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フユシャク登場!SH [鳥以外も撮る SH]

 1月も今日で終り。あっという間に今年もひと月経ってしまいました。還暦過ぎてからの月日が経つのは、本当に早いです。還暦かぁと思っていたらもう古稀をすぎているのですから・・・。あれっ、まてよ、もしかしてボケている?(^^;

 冬には鳥撮りカメラマンをやっているのかと思っていたら、SHさんからフユシャクの写真が届きました。要するにシャクガのなかま(幼虫はシャクトリムシ=尺取り虫)で、SHさん自身も書かれていますが、ホント地味な昆虫です。寒がりで怠惰な私は、こんな地味な昆虫目当てに寒い中歩き回る気にはとてもなりません。

「地味ですがフユシャクです。フユシャクとは、冬に成虫が現れるガで、めすの羽が無いか、小さくなっていて飛べません。そのかわりにあしが発達していて素早く動けます。羽が無いので同定は交尾していないと困難です。昆虫が少ない冬はフユシャク探しに歩き回ります。」
↓イチモンジフユナミシャク
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↓ウスバフユシャク?
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↓クロオビフユナミシャク
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↓クロスジフユエダシャク
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↓シロオビフユシャク?
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↓ナミスジフユナミシャク
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★先日、NHKで「ナウシカ誕生~尾上菊之助が挑んだ新作歌舞伎~」という番組が放送されていたので深夜零時から(再放送)だったんですが、つい見てしまいました。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-01-25&ch=31&eid=18589&f=20
 いやあ、とんでもないものでした(^^;。やらせてほしいという相談を受けたジブリのプロデューサー鈴木さんが「無謀だと思いました」というのは当然でしょう。しかし、古典、伝統というだけで昔のものを繰り返しているだけでは能がない。古典だってかつては新作だったわけですから、(出来映えについてはわかりませんが)こういう挑戦には拍手したいですね。(^^)/
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人徳ですかねえ(^^; [日記・雑感]

 今日も温かい予想です。これなら出かけてもいいかなという気になりますので、整骨院に行ってきます。wildさんからは、週2のお達しがきていますが、今週はナンヤカンヤで1回しか行けません。

 昨日は、私の誕生日だということで、なんとケーキ(タルト)の差し入れがありました[グッド(上向き矢印)]。ぶふふふふふふ[わーい(嬉しい顔)]、やはり人徳というものなんでしょうかね。公職選挙法にも政治資金規正法、もちろん憲法にも刑法にもふれないこういう差し入れは今後も大大歓迎です。あ、別に強要しているわけではありませんよ[るんるん]、強要しているわけでは・・・[たらーっ(汗)]
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★えっ!と驚くニュース。中国から帰国のチャーター便、1人8万円とるんだって。おいおい、バカ女の選挙に1億5000万円も無駄遣いするくらいなんだから、安倍が自腹で出せよ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000113-jij-pol
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今日は誕生日だで(^^)/ [日記・雑感]

 午前は雨の予想でしたが曇りで雨はなし。これから晴れていく予想で、最高気温は15℃とか。ちょい恵比寿に行って早めに帰って来ようと思います。
 アメリカが中国からの臨時帰国便を出すというので日本も慌てて出したわけですが、帰国後症状の出ていない人は自宅待機とか。家族への感染とか考えているんでしょうか。帰国させてやったんだから後は自己責任でやれということなんでしょうか。こういうものはトータルで考える必要があるわけなので、帰国者はとりあえず政府のなんらかの施設に隔離して様子をみるというのが当たり前だと思うのですが、なんだかその場限りのつぎはぎ対応しかできていないような気がします。帰宅させて二次感染、三次感染が出たら誰か責任がとれるのでしょうか。あ、誰一人責任をとらない政府でしたね。ボケのせいで忘れていました。(^^;

 ホント都心でも積雪なんて言っておきながら、昨日(1/29)積雪はもちろん雪どころか霙も降らなかったゾ。しかし、私が見た限りでは、予報が少し外れてしまいました、と頭を下げた気象予報士は皆無。私利私欲のやりたい放題でも全く責任をとろうとしないアベノウイルスがこんなところにも蔓延していることがわかった。これって、今さかんにニュースで取り上げられている新型コロナウイルスより何十倍も怖いことなのかも[がく~(落胆した顔)]

 さて、今日は誕生日と毎年同じことを書いています。まあ、いろいろありますし、安倍政権になってからはとくに年寄りが生きにくい世の中になっていますが、とりあえずこの歳まで生きられたことを喜ぶべきでしょう。めでたく、鶴は千年、亀は万年とお祝いしておきましょう[わーい(嬉しい顔)]
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★せっかくの誕生日にこんなこと書きたくもないのですが、デンデンソモソモの安倍ちゃんはもう一度小学校から「国語」を習いなおしたほうがいいですな。「募集」と「募る」が全然別の意味だということ初めて聞きました。これも「閣議決定」するんですかねー。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00010007-bfj-soci&p=1
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モニターに応募 [タバコ]

 今夜(1/27)から明日の朝にかけて東京も雪だという予報が出ています。当たらなくても謝らない無責任な予報なんですが、さて、どうでしょう?

 プルームテックプラスは、売れてないんだろうなあ。確かにプルームテックと比べると吸った感じは悪くないのだが、こじゃれたアイコスなどと比べてあまりに不格好でしかも重い。それと値段が高すぎる(4980円。私はJTから2000円引き+1箱無料券が送られてきたので買ったが、タバコで儲けているのだから、スターターキットは2980円くらいが適正値段だろう)。
 街中でプルームテックプラスを使っている人を見たことがない。私は家ではプラスを使っているが、出かけるときは細くて軽量の従来型プルームテックを使っている。そんな現状を打開するためなのか、プルームテックプラスのモニター調査の依頼ハガキが来た。スターターキット+2種類のタバコカプセル(各3箱の6箱)+マウスピース2個。使用後アンケートに答えればこれだけのものをそっくりくれるというので即決で応募。結果は後日このブログでも発表したい。
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★夜の10時を過ぎて東京は雨です。寝る前にもう一度確認しますが雪に変わっているか、明日の朝8時ごろ積もっていたら写真を撮ってブログにアップします。積もっていなければお休みします。
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寒椿は山茶花? [植物]

 今朝、スマホの歩数計を見ると5574歩。よく万歩計なんて言われますが、年寄りは万歩も歩いたら膝や腰にガタがきてしまいます。私としてはとりあえずの目標を5000歩においていますが、このところの寒さで2000-3000の低空飛行。久々の目標達成です。とはいえ、今日は天気も悪く寒い。引き蘢りの可能性大で、これまた久々の三桁達成?になるかも。

 散歩していたら「カンツバキ」のプレートが。
 ただ、ツバキは花の元からポロリと落ち、サザンカは花弁がバラバラになって落ちるというイメージがあるので、この落ち方はどうみてもサザンカだ。念のため寒椿の学名を調べてみるとCamellia sasanqua。ありゃ、サザンカの学名がCamellia sasanquaなので同じじゃないか。となると、カンツバキはサザンカの単なる園芸品種ということなのだろうか。だったら、なぜ山茶花ではなく寒椿なんて名前をつけたんだろう。わからん。誰か詳しい人、教えてくれー。
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早くも春が?(^^)/ [植物]

 思っていたほど天気も悪くないので、午後にぶらりと出かけたら、花屋の店先には早くもチューリップが。思わずスマホを向けたら、中から出てきたおばさんが、
「いっぱい写してってくださいねー[わーい(嬉しい顔)]
 その一言で大寒だというのに、一足早く春が来たような気分になれました。[るんるん]
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※ちょっと書き方がわかりにくかったようなので注釈。「散歩」と書きましたが、恵比寿の事務所で仕事をしていて、タバコ(プルームテック)が切れたので、ぶらりと買いに出かけたときの写真です。
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恵比寿では外車が当たり前? [日記・雑感]

 森友・加計、桜を初め都合が悪くなると、記録がないで逃げまくりうやむやにしようとする安倍のやり方を見ていて、スケールは小さいが昔似たようなことがあったぞと思い出したのが「タケデンバード」事件。
 事件が起こったのは1972年東京競馬場で行われたクモハタ記念という重賞レース。直線追い込んできた1番人気のハクホウショウが逃げ粘るタケデンバードをクビ差差した。と思った途端、写真判定のアナウンスもなくいきなり1着タケデンバード、2着ハクホオショウと表示が出た(着順は馬番で表示されるのだが、馬番は覚えいない)。当然、マスコミは騒ぎ、調教師・馬主はパトロールフィルムを見せろと要求したが、競馬会の回答はカメラの故障でフィルムがない[がく~(落胆した顔)]。似ているでしょう。なぜこの事件を覚えているのかというと、私はハクホオショウの単勝を買っていたのだ[もうやだ~(悲しい顔)]。その後、タケデンバードは宝塚記念でも先頭を行くハマノパレードが落馬転倒安楽死で1着。悪魔の馬、死神なんて言われることになるのだが、ラスト2走は落馬競争中止と大差殿負け。さて、安倍はどうなるのかな?[るんるん]

 テレビで住みたい町の特集をやると毎回「恵比寿」が上位にランクされます。これって、最低恵比寿を歩いたことのある人たちなんでしょうか。なんとなくガーデンプレイスとかのイメージでそう考えているだけなのではと思います。恵比寿のちょい山手線内側は広尾で、ここには各国の大使館があり有栖川公園、都立中央図書館などあって高級感漂っています。ちょい山手線外側は代官山でブティックや喫茶などおしゃれ感漂っています。
 それに対して恵比寿はというと、所詮は元サッポロビールの工場があった町。事務所の周りにあるのはローソン100(要するに100円ショップ)や弁当屋、コインランドリーなど、むしろ「下町」感漂っています。にもかかわらず、外車がなぜか目立ちます。国産車は恵比寿地区乗り入れ禁止の条例でもあるのでしょうか、まさかね?
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★またこの「生産性女」か。「新潮45+」を潰しただけではもの足りないのか、今度は「破壊性」で勝負に出たのかなぁ。[たらーっ(汗)]
https://www.asahi.com/articles/ASN1R42CYN1RUTFK00D.html?iref=comtop_8_05
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記憶に残った「日本春歌考」 [映画・文学・音楽]

 朝から雨でけっこう寒いです。
 ただ、今日は時間ができたので、これから整骨院に行ってこようかと思っています。wildさんに言われている「週2回」を実現するのはなかなか大変です。(^^;

「日本春歌考」☆☆☆

 今は亡き大島渚監督の1967年作品。
 主演は歌手として当時そこそこ売れていた荒木一郎(浪人生にしてはかなり老けている)、ヒロインに田島和子(これもセイラー服というにはちょっと老けている)。そのほかに伊丹一三(あっさり死んでしまう(^^;)、宮本信子、吉田日出子、そして大島のカミサンの小山明子といったところ。音楽は毎度おなじみ林光で、シナリオにはこれも常連の佐々木守が参加している。

 公開当時は18才未満お断り、つまり成人映画で、まだ18才になっていない私は年齢をちょろまかして映画を見に行ったわけだ。3人で行ったのだが、1人バカがいて学生服を着てきたため切符が買えないという「事件」があった(こんな話ばっかりだなあ(^^;)。ところが映画は、なんというかゴタールばりというか即興を繋いでいったような展開で、話は飛ぶ、曲がる、捻れる、折れる。何がなんだかわからないうちに映画は終わってしまった。ラス前に待ち望んでいた(^^;田島和子のヌードシーンがようやっとという感じで出てくるのだが、彼女の顔とオッパイが一画面に表示されることはなく、どう考えてもこれは「吹き替え」だろう。
 おおい、ちゃんと写せよと思っていると突然の「完」(;_;)。

 最近でこそ「自粛」されてしまっているが、これならひと頃のテレビの2時間ドラマのほうがよほど裸があふれていた。その程度のものを成人映画指定にする映倫も問題だが、年齢を誤摩化すという「危険」を犯し、金まで使って見に行ったこちらがバカのようなものである。いや、「のようなもの」ではなく、正真正銘本物のバカだ。わかったのは、ヌードの不完全燃焼と、かなり建国記念日(ま、要するに紀元節ネ)に反対する政治的メッセージが込められている映画だったということくらいだ。
 それでもこの映画、青春の鬱屈した焦燥感と時代閉塞のやり場のない怒りなど、見ている者に「そうだよなぁ」と思わせる不思議な力があって忘れられない。突然、小山明子が「朝鮮」云々(「でんでん」ではない(^^;)かんぬんと演説を始め、これはいったい何なんだここまで延々としゃべらせる必要があるのかと思っても、なぜか記憶に残るのは大島マジックとでもいうべきものなのだろうか?

 森田公一とトップギャランの「青春時代」に「青春時代のまん中は道にまよっているばかり」「胸にとげさすことばかり」(作詞・阿久悠)というフレーズがあるが、本当にそうだと思う。映画には受験がからんでくるが、やり場のないイライラ、苦しみ、悲しみといったものが、まさに青春というものなのだろう。その映画の登場人物たちと同じ世代にこの映画を見たからこそ記憶に残っているのかもしれない。「青春残酷物語」「日本の夜と霧」「忍者武芸帳」「絞死刑」「新宿泥棒日記」「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」など大島渚の映画はけっこう見ているが、記憶に残るという意味ではやはり本作が一番だ。

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=FJKIk7bs6bk
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☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)
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東京散策 曳舟ー浅草ー日本橋 [日記・雑感]

 安倍ちゃまの演説、五輪だ夢だと言うだけで森友・加計はもちろん、桜やIRのことなど一言も触れないのは、狂人につける薬はないということなのか、ボケなのか?
 一億総活躍なんて、一億総玉砕というか要するに死ぬまで働け、働かない「生産性」のない奴は社会の重荷になるので死ね、という意味でしょう。復興五輪なんて言っているが、情弱にして五輪が東北の復興に役立っている話を聞いたことがない。去年の税収は過去最高だった、なんて決まったことのように過去形で言っていますが、こちとらまだ確定申告はしていない。つまり、税収が確定するのはもっと先のこと。噓に噓を重ねているうちに何が真実なのかもわからなくなってしまったのか?[がく~(落胆した顔)]

 なんだかんだとあって、曳舟ー浅草ー日本橋と廻って来ました。いやぁ、あちこち歩くだけで疲れますねえ。すべて「老人力」の賜物です。
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おまけ・日本橋高島屋
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※明日はブログお休みです。(^^;
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新年・富士山初撮り [自然]

 昨日(1/19)は天気もよかったので、久々に300mmF4を持ち出し、散歩を兼ねて富士山を撮ってきました。昨年末に撮った富士山、
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-12-28
 と、見比べてみようと思ったわけです。結果は、・・・あまり変わりがありませんでした。残念。
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↓仕方がないので以前に撮った富士山の写真を1枚貼っておきます。
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当たれ!お年玉つき年賀はがき [日記・雑感]

 昨日のテレビ番組に、もう30年近くも前から知り合いのMHさんが出ていました。レポーターの女性にライチョウの説明をしながら雪山を歩いていましたが、様になっていました。それにしても、まだまだ若いねえ。こちらの知り合いにも知らせておいたので何人かは見ていると思いますよ。ガンバ![わーい(嬉しい顔)]

 テレビのニュース番組を見ていたら「桜問題」「安倍内閣」に関する顔出しの街頭インタビューが行われていました。「桜」は「難しすぎてわかんなーい」と言っていた女子大生、小学生でもわかるような簡単なことを「難しい」「わかんなーい」と言っている(はっきり言ってしまいます)バカでも入れる大学があることに驚き。どこの大学で何を専攻しているのでしょうか。もうひとり「安倍内閣」を支持する理由を「やはり「実績がある人が」と言っていた(これもはっきり言ってしまいましょう)バカサラリーマン。安倍の「実績」というと私には憲法違反の安保戦争法の制定、森友・加計の隠蔽工作、自衛隊の日報改竄、そして今回の公私混同桜問題くらいしか思い浮かびませんが。

 1/19日はいよいよ運命の日。お年玉つき年賀はがきの抽選日です。1等30万円が当たったらwildさんと大宴会をやる予定ですが、さてどうなりますか。当選祈願に招き猫の写真を貼っておきます。
(当落の結果は後刻このブログの下段で)
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※結果発表 「R工房」さんからの3等(切手シート)「37」のみ。ううむ・・・残念。
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モウセンゴケは残った [植物]

 あまり積もらない程度の降雪なら風情があるかもと思っていたのですが、雨。残念。多摩のIHさんの所とか積もったのかな?
 am11:30ころ買い物に出かけたら、雨に混じって白いものが(@_@;)、よーく見たら雪のようで、つまり霙でした。まあ積もる感じはないですけどね・・・。

 予想通り官僚に責任とらせて政治家は無罪[がく~(落胆した顔)]。だからといって官僚に同情する気はありません。いったいお前らはどっちを向いて仕事をしてるんだ!ってことです。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020011701001985.html

 「樅の木は残った」という山本周五郎の歴史小説がありましたが(なかなか感動的に小説でした。一読をお薦めします(^_-)-☆)、それとは全く関係なく「以前、食虫植物の記事がありましたが、その後どうなったんでしょうか?」というメールが来ました。確かに花の写真を撮ろうと、モウセンゴケとハエトリソウを購入したという記事を書いたことがあります。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-06-15
 その時、花が咲いたらアップしますので、アップがなかったら「また失敗した」と思って、そっとしておいてください、と書いたのですが、そっとしておいてくれないのが世間というものです。結論から言うと、どちらも花は咲きませんでした。しかも、ハエトリソウはだんだん黒くなるものが増え、溶けるように自然消滅。ハエトリソウは元気で、3株に増えています。ベランダに出しっ放しなんですが、冬を無事越せれば春か初夏に花が咲いてくれるのではと期待しています。
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東映時代劇3本立て [映画・文学・音楽]

 何だか菅おじさんの答弁も無茶苦茶になってきました。なんでも「桜を見る会」の名簿は民主党政権のとき破棄されていたのでその「前例」に習ったんだとか。いかにも民主党政権(まあ無能でしたが(^^;)が悪いような言い方ですが、そのときは「桜」は中止になっていてそのときの名簿が破棄されているんですな。そんな異例のときのものを前例にして何の疑問も抱かないとしたら、無能を通り越してバカです。バカに国政を任せていたらこれほど危険なことはありませんので、即刻、退陣・辞職していただきたい。
 辞職と言えば、広島のバカップル議員のアホ会見については言いたいことがありすぎるので、とりあえず今回はパス。それにしてもヤバイとなったら雲隠れで国会も長期欠席。捜査が入ったら出てきて「捜査中なのでお応え出来ません」。違法がバレたとき、きちんと説明責任を果たすと言った言葉は去年のことなのですっかり忘れているのか、親玉の安倍ちゃまの言動を見習ったんでしょうか?

 以前、「迷走ダイアリ」に「東映チャンバラ3本立て」として、「丹下左膳」(☆☆★★)、「殿さま弥次喜多」(☆☆)、「きさらぎ無双剣」(☆☆★)の3本を紹介したが、
https://meisoud.blog.ss-blog.jp/2019-06-17
 今回は、まあその続編のようなものです。このところ年末年始の怠惰疲れが出てこれといった写真も撮っていないので、本来の忘備録に戻って昨年末に見た映画の感想を。(^_-)-☆
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「剣豪天狗祭り」☆☆☆
 なんだかお祭り時代劇のようなタイトルだが、あの寛永御前試合の裏話のような映画。主役の仏子四郎五郎に大友柳太朗。将軍徳川家光に山城新伍(ちょっとバカ殿に見える)、大久保彦左衛門・進藤英太郎(適役)、飯篠修理亮・若山富三郎(剣の達人敵役)、といった布陣に真田幸村の六女磯姫・丘さとみ、猿飛佐助の遺児岩猿・堺駿二(堺マチャアキの親父)、神尾主馬・岡田英次、主馬の妹里美・大川恵子なんてところがからんでくる。これに槍の宝蔵院流・吉田義夫を初め小野治郎右衛門、柳生飛騨守、松平伊豆守など出せるもの全部出しました、といったところか。
 話としては彦左衛門の提案で御前試合が行われることになり、仏子四郎五郎は勝ちを収めるが、将軍家指南の柳生が負けたのでは将軍様に傷がつくことから松平伊豆守が「柳生の勝ち」と宣言する。しかし、試合ができたことですでに満足した仏子四郎五郎は磯姫と山へ帰って行くというもの。丘さとみは途中の武家姿がなかなか似合ってカッコイイのだが、なぜかラストシーンは艶やかな着物姿。おいおい、そんな出で立ちで山へ帰るのかよ、などと言ってはいけない。これが東映チャンバラ時代劇というものである。

「天下の御意見番」☆☆★★★
 東映チャンバラ時代劇には人名がなくともあああの人が出て来る映画だなというのがいくつかある。代表は「さくら判官」とあれば遠山の金さんだが、「副将軍」とあれば水戸黄門だし、「御意見番」とあれば大久保彦左衛門と決まっている。そして、黄門&彦左衛門とくれば「剣豪天狗祭り」の進藤英太郎?彦左衛門も悪くはなかったが、やはり月形龍之介ということになる。外様大名と旗本の争いから天下が再び乱れるのを大久保彦左衛門が阻止するという単純な話なので、途中コーヒーブレイクで中座しても話に戸惑うことはない。
 監督は東映チャンバラを量産した松田定次。彦座といえば必ず出て来る一心太助(この権力をかさにきた勘違い野郎が出てくるといらいらする)に松方弘樹、彦座の息子に木村功、将軍家光に北大路欣也、水戸頼房に市川右太衛門、松平伊豆守に片岡千恵蔵、その他山形勲、小沢栄太郎、原健策にいつもながらの賑やかな顔ぶれである。大坂の豪商の娘で夢枕で彦座と結婚すると告げられたと言って丘さとみが出て来るが、正直ちょっと無理があったというか苦しい。女っ気がなくてはという東映チャンバラ特有の「気配り」なのだろう。右太衛門は息子の北大路欣也が初々しい将軍を演じているのがさぞや楽しかったろうと推測される。松方弘樹も頑張ってはいるのだが、一心太助は私にはどうにも中村錦之助のイメージが強過ぎるせいか、何だかなぁという感じだった。まあ、伝説?のたらい登城もあるし、手慣れた松田監督なので、腹が立つようなことはない。暇潰しにはなる。

「血槍富士」☆☆★
 ポスターだけ見ていると勘違いしてしまうが、白黒映画である。まあ、詐欺のようなものだが、この映画が作られたのは1955年。私はまだ1人で劇場に行ける歳ではなかったが「七人の侍」にしろ「ゴジラ」にしろポスターはカラー、映画は白黒というのが当たり前の時代だったのである。
 という話はともかく、以前「血槍無双」(1959年)という映画をみたことがある。槍の名人俵星玄蕃(片岡千恵蔵)と赤穂浪士の杉野十平次(大川橋蔵)を軸とした忠臣蔵サイドストーリーとでもいうべき映画でなかなかおもしろかった。これも片岡千恵蔵主演なのでタイトル、製作年からいって俵星玄蕃の青年時代の話なのではないかと思って見たわけだ。監督が内田吐夢というのも中村錦之助「宮本武蔵」5部作を作った人だから期待はもてる。・・・と思って見たら、これがオオマチガイ。前半はちょっとロードムービー風なのだが画面とダンスミュージックのような音楽が全然合っていない(ように思われた)。ストーリーは書かない。それにしても最後の大立ち回りだけが全体から浮いていて、しかもいかに怒り心頭に発したとはいえ(言葉は悪いが)たかが槍持ちがあれだけの侍を倒すことができるのだろうか。東映チャンバラとはそういうものだと言ってしまえばそれまでだが、観客をなめているとしか思えない。これでは暇潰しにもならない、要するにゴミ映画だ。見るだけ時間の無駄だと言っておこう。

☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)
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阿吽の呼吸で・・・ [日記・雑感]

 神社で撮った狛犬。口を開けているのが阿、閉じているのが吽。整骨院にも行かなければならないし、ちょっとばたばたしていますので、今日1/16は、こんなんで誤摩化しておきまーす。阿吽の呼吸で了承しておいてください。(^^;
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ネズミの追加ご挨拶 [哺乳動物animal]

 全く、悪の確信犯につける薬はないということなんだろうなぁ。なんだかんだ言って国民を舐めとるんだろう(噓に噓を重ねる噓のデパート首相内閣の指示が未だに40%以上あるというのだから、まあ舐められても仕方ないか(^^;)。菅の「適切対応」ってのは、記録は適切に破棄し、適切に調査もせず、適切にしらばっくれ、馬鹿な国民が適切に忘れてくれるのを待つ、という対応なんだろう。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020011401002310.html

 ともかくネズミ目(齧歯目)は2000種以上もいるので、前回、新年のご挨拶に漏れたもの多数。「俺にも挨拶させろっチューに」という声があちこちから聞こえてきます。私は、安倍ちゃんのような憲法無視、法律無視のやりたい放題人間とは違います。そうした声にもきちんと耳を傾けます。さすがに2000種を紹介するわけにはいきませんが(第一、写真がない)、ランダムに選んだ何種かにも登場してもらいましょう。
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↓カナダヤマアラシ
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↓カヤネズミ
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↓クマネズミ
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↓ケナガネズミ(剥製(^^;)
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↓ジャンガリアンハムスター
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↓デグー
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↓パンパステンジクネズミ
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↓ミユビトビネズミ
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↓ラット(ダイコクネズミ)
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お金のなる木の新芽続々 [植物]

 5年近く前マンションの外壁を中心とした改修があり、ベランダの床も再塗装するということで、鉢などは中庭の所定の場所に仮置きすることになった。そのとき、他の家の鉢から種がこぼれたのか、我が家の鉢の端っこにオカネノナルキの小さな芽が・・・。こいつは、縁起がいいではないか[わーい(嬉しい顔)]と、改修が終り、鉢を戻したとき空いている鉢に植え替えた。
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 近くのマンションの前庭など見るとけっこうきれいな花が咲くようだ。ふむふむ、咲いたらしっかり写真も撮ってやろう。
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 という期待は裏切られ、枝葉は成長しているものの花が咲く気配は全くない。もしかして枝葉が多すぎるのではないかと昨秋あちこちを切り落としてみた。すると、その切り落とした所から新芽がニョキニョキ。これは、もしかして新しくお金がどんどん入って来るのいうお告げなのではないか[るんるん]とニヤついていたのだが、今のところその気配は全くない[バッド(下向き矢印)]
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SHさんから新春の「鳥」第一弾? [鳥以外も撮る SH]

 仕事をすれば怠い、遊びに出かけても怠い、家でごろごろしていても怠い。いつも眠りが浅くぐっすり寝た気がしない。首・肩・腰のマッサージを受けても半日しかもたない。ちょっと難しい本だと読んでいても頭に入ってこない。何かをしようと立ち上がったら何をしたかったのか忘れている。メールで何かを送ろうとしたのに添付ファイルの設定を忘れている。・・・日々の「老人力」の成長ぶりには、もう笑うしかないですな[わーい(嬉しい顔)]

 昆虫カメラマンであったり花カメラマンであったりするSHさんから本来の?鳥カメラマンとしての写真第一弾が届きました。このブログの読者に、鳥嫌いとして世界的に?有名なKMさんがいるのでどうしようかとも思ったのですが、ま、新年ですからいいんじゃないでしょうか? KMさんはスルーして寝ててください[眠い(睡眠)]

「新年第一弾ということで鳥です。冬なので昆虫は少ないし、地味なのがほとんど。鳥も少ないですが何とか探し出して撮影。
KMさんのことを考え少なめでキレイ目を選びました。今年もよろしくお願いします。」
↓カワセミ
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↓コサギ
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↓ルリビタキ
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正月の向島百花園 [日記・雑感]

 3連休の1日目終了。
 ホント、正月休みもそうでしたが、休みの日にごろごろしているとあっという間に終わってしまいますので今回もそんな予感。家族は、粗大ゴミがウザイ、なぁんて思っていたりしてね。。。[がく~(落胆した顔)]

 そろそろ正月にもケジメをつけなければということで、向島百花園の正月祭り。もうソシンロウバイが咲いています。この時期に咲いているのはだいたいソシンロウバイで、ソシンロウバイの盛りが過ぎるとロウバイが咲いてきます。てなわけで、今の時期、ロウバイが咲いていたという記事のほとんどがソシンロウバイだと考えていいでしょう(花の中心部を見て同じように黄色ならソシンロウバイ、中心部が濃赤ならロウバイです)。
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ネズミは哺乳類の最大派閥 [哺乳動物animal]

 「自衛隊派遣も首相訪問も予定通り」なんて記事が出ている。昨日のブログにも書いたのだが、自衛隊だけ海外派遣の実績作りに派遣し自分は危ない所は怖いから行かないよー、と言ったら世間の反発が強く、また戦争がそれほど拡大しそうにないとの判断から、安全なら行くんだーということになったのだろう。また、安倍は「自制的な対応を評価する」なんて上から目線の発言をしているが、アメリカにもイランにも「自制」を求めるのが「外交の安倍」のするべきことなのだが、お前、何かした?
https://www.asahi.com/articles/ASN194S9BN19UTFK007.html?iref=comtop_8_06

 今年は子(ねずみ)年です。
 哺乳類(哺乳綱)の種類は約4500-5000種といわれていますが、ネズミ目=齧歯目はその半数2000種もいます(ちなみに我々が含まれるサル目=霊長目は220種ほどです)。いうまでもなく哺乳類の最大派閥で、遅くなりましたがその派閥のみなさんからの新年にあたってのご挨拶です。
↓アフリカタテガミヤマアラシ
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↓ウスイロアレチネズミ
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↓オグロプレーリードッグ
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↓カピバラ
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↓ゴールデンハムスター
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↓ニホンリス
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↓ハダカデバネズミ
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↓マーラ
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↓マレーヤマアラシ
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↓モルモット
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※明日のブログ更新はお休みします(単なる怠惰です)。
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娯楽作だが意図は伝わる「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」 [映画・文学・音楽]

 下の方にも書きましたが、弾よけに度胸のあるところを見せて予告通り中東に行くのかと思っていたら、安倍ちゃま取りやめなんだってさ。それでも自衛隊は派遣する。さすが「自分さえよければいい」第一主義の安倍ちゃまですなぁ。ごるらぁぁぁぁぁぁ![パンチ]
(夕方になって、安倍ちゃま「行くことも検討」というニュースが流れていました。もともと威張りたいだけの人ですからポリシーなんてものはない。ちょっと安全そうな感じもしてきたし、自衛隊だけを派遣することに対する反発もあるので、慌てて「検討」を始めたんでしょう。つくづくダメな奴ですなぁ。めっ!

 先日のブログに「洋画2本に関しては気が向いたら忘備録の意味で感想を載せるかもしれない?」なんて書きましたが、本当に忘れそうなので[がく~(落胆した顔)]その前にアップしておきます。[たらーっ(汗)]

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」☆☆☆★

 監督はスティーヴン・スピルバーグ。トム・ハンクスとメリル・ストリープの共演が話題になった映画だ。原題は「The Post」。ペンタゴン=アメリカ国防総省の最高機密文書の公表を廻るワシントン・ポストの人たちの物語である。私のイメージとしては、これを公表したのはライバル紙のニューヨーク・タイムズだったはずなので(これは間違っていなかった(^^)/)、前半は、なぜポストなのか違和感があった。が、原題を考えれば当たり前のストーリー展開なのだ。邦題に引きずられた私のミスである。アメリカで、タイムズといえばニューヨーク・タイムズ、ジャーナルといえばウォールストリート・ジャーナルそして、ポストといえばワシントン・ポストなのだよ、ワトソン君。
 もっとも後半、ジャーナリズムとは何かがメインになってくるとそんなことはどうでもよく、さすがにスピルバーグはこういう単純な図式(初期の「激突」「ジョーズ」なども同じ)に持ち込むとうまいもので、十分に緊張感もある。2017年末の公開ということを考えると、CNNに対しフェイクニュースと罵り会見出席を拒否したトランプ政権に対し「NO」を突きつけた映画であることは明らかだ。そして、そうした政治的な問題を度外視しても、緊張感のある映画で出来も悪くない。

 ジャーナリズムとして最大の責務は、国民に知らせることだ、とするスピルバーグの主張は明確で、FREEDOM OF PRESSのためにポストとタイムズを初め他の新聞も追随して共闘するところなどアメリカにもまだ民主主義があるのだと知らされ素直に感動出来る。ま、翻って日本の現状を見ると安倍政権の広報誌のような産経新聞は論外としても腰が引けているテレビ各局など溜息が出るばかりである。
 映画のラストは何やら怪し気な人物がビルに侵入していくところで終わるわけだが、アメリカはともかくこれがウォーターゲート事件の発端であることは日本では、とくに若い人たちにはわかりにくくなっているかもしれない(事件が起きたのは1972年。もう半世紀近く前のことなのだ(^^;)。

 この事件を追ったポストの2人の記者を主人公にしたのがロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンが共演した佳作「大統領の陰謀All the President's Men」(アラン・J・パクラ監督)。2人も好演だが、編集主幹のジェイソン・ロバーズがなんともカッコよかった(☆☆☆★)。で、このとき情報を提供してくれる謎の人物ディープ・スロートを主人公にしたのが「ザ・シークレットマンMark Felt: The Man Who Brought Down the White House」(☆☆☆)。

 「ザ・シークレットマン」の主人公はディープ・スロートことFBI副長官代理のマーク・フェルト(リーアム・ニーソン。「シンドラーのリスト」の俳優だと思うのだがちょっと自信がない)、その妻に懐かしやダイアン・レイン。ウォーターゲート事件の影の人物として新聞に真相をリークするという展開にはかなり緊張感があってよろしい。この記者なら、この新聞なら忖度せずに事実を公表してくれるだろうという確信があればこその行動で、日本のマスゴミではリーク先がないので(^^;意味をなさなかっただろうと思う。ただ、フェルトがいかにも正義の人でFBIの権力からの独立を守った人のように描かれている部分には、所詮大統領府とFBIとの権力争いなのではないのかという疑問がないわけではない。

 「大統領」「ペンタゴン」にはロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマン、トム・ハンクス、メリル・ストリープといった超有名スターが出演している。このあたりが主演女優へのオファーがへっぴり腰女優(あるいは事務所)に断わられ、韓国の女優を起用せざるを得なくなった日本の「新聞記者」との大きな違いだ。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2019-12-16
 同じことは以前、マッカーシーの赤狩りで有罪判決を受けたダルトン・トランボのシナリオで作られた堂々たる70mm超大作「スパルタカス」を見たときにも感じた。その時の感想に「この映画は芸術映画でもなく政治映画でもなく、まぎれもないスペクタクル娯楽映画である。しかし、娯楽映画であるにもかかわらず、制作者の言いたいことは質を落とさず主張され、それがこちらの心にストレートに伝わってくる名作である」と書いたが、それは今も変わっていない。こういうところに腐ってもアメリカ民主主義のそしてハリウッド映画の「力」というものを感じるわけである。

 話を戻すが、いずれも誰のための組織なのか、誰のためのジャーナリズムなのかを問うもので、映画だから脚色はあるにせよ、たとえば核持ち込みに関する沖縄密約事件を情痴問題すり替えその反省もない日本のジャーナリズムとは大きな違いを感じざるを得ない。近年では誰が考えても憲法違反の集団的自衛権、自衛隊日報の書き換え、森友・加計問題、桜を見る会の疑惑等々そのまま伝えているだけの新聞も多い。安倍広報誌の産經新聞などは論外としても、アメリカなら当たり前の質問をしている東京新聞の望月記者が目立つような「記者会見」は絶対におかしい。最近ではトランプによるのイラン司令官殺害(これは間違いなくアメリカによる「テロ」なのだが、テロという報道もない)を日本のジャーナリズムはアメリカとイランの間だけの他人事の問題のように伝えているが、緊張が高まる中東に、安倍は自衛官を派遣するなんて言っている。いいのか、これで?
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020010601001133.html
(安倍自身が中東に行くという話があったので「弾よけ」でもするのかと思っていたら、あっさりと中止。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00010009-abema-pol
普段あれだけ威勢のいいことを叫んでいるのだから、イラン首脳と会ってきっちり話してこんかいっ!)
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↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=vOb8MKgB1qY
↓「大統領の陰謀」
https://www.youtube.com/watch?v=ThP7-SY7U8Q
↓「ザ・シークレットマン」
https://www.youtube.com/watch?v=FFU20AGzJn4

☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)
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春の七草の花 [植物]

 毎年、年金の現状確認(扶養家族、現住所など)が来る。その度にムッとするのが、返信ハガキにこちらが切手を買い貼って出さねばならないことだ。ただでさえ少ない保険料から介護保険だ何だとさっ引いておきながら、利用者負担だと切手代すら負担させる態度にはほどほど頭に来るというか呆れ返る。年金が欲しいのなら言う通りにしろというお役所上から目線が垣間見れるではないか。そもそも60歳からということでずーっと保険料を支払い、もう少しでもらえるという歳になったらいきなり65歳から。受給者に対して負担者が減っているので資金が足りないからという言い訳にもならない言い訳。そんなことは何十年も前からわかっていたわけで、黙っていて直前に発表したのはもちろん意図的なものだ。民間なら責任者は即刻更迭になるのだが、保険庁の責任者が更迭されたという話は聞かない。そういえば、「消えた年金」問題も誰かが責任をとったという話は聞いていない。所詮他人の金だからといいかげんなことをやっておいて、自分たちは手厚い公務員年金がもらえるからと考えているのだろう。桜を見る会の記録破棄をみても、政府だけでなく官僚組織も大改革が必要である。

 昨日のブログに春の七草の「すべての花の写真も撮っていますが、興味のある人もいないと思いますので、「集合写真」をアップしておきました」と書いたところ、「見たい」というメールが2通来ました。まさか噓をついていると思っている人はいないと思いますが、「出し惜しみ」なぁんて言われるのも癪なのでアップしておきます(きっぱり!)。
01セリ
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02ナズナ
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03ごぎょう(ハハコグサ)
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04はこべら(ハコベ)
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05ほとけのざ(コオニタビラコ)
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06すずな(カブ)
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07すずしろ(ダイコン)
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春の七草・七草粥 [日記・雑感]

 今日、1月7日は春の七草を具材とした七草粥を食べるんだそうで、以前、向島百花園の茶屋で食べたことがありますが、あまりうまいものではないですね。個人的にはこの季節には甘酒ですね。とはいえ、せっかくなので以前向島百花園で撮った春の七草の写真でも貼っておきましょう。
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※春の七草といえば「せり(セリ)、なずな(ナズナ)、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)」。すべての花の写真も撮っていますが、興味のある人もいないと思いますので、「集合写真」をアップしておきました。

※理由がわかりませんが、wildさんリス太郎さんのコメントへのリプライがまた表示されません。仕方がないので、ここに貼っておきます。
 昨日、無事、整骨院に行ってきました。マッサージ、電気、ウォーターベッドのフルコース。その後は喫煙可の喫茶店ランチ=生姜焼き定食ドリンク付き800円なりで、快調。しかし、今朝はもうだるいです。明日は仕事があるので(wildさんの教えを守って)木曜か金曜にまた行こうかと思います。
 春の七草と七草粥とがどうもうまくリンクできません。ひとつの行事としてわからないわけではないのですが、(カブとダイコンはいいとしても)七草粥って謂わば野草を食べているようなものです。お粥にはやはり海苔と梅干し必須かと。
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安心の矢口印「ダンスウィズミー」 [映画・文学・音楽]

 この年末年始は風邪が完治していないこともあって、家でごろごろ三昧。当然?精神もだるだるダルビッシュなので本を読む気にもなれない。必然的にテレビが友になった。普段、あまりテレビを見ない私としては半年分くらいのテレビ視聴をしたのではないだろうか。まず、見たドラマとしては「孤独のグルメ大晦日SP」「きのう何たべた新春SP」のテレ東お食事ドラマプラス「義母と娘のブルース新春SP(TBS)」「風の市兵衛新春SP(NHK)」「贋作男はつらいよ(BS-NHK)」。バラエティで「東京フレンドパーク(TBS)」「路線バス乗り継ぎの旅Z(テレ東)」といったところ。それに、今回アップした「ダンスウィズミー」と「ペンタゴン・ペーパーズ」「ザ・シークレットマン」という3本の映画を見た(もちろん自宅で。洋画2本に関しては気が向いたら忘備録の意味で感想を載せるかもしれない?)。
※「紅白」や「箱根」「格付け」などは見なかったのか? というメールをいただきましたが、全く見ていません。「紅白」は裏の「グルメ」を見ていたし、「箱根」は関東ローカルの駅伝に何でそう大騒ぎするのか不思議です。「格付け」は裏の「フレンドパーク」を見ていました。「格付け」はMCに赤江さんが加わっていた初期の頃は見ていましたがGAKTOのやらせっぽい連勝が話題になり始めた頃からは見ていません(証拠はないので「やらせ」と断言はしませんが、私にはそう見えるということです)。

「ダンスウィズミー」☆☆☆★
 矢口史靖といえば「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」「ロボジー」などの監督。比較的新しいところでは、突然電気がなくなってさあどうするという「サバイバルファミリー」があった(高速道路を家族がチャリンコで走って行くシーンは秀逸)。その矢口監督の最新作が本作で、まあこの監督の映画なら大ハズレはないだろうと思って見てみた。ミュージカル嫌いのヒロインが、催眠術により音楽がかかると突然歌い出し踊り出すミュージカルというのが馬鹿馬鹿しくて、2020年最初の映画として実にふさわしいのではないかと思ったからだ。

 ヒロインの鈴木静香に三吉彩花。見たことのある顔(最近ボケりせいでどうも名前と顔が一致しない(^^;)の長身の女優。かつての東宝ミュージカルを支えた懐かしの宝田明に催眠術をかけられ大変なことになってしまう。その宝田明だが、もう80代半ばになっていると思うのだがまだまだけっこう歌って踊れるのにはびっくり。我が青春のあこがれ小林旭や先日亡くなった梅宮辰夫らアクションスターたちの無様に太った晩年の姿を想うにつけ、俳優として節制しているのだろう。拍手したい。ヒロインの相棒ともいえるやしろ優は「芦田愛菜だよ!」のモノマネ芸人。うまくはないが、腹が立つほど下手ではない。そのほかに 三浦貴大、ムロツヨシ、chayといったところ。ま、全体に地味と言えば地味か。

 話としては、音楽がかかると歌い、踊り出してしまうヒロインの「術」を解くために、行方不明の催眠術史マーチン上田(宝田)を探し求めて旅をするロードムービーとなっている。要するにミュージカルというと登場人物が突然歌いだす不自然さに疑問を感じる人がいることを踏まえ、ではそういう催眠術にかかってしまった人物がいたとしたらどうかと考えたところに矢口監督の非凡さが感じられる。実際、三吉が会社で突然踊りだすシーンはインパクトがあるし、笑える(バスに轢かれそうになるところまで)。ただ、それも二番、三番となってくると次第にパンチも弱くなってくる。「発作」が起こる度にもう一段、普段と踊りとの落差が欲しかったところだ。

 いずれにしても今の日本で、私のような年寄りが、ちょっと見てみたいかなと気になる所謂「商業映画」を作ってくれるのは、最近5年ぶりに「カツベン!」を発表した周防正行監督とこの矢口史靖監督くらいのものである。2人にはこれからも頑張ってもらいたい。

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=S1NHig2qUTA
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☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)
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千両万両有り通し [植物]

 実質的な今年の仕事始め(というほど仕事はしていませんが)とかる1/8(水)の天気予報になぜか傘マークがついているのが気になりますが、今年の東京の正月はまあまあの天気に恵まれました[るんるん]
 新年なので、めでたく?一両から万両までズラリと並べてみました。なんでも昔は、千両、万両、一両を並べるのが流行ったのだとか。一両はアリドオシという名前の植物なので「千両万両有り通し」、つまり千両万両なんて大金がいつもあるということらしいですな[わーい(嬉しい顔)]。確かにおめでたい、ありがたいとは言えますが、要するに単なるダジャレ、親父ギャグですな。大金になるほど実が増えていくというのもわかりやすい命名です。
1 一両(アリドオシ)
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2 十両(ヤブコウジ)
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3 百両(カラタチバナ)
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4 千両(センリョウ)
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5 万両(マンリョウ)
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新年のスカイツリー [日記・雑感]

※年賀状をくださった方々へ
 年末に風邪をひいたりしたこともあって、今年の賀状はメールとブログで済ませてもらうことにしました。ご了承ください。

 皆さんは、年末年始どうお過ごしでしたか?
 私の場合、以前は名古屋の生家に帰っていましたが、数年前に母と弟が亡くなり、生家も墓も処分してしまったため、以来、東京でぐだぐだごろごろと過ごすことがほとんどです。年末年始の行動といえば、せいぜい妻の実家に顔を出し、近所の神社に出かけたくらいのものです。
 「老人力」も日々増大しているので先の保障はできませんが(^^;、「今年もどうぞよろしく」と、とりあえず書いておきましょう。新年初撮りの(と言ってもスマホですが)東京スカイツリーです。
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★ドストエフスキーの『白痴』の中に、主人公ムイシュキン侯爵がアグラーヤら3姉妹に語る、死刑執行を直前で免れた男の話があります。もちろん、これはドストエフスキーの体験に基づいた逸話です。
「・・・もし命を取りとめたらどうだろう? それは無限だ! しかも、その無限の時がすっんりおれのものになるんだ! そうしたら、おれは一つ一つの瞬間を百年に延ばして、一物たりともいたずらに失われないようにする。そして、おのおのの瞬間をいちいち算盤で勘定して、どんな物だって空費しやしない!」(米川正夫訳)
 まさしく、一瞬といえども永遠に匹敵するいやそれ以上の価値を有するというドストエフスキーの信念に裏打ちされた名シーンです。若いころこの一文に遭遇したときには、そうだ!そうだ!と喝采したものです。しかし、実際の自分の人生を振り返ってみると、なかなかそうはいかず、去年1年もなんとなく通り過ぎてしまいました。さあて、今年はどうなるのでしょう?
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今年もよろしく [日記・雑感]

     今年2020年もよろしくお願いします

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※このブログは予約更新です。m(__)m
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