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今期のドラマ雑感 [映画・文学・音楽]

 自粛の間に写真の整理と思っていたのだが、生来の怠け者のためなかなか進まない。当初予定していたフィルムのデジタル化まではとても無理としても、せめてデジタル写真の整理くらいは完了したいと考えている今日この頃(我ながらハードルがどんどん下がってくるなぁ(^^;)。

 という愚痴はともかく、この4月期は、「半沢直樹」を筆頭に「ハケンの品格」などかつての大ヒットドラマの続編が予定されていたのだが、安倍火事場泥棒政権の無能無策によりほとんどのドラマがストップしている。なんとかスタートが切れたドラマも今になって後続未定の停止・延期に追い込まれている。「半沢」の第1話くらいは見ようと思っていたのに、残念。その代わりというわけでもないのだろうが、「穴埋め」のために「JIN—仁-」の再放送があったりして、悪いことばかりでもなかった。せっかくの暇を「利用」して映画だけでなく新旧いくつかのドラマも見たので、その感想をメモしておく。
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「JIN—仁-レジェンド」
 このドラマに関しては改めて書くことは、何もない。10年前にリアルタイムで見ていたわけだが途中ちょっとダレル部分があるにせよ、10年経っての再見でも「完結編」のラストは実に感動的な締めくくりだった。と同時に、このドラマは仁という現実に絶望し未来を失った医師の再生の物語であったことを再確認できた。小細工ドラマがほとんどの昨今、こういう全力ドラマは新鮮でもある。それにしても武家娘・咲を好演の綾瀬はるか、若いなあ。(^-^)
「咲 Saki」
 こちらの咲は、女子高生。美少女たちが麻雀を競う3、4年ほど前に放送されたドラマ(と、その続編にあたる映画)だ。主演の宮永咲は最近人気が出てきた浜辺美波。超絶美少女ですなぁ(^-^)。浜辺のドラマは「賭ケグルイ」という賭け事ばかりやっている高校のドラマがあり、あまりの馬鹿馬鹿しさに途中リタイアしてしまったが、この「咲」は意外におもしろかった。まあ、ドラマのようにリンシャン、ハイテイが頻発するなんてことは現実にはあり得ないが、ファンタジーと考えれば楽しめる。浜辺以外では天江衣役の菊地麻衣、巨乳の浅川梨奈が印象に残った。
「美食探偵・明智五郎」
 このドラマについてはすでに書いたが、主役の中村倫也が御曹司にも美食家にも見えないのが最大の欠点。相手の小池栄子がこれまたラスボスに見えないただのおばさんというキャスティングミス。小芝風花をヒロインに迎えたのなら明るくおもしろい1話完結推理物にすべきなのに、ホームズVSモリアティーというまたかの本筋にしたため実につまらないドラマになってしまった。新ドラマとしては無理矢理スタートを切ったものの来週からは「延期」となっている。つまらないのでこのまま終わってしまったらどうか。
(その点、前期に放送された浜辺美波の「アリバイ崩し承ります」は、よくできていた。小芝風花のドラマは「とくさつガガガ」や「東京パラレル」などNHKのもの以外は全部ダメダメだなあ)
「今日から俺は!!」
 一昨年の秋に放送されて話題になったドラマだが見ていなかったので、何話か見てみた。まあ、予想通り年寄りが見るようなドラマではなかったが、主人公のキャラが立っているので、恋愛模様などけっこう笑えた。若い人にはおもしろかったかもしれない。主役は賀来賢人で、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈ら。風紀委員長・清野菜名のアクションはなかなか見事。ただし、女子高生役としてはおまけしてぎりか。女リーダー橋本環奈というのも凄いが、副長の女の子見た顔だと思ったら「父と息子の地下アイドル」の若月佑美だった。キツイ顔なので、顔声共にこのドラマの方が適役だ。
(清野さんのアクションが見事なので彼女が主演の「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」というドラマを見てみたが、糞ゴミドラマだった)
「ワカコ酒season5」
 気がつけば空手少女・武田梨奈さんのこのシリーズももう5シーズン目。独身OLのワカコが酒を求め美味いものを求めて夜の街を彷徨うお決まりパターン。美味い酒を飲んで「ぶしゅぅー」が決め台詞。毎度のパターンで暇潰し用に気楽に見られるのはいいのだが、女優・武田梨奈としては、これでいいのか。「カラテガール」「ハイキックガール」「少女は異世界で戦った」などあれだけのアクションが出来るのに残念ながらこれらの映画すべてが糞。アクションヒロインとして、見応えのある映画に出てほしいのだが、事務所は何を考えているんだっ。
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