東京大地震・個人メモ01

　いやはやというか、3/11の地震は私が東京に来てから最も大きな地震でした。すべては、IUさんがいけないと断言しておきましょう(^^;。日付が変わり、朝になってもまだときどき揺れを感じます。
　ことのおこりは裾野市に住むIUさんが、13年ぶりだかに東京に出てきたこと（私は、彼が地震を連れてきたと考えています）。彼の上京の目的は、山種美術館の展覧会を見ることと、中野のFカメラで中古良品のレンズを購入すること。私は、そのFカメラへの案内を頼まれたので、当日は恵比寿の事務所にいつもより早く出かけ、ちょい仕事をしてからIUさんと合流。Fカメラに直行しました。
　最近のFカメラは以前と比べて中古の品揃えが少なくなっているのですが、運良くキヤノン純正のマクロレンズとシグマの手ぶれ補正ズームレンズのAランク（新同品）をゲットできました。さらに各々のプロテクトフィルター、サンディスクのクラス10高速SDカード8Gこれだけ買って５万強。なんとヨドバシカメラでマクロレンズ１本買うより安かったので、いい買い物だったと思います。この後、焼き肉ランチを食べ、せっかく東京に出てきたのだからと新宿御苑に行ったのが、運の尽き。
　当初は快調に撮影できていのですが（私もカメラを持って行った）、カンザクラをアップで撮ろうとしても手ぶれなのかどうもうまくピントを合わせられない。いかんなぁ、と思っているとどうもめまいというか頭が軽くふらつく。いよいよ歳か、……と思っていると、ぐらぐらっと来ました（今まで何度も経験していることなんですが、私の場合、たいてい他の人より地震の兆候に気づくのが一瞬早く、「あ、地震だ」と思った次の瞬間、他の人たちが「あ、地震だ」となります）。
　御苑内のあちこちから悲鳴が聞こえるような、思ったより長く大きな地震でしたがとりあえずおさまり、少し歩いたところで前回と同じくらいの揺り戻し。「日本庭園」のほうを見ると、あちこちで石灯籠が倒れており、小さな地割れも。何でも御苑は広域避難所に指定されているとかで、職員用の門を含め、すべても門が開放されていました。このころにはまだまだ余裕のヨッちゃんだったので、しまった今だったら入園料の200円を払わずに済んだのに、なんて不謹慎なことなど考えたりしていました。
　ともかく携帯が「しばらくお待ちください」の表示ばかりで全くつながらないので、まず交通情報を得ようと、IUさんと歩いて新宿駅を目指しました。実は、これが悲劇の始まりだったのです。・・・ということで、明日のブログに続く。