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あっという間に5月も終わり [植物]

 本日(5/31)ようようやく定額給付金の用紙届きました。さすが迅速スピーディを売りにするアホ内閣。やることが実に早い。5月末日に届けるとは、もはや「芸」と言っても過言ではありません。すぐ書いて出したとして入金は6/10以降でしょう。梅雨入りとどっちが先かな?(^^;

 無能無策無知後手後手政権のせいでばたばたしている間にもう5月・皐月は終わり。ということは、春も終わり。終わらないのは安倍無法政権だけとは、これいかに。なんて考えているとストレスが溜まるばかりなので、サツキの写真でもアップしておきましょう。
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★どうでもいい話だけど、大昔「となりのトトロ」を見たとき、メイとサツキの名前に「どっちも5月かよ」と思ったんだが、今にして思うと姉妹の名前として悪くないね。(^^;
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健気な?ムラサキカタバミ [植物]

 天気がいい[晴れ]ので、今日もお弁当を買いに出かけてきました。
 キクラゲ卵にご飯、焼きそば、(なぜか)のりたまふりかけ、プラボトルお茶とこれだけついて500円[グッド(上向き矢印)]。この店、大丈夫なのかと心配になります。しかも、キクラゲ卵は大盛り。1/3ほど夕食のおかずに残しました[るんるん]

 散歩しているとあちこちのマンションの前庭の片隅にムラサキカタバミが見られます。ほとんど「雑草」扱いのようで、いずれ整理されてしまうんでしょう。同じカタバミ属Oxalisの園芸品種がオキザリスとして花屋さんで売られているのと大きな違いです。整理されてしまう前に、スマホでカシャッ。
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★5月いっぱい自粛なんて言っていて、次々に早期終了させちゃったんですが、よかったんですかねー。小池くちだけ都知事は6/1はさらに解禁を緩めるステップ2になんて言っていますが、どうなんでしょう。一度緩めたものを再度自粛なんて難しいと思うんですがねえ。
https://mainichi.jp/articles/20200529/k00/00m/040/128000c
https://mainichi.jp/covid19
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週末はばたばたと・・・ [日記・雑感]

 そろそろ5月も終わりなのに「迅速」かつ「スピーディ」に処理されているはずの給付金の通知はまだ届きません。なのに、昨日は警察が廻ってきて、
「給付金詐欺にご注意ください」[たらーっ(汗)]
 週末かつ月末ともなると何だかんだでばたばたします。ブログ更新を休んでもいいのですが、わざわざ来てくれる奇特な方もいるようなので、昔コンデジで撮ったクレーンの写真でも貼って誤摩化しておきます。なぜクレーンなのか、全く意味はありません。
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★中日新聞社説。先日、原子力推進委員会あっ間違い原子力規制委員会が「適合」判断した青森県六ケ所村核燃料再処理工場に関する記事です。書かれている通り原発はすでに破綻しているわけですが、あたかも破綻していないように金がつぎ込まれる。よほど、金になるのでしょう。
https://www.chunichi.co.jp/article/64097?rct=editorial
↓「やすらぎの刻~道」に出ている原発推進俳優・石坂浩二の電事連CM。おいおい、これじゃあ全然やすらげないゾ。地球温暖化のためにと言いつつこっそり原発を潜り込ませているところなど、お主も悪よのう。
https://www.youtube.com/watch?v=GfoCbF0oFcc
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ドクダミを見習おう(^^)/ [植物]

 「3密」なんて言葉が今年の流行語大賞になりそうな雰囲気ですが、私としては「3無」といのも入れたいところです。もちろん、「無能」「無策」「無法」の安倍内閣のことです。「桜」「大噓」「後手後手」なども圏内ですが、「火事場泥棒内閣」「アベノマスク」のほうがインパクトがあって有力候補ですね。

 ・・・というような法治国家としてほとんど機能していないような状況なので、ストレスは溜まるばかり。「迅速に」「速やかに」なんて口先大バーゲンの「給付金」は未だに通知すら届いていません。届いたのは460億円もかけたカビノマスク、ゴミノマスクことアベノマスク。無能安倍がまるで自分の功績のように解除宣言に合わせるようにしてとどきました。使う気にもならないので、いずれどこかに寄付しようと思っているのですが、もらう方も迷惑かな?

 こんな閉塞状況なんですが、気がつけばドクダミが満開。まあ、臭いはアレですが、サツキで上が遮られていると隙間をぬうようにしてその上に顔を出し、花を咲かせています。このド根性、ちょっと見習いたい気がします。
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オリンパスカラー炸裂 SK [投稿写真・原稿]

 先日に続いてのSKさんからの写真。今回もオリンパスカラー炸裂です。オリンパスのデジタルカメラは、フルサイズはもちろん、一般のAPS-Cと比べてももうひと回り小さい4/3センサーを使っているのでどうかなと思っていましたが、問題はありませんね。十分すぎるほどのクォリティです。
 4/3ならセンサーが小さい分カメラもレンズも小型化でき、35mmフルサイズセンサー対比レンズの焦点距離は2倍になります(35mmフルサイズセンサーの中心部分をトリミングして使うのと同じ)。焦点距離300mmのレンズが600mm相当になるわけで、重く高い超望遠レンズを必要とするムキにはもってこいのシステムです。ただ、その小型軽量というメリットを生かそうとしているのは同じ4/3のパナソニックで、画質に力を入れているオリンパスのシステムは必ずしも小型軽量になっていません。
 老人力日々増大中で一眼カメラが辛く感じられる年寄りには4/3はもってこいのシステムだと思うのですが、もう一つマウント変更に踏み切れないのはそこなんです。
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センター・クリア(^-^) [日記・雑感]

 年に1度のがんセンター検診。
 先週受診したCTの結果を訊きに行きましたが、とくに問題なしということで帰って来ました。主治医からは、「もうそろそろいいかな」と言うことで、とりあえず来年の5月の検診で問題がなければ終了になります。いやあ、長かったなぁ・・・。
 お祝いに帰りに、ワインに浸したチェリーをチョコレートで包んだお菓子を買って帰ろうとしたら、まだコロナの影響が残っていて休業中。ううむ、世の中なかなか自分の思い通りにはならないなぁ。
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★それにしても、マスメディアと権力のずぶずぶ関係が明らかになった今回の「黒川事件」。中には、あれくらいにならないと情報がとれない、なんて言う輩まで現れるしまつ。ポチになってもらえる情報なんてものはご主人様の都合のいい情報だけ。もっと歩けよ、張り込めよとあえて言いたい。いろいろ問題はあるにしろ、少なくとも文春の記者のほうが体力も知力も使っているのは明らか。記者クラブなど作って安穏としているからマスゴミなんて言われているのがわからないのか。ボケッ!

★もう15年近く前になりますが、このブログは国立がんセンターを退院してから、がんには再発というやっかいなことも多いので「元気ですよー」と知り合いに知らせるために始めたものです。そのため、あまり政治的なことを書くのは控えてきたのですが、ここ何年か政治的な発言がかなり多くなっています。これも、あまりに法律を無視したやりたい放題の無責任男=安倍が考えられないほどひどすぎるからのこと故です。ご了承下さい。
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アホノマスク届きました(^^; [日記・雑感]

 安倍火事場泥棒政権の、検察官定年延長問題に関する無法そのもののめちゃくちゃさについては昨日のブログにかなり詳しく書いたが、今回の件で見過ごせないのは黒川の賭け麻雀の相手が新聞記者であったという点である。しかも、自粛要請の最中麻雀が行われたのは産經新聞記者宅であり、黒川は産經新聞さし迎えのハイヤーで帰っている。こういうのをズブスブの関係と言う。社会の木鐸として権力チェックをすべきジャーナリストがこれでいいのか。たとえば産經新聞の社説
https://www.sankei.com/column/news/200522/clm2005220003-n1.html
 話を一般論として逃げ、まるで他人事のような社説ではないか。御用新聞、安倍広報新聞の面目躍如といったところだ。ここまで鉄面皮ではないが、朝日の記事も、遺憾であるでオシマイ。かねてから問題視されている「記者クラブ」の件も含め、まさしく日本のジャーナリズムは死んだと断言してよい。そうではないと言うのなら、過去の件も含めてきちんと調査し、詳細な報告書を出してもらいたい。

 カビノマスク、ゴミノマカク、アホノマスク、イマサラマスク、ムダヅカイマスクいろいろ言われていますが、ようするにアベノマスク届きました。マスク2枚の大盤振る舞いに460億円ですかぁ。ま、安倍や麻生がポケットマネーを出して配っているのなら文句は言いませんがね、解除宣言が出るときになって届くとは、さすが「迅速」な対応です。
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★「黒川検事長への処分についての質問に一切答えなかった安倍総理」
 として、こんな記事も見つかりました。「あ〜う〜」は、私の世代だと故・大平総理を思い起させますが、安倍はそれ以上ですな。言語障害だったとしたら、障害者ヘイトのつもりは全くありませんので、陳謝します。
https://news.infoseek.co.jp/article/harborbusinessonline_20200525_00219852/

★「黒川氏処分、首相官邸が実質決定 法務省は懲戒と判断」
 本当に安倍という無能首相は、息を吐くように噓をつきますなあ。黒川の定年延長も法務省からと突然言い出すし。以前の自民党だったらもう10回は辞職しているはずなんだが・・・。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020052401001856.html

※本日は、先日の診断結果を訊きに、がんセンターまで行ってきます。
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お気に入りニワゼキショウ [植物]

 いろいろ問題が指摘されている給付金の書類、ぼちぼち届き始めたようですが、我が家にはまだ来ていません。もしかすると、差別されてる?
 税金を460億円も使うアベノマスクは、カビノマスク、ゴミノマスクなどと言われていましたが、最近ではアホノマスク、イマサラマスクなどと言われているようです。カビ・ゴミ問題が起きた時点でストップすればせめて配送料だけでも節約できたと思うのですが、誤りを絶対に認めようとしないアホどもですからこのまま続行するんでしょう。ちなみに、5/23現在、私の知り合いから「届いた」という連絡は1件もありません。さすが無能内閣。やることが「迅速」です。

 一昨日、適当に春の野草をアップしたら、ニワゼキショウが意外と人気でした。調子に乗ってニワゼキショウの写真を再度アップしておきます(本当は、撮影に出かけていないので材料がない(^^;)。
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★黒川偽検事長の「訓告」という処分が軽いと新聞、テレビで話題になっている。
 訓告は国家公務員法上の懲戒処分ではなく、言ってみれば内部の「叱りおく」というようなもので、たとえば履歴書の「賞罰」欄に書く必要のないものだ。これだけ世間を騒がせた人間が懲戒処分にもならず満額の6000万円以上の退職金をもらう(もらった?)ということには、確かに納得のいかないものがある。
 が、ちょっと釈然としないものもあるので、これまでの経緯を簡単におさらいすると、
 2020年1月31日、東京高検検事長の黒川の定年延長(半年)を閣議決定。しかし、もう40年近くも前の人事院の、検察官は国家公務員法の定年延長制の対象外とする、という政府見解が存在していた。特殊法は一般法に優先するというのは大原則なので、この政府見解は当たり前。さすが元検事の山尾さん、よく調べたしこの指摘は鋭い。が、その見解の存在すら調べていなかった(と思われる)無能無策内閣は驚き、慌てた。
 調べてみると、確かにその通りだ。
 法律のプロたちの誰もそのことに気がつかなかったのかと呆れてしまうが、安倍のポチ化してしまった現在の官僚の質は低下しているのだろう。しかし、定年延長の発表はしてしまったので何とかしなければならない。そこで、苦し紛れに持ち出したのが憲法違反の集団的自衛権のときにも使った「解釈の変更」。では、その決裁文書を出せと迫られると「口頭決裁」なので文書はない。重大事件の途中で定年になった場合に備えての延長だなんて言ったものの、では今までにそういうことがあったのかと問われるとこれも、ない。
 本来なら黒川は2月7日に定年退官
 もともと黒川は2月7日でいなくなっているはずの人物なので、辞めた人間を処分するという点にどうしてもひっかかってしまうわけだ。
 まず、経緯を見ても明らかなように、そもそも2月8日以降も検事長を努めていたこと自体が違法なのだ。
 定年退職した「一般人」が3か月も庁舎に出入りしていたとすれば家宅侵入罪、検事長の部屋に居座っていたとすれば「不法占拠罪」。この間、給与をもらっていたのだとしたら不法所得。検事長の「ふり」をして受け取っていたら詐欺罪。
 賭け麻雀に関してはレートからいっても、せいぜいが罰金刑程度だろう。懲戒解雇にすべきだという声は心情的にはわかるのだが、すでに資格を失っている人間を処分することはできない。
 「憲法改正」を叫ぶ無能無策首相は日本国憲法第39条に「何人も、実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。」と書かれているのを知っているのだろうか。これを「法の不遡及」といい、その法律の施行以前に遡って適用されないということだ。後付けで法律を作り、それで黒川定年延長を正当化し、どさくさのついでに政府の意向で定年延長ができるようにしようとしたところに、そもそも無理無法があるのだ。
 つまり、問題の本質は「3密」だとか「賭け麻雀」だとかというところではなく、法律を無視して自分に有利なようにお友達検察官を検事総長にしようとし、法律的には定年退職した男を検事長だと言い続けた火事場泥棒内閣の無法首相にあるということを見失わないようにしたい。
(逆にこれまでの無法行為をあくまで合法だと言い張るのなら、黒川は公務員であり検察の権威を著しく損なったわけだから当然懲戒解雇。もちろん退職金はなし。検事総長、法相は引責辞任。アホ総理は任命責任で辞任=それを追認した各無能大臣も引責辞任。要するに、内閣は総辞職するのが筋というものだろう。←きっぱり)
 今回の黒川問題で安倍は「最終責任は私にある」と認めたようだが、責任は認めるものではなく、とるものだろう。今まで、安倍が何らかの形で具体的に責任をとったことが、一度としてあったのか!さっさと責任をとれよ![パンチ]
↓毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200522/ddm/005/070/063000c
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今期のドラマ雑感 [映画・文学・音楽]

 自粛の間に写真の整理と思っていたのだが、生来の怠け者のためなかなか進まない。当初予定していたフィルムのデジタル化まではとても無理としても、せめてデジタル写真の整理くらいは完了したいと考えている今日この頃(我ながらハードルがどんどん下がってくるなぁ(^^;)。

 という愚痴はともかく、この4月期は、「半沢直樹」を筆頭に「ハケンの品格」などかつての大ヒットドラマの続編が予定されていたのだが、安倍火事場泥棒政権の無能無策によりほとんどのドラマがストップしている。なんとかスタートが切れたドラマも今になって後続未定の停止・延期に追い込まれている。「半沢」の第1話くらいは見ようと思っていたのに、残念。その代わりというわけでもないのだろうが、「穴埋め」のために「JIN—仁-」の再放送があったりして、悪いことばかりでもなかった。せっかくの暇を「利用」して映画だけでなく新旧いくつかのドラマも見たので、その感想をメモしておく。
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「JIN—仁-レジェンド」
 このドラマに関しては改めて書くことは、何もない。10年前にリアルタイムで見ていたわけだが途中ちょっとダレル部分があるにせよ、10年経っての再見でも「完結編」のラストは実に感動的な締めくくりだった。と同時に、このドラマは仁という現実に絶望し未来を失った医師の再生の物語であったことを再確認できた。小細工ドラマがほとんどの昨今、こういう全力ドラマは新鮮でもある。それにしても武家娘・咲を好演の綾瀬はるか、若いなあ。(^-^)
「咲 Saki」
 こちらの咲は、女子高生。美少女たちが麻雀を競う3、4年ほど前に放送されたドラマ(と、その続編にあたる映画)だ。主演の宮永咲は最近人気が出てきた浜辺美波。超絶美少女ですなぁ(^-^)。浜辺のドラマは「賭ケグルイ」という賭け事ばかりやっている高校のドラマがあり、あまりの馬鹿馬鹿しさに途中リタイアしてしまったが、この「咲」は意外におもしろかった。まあ、ドラマのようにリンシャン、ハイテイが頻発するなんてことは現実にはあり得ないが、ファンタジーと考えれば楽しめる。浜辺以外では天江衣役の菊地麻衣、巨乳の浅川梨奈が印象に残った。
「美食探偵・明智五郎」
 このドラマについてはすでに書いたが、主役の中村倫也が御曹司にも美食家にも見えないのが最大の欠点。相手の小池栄子がこれまたラスボスに見えないただのおばさんというキャスティングミス。小芝風花をヒロインに迎えたのなら明るくおもしろい1話完結推理物にすべきなのに、ホームズVSモリアティーというまたかの本筋にしたため実につまらないドラマになってしまった。新ドラマとしては無理矢理スタートを切ったものの来週からは「延期」となっている。つまらないのでこのまま終わってしまったらどうか。
(その点、前期に放送された浜辺美波の「アリバイ崩し承ります」は、よくできていた。小芝風花のドラマは「とくさつガガガ」や「東京パラレル」などNHKのもの以外は全部ダメダメだなあ)
「今日から俺は!!」
 一昨年の秋に放送されて話題になったドラマだが見ていなかったので、何話か見てみた。まあ、予想通り年寄りが見るようなドラマではなかったが、主人公のキャラが立っているので、恋愛模様などけっこう笑えた。若い人にはおもしろかったかもしれない。主役は賀来賢人で、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈ら。風紀委員長・清野菜名のアクションはなかなか見事。ただし、女子高生役としてはおまけしてぎりか。女リーダー橋本環奈というのも凄いが、副長の女の子見た顔だと思ったら「父と息子の地下アイドル」の若月佑美だった。キツイ顔なので、顔声共にこのドラマの方が適役だ。
(清野さんのアクションが見事なので彼女が主演の「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」というドラマを見てみたが、糞ゴミドラマだった)
「ワカコ酒season5」
 気がつけば空手少女・武田梨奈さんのこのシリーズももう5シーズン目。独身OLのワカコが酒を求め美味いものを求めて夜の街を彷徨うお決まりパターン。美味い酒を飲んで「ぶしゅぅー」が決め台詞。毎度のパターンで暇潰し用に気楽に見られるのはいいのだが、女優・武田梨奈としては、これでいいのか。「カラテガール」「ハイキックガール」「少女は異世界で戦った」などあれだけのアクションが出来るのに残念ながらこれらの映画すべてが糞。アクションヒロインとして、見応えのある映画に出てほしいのだが、事務所は何を考えているんだっ。
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春の野草あれこれ [植物]

 新聞協会が声明を出したというんで、当然、権力を監視し不正があればそれを暴く立場にあるはずの記者たちが権力と癒着していたことに対する土下座声明かと思ったら、コロナ差別に繋がらないよう報道に心がけるだと。ごるらぁぁぁぁ、寝言は寝てから言え。もちろんヘイトは大いに問題があるが、今、この時に心がけ声明を出す必要があるのは、そこじゃぁねゃあだろうが、ボケ。
 おめえら、田中角栄ロッキード事件のとき、文春に暴露記事が出たら、誰もが知ってたことだよと嘯いて世間の顰蹙をかったときから全然進歩してねえじゃねぇかよ。だから、マスゴミなんて言われるんだ。この腐れボケが。[パンチ]

 「雑草」なんて言ってはいけません。園芸品種と比べれば地味かもしれませんが、その地味さの中に趣があるじゃあーりませんか(^-^)。この中では、私はニワゼキショウがいちばん好きですね。(^^)/
↓アカツメクサ
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↓イモカタバミ
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↓シロツメクサ
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↓ドクダミ
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↓ニワゼキショウ
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↓ハハコグサ
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↓ヒルザキツキミソウ
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気分転換に(^^)/ [植物]

 違法無法な検察官定年延長法案がとりあえず取り下げられたわけですが(まだ廃案にはなっていない)、もう一つ懲りない自民・公明は「国民投票法改正案」の来週中の成立を目指しているようです。要するにカビノマスクで460億円も無我遣いした、どうしても自分の手で憲法を改悪したい悪党が自分の任期中に改悪するためには・・・と、逆算して国民投票法を都合のいいように改悪しておきたいのでしょう。全く、火事場泥棒政権は全然懲りてないですねえ。
https://www.excite.co.jp/news/article/Buzzap_63854/

 今週いっぱいで自粛がなくなるという噂もありますが、ま、いずれにしても東京は最後でしょう。オリンピック延期が決まるまでは責任逃れで雲隠れしていたのに延期が決まったら突然しゃしゃり出てきて「東京都知事の小池百合子です・・・」と、選挙の事前運動。安倍があまりにポンコツなのでちゃんとやっているように「見せる」とは、さすが口だけ知事ですなぁ。
 顔を見ただけでストレスが溜まるので、気分転換にアザミの写真でも貼っておきましょう。いずれも先年(現在休園中)向島百花園で撮ったものです。
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★アチャー。ホントだとしたら、黒川君やっちゃいましたねえ。自粛要請期間に賭け麻雀とは、行動が九州旅行の安倍アッキー夫人と似ているような気がしますな。それと、こういう新聞記者との癒着ぶりが本当なら、望月記者ではありませんが記者クラブってのは何なんだろうと思ってしまいます。
https://mainichi.jp/articles/20200520/k00/00m/040/200000c
https://www.asahi.com/articles/ASN5N6H1FN5NUTIL020.html?iref=comtop_8_08
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オリンパスカラーのヘビイチゴ [投稿写真・原稿]

 知り合いのSKさんから写真が送られてきました。ヘビイチゴの写真です。リサイズしていますのでブログではちょっとわかりにくいのですが、独特の色合いです。属に「オリンパスブルー」と言われているようにオリンパスのカメラ(およびレンズ)を使った写真は空や海を撮ったときの色が独特なんですが、青だけでなく全体に色が濃い印象を受けます。勝手に「オリンパスカラー」と名づけていますが、食べたら味も濃厚な気がしますよね。
ISO200 f8.0 ss1/30 露出-1/3
カメラ=オリンパスEM1mk3
レンズ=30mmF3.5macro
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★菅官房長官発狂★すだれおじさんこと菅官房長官の頭がついにおかしくなった(前からおかしいという意見もある)。アベノ「カビ・ヨゴレ」マスクのおかげでマスクの価格が下がっただと。私のところはもちろん、知り合いの誰のところにも糞マスク届いていませんが。糞マスクに460億円も使い税金の無駄遣いと言われているので、そうではないと言いたかったんだろうが、こういう発言がますます自身の発言の信憑性を低めているのがわからんのか、ボケッ。
https://www.asahi.com/articles/ASN5N4FSKN5NUTFK009.html?iref=comtop_8_04
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日進からの贈り物(^-^) [日記・雑感]

 雨こそ降っていないものの、今日も天気が悪いですな。そのうえ、ちょっと寒い。ううむ、今日は引き蘢りにして部屋の片付けでもしますか・・・。

 昨日(5/19)のことです。ピンポーンと宅急便で、日進IAさんからエンドウ豆とそら豆の入った箱が届きました[わーい(嬉しい顔)]
 昔、「暮れ〜の元気な贈り物〜、日進(日清)サラダ油セット[るんるん]」なんてCMがありましたが、暮れだけに限らず春夏秋冬、いや毎日でもOK。アベノマスクとちがって、日進からの贈り物はいつでも大歓迎ですゾ(^-^)。さっそくベーコンとレタスを買ってきてエンドウ豆たくさん入りの具たくさんスープを作ってもらったわけですが、IAさんにその旨をメールすると、「来年送る場合は、レタスとベ―コンも入れておきます」というありがたいリプライメールが(^^)/。忘れないようにしっかりと書き留めておきます[グッド(上向き矢印)]
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国立がん研究センター [日記・雑感]

 今日5/19は朝から雨。予報では1日雨のようです。この自粛期間にフィルム時代に撮った写真をデジタル変換しようかと思っていたのですが、生来の怠け者のため、全然進んでいません。というか、やろうという気になれません。困ったことです。[あせあせ(飛び散る汗)]

 昨日は、年に1度の国立がん研究センターでの検診に行ってきました。退院から10年以上経ち、ここ数年は年に1度、CTを撮るだけですんでいます。読影の専門家と主治医がCT画像を検証し、1週間後(今年は5/25)に結果を訊きに行くというシステムです。
 ところが、毎年のことなので気が緩んだのかボケなのかがんセンターのカードと健康保険証は持って行ったのですが、うっかり高齢者カードを忘れてしまいました[がく~(落胆した顔)]。高齢者は、健康保険証と高齢者カードでセットになっているので、健康保険証だけではダメなんだそうです[もうやだ~(悲しい顔)]。で、書類を2枚も書いて、次回5/25に改めて健康保険証と高齢者カードを提出。昨日の分と5/25の分とをまとめて払うということになりました[バッド(下向き矢印)]
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★検察官定年延長さすがに今国会は断念したようですが、秋の臨時国会にはまた出してくるんでしょう。「国論を二分するのは良くない」なんて、圧倒的多数は反対なのに状況がわかっていないようですから。
https://www.asahi.com/articles/ASN5L523ZN5LUTFK015.html?iref=comtop_8_01

★特捜OBも意見書提出。さすがに先の元検事総長以下が提出した意見書と比べると柔らかな表現になっていますが、趣旨は同じです。こういうものは一つの「記録」なので、朝日デジタルに掲載されていた全文を以下に貼っておきます。

 私たちは、贈収賄事件などの捜査・訴追を重要な任務の一つとする東京地検特捜部で仕事をした検事として、このたびの検察庁法改正案の性急な審議により、検察の独立性・政治的中立性と検察に対する国民の信頼が損なわれかねないと、深く憂慮しています。
 独立検察官などの制度がない我が国において、準司法機関である検察がよく機能するためには、民主的統制の下で独立性・政治的中立性を確保し、厳正公平・不偏不党の検察権行使によって、国民の信頼を維持することが極めて重要です。
 検察官は、内閣または法務大臣により任命されますが、任命に当たって検察の意見を尊重する人事慣行と任命後の法的な身分保障により、これまで長年にわたって民主的統制の下で、その独立性・政治的中立性が確保されてきました。国民や政治からのご批判に対して謙虚に耳を傾けることは当然ですが、厳正公平・不偏不党の検察権行使に対しては、これまでも皆様方からご理解とご支持をいただいてきたものと受けとめています。

 ところが、現在国会で審議中の検察庁法改正案のうち、幹部検察官の定年および役職定年の延長規定は、これまで任命時に限られていた政治の関与を任期終了時にまで拡大するものです。その程度も、検事総長を例にとると、1年以内のサイクルで定年延長の要否を判断し、最長3年までの延長を可能とするもので、通例2年程度の任期が5年程度になり得る大幅な制度変更といえます。これは、民主的統制と検察の独立性・政治的中立性確保のバランスを大きく変動させかねないものであり、検察権行使に政治的な影響が及ぶことが強く懸念されます。
 もっとも、検察官にも定年延長に関する国家公務員法の現行規定が適用されるとの政府の新解釈によれば、検察庁法改正を待たずにそのような問題が生ずることになりますが、この解釈の正当性には議論があります。検察庁法の改正に当たっては、慎重かつ十分な吟味が不可欠であり、再考していただきたく存じます。

 そもそも、これまで多種多様な事件処理などの過程で、幹部検察官の定年延長の具体的必要性が顕在化した例は一度もありません。先週の衆院内閣委員会でのご審議を含め、これまで国会でも具体的な法改正の必要性は明らかにされていません。今、これを性急に法制化する必要は全く見当たらず、今回の法改正は、失礼ながら、不要不急のものと言わざるを得ないのではないでしょうか。法制化は、何とぞ考え直していただきたく存じます。
 さらに、先般の東京高検検事長の定年延長によって、幹部検察官任命に当たり、政府が検察の意向を尊重してきた人事慣行が今後どうなっていくのか、検察現場に無用な萎縮を招き、検察権行使に政治的影響が及ぶのではないかなど、検察の独立性・政治的中立性に係る国民の疑念が高まっています。

 このような中、今回の法改正を急ぐことは、検察に対する国民の信頼をも損ないかねないと案じています。
 検察は、現場を中心とする組織であり、法と証拠に基づき堅実に職務を遂行する有為の人材に支えられています。万一、幹部検察官人事に政治的関与が強まったとしても、少々のことで検察権行使に大きく影響することはないと、私たちは後輩を信じています。しかしながら、事柄の重要性に思いをいたすとき、将来に禍根を残しかねない今回の改正を看過できないと考え、私たち有志は、あえて声を上げることとしました。
 私たちの心中を何とぞご理解いただければ幸甚です。
 縷々(る/る)申し述べましたように、このたびの検察庁法改正案は、その内容においても審議のタイミングにおいても、検察の独立性・政治的中立性と検察に対する国民の信頼を損ないかねないものです。
 法務大臣はじめ関係諸賢におかれては、私たちの意見をお聴きとどけいただき、周辺諸情状が沈静化し落ち着いた環境の下、国民主権に基づく民主的統制と検察の独立性・政治的中立性確保との適切な均衡という視座から、改めて吟味、再考いただくことを切に要望いたします。
 元・特捜検事有志
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検診日 [日記・雑感]

 1年前の予約なのでコロナウイルスでどうなっているのか確認したら、センターは平常だそうです(ただしマスク必須)。というわけで、年に1度の検診(CT)に行ってきます。読影の専門家と主治医のダブルチェックがあり、結果は1週間後に訊きに行きます。
※メール、コメントへのリプライは夕方以降になります。
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★違法検察法案を何が何でも成立させたい火事場泥棒内閣は、今度は責任を法務省(の官僚)に押し付けるるようです。今までずーっと黙っていて、15日のインターネットテレビで突然言い出したらしいのですが、要するに内閣が言い出したことではないと言いたいらしい。さあ、法務省関係者は大変デスゾ。「口頭決裁」の森ちゃまを筆頭に、法務省提案までのすべてのすべての記録をまず出してもらいましょうか。もちろん、なぜ今までそのことを言わなかったのかも含めて。まさか、「桜を見る会」のときと同様、記録はすべて破棄したなんて言わないでしょうねえ。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020051701001422.html

★安倍無法無能後手後手内閣の支持率が下がったと報じられていますが、火事場泥棒に3割もの支持があるのがむしろ驚きです。
https://www.asahi.com/articles/ASN5K66V9N5HUZPS003.html?iref=comtop_8_02
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コーヒーがやって来た(^-^) [日記・雑感]

 昨日の雨が噓のような晴天です。
 日光浴を兼ねてこれから買い物にでも出かけようかと思っています。[わーい(嬉しい顔)]

 ナント、リス太郎さんからコーヒーが送られてきました[るんるん]。さっそくいただきました。焙煎の香りというか、ちょっと苦みのあるなかなか美味しいコーヒーでした。460億円もかけたアベノマスク(まだ届いていないゾ)より、よほどうれしい贈り物ですねー[わーい(嬉しい顔)]。サンクス。
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★火事場泥棒政権による、検察官の無法定年延長問題。各新聞社の社説はあたりまえのことで、当たり前が当たり前でなくなっているのが今の自民党であり公明党なんでしょう。検察OBの意見書(昨日のブログにリンク有り)など読むと、ロッキード事件当時の自民党三木内閣は、今の無法内閣と比べそれなりの政治ポリシーをもっていたことがわかります。
↓中日新聞社説
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2020051602000110.html
↓朝日新聞社説
https://www.asahi.com/articles/DA3S14477736.html?iref=comtop_shasetsu_01
↓毎日新聞社説
https://mainichi.jp/articles/20200516/ddm/005/070/070000c

★昨日、リンクを貼っておいた「元検事総長を含む検察OBがよれよれ法務大臣に提出した意見書全文」、うまく開けないという意見があったので、朝日デジタルに掲載されていた全文を貼っておきます。さすが元検事作成の文書だけあって、論旨一貫した明解な意見書となっています。ぜひご一読を。

 東京高検検事長の定年延長についての元検察官有志による意見書
 1 東京高検検事長黒川弘務氏は、本年2月8日に定年の63歳に達し退官の予定であったが、直前の1月31日、その定年を8月7日まで半年間延長する閣議決定が行われ、同氏は定年を過ぎて今なお現職に止(とど)まっている。
 検察庁法によれば、定年は検事総長が65歳、その他の検察官は63歳とされており(同法22条)、定年延長を可能とする規定はない。従って検察官の定年を延長するためには検察庁法を改正するしかない。しかるに内閣は同法改正の手続きを経ずに閣議決定のみで黒川氏の定年延長を決定した。これは内閣が現検事総長稲田伸夫氏の後任として黒川氏を予定しており、そのために稲田氏を遅くとも総長の通例の在職期間である2年が終了する8月初旬までに勇退させてその後任に黒川氏を充てるための措置だというのがもっぱらの観測である。一説によると、本年4月20日に京都で開催される予定であった国連犯罪防止刑事司法会議で開催国を代表して稲田氏が開会の演説を行うことを花道として稲田氏が勇退し黒川氏が引き継ぐという筋書きであったが、新型コロナウイルスの流行を理由に会議が中止されたためにこの筋書きは消えたとも言われている。
 いずれにせよ、この閣議決定による黒川氏の定年延長は検察庁法に基づかないものであり、黒川氏の留任には法的根拠はない。この点については、日弁連会長以下全国35を超える弁護士会の会長が反対声明を出したが、内閣はこの閣議決定を撤回せず、黒川氏の定年を超えての留任という異常な状態が現在も続いている。
 2 一般の国家公務員については、一定の要件の下に定年延長が認められており(国家公務員法81条の3)、内閣はこれを根拠に黒川氏の定年延長を閣議決定したものであるが、検察庁法は国家公務員に対する通則である国家公務員法に対して特別法の関係にある。従って「特別法は一般法に優先する」との法理に従い、検察庁法に規定がないものについては通則としての国家公務員法が適用されるが、検察庁法に規定があるものについては同法が優先適用される。定年に関しては検察庁法に規定があるので、国家公務員法の定年関係規定は検察官には適用されない。これは従来の政府の見解でもあった。例えば昭和56年(1981年)4月28日、衆議院内閣委員会において所管の人事院事務総局斧任用局長は、「検察官には国家公務員法の定年延長規定は適用されない」旨明言しており、これに反する運用はこれまで1回も行われて来なかった。すなわちこの解釈と運用が定着している。
 検察官は起訴不起訴の決定権すなわち公訴権を独占し、併せて捜査権も有する。捜査権の範囲は広く、政財界の不正事犯も当然捜査の対象となる。捜査権をもつ公訴官としてその責任は広く重い。時の政権の圧力によって起訴に値する事件が不起訴とされたり、起訴に値しないような事件が起訴されるような事態が発生するようなことがあれば日本の刑事司法は適正公平という基本理念を失って崩壊することになりかねない。検察官の責務は極めて重大であり、検察官は自ら捜査によって収集した証拠等の資料に基づいて起訴すべき事件か否かを判定する役割を担っている。その意味で検察官は準司法官とも言われ、司法の前衛たる役割を担っていると言える。
 こうした検察官の責任の特殊性、重大性から一般の国家公務員を対象とした国家公務員法とは別に検察庁法という特別法を制定し、例えば検察官は検察官適格審査会によらなければその意に反して罷免(ひめん)されない(検察庁法23条)などの身分保障規定を設けている。検察官も一般の国家公務員であるから国家公務員法が適用されるというような皮相的な解釈は成り立たないのである。
 3 本年2月13日衆議院本会議で、安倍総理大臣は「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」旨述べた。これは、本来国会の権限である法律改正の手続きを経ずに内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって、フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる「朕(ちん)は国家である」との中世の亡霊のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる。
 時代背景は異なるが17世紀の高名な政治思想家ジョン・ロックはその著「統治二論」(加藤節訳、岩波文庫)の中で「法が終わるところ、暴政が始まる」と警告している。心すべき言葉である。
 ところで仮に安倍総理の解釈のように国家公務員法による定年延長規定が検察官にも適用されると解釈しても、同法81条の3に規定する「その職員の職務の特殊性またはその職員の職務の遂行上の特別の事情からみてその退職により公務の運営に著しい支障が生ずると認められる十分の理由があるとき」という定年延長の要件に該当しないことは明らかである。
 加えて人事院規則11―8第7条には「勤務延長は、職員が定年退職をすべきこととなる場合において、次の各号の1に該当するときに行うことができる」として、①職務が高度の専門的な知識、熟練した技能または豊富な経験を必要とするものであるため後任を容易に得ることができないとき、②勤務環境その他の勤務条件に特殊性があるため、その職員の退職により生ずる欠員を容易に補充することができず、業務の遂行に重大な障害が生ずるとき、③業務の性質上、その職員の退職による担当者の交替が当該業務の継続的遂行に重大な障害を生ずるとき、という場合を定年延長の要件に挙げている。
 これは要するに、余人をもって代えがたいということであって、現在であれば新型コロナウイルスの流行を収束させるために必死に調査研究を続けている専門家チームのリーダーで後継者がすぐには見付からないというような場合が想定される。
 現在、検察には黒川氏でなければ対応できないというほどの事案が係属しているのかどうか。引き合いに出される(会社法違反などの罪で起訴された日産自動車前会長の)ゴーン被告逃亡事件についても黒川氏でなければ、言い換えれば後任の検事長では解決できないという特別な理由があるのであろうか。法律によって厳然と決められている役職定年を延長してまで検事長に留任させるべき法律上の要件に合致する理由は認め難い。
 4 4月16日、国家公務員の定年を60歳から65歳に段階的に引き上げる国家公務員法改正案と抱き合わせる形で検察官の定年も63歳から65歳に引き上げる検察庁法改正案が衆議院本会議で審議入りした。野党側が前記閣議決定の撤回を求めたのに対し菅義偉官房長官は必要なしと突っぱねて既に閣議決定した黒川氏の定年延長を維持する方針を示した。こうして同氏の定年延長問題の決着が着かないまま検察庁法改正案の審議が開始されたのである。
 この改正案中重要な問題点は、検事長を含む上級検察官の役職定年延長に関する改正についてである。すなわち同改正案には「内閣は(中略)年齢が63年に達した次長検事または検事長について、当該次長検事または検事長の職務の遂行上の特別の事情を勘案して、当該次長検事または検事長を検事に任命することにより公務の運営に著しい支障が生ずると認められる事由として内閣が定める事由があると認めるときは、当該次長検事または検事長が年齢63年に達した日の翌日から起算して1年を超えない範囲内で期限を定め、引き続き当該次長検事または検事長が年齢63年に達した日において占めていた官及び職を占めたまま勤務をさせることができる(後略)」と記載されている。
 難解な条文であるが、要するに次長検事および検事長は63歳の職務定年に達しても内閣が必要と認める一定の理由があれば1年以内の範囲で定年延長ができるということである。
 注意すべきは、この規定は内閣の裁量で次長検事および検事長の定年延長が可能とする内容であり、前記の閣僚会議によって黒川検事長の定年延長を決定した違法な決議を後追いで容認しようとするものである。これまで政界と検察との両者間には検察官の人事に政治は介入しないという確立した慣例があり、その慣例がきちんと守られてきた。これは「検察を政治の影響から切りはなすための知恵」とされている(元検事総長伊藤栄樹著「だまされる検事」)。検察庁法は、組織の長に事故があるときまたは欠けたときに備えて臨時職務代行の制度(同法13条)を設けており、定年延長によって対応することは毫(ごう)も想定していなかったし、これからも同様であろうと思われる。
 今回の法改正は、検察の人事に政治権力が介入することを正当化し、政権の意に沿わない検察の動きを封じ込め、検察の力を殺(そ)ぐことを意図していると考えられる。
 5 かつてロッキード世代と呼ばれる世代があったように思われる。ロッキード事件の捜査、公判に関与した検察官や検察事務官ばかりでなく、捜査、公判の推移に一喜一憂しつつ見守っていた多くの関係者、広くは国民大多数であった。
 振り返ると、昭和51年(1976年)2月5日、某紙夕刊1面トップに「ロッキード社がワイロ商法 エアバスにからみ48億円 児玉誉士夫氏に21億円 日本政府にも流れる」との記事が掲載され、翌日から新聞もテレビもロッキード関連の報道一色に塗りつぶされて日本列島は興奮の渦に巻き込まれた。
 当時特捜部にいた若手検事の間では、この降って湧いたような事件に対して、特捜部として必ず捜査に着手するという積極派や、着手すると言っても贈賄の被疑者は国外在住のロッキード社の幹部が中心だし、証拠もほとんど海外にある、いくら特捜部でも手が届かないのではないかという懐疑派、苦労して捜査しても(1954年に犬養健法相が指揮権を発動し、与党幹事長だった佐藤栄作氏の逮捕中止を検事総長に指示した)造船疑獄事件のように指揮権発動でおしまいだという悲観派が入り乱れていた。
 事件の第一報が掲載されてから13日後の2月18日検察首脳会議が開かれ、席上、東京高検検事長の神谷尚男氏が「いまこの事件の疑惑解明に着手しなければ検察は今後20年間国民の信頼を失う」と発言したことが報道されるやロッキード世代は歓喜した。後日談だが事件終了後しばらくして若手検事何名かで神谷氏のご自宅にお邪魔したときにこの発言をされた時の神谷氏の心境を聞いた。「(八方塞がりの中で)進むも地獄、退くも地獄なら、進むしかないではないか」という答えであった。
 この神谷検事長の国民信頼発言でロッキード事件の方針が決定し、あとは田中角栄氏ら政財界の大物逮捕に至るご存じの展開となった。時の検事総長は布施健氏、法務大臣は稲葉修氏、法務事務次官は塩野宜慶(やすよし)氏(後に最高裁判事)、内閣総理大臣は三木武夫氏であった。
 特捜部が造船疑獄事件の時のように指揮権発動に怯(おび)えることなくのびのびと事件の解明に全力を傾注できたのは検察上層部の不退転の姿勢、それに国民の熱い支持と、捜査への政治的介入に抑制的な政治家たちの存在であった。
 国会で捜査の進展状況や疑惑を持たれている政治家の名前を明らかにせよと迫る国会議員に対して捜査の秘密を楯(たて)に断固拒否し続けた安原美穂刑事局長の姿が思い出される。
 しかし検察の歴史には、(大阪地検特捜部の)捜査幹部が押収資料を改ざんするという天を仰ぎたくなるような恥ずべき事件もあった。後輩たちがこの事件がトラウマとなって弱体化し、きちんと育っていないのではないかという思いもある。それが今回のように政治権力につけ込まれる隙を与えてしまったのではないかとの懸念もある。検察は強い権力を持つ組織としてあくまで謙虚でなくてはならない。
 しかしながら、検察が萎縮して人事権まで政権側に握られ、起訴・不起訴の決定など公訴権の行使にまで掣肘(せいちゅう)を受けるようになったら検察は国民の信託に応えられない。
 正しいことが正しく行われる国家社会でなくてはならない。
 黒川検事長の定年延長閣議決定、今回の検察庁法改正案提出と続く一連の動きは、検察の組織を弱体化して時の政権の意のままに動く組織に改変させようとする動きであり、ロッキード世代として看過し得ないものである。関係者がこの検察庁法改正の問題を賢察され、内閣が潔くこの改正法案中、検察幹部の定年延長を認める規定は撤回することを期待し、あくまで維持するというのであれば、与党野党の境界を超えて多くの国会議員と法曹人、そして心ある国民すべてがこの検察庁法改正案に断固反対の声を上げてこれを阻止する行動に出ることを期待してやまない。
 【追記】この意見書は、本来は広く心ある元検察官多数に呼びかけて協議を重ねてまとめ上げるべきところ、既に問題の検察庁法一部改正法案が国会に提出され審議が開始されるという差し迫った状況下にあり、意見のとりまとめに当たる私(清水勇男)は既に85歳の高齢に加えて疾病により身体の自由を大きく失っている事情にあることから思うに任せず、やむなくごく少数の親しい先輩知友のみに呼びかけて起案したものであり、更に広く呼びかければ賛同者も多く参集し連名者も多岐に上るものと確実に予想されるので、残念の極みであるが、上記のような事情を了とせられ、意のあるところをなにとぞお酌み取り頂きたい。
 令和2年5月15日
 元仙台高検検事長・平田胤明(たねあき)
 元法務省官房長・堀田力
 元東京高検検事長・村山弘義
 元大阪高検検事長・杉原弘泰
 元最高検検事・土屋守
 同・清水勇男
 同・久保裕
 同・五十嵐紀男
 元検事総長・松尾邦弘
 元最高検公判部長・本江威憙(ほんごうたけよし)
 元最高検検事・町田幸雄
 同・池田茂穂
 同・加藤康栄
 同・吉田博視
 (本意見書とりまとめ担当・文責)清水勇男
 法務大臣 森まさこ殿
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5月の花いろいろ 02 [植物]

 さすがに火事場泥棒政権も週内のお友達検察官定年延長後付け法案の採決は断念したようですが、何が何でも来週には通すつもりなんでしょう。それにしても法律もないのに定年延長し、それまでの答弁を口頭による決裁で解釈変更などという北朝鮮にも劣る人治ぶりに異論を唱える与党議員がほとんどないというのも不思議な現象です。
 以下のURLはが元検事総長を含む検察OBがよれよれ法務大臣に提出した意見書全文です。さすがに論旨の通った文章ですが、残念ながら「云々」を「でんでん」、「背後」を「せご」、「目処」を「もくと」としか読めない連中ですから理解できないでしょうなぁ。
https://www.asahi.com/articles/ASN5H4RTHN5HUTIL027.html?iref=comtop_8_01

 昨日に続いての春の花いろいろ。安倍火事場泥棒政権の後手後手無能無策により、せっかくのいい季節が台無しになってしまいましたが、春の花写真でも見てストレスを解消してください。
↓シライトソウ
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↓ハマナス
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↓ホタルブクロ
ホタルブクロ.jpg
↓マツバギク
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↓ムサシノアブミ
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↓ムサシノキスゲ
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↓ムシトリナデシコ
ムシトリナデシコ.jpg
↓ユキノシタ
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5月の花いろいろ 01 [植物]

 検察官定年無法延長法案は、さすがに今日中の強行採決は来週に延ばされましたが、重大法案の審議というのに先日の「ワニ」に続いて今回は「戦記小説」。自民党議員全部とは言いませんが、国民から託された仕事をきちんとしようという意識皆無。民間なら更迭・左遷、場合によっては懲戒解雇になるようなポンコツに、年に2000万円以上も支払って国政任せてしまった結果が今の日本です。この大西宏幸という議員、採決になったら起立することだけが仕事だと思っているのでしょう。絶対に法案など読んでいませんね[パンチ]
https://mainichi.jp/articles/20200515/k00/00m/010/121000c

 東京は(予想通り)解除されませんでしたねー。向島百花園の休園も「当面の間」のままだし、このブログもしばらく休園にしようかとも思うのですが、楽しみにしている、なぁんて奇特な人もいるようなので、もう少し更新を続けてみます。
↓アワモリショウマ
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↓カワラナデシコ
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↓キョウガノコ
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↓キリ
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↓キリンソウ
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↓ザクロ
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↓シモツケ
シモツケ.jpg
↓シャクヤク
シャクヤク.jpg

★カビノマスクことアベノマスクの「検品に8億円」って、これまさか税金じゃないでしょうな。かかわった企業が負担するのが当然というか当たり前だと思うのですが?
https://www.asahi.com/articles/ASN5G5GY6N5GUTFK00T.html?iref=comtop_8_07
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南千住のバラ [植物]

 法治国家ならぬ人治国家の象徴のような検察官定年延長問題。久しぶりにご尊顔が拝めると思った森法相出てきませんねえ
https://mainichi.jp/articles/20200514/ddm/005/070/110000c
https://this.kiji.is/633058532572578913
https://this.kiji.is/629132352740328545
 安倍無能無策後手後手内閣については、今後はわかりやすく火事場泥棒内閣と呼ぶことにします。
↓あまりの無法ぶりに元検事総長やOBも反対を表明したようです。
https://www.asahi.com/articles/ASN5G4CX7N5GUTIL013.html?iref=comtop_8_06

 荒川区の区の木はサクラ、区の花はツツジなんですが、サクラ・ツツジの季節は「自粛中」に終わってしまって、今はバラが目立っています。なぜなのかは、わかりません(調べればどこかに出ているのでしょうが、どうでもいいことなので調べる気にならない)。バス停の横に満開花壇だったので、スマホで何枚かカシャッ。(^-^)
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ハヤカワ・ポケット・ファンタジー [映画・文学・音楽]

 午前中から暑い。もしかすると午後には「真夏日」になるかもしれません。[あせあせ(飛び散る汗)]

 安倍暴走特急は、きちんとした説明もなく法律無視の検察官定年延長悪法を何が何でも成立させたいようです。対コロナ無能無策後手後手問題、カビノマスク問題、仕事もせずに自宅寛ぎ動画問題など、一度きちんとした病院で診断してもらったほうがいいと思うのですが、忙しいので病院のほうが断るかもしれませんねー。
 で、この間の安倍のアホどたばたを見ていて、ふと思ったのは安倍は「韓国大統領の轍は踏みたくない」と思ってお友達検察官を検事総長にしたいのではないのか、ということ。つまり、韓国では大統領から降りると逮捕されたりすることが多いですよね。つまり、小心者の安倍は、それを恐れている。と書くと、いやいや首相と大統領とは違うだろうと言われそうですね。その通り、首相と大統領は全然ちがうものです。しかし、三権分立も理解しておらず、行政府の長である自分を立法府の長なんて言ってしまうアホ首相です。首相と大統領との区別などついておらず、米韓の大統領とやりとりしている自分のことを「彼らと同じ」と考えているのではと、思ってしまうわけです。

 お上の策なき外出自粛で暇になってしまったため、昔読んでおもしろかったSFを立て続けに読んでみました。ただ、かつてはSF少年だったため本の册数だけでも半端ない。というわけで、とりあえずはハヤカワのポケットブックから。
 昔々のその昔、ハヤカワ・ポケット・ミステリという自称「世界最大のミステリ・シリーズ」が早川書房からだされており、アメリカのペーパーバックを意識した洒落た作りで、私は大いに気に入っていました。そのミステリの中にいつの間にかSFが忍び込み、私が買った第1弾が写真左下のクリフォード・シマック「都市」でした。人類がいなくなった遥かな未来、地球の支配者となった犬類が過去を語るという連作短編でした。これが感動的な傑作だったため、次々と散財。(^^;
 続いてレイ・ブラッドベリの短編集「刺青の男」。よく話題にされるのが「万華鏡」で、石ノ森章太郎「サイボーグ009」のラストはまあこれのパクリでしょう。ただ、私が大好きなのは「ロケット」という短編なのですが、これって他の本(他の訳者)で読むとそれほどではない。やはり、ブラッドベリは小笠原豊樹さんの訳で読まなければと思わされた1冊です。
 ところで、写真ではちょっとわかりにくいのですが、表紙下部の黒地に印刷された文字が「都市」と「刺青の男」の2冊のみPOCKET FANTASY、その他はSCIENCE FICTIONと書かれています。いつの間にかシリーズ名が変更されたんですね。
 今ではSFもミステリもポケットシリーズそのものが本屋で見かけなくなってしまいました。文庫と比べてちょっと高いので売れないということがあったのでしょうか、絶滅危惧種もしかしたら絶滅種になってしまったのかもしれません。内容だけでなく本の見た目(装丁)や手触りなども気になる私としては、残念としか言いようがありません。
 ここのあげた6作はどれも傑作ですので各作の細かい感想など書きません。多分、どれも形を変えて早川SF文庫に収録されていると思うので、読んでみてくざいと、とだけ書いておきます。「敢えて」ということで書けば、私の一番のお気に入りは、アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」(写真左上)でしょうか[わーい(嬉しい顔)]
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コロナにも負けず(^-^) [植物]

 コロナウイルス対策の無能無策後手後手、検察官お友達違法定年延長、460億円の使う迅速カビノマスクことアベノマスクはまだ届かないなど、悪業の限りを尽くしているアベノウイルスはまだ収まりそうもありませんが、道端の野草たちは元気に成長しています。この勢いでアベノウイルス撲滅酵素なんぞ出してくれるといいのですがねえ[わーい(嬉しい顔)]
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★ほとんど史上最悪の総理大臣と言っていいかも。違法もなんも仲間内でやりたい放題、火事場泥棒と言われているようですが、それでは火事場泥棒に悪いような気もする今日この頃です。というのも火事場泥棒は少なくとも悪いことをしているという自覚はあるわけですが、このデンデン首相は、その自覚すらありません。法治ではなく人治がまかり通る無法国家として、もしかすると北朝鮮以上かもしれません。ツイッターでもFacebookでもない単なるブログですが、やはり今日も書き留めておきましょう。
#検察庁法改悪案に抗議します
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20200511-00177925/
https://mainichi.jp/articles/20200511/ddm/005/070/017000c
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00010007-huffpost-soci
↓「リテラ」の記事
https://lite-ra.com/2020/05/post-5416.html
https://lite-ra.com/2020/05/post-5417.html
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さらに手抜きで・・・(^^; [鉄道・乗り物]

 自粛生活で生活圏が極端に狭くなっています。写真は都電荒川線の三ノ輪駅で、土曜日スマホで撮ったものです。
「えっなんだこれだけ? 手抜きじゃないの?」
 と、思われた方もいると思いますが、その通りです。(^^;
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★昨日も書きましたが、(ツイッターもFacebookもやっていませんが)ブログというものは忘備録でもあり、その時何をどう考えていたかを記録するものだと思うので、再び書いておきます。
 #検察官の定年延長法案に反対です!(きっぱり!)
 私は法学部出身ですが、中学生、いや場合によっては小学生でも法律無視の後付け経緯を知ればおかしいと思うでしょう。おかしいと思わないのは云々をデンデンとしか読めない日本語に不自由なカビノマスク、いやアベノマスクの張本人くらいでしょう。
↓中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020051001000903.html
↓毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200510-00000024-mai-soci
↓毎日新聞社説
https://mainichi.jp/articles/20200511/ddm/005/070/017000c
 そういえばカビノマスクことムシノマスクことヨゴレマスクことムコウカマスクことアベノマスク、460億円かけて迅速に届けるということでしたが、誰か届いた人いますかー。我が家はまだ届いてませんよー。
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カザグルマ・クレマティス・テッセン [植物]

 本日も簡単更新。
 どれもクレマティスのなかまなんでしょうが、私にはカザグルマ・クレマティス・テッセンの区別がつきません。名前はそう書かれたプレートが立っていたというだけのことで、それが正しいかどうかの判断は、もちろんつきません(きっぱり)。ま、季節物ということで。[あせあせ(飛び散る汗)]
↓カザグルマ
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↓クレマティス
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↓テッセン
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★「報道特集」でも「火事場泥棒」と言われた「検察庁法改正」。安倍独裁バカの違法犯罪行為はほとんど恒例化されているが、自民党や公明党の議員連中はこれでいいと思っているのかね? 三権分立を放棄する重要な法律なのにしどろもどろ答弁の森法相が出席しないというのも不思議な話だ。森ちゃーん、出てきなさーい。
https://www.asahi.com/articles/ASN5B34BYN5BUTIL005.html?iref=comtop_8_01
https://mainichi.jp/articles/20200324/ddm/005/070/045000c
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ヒメウツギ満開 [植物]

 今日、5/9は土曜日でしたねー。
 このところ一応、平日は8時起き、休日は9時起きと決めて生活のリズムをとろうとはしてるのですが、仕事も開店ガラガラで[もうやだ~(悲しい顔)]、出歩くことも少ないため曜日の感覚がわからなくなつてきています[がく~(落胆した顔)]

 ベランダのヒメウツギ(卯の花)、買って10年以上にもなり、鉢の植え替えなど一度もしていませんが、今年も満開です。しかし、ホトトギスは来ませんねえ・・・[バッド(下向き矢印)]
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とりあえずニリンソウ [植物]

 相変わらずの自粛生活です。まあ、小池口だけ知事の「3日に1回」のお達しは守っていませんが、年寄りにはかなり怖いコロナなので、さすがに「3密」は避けています。しかし、行きたい所はたいてい今まで3密だったわけで、たいてい閉まっています。てなわけで、貧乏人の自粛生活というのは、ほぼ原子力潜水艦のようなものですナ。[バッド(下向き矢印)]
 暇はあっても金のない生活なので、とりあえず昔読んだSF小説をいくつか読んでみましょうかね。ぶつぶつ・・・。

 とりあえず、今週いっぱいくらいは連続で更新しようということで、ニリンソウです。なぜニリンソウなのか、意味はありません。今回アップしたのは、目黒の自然教育園で撮ったものですが(現在休園中で、「5/6まで」となっていたのが、「当分の間」に変更されました)、もちろん以前に撮った写真です。
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★日本の検査がいいかげんなのでコロナの感染者数は発表の5倍とも10倍とも言われています。同年代の、多摩のIHさん、岡崎のIUさん、日進のIAさん、埼玉のKSさん、高円寺のSYさん・・・年上では池袋のGTさん、業平のITさん・・・とくに問題は起こっていませんよね?
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稲妻撮ってみました [気象・天文・宇宙]

 朝からいい天気です。
 これはちょっと気分転換と日光浴を兼ねて出かけなければいけませんね。[るんるん]

 昨日は1日雨で、夕方からはゴロゴロと怪しい空模様。隅田川まで出かければいい写真がとれるのでしょうが、土砂降りの中を出て行くエネルギーはなし。ベランダから稲妻を撮ってみました。
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バス乗り継ぎ撮影 SH [鳥以外も撮る SH]

 東京は、いつ降り出してもおかしくない曇り空で、夕方からは雨の予報。今日も小池口だけ知事の、買い物は3日に1度、には従わず午前中に買い物に行って来ます。[わーい(嬉しい顔)]
 ・・・なぁんて、出かけようとしたら、おいおい本降りじゃねえかよ。改めて天気予報を見ても雨マークは午後3時から。連休中だからって、安倍を見習ってボーッと予報してんじゃねえゾ[パンチ]

 SHさんは、あいかわらず元気に飛び歩いているようです。ま、あまり密な所は避けてくださいよ。
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 アオバセセリが出たよ、との連絡が入りました。カメラマンの数はと聞いたら、駐車場が閉まっているからほとんどいないとのことです。さっそくバスの時刻表を調べたら、直行は11時台が最初。去年の撮影時刻は10時半頃からなので間に合わない。そこで徒歩、バス、徒歩、バスの乗り継ぎ旅に決定し行ってきました。
 二日行きましたがバスの乗客は10人くらい、初日は出ましたが二日目は出ませんでした。カメラマンも4~5人、しばらく吸蜜してくれたのでゆっくり撮れたのですが、逆光が多くイマイチ。いつもの公園は人出がすごい、こちらのほうが広いし人が少ないので、散歩場所を変更しようかと考えています。
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とりあえずの鯉のぼり [日記・雑感]

 今のところ薄日が差していますが、夕方から雨なんだそうです。[バッド(下向き矢印)]

 やっぱ5/5は、鯉のぼりの写真ですかね。
 それにしても、大災害は無能首相のときに起きますねえ。東日本大災害は管のとき、そして今のコロナは安倍。ただ、東日本大災害の被害は不可避な部分と長年の噓(原発安全神話など←これ自民党政権が積み重ねてきたこと(^^;)が要因。対して、今回は後手後手無策無能の政権による人災=安倍大災害とも言えるものです。管は無能でしたがそれでも一生懸命やっていた。枝野などいつ寝て食事しているんだというくらい記者会見を開いて説明していた。対して、安倍は自宅で×ネコ○イヌ(wild様より指摘があり訂正します)とくつろいで「やってる感」を出そうとしている。あんたのやったことは、カビノマスク、いやゴミノマスクこと使えもしないアベノマスク2枚に460億円もつかったことだけだろ[パンチ]
 「悪夢の民主党政権時代」とは安倍の常套文句ですが、今の時代、後世からは「巨大悪夢連鎖の安倍政権時代」[がく~(落胆した顔)]と呼ばれるようになるかもしれませんな。
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★先日、奇特な何人かの方に.pdfで送った20年も前の自作。読んでみましたが、いやはや思っていたよりもイマイチ出来でした。暇潰しにも睡眠薬にもならないかと思いますので早々に削除してください;。m(__)m
 ところで、この自粛連休、映画とともにせっかく暇なんだからとやっているのが、昔々読んだSF小説の再読。ブラッドベリ「火星年代記」に始まり「刺青の男」、カート・ヴォネガット「タイタンの妖女」と3冊読了。今日からはベスターの「虎よ、虎よ!」にでもいってみましょうかね。あとは、フレデリック・ブラウンを1、2冊で自粛終了かと思っていたのですが、延長になってしまったのでディックもいってみましょうか。「火星のタイムスリップ」「パーマー・エルドリッチ」「ユービック」、そして「ブレードランナー」の原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」などちょっと集中的に読んでみましょう。(^^)/
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ショウブの花 [植物]

 安倍ちゃんが自粛延期発表で、「14日をモクトに」と言ったんだそうだ。おいおい、それは「モクト」じゃなくて「目処(めど)」だろうが。「云々(うんぬん)」を「デンデン」、「背後(はいご)」を「セゴ」(麻生)と読む奴ばかりなんだから、原稿を書く官僚はちゃんと総ルビにしてやらんかい。

 朝から天気が悪いです。週間予報を見ても雨[雨]や曇り[曇り]のマークが、ずらり[がく~(落胆した顔)]。気が滅入りますねえ。先週からこんな予報でしたっけ?[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
→傘持って出かけたのに、帰りには薄日が・・・やれやれ。

 連休中はブログ更新も休もうと思っていたのですが、わざわざ訪れてくださる奇特な方もいらっしゃるようなので、適当更新しておきます。
 昨日も今日も買い物に出かける程度で、あとは映画・ドラマを見たり、読書したりの毎日です。小池口だけ知事の「買い物は3日に1度」要請は、単に数字合わせのための発言で、全然実生活に則したものではありませんので、応じるつもりは全くありませんゾ!(きっぱり[むかっ(怒り)])。

 以前撮ったショウブの花。ハナショウブはあんなに派手なのに、本家?ショウブの花は地味というか、貧弱というか、ちょっと情けないというか、あくまで慎ましいですねえ(^^;
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憲法記念日でーす(^^)/ [映画・文学・音楽]

 いろいろ書きたいこともあって、忘れていました。
 「JIN-仁-」の再放送、いよいよ今日が最終日ですねえ。途中、ちょっとだれるところもありましたが、ラストの締めくくりは本当にうまかった。もう一度、見てみます。
→ただ今、見終わりました。改めて見たわけですが、ラストは本当にうまく締めくくられていました。座布団10枚[わーい(嬉しい顔)]
↓関西地方は遅れて始まったようなので、まだ完結していないかな? 東海地方はどうなんだろう? 少し前の私の感想下の方にいってしまったので、もう一度貼付けておきます。最後の「完」の文字がなんとも清々しい。(^^)/
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2020-04-23

 今日5/3は憲法記念日
 しかし、世の中、コロナ騒ぎのせいもあり、あまり話題にのぼっていません。ただし、このどさくさに憲法を改悪しようなんて言い出している自民党議員もいるようで、そのほうがよほど怖いかも。既成の法律で運用できないのか、なぜ憲法に明記する必要があるのか、そのあたりの説明もなしに可否を問うアンケートとるのは含むところでもあるんでしょうか。そういえば、先日の安倍の、朝日もマスクを売っている発言(実際には故郷創世で滋賀の企業が作っているマスクをメーカー希望価格通り売る窓口というだけで、税金を使ってほとんど効果のないマスクを2枚配るというカビノマスクことアベノマスクとはなんら関係がない)を垂れ流したことといい、最近の毎日新聞かなり頭がおかしくなっているのかもしれません。
https://mainichi.jp/articles/20200502/k00/00m/010/188000c
 ところで、憲法記念日ということもあり、こういうアンケートに答える人の何%くらいが日本国憲法を読んでいるんだろうと思ったりもします。改悪に賛成にしろ反対にしろ読んでもいないのに(とりあえず理解云々は求めていない)賛成・反対を叫ぶのはどう考えてもおかしいでしょう。ものの1時間もあれば全文が読めるはず。こういう日だからこそ、一度、憲法条文を読んでみたら、と言っておきましょう。
↓東京新聞の社説
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2020050302000090.html
↓朝日新聞の社説
https://www.asahi.com/articles/DA3S14464589.html?iref=comtop_shasetsu_01

 自粛自警団、自粛警察なんてのがあちこちの店舗に貼り紙したりしているなんてニュースも流れています。が、自粛はあくまで自粛、個々人の判断でやればいいことで、何ら非難されることでもない。しかし、店舗を非難する貼り紙行為は明らかに犯罪。警察はこういう犯罪行為こそきっちり取り締まる必要があるのですが、なぜか動きが鈍いですなあ。

 なんとなくお上に逆らう輩は非国民的な雰囲気が蔓延してきているような気がします。私としては、コロナよりそっちのほうが何倍も怖い。無能無策後手後手のデンデン安倍ちゃんのおかげで?暇が有り余るほどできたので、久しぶりに「西部戦線異常なし」を見てみました。こういう歴史的な名作は安倍ちゃん夫妻や麻生くん、小池口だけおばさんらにこそ見てもらいたいのですが、まあ120%見ないだろうなあ。
 以下は、もう6年も前にこのブログに再録したもの。元は「現在迷走中」という今はなくなってしまった(プロバイダの)ブログに書いたものに若干加筆したものである。

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映画史に残る名作「西部戦線異常なし」
 原作はレマルク。
 私は高校時代にこのルポルタージュ日記風の小説を読んだがあまり感心しなかった。が、映画はその一万倍もおもしろい傑作だった。見たのは名古屋の名宝会館内のスカラ座。あまりのすばらしさに映画が終わってもすぐには立ちたくない心境だった。この映画については、以前こんなことを書いている。

「(戦争映画があまり好きではない)私が唯一名作と認める戦争映画の例外中の例外がある。ルイス・マイルストン監督の『西部戦線異常なし』だ。アカデミー賞をとったのは当然で、これは、戦争映画という枠組みを超えた「映画」として掛け値なしの映画史に残る名作である。未見の人は、レンタルビデオでもいいから、ぜひ見て欲しい。教師が演説している教室の場面をずっと引いていくと外では出征兵士を送り出すパレードが行われているとか、靴の主が銃弾に倒れて次々と変わっていくカットつなぎ、ラスト、蝶を採ろうとした主人公が銃弾に倒れ十字架が並ぶ画面にオーバーラップしながら不安そうな何かに怯えたような表情をしながら振り向きながら去って行くシーンなどは、おそらく映画史に残る名シーンだと思う。

 そのほかにも、印象に残るシーンはいくつもある。たとえば反射的に刺し殺してしまったフランス兵のポケットから穏やかな顔をして家族で写っている写真が出てくるシーンも、戦う相手も決して鬼畜などではなく自分と同じ人間なのだとわからせて見事。どこかの首相のように「ああいう人は」と、敵・身方と分断する狂気の思想はない。主人公が一時的に故郷に帰ってくると、学校では昔の教師があいかわらず生徒に銃をとれ!と演説しているシーンがある。この教師も怖いが、その言葉を信じて、銃をとらない奴は非国民だと断ずる生徒もまた怖い。戦前の(あえて「今の」とは言わない)日本のように、国全体がおかしくなっているのだ。戦場から戻ると兵士の数は半分になっており、有り余った食事で久しぶりに満腹になるというシーンも皮肉が効いている。等々、書き出したら切りがない。

 が、私が『西部戦線異常なし』は名作だ、と言うのはそういう(所謂反戦的)場面があるからというだけではない。実は、これほど迫力のある戦争シーンを他の映画で見たことがないのである。初めて見たのは名古屋のスカラ座という映画館でのリバイバル上映だったが、塹壕で待機していていよいよ敵が攻めてくる場面の迫力たるや思わず体に震えが来たほどである。それほど迫力があり、それほど(第一次世界大戦の映画なのに)現実感があるということなのだろう。二回にわたって行われる戦争シーンを見るだけでも映画の力というものを感じさせる、文句無しの名画である。逆に、生々しい戦争というものを映画が扱う場合、この『西部戦線異常なし』くらいの名作の域に達していないと現実の重みに負けて、映画が自立出来ないのだろうと思う。」

 そして、見終わった後には深い感動と言い知れぬ戦争に対する憎悪が残る。言うまでもなく戦争の最大の犠牲者は戦死者である。ラスト近くで戦友も死に、主人公も死んで映画は終わる。1人の人間にとって、死はすべてを失うことだ。しかし、ささしたる戦闘もなかったこの日の前線から本部への連絡は、「西部戦線異常なし」だった。累々たる十字架にオーバーラップして去って行く者たちは、何かを訴えたいように見える。しかし、死んだ者は何も語らない。だから生き残った為政者たちは過去に眼をつぶって、再び威勢のいいことを声高に叫ぶ。この映画の冒頭、ドイツは今や危機的状況にある若者は今こそ銃をとれ、と叫ぶ教師のように。教室内は熱狂の嵐となり、ここで立ち上がらない者は臆病者、祖国に対する裏切り者だといった雰囲気の中、主人公も軍隊に志願するのだが・・・。

 久しぶりに見て、今という時代がまさに同じ閉塞状況の時代であることに気づかされる。
 威勢のいいことを叫べばそれがストレス解消になるわけだ。「集団的自衛権」「原発」「秘密保護法」威勢のいい叫び声ばかりが聞こえてくる。「集団的自衛権」にしても、国を守るのは当たり前だろう、という一言で終り。そこではなぜ今まで法制局は「集団的自衛権」は憲法に抵触するとしてきたのか、なぜこの時期に抵触しないと方向転換したのか、新たな法律を制定しないと国を守れないような状況にあるのか、などといった議論の深まりはほとんどなく、短絡的に、国を守るのは当たり前なのだからそれに反対する者は非国民と言われかねない状況だ。

 しかし、国を守るということは、政府を守ることではなく国民を、国民の生活を守ることだ。
 今回のコロナ対策で無能無策後手後手のあげく出された政策がマスク2枚のデンデン(云々)おっさん。10万円配布が決まったら「欲しい人は手をあげろ」と欲しい人=卑しい人と言わんばかりのセゴ(背後)おっさん。学校休校で遠隔授業をなんて言われているが担当大臣はUSBメモリも知らない。都民ファーストと言いながら自分ファーストでオリンピック延期決定までは責任逃れの雲隠れ、延期が決まったとたん出てきてロックダウンなんて言い出す口だけおばさん。
 こんなのばっかりで本当に国民、都民は守れるのか。本当にこのまま推移していっていいのか。今この時期にこそこの映画を見て考えてほしい。この映画をみたら誰もが嫌でも現在の日本の状況を考えざるを得ないと思う。本当に、このままで大丈夫なのか?

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=0jN5i2fwv-M
↓全編
http://retrofilms.in/index.php?productID=241
↓淀川長治さんはこんなことを言っています。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo0028.html

 もう1本今だから見てもらいたい映画ということになれば、「ローマの休日」「スパルタカス」の脚本家ダルトン・トランボが唯一監督した渾身の映画「ジョニーは戦場へ行った」だろう。これも劇場で見たが出てきて周りの景色に色があることにとても感動した記憶がある。この映画についても、かつてこんなことを書いている。

『ジョニーは戦場へ行った』は1939年にトランボ自身が書いた小説。その後、第2次世界大戦や朝鮮戦争が起こるたびに発禁処分になった。まあこういう話を知るとアメリカも決して民主主義のモデル国で言論の自由が保障されているなんてことは幻想であることがわかるのだが、その自身の原作を1971年ベトナム戦争の最中に自身が監督(最初にして最後の監督)して映画化してしまったところに、『生きる』ということの意味を問い続けたトランボの気骨というか執念を感じざるを得ない。実際、私はこの映画を映画館で見たのだが、呆然としたまま見終わってすぐに席を立つ気になれなかった。映画館を出ると平日の昼間で、頭上には青空が広がり、すべてのものに色があるのがとても素晴らしいことのように感じられたものである(映画を見た人だけにわかるように書いている)。生きていることを実感させる、そして生きていることの意味を否応無しに問いかけてくる、とてもいい映画だ。『映画の力』とは、こういうものなのだろう」

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=K7AFmXc0wK0
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