喫茶店の老害

　天気もいいし体調もそこそこ回復してきたので、整骨院の後、いつものジローとはちがう喫茶店に行ってきました。客はぱらぱらで、落ち着いた感じもあり喫煙可は確認済みなので、コーヒーを注文しました。味は、まあ中の上というか600円ではこんなものでしょう。のんびりするのが第一目的なので、コーヒーを飲みながら本を開きました。
　そこへ入って来たのが３人組のおっさんというか、じいさんたち。いきなりビールを注文し、大声でとりとめのない昔話を始める。どうやら久しぶりの再会のようで歳は80過ぎ。近くの中華ですでに飲み食いした２次会のようだ。あまりに声が大きいので、ちょっと注意しようかとも思ったのだが、よく見ると全員が補聴器らしきものをつけている。声が大きいのはそのせいらしい。来年はもうないかもしれない「会」だからなあとも思いながらコーヒーを飲み終えて店を出た。
　最近は、どの喫茶店でもビールくらい出すのは当たり前なので、そのこと自体をとやかく言う気はない。しかし、喫茶店の飲食料金には、少し静かなのんびりした時間を過ごしたいという客の希望に応える料金も含まれているはずだ。この「老害」問題なかなかに奥が深い。

コメント 4

普通の飲食店でも大声の人いますよ、若者でもバカ声で話し大声で笑ってはた迷惑もいとこです。お店の人がひと声かけてほしいです。
by JUNKO (2024-04-11 09:47) 

本当に、まったく、まさしくその通りです。
by アニマルボイス (2024-04-11 12:37) 

ビールを飲もうが煙草を吸おうがそういう場所を提供されているのだからそれは自由でいいと思います。
普通の家庭環境の人なら声も大きくならないでしょうけど、昨今は普通の家庭環境に恵まれない人も多い時代ですから、よほど異常でなければ放っておくしかないでしょうね。
アニマルさんの言うとおり奥が深い我が国の現状でしょう。
by wildboar (2024-04-11 20:53) 

店主に言って注意させようかと思ったくらいですから、ま、以上でしたね。耳が遠くて、酔っぱらって、ボケている（私の推測です）わけですから、まあ天下無敵というか・・・それでもこの人たち来年も３人で会えるかなあと思うと、人生最後の楽しい瞬間かもしれないし・・・
by アニマルボイス (2024-04-11 22:08)