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英語の前に日本語を学べ! [日記・雑感]

 「上級国民」には振り込まれないのではないかなどとwildさんに脅されていた定額給付金、さすがに下級国民を上級と言い張るのは安倍嘘つき内閣でも「無理」と判断したのが、ようやく振り込まれました。なんだかんだで区から申請書が届いたのが5月末。ンで、振り込まれたのが6月末。結局、2か月以上かかったわけで、迅速かつスピーディーで、安倍ちゃまの言った通りでした。「事」ある度に「責任を痛感」する人だけあって、さすがです、立派です。
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口だけ都知事の横文字発言
※このブログは基本「忘備録」なので今現在考えていることを、だらだらと書いたりもしています。めんどくさい人は、スルーしてください。
 さてと、現在日本の悪徳政治家、無能無策政治家については、言いたいことは山ほどあるのだが、犯罪の数が多すぎ書き出したら1冊の本が出来てしまうほどなので、別の機会に譲りたいと思う。今回問題にしたいのはこうしたコロナウイルスをめぐる騒動の中で、政治家や専門家の発言に、今まで聞いたこともないような横文字が多数飛び交っていることだ。
 「pandemicパンデミック」=感染爆発に始まり、「clusterクラスター」=集団、「overshootオーバーシュート」=度を越す、「lockdownロックダウン」=厳重封鎖(都市封鎖)等々。過去にも「ubiquitousユビキタス」=いつでもどこでも、「Inboundインバウンド」=入国(訪日)観光客、「sustainabilityサステナビリティ」=持続可能など、なぜ日本語に翻訳して語らないのだと思える単語が多々発信された(定着したものもあれば、定着しなかったものもある)。日本語でもいいものを、なぜ横文字にしたがるのだろう。
 これは、思うに政治家や企業によるパフォーマンスだろう。
 日本人には、ペリーの黒船以来、心の何処かに欧米コンプレックスがあり、英語が話せればそれだけでその人は「偉い」と思ってしまう風潮がある。だから、同じ意味でも英語で語られると何となくそれを正しいと思ってしまい、そうした英語がスラスラと出てくる人は、偉い。偉い人の言うことには従わなければならない、という結論になる。横文字を話す方も、こういう言葉をさらりと話せる自分は偉いんだという錯覚「いい気分」になれるわけで、まさに一石二鳥の効果がある。

 今の日本は、「国際化」の旗の下、大学入試などでも英語の占める比重はますます重くなってきている。そのことを別に否定するつもりはない。英語は小学校から学ぶことになり、大学では英語だけの講義も多くなっていると聞く。今に、英語の出来ない奴は人にあらず。日本の恥になるから外国には行くな。なんてことにもなりかねない(^^;。というのは冗談にしても、外国の前に国内に恥を晒している「上級国民」がいる。
 口だけ都知事には誰か変な入れ知恵をする奴がいて(電通か?(^^;)、横文字の羅列に続くのが専門用語、さらに「夜の街」が典型だが勝手造語で締めくくるという悪業三昧。何を言いたいのかしばしばわからなくなるのだが、わからない奴はそっちが悪いと責任を押し付けてくるから始末が悪い。誰にでもわかるように、きちんと丁寧に説明することも政治家の仕事だろう。候補者による討論会で、誰かがそのあたり突っ込んで問い糺してくれるといいのだが、コロナ感染の危険があるので出ないのだそうだ(口だけ都知事がオリンピック延期問題のとき責任逃れのため雲隠れし、延期が決まった途端しゃしゃり出てきて「ロックダウン」云々と言い出したことは、すでに何度も書いた)。

 と書いてきて、この都知事には懇切丁寧わかりやすく説明できるだけの語彙があるのだろうかと、ちょっと心配になってきた。というのも、似たような体質の国政のトップも、日本語がめちゃくちゃだからだ。日本語がきちんと読めない・理解できない。これで国民に丁寧な説明など本当にできるのだろうか。たとえば、安倍、麻生の語録をひも解くと、
安倍語録
「云々うんぬん」を「でんでん」
「画一的かくいつてき」を「がいちてき」
「背後はいご」を「せご」
「願って已(や)みません」を「願っていません」
麻生語録
「踏襲とうしゅう」を「ふしゅう」
「未曾有みぞう」を「みぞうゆう」
「低迷ていめい」を「ていまい」
「怪我けが」を「かいが」
 ひどいものである。
 これではとても「所謂」「故に」「何処」「丁度」「兎に角」「駆使」「暫く」「斯くて」「漸く」「若し」「既に」など正しく読めないと思う。「有頂天」「次善」「推敲」「具申」「更迭」なんてところも怪しい。もちろん、読めなくても問題はない。読めなくて、あるいは読み方に自信がなくて、「あれっ?」と思ったら辞書を引けばいいのだ。しかし、彼らは「あれっ?」とも思わないのだ。そして、まちがえていたとしても、それが正しいのだと「閣議決定」してしまうのだ。
 安倍ちゃまには、こんなことがあった。安倍が「そもそも」という言葉を「基礎的な」という意味で使い、「そもそも」とは「初めから」という意味なので誤用であるという指摘をされた。すると、辞書には「そもそも」の意味の一つに「土台」と記されており、「そもそも」には「基本的な」という意味が含まれると(国語学者など誰1人としていない場で)「閣議決定」してしまった。
 えっ?そうだったのか? と思って、辞書を引いてみた。すると、「そもそも」の意味のひとつとして、「どだい」とある。なるほど、と安倍ちゃまも正しいことがあるんだと妙なところで感心したが、その用例を見て驚いた。
「どだい無理」などと使われる。
 えっ!?
 この「そもそも無理」は「初めっから無理」ということじゃないか。つまり、閣議決定は、「どだい」=「土台=「基礎」というこじつけの上に成り立っているものだったのだ。これからの国際化にあたっての英語を否定するものではないが、その前に、彼ら「上級国民」には、まず日本語教育を小学校過程からきっちり教える必要があるのではないのか。何かというと、やたら「日本の文化」を持ち出す面々にしてこの有様なのだ。
 口だけ知事もカイロ大学では日本語なんぞ学ばなかったと思われる。結果、彼らと同様、あるいはそれ以上に日本語に不自由なように見受けられる。都民への懇切丁寧わかりやすい説明は極めて重要なので、同じ穴の狢として、彼らと一緒に日本語を初歩から学ばれたらどうだろう。
(それにしても、ただ罵倒するだけでなく、今後のやるべきことまで教えてやるなんて、なんて優しいブログなんだろう。と、自画自賛[わーい(嬉しい顔)]
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wildboar

\(^o^)/

上級国民の噂が流れたのは、最初は私ではないのでお忘れなく(^_-)-☆
by wildboar (2020-06-27 05:15) 

アニマルボイス

へーい。(^-^)
by アニマルボイス (2020-06-27 09:59) 

よしころん

このあたりの人だったかしら^^;
ちなみに上級よりさらに上の高級だったかと~(笑)
by よしころん (2020-06-27 10:23) 

アニマルボイス

よしころんさんの住んでいる所は「そもそも」高級別荘地ですから当然「高級国民」でしょう。(^-^)
by アニマルボイス (2020-06-27 11:02) 

リス太郎

カタカナ語を使うとわからない人が多くて煙に巻くのに便利なんでしょうね。
by リス太郎 (2020-06-27 12:23) 

アニマルボイス

そうなんです。
意味を訊くのは自分の無知をさらけ出しているようで恥ずかしい気がするんでしようね。
by アニマルボイス (2020-06-27 12:40) 

wildboar

「超高級国民」であられることもお間違いなく(^_-)-☆
by wildboar (2020-06-27 12:51) 

アニマルボイス

なるほど。
「超高級国民」ということは、「高級国民」を「超えて」いるわけで、もはや「国民」ではないということですか?( >_< )
by アニマルボイス (2020-06-27 13:23) 

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