言いたいかというと、ジョン・フォードの最高傑作は「荒野の決闘」ではなく、まちがいなく「駅馬車」だろうということだ。
 ということで「駅馬車」の話をしよう。
 この映画こそジョン・フォードの代表作であると同時に、西部劇、いや映画史に残る傑作だと思う。
 しかしよく考えてみると、この映画、騎兵隊の護衛をつけて走る間にだんだん人が乗り込んでくる前半、騎兵隊と離れて単独で走る中盤とインディアンの襲撃、そしてラストの一通り話が終わってしまった後の決闘、と随分話の展開に無理があるのだが、その無理を疾走する駅馬車のスピード感とリズムで一気に見せてしまうところにジョン・フォードの凄さがあると思う。原作は昔「エラリー・クイーンズ・ミステリマガジン(EQMM)」がミステリ雑誌なのに「西部小説特集」なのものをやっていて、翻訳されたものを読んだことがあるが、どうってことない短編だった。展開に多少の無理があったにせよ、これは素直に脚本(ダドリー・ニコルズとベン・ヘクト)をほめていいと思う。
 まず、前半の少し走る度に様々な過去をもつ人々が徐々に乗り込んでくるのだが、実にこれがテンポがいい。黒澤が「七人の侍」の侍集めのシーンの参考にしたという話を読んだことがあるが、確かにテンポの良さは似ているような気がしないでもない。ともかく「寂しい草原に俺を埋めてくれるな」というウエスタンを軽快にアレンジした曲にのって走る駅馬車を見ているだけで、わくわくしてくるのは演出の力だろう。リンゴ・キッドを演じるジョン・ウエインの登場は、このテンポよく走る駅馬車をライフルで止めての登場なのだから、こんなにおいしい登場の仕方はない(それまで駅馬車を囲むように進んでいた騎兵隊が、このときだけはなぜか遅れて離れているというのはご愛嬌)。
 後半のインディアンの襲撃シーンでは、撃たれたインディアンが駅馬車の下を通った後にむっくりと起き上がってから倒れるという有名なスタントシーンがある。もうダメかと思われたその時、騎兵隊が現れ、騎兵隊が画面手前から向こうへとインディアンを追って行く、向こうから手前へ駅馬車が入って来る、という構図が何といっても憎らしいくらいにうまい(ゴードン・スコットがリメイクした時にはこのシーンはなく、乗組員自身の力でインディアンを撃退してしまっている。全く、何を考えていることやら)。
 それほどの名作なのにフィルムの保存状態が悪く(同じ1939年に制作された「風と共に去りぬ」が今でもほとんど傷がなく発色もいいのとはえらい違いである)、逃げようとしたリンゴがインディアンの狼煙を見て逃げるのを思いとどまるシーンは、ビデオやTV放映で見ると空が写っているだけで何も見えないので、初めての人は「何のこっちゃ」と思ってしまうだろう。残念なことではある。
 さて、ジョン・フォードの西部劇で忘れてならないものに音楽(ウエスタン・ミュージック)の使い方のうまさがある。「駅馬車」の音楽の素晴らしさについては、すでに書いたが、テーマ曲からフォスターの「金髪のジェニー」に転調するあたりもうまいものである。「荒野の決闘」の「いとしのクレメンタイン」(なぜか日本では「雪山賛歌」として知られる)や「黄色いリボン」も印象に残るし、ジョン・ウエインとウイリアム・ホールデンが組んだたいしておもしろくもない「騎兵隊」にしても「騎兵隊マーチ」や「ジョニーが凱旋するとき」など音楽だけは私の記憶に残っている。音楽そのものももちろんだが、挿入の仕方がうまい。ジョン・フォードのすべての作品に言えることだが、「ここ!」というところで、ちゃんと音楽が聞こえるのだ。素晴らしい!(^^)/
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緊急事態宣言! [日記・雑感]

            緊急事態宣言!!
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 ブログに何度も書いているように経済優先で1月の中国からの入国者をフリーパスにしてしまったのが、今日の事態を招いてしまったわけです。大胆でスピーディーな対応は、マスク2枚[もうやだ~(悲しい顔)]。しかも、200億+送料も使って届くのは1か月先。で、挙げ句の果ての、緊急事態宣言。出歩く人が少なくなるのだから電車の本数も減らそうなんて言い出す便乗馬鹿まで出現する。それじゃあ、混み具合は今までと変わらんだろうが、ボケッ[パンチ]
 まさか、違法検事定年延長、違法森友殺人、違法桜を見る会の違法トリプルから眼をそらせるために後手後手無能を貫いて、わざと緊急事態を招いたんじゃぁないでしょうな(▼▼メ)。基地外に刃物、安倍に緊急事態宣言と考えると、恐ろしいのはコロナだけじゃあないような・・・。[がく~(落胆した顔)]

★全世界の99.99999999999999・・・・・%の人が、デンデン安倍にしては秀逸なエイプリル・フールじゃないかと思った「アベノマスク=マスク2枚」事件。上から目線でFBに書き込んでさらに炎上させてしまった官僚のことや、一生懸命やっているんだから批判するななんて筋違いの意見で馬鹿の真髄をさらけ出した爆問・大田のことなどをまとめています。
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020040600005.html
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散歩と昆虫 SH [鳥以外も撮る SH]

 東京は、今日4/6もいい天気です。ストレス解消に近場をだらだらと散歩してこようと思います。土砂降りだったりすると家にいるしかないかという諦めモードになりストレスも軽減されるのですが、こういうときに限って言い天気になっちゃうんですねえ。
 昨夜は、暇潰しに「シェーン」を見てみました。やっぱ、西部劇はいいねえ。私のお気に入りのジャック・パランス(敵役のガンマン)は久しぶりに見ても、憎々し気で、カッコイイ。やはり、西部劇の真髄は、ダンディズムだなぁ[わーい(嬉しい顔)]
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 SHさんからの昆虫写真。散歩の途中に撮ったというよりも、昆虫の写真を撮りに出かけた結果が散歩になったという感じですかね。いずれにしても、ようやく春になったというのに外出自粛というのはやはりストレスが溜まります。
………………………………………………………………………………………………………………………………
 久しぶりの晴天でいつもの公園に行ったら、すごい人出。みんなストレス解消をもとめているんですね。混んでいるスーパーのレジよりは人との距離は遠いいので、まあいいか。しかし、先の見えない外出自粛はつらいです。
↓アゲハ
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↓イカリモンガ
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↓キタキチョウ
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↓ツマキチョウ
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↓ツマキチョウ産卵
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↓ベニシジミ
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↓モンシロチョウ
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↓ルリシジミ
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便乗サクラ写真 [植物]

 今日は今のところ雨は降っていませんが、どんよりと曇っています。バスに乗って近場に出かけたんですが、バスも空いていました。昨日と比べて気温も下がっているせいか、公園からの子どもの声もあまり聞こえません。街全体が静かです。

 埼玉のKSさんの写真に便乗して、私もサクラの写真をアップします。といっても、買い物のついでにスマホで撮ったもので、一眼とは言わないまでもせめてコンデジで撮りたかったところなんですが、ま、いいんじゃないでしょうか?
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★年寄りが外出して感染したりするとすぐに「自己責任」なんて言われそうなので、引き蘢ってWOWOWのオンデマンドで「父と息子の地下アイドル」というドラマを見ていた。新人シナリオコンクールの入選作のドラマ化なんだそうで、いやあこれだけのものが書けるとはたいしたものだ。
 ただ、回想シーンが毎度のように入ってくるのは、ちょっとくどいかな。また、場面転換の呼吸がちょっと説明過多なのも気になるといえば気になった。例えば松重さんに「本当に何でもですか」と言われて瀧本さんが「ええっ」と驚いた顔をする場面。ドラマのリズムからいったらそこで場面転換したほうがシャープでいい。次の場面を見れば、誰だって瀧本さんが承諾したことはわかるはず。それを瀧本さんが「はい」と答える場面までのばすとやはりドラマが間延びしてしまう。新人でまだ慣れていないため、心配でどうしても説明的になってしまうのだろう。
 なんて細かいことを言い出せばいくつか不満がないわけでもないのだが、年寄りも十分に楽しめるドラマだった。合格(^_-)-☆。地下アイドル「オトメがたり」をやる椎奈(若月佑美)、怜央(芋生悠)、ひらり(加藤小夏)の3人も好演。センターの若月さんは乃木坂46のメンバーだったそうでまちがいなく彼女がヒロインなのだが、私は超絶![グッド(上向き矢印)]「怜央(芋生悠)推し[るんるん]だなぁ(^^)/。理由は書かないが、わかる人にはわかるはずだ。さてと、「終電帰りのシンデレラ」でも聞くか。(^-^)
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笹目川のサクラ満開 KS [埼玉特派員より KS]

 昼前にスーパーに立ち寄ったのですが、空いていました。いつもは休日にはならばなければならないレジも人がいなくてすぐ。そういえばいつものレジのおばちゃんたちの姿が見えませんでしたが、(多分、パートでしょうから)休業になっているのでしょう。無策の安倍ちゃんの影響はこんなところにも出ているんですな。そういえば、生活が大変ならパートで月25万くらい稼げば、なんて言っていた麻生君、その後、パートの実体験してみたのかな?(^^;

 人間、国籍はちがっても考えることはだいたい同じで、安倍ちゃんの大胆・迅速な「マスク2枚」政策は、「AbeMask」としてロイターやCNNなども取り上げ、世界中に配信されているようです。安倍ちゃんも、これでやっと世界的に有名な政治家になれたぞー[るんるん]、っと喜んでいることでしょう[がく~(落胆した顔)]

 8年ぶりに埼玉に戻ったKSさんからの写真。
 笹目川という川がどの辺を流れているのか全く知りませんが(初めて聞く名前です)なかなか見事な桜並木です。この休日が見ごろですねえ。家に閉じこもってばかりではストレスが溜まりますから、混雑していなかったら家族でお弁当持参しての花見も悪くないですね。安倍ちゃんの「桜を見る会」より、よほど健全です。
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開かずの薬箱 [日記・雑感]

 各世帯にマスク2枚![がく~(落胆した顔)]
 発表が4/1だったので、てっきりエイプリル・フールだと思っていたら安倍ちゃまはどうやら本気も本気、大真面目のようです。「大胆」で「迅速」な対応がこれですかぁ。[パンチ]

 リビングの棚の上にプラスチックの薬箱があって、もう何年も使っていません。今回のコロナウイルス騒動で何か役立つものが入っていないかと、奥様が開かずの薬箱を開けてみたら・・・・
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 このほかに、ガーゼ、各種包帯、ピンセット、鋏などが入っていました。薬類は何年も前のものなので捨てますが、これらのものはまだ使っていこうと思っています。
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水栽培に新しいなかま [植物]

 安倍ちゃまや麻生くんのような大豪邸ならともかく、空中生活者としては少しは外の空気も吸いたいわけで、駅まで出かけた。ま、いつもの喫煙喫茶店でコーヒーでも飲んで来ようという計画である。ところがところがナントナント喫茶店の入口には「全席禁煙」の貼り紙[がく~(落胆した顔)]。あちゃー、個人でやっている小さな喫茶店なので4/1以降も大丈夫だろうと考えていた私が甘かった。
 口だけで築地もオリンピック施設も金と時間ばかり浪費した悪代官・小池おばさん、上から下への命令だけはきちんとやってしまうのネ。せっかく出てきたのだからとコーヒーを飲んだのだが、コーヒーを飲むとやたらタバコが吸いたくなる。そうだ、近くのパチンコ屋の入った所に休憩所があり灰皿もあったぞ、と入ろうとしたらナナナナナントここにも「全館禁煙」の貼り紙が。しかも、ご丁寧に「電子タバコも禁止です」とマジックで書かれているではないか[もうやだ~(悲しい顔)]
 何度も書いているが、ではアルコールは、排ガスは、原発はいいのかっ。タバコを売って50%を超える税金は徴収するが、喫煙は禁止する。ったく、ヤクザだってこんな悪どいことはしないぞ。これまた何度も書いているのだが、それほどタバコが害のあるものなのなら、販売しないというのが筋というものだろうが![パンチ]

 昨日の雨から一転、今日は晴れ渡っていますが、どえりゃあ風がつえーですな。外出するなと言われているような気がします。[あせあせ(飛び散る汗)]

 できるだけ外出を控えているので、写真を撮る機会もこのところ減っています。で、自室の水栽培セットにニンジンを加えました。先輩のジャガイモとタマネギは、雨にも風にもコロナにも負けず、順調に育っています。(^^)/
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埼玉の日々気まぐれ日記:2020年3月 [埼玉特派員より KS]

 暇だとどうでもいいようなことを思い出します。
 昔、トヨタの車の頭文字はCROWN、CENTURY、COROLLA、CERICA、CARINAなど基本的に「C」で始まっていました。その中にCORONA(及びCORONAmk2)という主力車種がありました。もう何年も前にこの名前の車はなくなりましたが、今あったらドえらいことになっていましたねえ[がく~(落胆した顔)]

 4/1なんですが、エイプリル・フールがどうだこうだという話題がほとんど出てきません。安倍ちゃまのコロナ水際作戦大失敗[がく~(落胆した顔)]で、それどころじゃないのが現状ですね[もうやだ~(悲しい顔)]

 タイトルは変わりましたが、KSさんからの「埼玉の日々気まぐれ日記」です。
 前書きに書かれていますが、まちがいなく「老人の世界にどっぷりとはまっ」ていますねえ(^^;。文中に出てくるカメラも、家の中に閉じこもってばかりいないで、カメラを持って近所の公園でも散歩したらどうかね、という意味でプレゼントしたのですが、1か月経っても全く使っていないということは、興味がなかったんですかね。だとしたら、余計なお世話だったかも[あせあせ(飛び散る汗)]
 あと、ちょっと気になったのは、奥さんとの日常のやりとりはあるようですが、他人との会話がほとんどないこと。まあ、だからといって今の時期他人との会話は危険もともないますし、しかたがないかもしれませんねえ。
………………………………………………………………………………………………………………………………
 3月も終わりです。月日が経つのは早いものです。
 4月25日は知多のお寺に祠堂施餓鬼で墓参りに行く予定ですが、コロナはどうなっているのか、新幹線に乗るのに少し不安を抱いています。帰りには4か月ぶりの実家を見てこようかと思っています。
 あまり変化のない月でしたが、今後も同じような生活になるような気がします。不自由さとか不満ストレスは感じない生活で、変化の少ない落ち着いた生活が続くのだろうと思っています。老人の世界にどっぷりとはまったのでしょうか。

3月1日(日)
 早3月に入った。
 新型コロナウィルスの報道がひっきりなしに聞こえてくる。PCR検査を適時行えば感染者はとんでもない数になっているのではないのか、とか。日本の検査数が異常に少ないのは厚労省感染研究所と政府の陰謀ではないかと言われている。データを自分の所だけで取るために民間に自由にやらせたくないとか。それが本当だったら国民の命をないがしろにしている腐った研究所だ、厚生労働省はそのことを承知の上で国民に嘘をついているのだろうと勘繰りたくなる。中国を全面的に入国制限しなかった安倍。二階に忖度しているのか。マスコミはそれらしきことを報道しているがはっきりと言わない。これも忖度か。また厚労省のコロナウィルス感染マップで、台湾本土が中国と同じ色彩で報道されているとか。厚労省は腐っているのか。親中勢力が厚労省に入り込んでいるのではないだろうか。と、色々言われている。
 今日の競馬は午後からテレビ観戦。無観客開催2日目だが、テレビでレースを見る限り違和感はなかった。収支は少しの負けだった。
 自分の下着は自分で洗濯することにした。知多では面倒でなく約9年間そうしてきた。抵抗感はまるでない。洗濯機の操作をカミサンから教えてもらったが簡単なことだった。今日の歩数は1580歩。午前にスーパーに買い出しに行っただけ。スーパーには開店と同時に大勢の客が押し寄せてきていた。買い物籠いっぱいに食料品等をカートに乗せている女性、男性で混み合っていた。カミサンから頼まれたテーブルガスコンロのガスボンベは売り切れで無かった。明日から学校閉鎖が始まるからだろう。みんな買いだめで走り回っているようだ。はたして学校閉鎖でコロナ対策、どれだけ効果が上がるのだろうか?

3月2日(月)
 今日は歯科医院。歯の状態はかなりひどくなっており歯間のクリーニングで時間がかかった。午前中雨降り。
 歯科医院の帰りにスーパーに寄って、カミサンから頼まれていたガスボンベが有るかどうかを見たが、なかった。トイレットペーパー、ティッシュも棚はがらんとしていて何も無かった。殆どの人は今は必要でなくてもデマだと思いながらも品切れだと聞くと、つい買いだめしてしまうのだろう。政府はマスクは十分生産されていてすぐに市場に回ると言っていたが一向に売り場に出てこない。よううそをぬけぬけと言う、菅!今の安倍政権はうそで固められた政権だから信じちゃいかんのかも。久しぶりの記者会見なのに、記者質問を途中で強引におしまいにし、そのまま自宅に帰っただとか。真剣にこの危機に対応する気が有るとはとうてい思えない。
 夜テレビで「鶴米の家族に乾杯」が放送されていた。今回は愛知県知多市を元相撲取りの安美錦と一緒に訪問していたが、自分が住んでいた八幡は出てこなかった。本日の歩数は2940歩。

3月3日(火)
 今日も歯科医。残っている歯はがたがたのようだ。
 帰りにスーパーに寄ってビール・酎ハイを購入。カミサンから頼まれていたガスボンベを買うもメーカーが違い、再びスーパーに行って返品、これドジということなのか、確かにカミサンからメーカー名を言われていたが記憶になかった、ええかげんに聞いていたせいなのだろう。メーカーが違うとテーブルコンロには使えないのか?という疑問を持ったが、カミサンがそう言うのだから間違いないのかも。言われたメーカーのものは入庫されていなかった。店は急遽いつもとは違うボンベを手配したのかもしれない。店は今日も大勢の客で混んでいた。
 プールはしばらく中止することにした。ロッカーに行く途中にスポーツジムが有り、気になったためである。プールだけなら大丈夫と思うが、不特定多数の人間がひしめいているスポーツジムは怖い。
 洗濯機の使い方を再度教えてもらい自分の下着の洗濯をし、ベランダに干した。取り込みはカミサンがしてくれた。今日の歩数は5230歩。ボンベの返品で歩いたおかげで5000歩を越した感じ。

3月4日(水)
 雨降りの中ウォーキングをかねてカミサンから頼まれたティッシュペーパー探し。いつも行くスーパー2店には無く、遠出をして南浦和方面のドラッグストアでやっと見つけた。本当にあほらしい現象だが、買いだめではなく本当に手もちが無くなり補充しなければとなって買えないという状況は異常だ。デマでこうも人は狂うのか。はるか昔のトイレットペーパー買い占め騒動を思い出す。世の中あほであさましい人間がいっぱいだと再認識した。
 スポーツジムは3月15日まで営業休止の旨がインターネットに載っていた。プールに行っていた時間はどう過ごすか、やはりこのご時世、安全なのは近場のウォーキングかも。人と対面で接することは無い。写真撮影もいいかもしれないが、アニマルさんには申し訳ないが、まだ頂いたカメラを見ていない。
 世の中新型コロナウィルス騒ぎで大変なことになっている。莫大な経済損失で国民が苦しんでいる。すべては中国のウィルスのせいだが、発進元の中国はウィルスの名前を「日本肺炎」としたがっている、なんてうわさが出ているとか。親中議員が多くいるそうだ、与野党に。中国からはるか昔から金をばらまかれて受け取っているとか。売国奴が国会議員に大勢いるようだ。よくは分からないが、「〇〇幹事長、〇官房長官」が筆頭だそうだ。中国に感謝したいと言っているとか。そういううわさはおそらく本当だろうなと思われる。何で武漢だけ渡航制限したのか、そこらを安倍はきちっと説明すべきだと思う。〇〇に牛耳られたのだろうな。トヨタもあほだと言われている。このご時世に中国に大量の資金投資をするそうだ。中国共産党国家に同調するのかいな。全世界を制覇しようとしている中国に投資???社長も中国にぎゅーじられているのかもしれない。これまでと同じように全ての技術を盗まれるのだろう。アメリカも盗まれているのが分かり、しゃにむに中国を敵視し厳しく当たっているが、日本は悠長な対応で大丈夫なのか? 今日の歩数は4860歩。
 夜更け、4月25日(土)は知多のお寺、吉祥院で祠堂施餓鬼に出席するスケジュールを検索。武蔵浦和を6:05分、東京、名古屋、太田川9:16着。近くの花屋で花を購入、タクシーで吉祥院に、およそ10:00着。御祈祷申し込み10:30頃。叔母が同席可能かどうかは不明。お墓参りして、実家の状況を確認、朝倉駅から戻る。こんな感じかな。8月の盆施餓鬼も同様なスケジュールになるだろう。10月4日の母の3回忌も同じか。慌ただしい1年になりそうだ。

3月5日(木)
 カミサンが使っている部屋の天井照明が切れたため、照明器具カバーを外そうとしたが外れない。ハンマーの柄を突っ込んでぐいとこねたら照明器具だけでなく電源器具も壊れてしまった。急遽町の電気屋さんに連絡を取り、夜8時過ぎに新しい照明器具を付けてもらった。風が強くまた花粉がひどくつらいウォーキングとなった。明日はお休みだな。相変わらずマスクは見つからなかったが、ポケットティッシュは見つけられた。歩数5600歩。

3月6日(金)
 スーパーに少し買い物に出かけただけであとは家で過ごした。宝くじジャンボ外れ。中国、韓国からの渡航制限が9日からなされると政府が発表したが、全く遅きに失した感。中国の武漢だけを渡航制限したときに、中国全土を制限していればかなりのコロナ感染を防げたと思われる。安倍を筆頭に親中国会議員、経済界の罪は大きい。歩数は1420歩。

3月7日(土)
 今日の外出は酒の買い出しとスポーツ新聞購入だけ。カミサンから「外出したのならもっと歩けばいいのに」と言われてしまった。今日は歩かなくて明日歩こうと決めていた。一昨日のウォーキングが強風の中で花粉も厳しくかなり疲れてしまったため、今日のウォーキングは自粛しようと決めていた。
 本日の競馬は、テレビBSでグリーンチャンネルを放映しているのが分かり、それをずーっと見ていた。ケーブルテレビを頼まなくてもOKのようだ。競馬はほぼちゃらで終わった。
 一日中新型コロナウィルスの報道がされていた。PCR検査が一向に伸びないのが不可解。検査をすると陽性の人数が大幅に拡大するのを政府は恐れているのではないかと。歩数1260歩。

3月8日(日)
 朝、雨が降っている中ウォーキングを買い物がてら約1時間。
 昼少し前から競馬(BSでグリーンチャンネルが見られることを知り、朝9:00から参加したいのだが、カミサンに遠慮して昼近くから見ることにしている)。本日は少しの負けだった。競馬が終わってから無観客の大相撲を見たが、やはり観客がいないと寂しい。
 中国福建省で7階建てのホテルが倒壊したというニュースが流れた。1階の改修工事中だったとか。2013年建設でまだ新築のS構造(鉄骨造)の建物と思われる。改修工事はでたらめに柱など取り払っていたのではないのか。そうでなければ地震も起きていないのに、ビルがぺしゃんこに崩壊するはずがない。無茶苦茶な増改築がなされたのかもしれない。
 新型コロナウィルス発祥の中国にトヨタは1300憶円の設備投資をするそうだ。トヨタも中国共産党に取り込まれてしまったのかも。日本の国会議員の多くがかなり以前から買収されているようだ、と、或る国際政治学者が言っている。そうかもしれない。いずれ遠くない時代に日本は無くなり中国共産党独裁国家領となってしまうのだろうか。中国系企業、団体から金をもらっている議員は即刻辞任するべきだろう。
 今日の歩数は4520歩。5000歩を歩くのは(おおよそ1時間)なかなか難しいことだ。カミサンから聞いたことだが、自分の弟夫婦は1万歩(ということは2時間?)歩くことが度々だそうだ。本当かいな。

3月9日(月)
 今日のウォーキングは約1時間で歩数は5170歩だった。新型コロナウィルスのニュースオンパレード。イタリアとイランはすごいことになっている。特にイランは発表されている感染者、死亡者の数は国内で把握されていないという。

3月10日(火)
 今日は雨降りの中の買い物がてらのウォーキング。歩数3260歩。中国全土と韓国に対して渡航制限、日本に入国後14日間の指定場所での待機。イタリアは完全に渡航制限入国禁止。日本の感染者は落ち着きつつある感じだが、PCR検査数が少ないためとも思われる。

3月11日(水)
 暖かくいい天気だった。ジャンパーを変えた。
 今日は3.11大地震(東日本大震災)から9年。当日は渋谷の建設現場におり仮設事務所の2階で打ち合わせをしている時だった。仮設事務所は大きく揺れて倒れてしまうのではないかと恐怖を覚えたことを思い出す。大津波が東北を襲うさまがテレビに放映されていた。交通機関はストップし埼玉の家まで歩いて帰った。もうあれから9年がたったのだ。
 歯科医、現在はまだ歯垢のクリーニングだが、一部膿が出ておりどうするかは次回となった。いずれにしろ歯はぼろぼろのようだ。だましだましでごまかしていくか、いっそ総入れ歯にするか、悩ましい。春の選抜高校野球が中止となった。それほど興味は無いが、球児にとっては悔しいことだろうな。今日の歩数は2680歩。

3月12日(木)
 今日は月1回の内科検診。Ha1c値は先月と同じで知多時代より上がっていた。食べすぎなのかもしれない。体重は増えていないのだが。甘いものもほとんど食べていない。ごはんはたまに食べるが、それが影響しているとは思えない。内科医からウォーキングは毎日6000歩〜8000歩が必要だと言われた。かなり厳しい数字だ。現状はMaxで5000歩。今日の歩数は4570歩。
 花粉症の薬を調剤してもらうのを忘れてしまった。現状は市販の薬を飲んでいる。
 東京都知事は親中派で色々と中国に便宜を図っている、ということを聞いた。本当だったら許せんなあ。というか、中国共産党の用意周到な汚い世界戦略が見え見えの気がする。本当に世界制覇を企んでいるように思える。

3月13日(金)
 今日は思い切って6000歩目指して歩いた。結果は6460歩だったが疲れた。これが疲れたと感じないようにならなければいかんのかも。
 毎日コロナウィルスが報道されている。イタリアを筆頭にヨーロッパ、アメリカ、そしてイランは今後どうなっていくのだろう。中国はウィルスを退治したと威張っているが、何言っているのか、お前がウィルスを世界中に蔓延させたと違うか?
 夕方娘が来た。日曜の午後にアパートに帰る予定。月に1,2度帰ってくるが、娘が来るとにぎやかになる、カミサンと娘の会話は声が大きく、自分は部屋に早々に引っ込む。

3月14日(土)
 今日は午前中のみの競馬だった。午後は娘にテレビを取られてしまった。まあ毎度のことだが。スポーツ新聞とビール、チューハイを買いに外に出たきりでほとんど家にいた。歩数は1170歩のみ。午後ボタン雪のような雪が降ってきた。

3月15日(日)
 今日の競馬は落ち着かない競馬で、負けだった。娘が来ると娘優先で落ち着かない競馬となる。WIN5は当たらんなあ。
 夜NHKの「ダーウィンが来た」で、シジュウカラの子育てを放映していた。知多生活の時に毎年4月頃軒下にやってくるつばめのことを思い出して、面白く観た。皆同じだなあ。巣を作り卵を産み、ヒナが孵り、つがいでせっせと餌を運びヒナが育っていき、巣立ちをする。それを親鳥がきちっと見守り指導する。実にほほえましい。
 世界はコロナウィルスでてんてこ舞いしている。中国は昨日まではてんてこ舞いしていたのに、いったん落ち着いたとたん、自分がコロナを世界中にまき散らしたことを棚に上げて、俺はコロナを負かしたんだ、偉いんだと言いふらしている。あほでついていけない国そのもの。こういう共産党の国に世界は征服されてしまうのだろうか。色々聞くと世界中で(アフリカなどとっくに征服されているようだ)特にヨーロッパの貧乏国に強烈に金貸し政策を着々と進めていると聞く。借金づけで港湾等の覇権を牛耳る計画のようだ。日本も相当数の国会議員が牛耳られていると聞くし、多大なる日本国土が買い占められているようだ。実に恐ろしい民主主義の敵たる共産国家中国、どうなっていくのだろう世界。
 朝ドラ「スカーレット」は先日あほらしくって見る気がしなく見ないと思っていたが結局は見てしまった。作者の気が知れない。今は主人公の女性陶芸家の息子の白血病の話ばかり。女性陶芸家の人生は興味あるが、もっと陶芸の面白さを語ってくれることを期待していたが見事に裏切られたと思っている。惰性で最後まで見るが、全く期待外れだったということになりそうだ。このテレビ作者はあかんなあ。視聴者の気持ちが分からんのだろう。

3月16日(月)
 近場の公園経由のウォーキング、買い物を兼ねて約1時間。歩数は4520歩。スポーツクラブは15日まで閉鎖だったが17日からオープンすると案内がでていた。が、今しばらく行くのはよそうと思う。コロナ騒ぎがある程度収まるまでは。とカミサンに言ったら、大丈夫じゃないの?との返事だったが、行かないことにした。

3月17日(火)
 午前のウォーキング、昨日と同じコースで約一時間、4980歩。途中でお寺が有り少し写真を撮った。もう少し歩かないとあかんなあ。
 オリンピックはどうなることやら。おそらく中止になってしまうように思える。
 朝ドラはあと残り少ない。陶芸のことがもっと描かれると思っていたが期待外れだった気がする。途中バカげたあほな週が有った。なぜあんなあほな話を入れたのかわからない。さて白血病の息子はどうなることか、まあドナーが見つかって助かるのだろう。

3月18日(水)
 午前のウォーキングと夕方の歯科医院で今日の歩数は9100歩。疲れた。下の歯が1本今にも抜けそうでぐらぐらしていたが今日抜歯してもらった。従って風呂は無し、酒も無し、歯磨きも無し。化膿防止の抗生物質と痛み止めを飲んだ。

3月19日(木)
 抜歯後の検査、問題なしで、抜糸は1週間後。帰りにスーパーに寄って冷凍食品購入。歩数2690歩。

3月20日(金)
 春分の日祭日で競馬あり。午前のウォーキング、その後は金曜日だというのに競馬でテレビ独占。カミサンは不機嫌だった。
どうもカミサンは風邪を引いたようで、晩飯は自分で用意した。フライパンはどれを使っていいのか分からない、みそ汁のお椀はどこにあるのか、塩はどこ、等々分からないことばかり。食後の食器類の洗いはお手の物だ。風呂も沸かし方を教えてもらい、入浴後に湯を流した、これもここに帰ってきて初経験。自分は、サラリーマン時代を含めここのマンション生活の家事をほとんどしてこなかった。全てをカミサンにしてもらっていた、ということ。知多の実家での生活は全て自分でしていたが、ここは環境が全く違う。今日の歩数は4900歩。

3月21日(土)
 スーパーへ買い出し。東京スポーツが無くサンスポを買ったのだが、競馬欄は東スポに比べて全然良くない。今日の成績は久しぶりに少しの勝ち。面白かった。明日も競馬が有る。WIN5は一向に当たらない。たったの500円投資では無理なのかも。2頭ずつ選んだ場合の組み合わせは2の5乗で32通りの組み合わせとなり、3200円の投資となる。今自分が買っているのは500円。今日の歩数は1240歩。

3月22日(日)
 今日の競馬はほぼトントンだった。なかなか大勝ちができない(今の賭け方では大負けもしないが)。パドックで勝ち馬を見つけるのを目的として競馬を続けているが、なかなか確たる見方を見つけられない。はたしてそんなことが出来るのかどうか?
 競馬の後は大相撲。結局は白鵬が優勝した。無観客の相撲はやはり味気ない。
 コロナは全世界に広がっており、特にヨーロッパがひどい。東京オリンピックは延期となる公算が高い。コロナは簡単に治まらないと思う。今日は新聞をコンビニに買いに行っただけで歩数は580歩。

3月23日(月)
 ウォーキング約1時間。歩数5570歩。途中の遊歩道の桜は7分咲きくらいか。
 或る科学者が言っていた。「現状、コロナウィルスはインフルエンザに比べて影響は少ない。日本でインフルエンザで死亡した人は2018年で3000人を超えた。コロナは今日現在で死亡者52人。この冬、アメリカ人のインフルエンザで死亡した人は37000人。コロナで死ぬ人は最終的に何人になるか分からないが桁が違うのではなかろうか」と。はたしてコロナウィルスはどこまで脅威となるのだろうか。治療薬が見つかっていない未知のウィルスという不安は大きい。

3月24日(火)
 風が強く寒い午前中だった。約1時間のウォーキング、疲れた。歩数5100歩。

3月25日(水)
 2か月ぶりに散髪に行ってきた。フルコース(カット、シャンプー、シェービング)で1890円。帰りに少し買い物(仏壇に小型のビールとお供え物)をして帰ってきた。歩数2730歩。
 オリンピックが延期となった。1年延期になる模様。
 東京都のウィルス感染者が今日急増したそうだが、これからどうなっていくのだろう。日本も感染者はどんどん増加していくように思うが、問題は死亡者だろう。その数が現在程度の比率で推移していれば、医療崩壊は避けられると専門家は言っている。感染者がどれだけ増えようが、要は死者が増えないように医療管理ができていれば良いと思う。志村けんが感染し肺炎で入院していると報道されていた。

3月26日(木)
 先日抜歯したところの抜糸。一週間後に入れ歯の準備をするとのこと。
 歯医者の後に南浦和まで歩いてみた。家に帰ってくるまでの歩数は6400歩。結構坂ありで疲れた。カミサンからスーパーの買いだめで人が沢山いたとか。自分が南浦和の帰りにスーパーに寄ったとき買い物客は少なかった。いよいよ東京のコロナ感染者数が大幅に上がり始めたようで、今週末の土日は不要不急の外出は控えてほしい旨のことが都知事から報道された。ついにパンデミック始まりか?

3月27日(金)
 疲れていたが今日もウォーキングをしてきた。ゆっくり歩いて約1時間、歩数は4200歩。風は少し吹いていたが寒くは無かった。最近近くにある「白幡緑道」を経由して歩いている。大きくは無いが桜の木が多い歩道である。
 都知事の不要不急の外出規制は1週間遅いと言われている。オリンピックの約1年延期が欲しくて国民の命を後回しにしたのだそうだ。本当のような気がするが、そうだとしたら許せんなあ。安倍もグルだそうだ。

3月28日(土)
 朝ドラ「スカーレット」最終回。白血病の息子たけしはドナーが見つからず亡くなった。IAさんじゃあないが、もっと陶芸について語られるかと思って期待して観ていたが、期待外れだった。次作は音楽関連らしいが、あまり興味はわかない。
 競馬は久しぶりにいつもより多めに賭けてしまった。結果は半分の負け。3競馬場だと賭け金が増えてしまう。明日東京は雪の模様、はたして中山競馬開催されるのだろうか。
 今日の歩数はコンビニに新聞を買いに行っただけで800歩。
 安倍首相が記者会見をしていたが、相変わらず観念論で終始していた。具体的なことは何も述べていなかった。言っていることはとっくに知っていることばかりで何のための記者会見だったのかわからない。緊急の国民支援策もここ10日の間に検討するのだそうだ。悠長な政府だ。アメリカはとっくに莫大な支援策(240兆円)を発表し議会承認、大統領サインも完了させている。何のための記者会見だったのか、さっぱり分からない。

3月29日(日)
 朝雨から雪となった。雪降る中コンビニに新聞買い。中山競馬は3レースから雪のため中止となった。代替開催は31(火)とか。今日の競馬、負けは無かった。
 雪は路面には積もらなかったが、屋根は真っ白になった。今日の歩数は840歩。
 コロナ感染者数は東京、日本ともに過去最大となった。世界特にアフリカ大陸がどうなってしまうのか。非常に危惧される。ヨーロッパ、アメリカ大陸、アジア諸国のコロナが治まったとしてもアフリカ大陸はそうはいかない。想像を絶する死亡者が出、治まらないコロナが先進国に再び蔓延する、そんなことを述べている感染病の専門家がいた。人類破滅?

3月30日(月)
 パソコンのマウスが作動しなくなり、急遽浦和の家電店に出かけて買ってきた。浦和駅まで行きは歩いたが帰りはバスに乗った。家の近くのスーパーに寄り買い物をして家に帰ってきたが歩数は6800歩だった。午後冷蔵庫に卵がなくなっており買い出しに再びスーパーに行った(卵の管理は私の係り)。
 志村けんが昨晩亡くなった。ドリフターズは好きだったが、志村けんは生理的に合わなかった。享年70歳。自分とあまり変わらない。コロナに感染していることが分かって5日後の死亡。4年ほど前に肺疾患が有ったそうだ。合掌。コロナ死亡者数はどこまで行くのだろうか。一番心配なのはアフリカ大陸の人々。アメリカですら20万人は死ぬだろうと言われている。
 今日は新しい朝ドラ「エール」1日目。大げさすぎて違和感を抱いた。はたして最後まで見られるのだろうか。

3月31日(火)
 朝ドラ「エール」2日目。主人公の子供時代から始まるのはいつものパターン。周りからいじめられている貧弱で、話すのに不自由する主人公が父親がかけた蓄音機の音楽に異常な感じで興味を示す場面で終わった。面白そうだ。
 今日のウォーキングは目標もなくさまよう感じで1時間以上歩いた。歩数は6600歩。
 3月は今日でお終い。プールは行かないで毎日がウォーキングの生活。まだまだプールには行く気がしない。来月もあちこち近場を歩いてみる予定である。来月も、週末の競馬(馬場にはまだまだ行けないが)とそれ以外はウォーキングという生活になりそうである。
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