ミドリシジミ通信 SH

　開催か中止かなんて言われていたオリンピック。いつの間にか開催は既定のことで、細部（検査、入場者数など）をどうするかというような話に移行している。IOC、JOCには金が入り、政府は開催したという「実績」で選挙での票が期待できるということから、オリンピックは何が何でもやるんだろうねえ。で、「オリ・パラ」なんていかにも同列のように言っているパラリンピックは金にも票にもならないので状況によっては中止。闇雲にやったのではなくちゃんと状況を見て可否を考えていたんだぞという実績作りにもなるというわけだ。ま、やるのは勝手にと言いたいところだが、何兆もの金をつぎ込んでコロナ感染を広げるということになると、とても他人事とは言っていられなくなる。
　考えてみれば、今回のオリンピックのテーマは、東日本大震災からの復興、なんていうわけりわからないものだった。そんなわけのわからないものだったのだから途中から「復興」なんてどこかへ逝ってしまい、コロナ感染が問題になってくると、「コロナに打ち勝った証」なんてさらにわけのわからないものになり、全然勝ってもいないのが明らかになってくると「絆」とか言い出す始末。故・山城新伍でもイタコに呼び出してもらい「ポエムですねえ、メルヘンですねえ」と言ってもらいたいところだ。
　
　いつもながらのSHさんから貴重昆虫写真。ミドリシジミを含むゼフィルスのグループは、やっぱ「森の宝石」ですなぁ(^^)/。こういう写真を見ると、ある程度撮影対象を絞り、それなりに時間をかけて撮らないといい写真は撮れないと教えられます。下手な鉄砲も・・・式の私としては、反省多々。問題は、その反省をすぐ忘れてしまうことです。
(＠_＠;)
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　今年は運がよくミドリシジミに出会えています。最初はヤマグワの実に汁を吸いに来ていたのですが、カラスやメジロが実を食べに来るようになってアウト。その後はハンノキの下をウロウロして降りてくるのを待ち、ひたすら探す。見つけてもなかなか翅を開かなにので、ひたすら待つ。この繰り返しですが例年以上に見ることができました。