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真夏日寸前( >_< ) [日記・雑感]

 昨日は暑かったですねえ。28℃とか29℃なんて、まだ5月なのにもうほとんど真夏日じゃあーりませんか。とりあえず午前中に薄い長袖を着ただけで買い物に行ってきました(まだ半袖は無理(^^;)。帰ってジュース等飲んでひと休憩。昼食の後、おくさまの要望で隅田川の土手まで行きヨモギ(蓬)を何本か採ってきました。さっそくプランターに植えていましたが、なんでも染め物に使うんだそうです。
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※ベランダのキンカンの木は無法アゲハの幼虫どもが葉っぱを全部食い散らかしてしまいましたが、枯れた様子はなく、しばらくすればまた新芽を出してくれるでしょう。以前、高校時代からの知り合いのKSさんにもらったキンカンの種から育ったものです。そういえば、KSさんが亡くなって早2年。三回忌ということで、本当に早いものです。合掌。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2022-05-12
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2022-05-18
↓KSさんが知多に住んでいたころ壁に貼られていたものです。
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昨日はゴールデンコース [日記・雑感]

 昨日は、朝起きたら雨。ちょっと疲れも溜まっているし、風邪をひきたくないので引き蘢りにしようかなあと考えていたら雨が止んだので、整骨院→喫煙喫茶店ジローのゴールデンコースをやってきました。ただ、けっこう寒いので長袖+ベストではなく、長袖+薄手のジャンパーでちょうどいいくらいだった。
 それでもバスに乗ったり、街中を歩いたりしていると何人かは半袖の若者たちがいる。とくに寒がっている様子もない。もはや若者と後期高齢者を「人間」というひとつのくくりにするのは不可能で、彼ら、彼女らとは「種」が違うと考えるしかない。
 整骨院でマッサージを受けた後は、ちょっとだけ買い物をして、ジローへ。入った時には昼間だというのに誰もおらず、休業が心配になるような閑散とした店内。それでもナポリタンを頼み、文庫本を読みながらコーヒーを飲んでいると、男女4人組が入って来てなぜか全員かハンバーグランチ(コーヒーまたは紅茶付きで1000円)。続いて下町おばさん2人がぺちゃくちゃとしゃべくりながら入って来てこちらはハンバーグランチと生姜焼きランチを注文。私が支払いをしていると、さらに会社員らしき若者が2人入って来てスタミナ(生姜焼きにニンニクをプラス)を注文。おいおい、午後の仕事に差し支えないのか、とは思うもののもちろんおせっかいはしない。
 まあこの様子ならジローもまだ大丈夫でだろう。私にとっては喫煙喫茶店は絶滅危惧種のようなものなので、ジローが閉店でもしようものなら、大ピンチなのだ。とりあえず、よしよしとひと安心して店を出た。

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リンゴ、ミカンに続いて・・・ [植物]

 土曜日の暑さから一転、昨日は曇りであまり気温は上がりませんでした。とは言ってもちょっと蒸す感じもあり、そろそろ梅雨の前哨戦が始まったのでしょうか?
 晩は冷豚シャブに大葉、ナス、キュウリ、トマトのてんこ盛りにうどん。ゴマだれをつけて食べる。これからの食欲がなくなる季節には、こういう「つるっ」といけるやつがいいですね。(^-^)

 リンゴ、ミカンとアップしてきた続きで果物の花をいろいろ。と思ったのですが、カリンはちょっと果物と言うには無理がありましたね。カリンの実をそのまま齧ったら歯が折れちゃいます( >_< )。
↓アンズ
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↓カキ
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↓カリン
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初夏の花・蜜柑など [植物]

 昨日は暑かった。金曜は2度出掛けたこともあり、歩数も5000歩を超えていたので、昨日は昼過ぎにマンション近くの公園に出かけただけで終わりにしました。長袖だけでしたが暑いくらいで、半袖でもよかったですね。軽く汗もかいたし、水分の必要性を感じたので、帰って(最近材料が不足していて品薄と言われている)オレンジジュースをグイッと。さらに夕方には自家製コーヒーフロートをこれまたグイッと。うまいっ![わーい(嬉しい顔)]アイスはやっぱり、ハーゲンダッツですな。[るんるん]

 オレンジというか柑橘系と言えば、「み〜かんの 花が〜♪」なんて歌がありました。未就学の頃には、へえ蜜柑にも花が咲くんだ、なんて思ったものです。小学校に入った頃には少し進歩して花が咲くことは理解していましたが、蜜柑の花なので当然黄色い花だろうと思っていました。わかってみると、あまりおもしろみのない花でした。柑橘類の花はみんな似ていますねえ。つまらん。
↓蜜柑
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↓柚子
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↓金柑
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ダブルレインボー [気象・天文・宇宙]

 「ブルーモーメント」という山P主演のドラマがある。そこで、ダブルレインボーの話をやっていた。ドラマ自体は、以前、山P主演でヒットした「コードブルー」と、鈴木シティーハンター主演でヒットした「TOKYO MER」を足して2で割ったようなもので、天才的な気象予報士山Pはの気象災害対策に作られたSDMという組織のチーフ。そこにはレスキューや医師など加わっているわけだが、結局、災害の現場に直面するのはレスキューであり医師で、山Pは所詮間接的な役割でしかない。SDM専用の特殊車両はどう考えても「TOKYO MER」のパクリなんだろうが、MERはおもしろく見られたのだが、SDMがつまらないのはそのあたりの製作者の計算ミスなのだろうと思う。
(どうでもいいことだけど、医師役の夏帆ちゃん、10代のころはスマートな美少女だったけど、「海街ダイアリ」のころは突然のおもろ顔、どうなることかと思ったけど30過ぎてまたすっきりした顔になった。よかったねー。)
 という話はともかく、そもそも虹自体がそうそう見られるものではないので見せれたらラッキーなわけだが、ダブルレインボーならラッキーがダブルなので、チョーラッキーということなのだそうだ。ただ、私が撮った虹の写真の中にもダブルレインボーのものはそこそこあるので、それほどレアなものでもないと思うのだが、写真を貼っておくので願い事をすると叶うのかも?
(ダブルレインボーについて知りたい人は、ネット検索してみてください)
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梨の花と林檎の花 [植物]

 昨日は晴れのつもりだったのに、朝起きたら雨。どうやら一昨日の夜から降っていたようなんですが、気がつきませんでした。10時過ぎには止んだのですが、その後は曇ったりたまに日が差したりの変な天気でした。気温はそこそこ上がったので、長袖+ベストで出かけたのですが、ちょうどいい感じでした。半袖、半ズボンの若者を何人か見かけたのですが、さすがに年寄りはそこまでは、というか部屋ではともかく、もう何年も半ズボンで外出したことはありません(^^;。

 キウイ以外の果物はたいてい好きで、梨も林檎も大好きです。どちらも食べるときのカシャッという食間がいいですね。中学のとき梨の切片を作り、教師に言われて、左目で顕微鏡を覗きながら右目で石細胞を画用紙にスケッチすることが出来るようになりました。この両目で別々に見るという能力はいつの間にかさほど意識しないでも普通に出来るようになり、後年、ファインダーを左目で覗きながら右目で被写体を追うという、写真撮影にとても役に立つようになりました(けっこうベテランの人でも撮影時に、この両目でということが出来ない人が意外と多いんです)。中学のときの理科の教師に感謝ですね。
↓梨の花
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↓林檎の花
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暑い1日 [日記・雑感]

 がんセンターの検診も無事クリア。
 このブログはもともと、がんセンターから退院した後で、知り合いに「生きていますよー」と知らせるために始めたものです。なんだかあっという間に20年近くの月日が経ってしまいましたが、それでもあらためて「よかったですね」と言われるとうれしいものです。日本人男子の平均寿命までまだ6年ほどはあるので、とりあえずはそこが目標ですね。だからといって、ボケ老人、寝たきり老人では周りに迷惑もかけるし、まずは「出かける」「話す」ですね。
 ということで、今日は整骨院に行ってきました。「背中と腰、張ってますねえ」はいつものこと。それにしても暑い1日でした。もしかすると、もう春ではなく初夏?
 そして、今日も予報では27℃とか28℃と出ています。まあ、これから暑くなるのは仕方ないとして、日々の温度差が5℃以上にならないこと、また最低と最高の温度差が5℃〜7℃程度に収まることを願うばかりです。はぁ・・・。

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 wildさんが白内障の手術ということで、多分、今月いっぱいはブログお休みでしょう(更新があるにしても簡単な結果報告くらいでしょう)。白内障の手術は私の知り合いでも、SYさん、IHさんが受けていて何の問題もなく過ごしていますので、woldさんも早く復帰できるといいですね。
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のんびりと・・・ [日記・雑感]

 一昨日のような雨の中出かけるのはけっこう疲れるもので、昨日は天気はよかったのですが、買い物に出かけた程度で、あとはのんびりと。昼寝もしちゃいました[眠い(睡眠)]

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がん検診問題なし [日記・雑感]

 国立がん研究センターでの年に1度の検診は、なぜか雨に祟られる。
 去年は出かけるときは降っていなかったので折りたたみ傘を念のためにと持って行ったのだが、TXの柏の葉キャンパス駅に降りたら、ものすごい豪雨。がんセンターに着いて降りようとしたら、運転手さんがわざわざ「傘を差してから降りて下さい」と言ったくらいだから、降雨のものすごさがわかってもらえると思う。病院に入ったときには、膝から下はぐっしょり。風邪をひかないように気を使いました。
 今年も5/12の日曜は曇っていても降雨はなし、本日5/14の火曜日は晴れ。にもかかわらず5/13の月曜日当日は雨。「警報級の豪雨」「今年いちばんの豪雨」なんて予想による「脅し」までついていた。私は、サラリーマン時代も、フィールド取材に出かけるときは雨が多く、「雨男」の異名をもっていたが、このありがたくもない「能力」後期高齢者になっても衰えないことを証明するような事態が続いている。というかますます能力に磨きがかかってきているようで、ちょっと恐ろしいものがあります。
 とまれ、検査の結果は問題なしで、ホッ。来年でがん発覚後20年になるので、来年もう一度検診して、問題ないようなら「完治」ということで終わりにしましょうということになりました。まずは、報告まで。この歳になると、もちろんがん以外にもいろいろ体調に問題は山積みなのだが、とりあえず最低あと1年は頑張ろうという気にはなるので、年に1度の検診もそれなりの意味があるのだろう。

 我が家の家紋は「下がり藤」。まあ、ご先祖様が守ってくれているということで、感謝の写真を貼っておきましょう。
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がんセンター検診日 [日記・雑感]

 本日は、年に1度のがんセンターでの検診日。退院してもう20年近くになりますが、毎回、いい気分のものではありません。結果は、今晩にでもこのブログでお知らせします
【追記】検査結果、とくに問題なしでした。(^-^) 5/13 15:38
 それにしても「五月晴れ」なんて言葉があるのに、私にとっての5月というのはあまりいい思い出がありません。5/6は弟の命日ですし、毎年の検診は5/15でしたが、バスから降りるとき運転手が「傘をさしてお降りください」と言うほどの土砂降り。一昨年は5/16でしたが翌日にKSさんの通夜、翌々日に告別式。もう三回忌ですか・・・合掌。
 がんセンター東病院は、つくばEXの柏の葉キャンパス駅からバスで10分弱の所なんですが、途中にバラ園があります。この時期なかなかにきれいで写真でも撮りたいなあと思っているのですが、毎年天気が悪くて果たせません。仕方がないので、以前に別の所で撮ったバラの写真でも貼っておきましょう。
 本日も、警報級の大雨なんて予報が出ていますので、検診の後、バラ園をのんびり散歩なんてのはどう考えても不可能でしょう。( >_< )
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※5/11の深夜何気なくテレビを点けていたら、女性ジャズピアニスト・作曲家の秋吉敏子(龝吉敏子)さんの姿が映されていたので没後何周年かの記念特番(の再放送)なのかなと思っていたら、とんでもない。日本全国8か所だったか去年行われたソロコンサートの模様でした。ピアノもトークもきちんとしています。ネットで調べてみると1929年生まれということなので、もう93か94歳のはず。それで、この元気。凄いです。勝手に死んだことにしてしまって、どうも済みませんでした。70代の「若輩者」がブログで毎日のように腰が痛い、疲れたなんて愚痴をこぼしていてはいけませんね。
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地下鉄東西線運休( >_< ) [日記・雑感]

 昨日のブログにもちょっとだけ書いたのですが、予定通り城東の江戸川区まで遠征してきました。気温はけっこう上がり、長袖にベストで寒さは感じませんでした。道ゆく人の3割ほどは半袖。なぜ長袖を着て行ったのかというと、社内や屋内で冷房が入っていると年寄りにはこたえるからです。暑ければベストを脱げばいいのですが、最初から半袖ではそうはいきませんからね。案の定、喫茶店は冷房が入っていたので長袖+ベストは大正解でした。というのはいいのですが、なんとこの土日、私に対する嫌がらせなのか、地下鉄東西線は東陽町〜西葛西間が線路工事のため運休。仕方がないのでバスを乗り継いで行ってきましたが、普段の1.5倍ほど時間がかかりました。やれやれ・・・。

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名は体を表す?(^^; [植物]

 昨日は昼と夜の2回お出かけでしたが、さすがに夜は上着がいりましたね。風は冷たくはありませんが、けっこう強かった。今日は、昼から東京東部方面へお出かけです。

 動植物の名前は、見たまんまを付けたものがけっこう多くあります。ただ、個体差がありますから、私たちが目にするものが、その通りとは限りません。ニリンソウは確かに二輪まとまって咲いているものが多いですが、一輪、三輪のものもけっこうあります。だからといって、イチリンソウ、サンリンソウになるわけではなく、ニリンソウはあくまでニリンソウです。フタリシズカなどは私が百花園で目視した感じでは、名前の通り茎が二本のもの6割、一本のもの1割、三本のもの3割といった感じでした。なかなか、名は体を表すとはいかないようです。
↓イチリンソウ
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↓ニリンソウ
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↓ヒトリシズカ
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↓フタリシズカ
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※動植物の名前は本当に適当なものが多く、たとえばカニクイイヌというイヌは別にカニが主食と言うわけでもなくネズミゆど小動物全般を補食します。多分、名前をつけた学者が見た時偶然というかカニを食べていたんでしょう。ブタオザルなんかは、尾がくるんとブタの尾のように巻いているためにこんな名前になっちゃいました。ヘクソカズラなど確かに悪臭がする蔓植物(カズラ)ですが、いくらなんでも屁+糞とはヘイトネームです。刺刺があるのでママコノシリヌグイなんて今の世の中に受け入れられるんでしょうか?

※昨日は2度のお出かけがあったため、歩数計の数字は6208になっていました。何歩だったんですか?というメールがあったので、そのリプライです。
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夏は来ぬ?(^^; [植物]

 このところ夏日が続いていたのに、昨日(とくに午前中)は、けっこうひんやりと。念のため、長袖のシャツは薄い物から少し厚いものに変更。無理は禁物なので、「出かける」もマンションの周りを一周するだけで誤摩化しました。今日からは最高気温27℃、28℃なんて数字が並んでいるので、そろそろ初夏ですかねえ。来週は、国立がんセンター東病院で、年に1度のがん検診があります。

 何の手入れもしておらず、冬には、さすがに枯れたかな、と毎年思わせるベランダのヒメウツギ(卯の花)が今年も満開。ただ、歌の「夏は来ぬ」のように匂いをかいでみても匂いはほとんどなく、当然のようにホトトギスがやって来る気配はありません。

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「ゴジラ-1.0」の出来は? [映画・文学・音楽]

 昨日は、晴れていたかと思うと、いきなりザッと雨が降ってきたり、変な天気でした。「出かける」実行のため午前に家を出たのですが、夕方からは本降りになるという予想もあるようなので、早めに帰宅しました。雨に濡れてまた風邪をひいたりしたら大変ですからね。

 昨日のブログでの予告通り本日は「ゴジラ-1.0」の感想。
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 「ゴジラ-1.0」の評判がいい。アカデミー視覚効果賞を受賞し、ほとんど権威はないとはいえ日本アカデミー賞では作品賞、脚本賞、撮影賞、照明賞、録音賞、美術商、編集賞、助演女優賞(安藤サクラ)と、なんと8部門で受賞。興行収入も4月時点で70億突破らしいので最終的には80億円超えになる予想。海外でもヒットしているようなのでトータルでは200億円か。世界を席巻しているジャパニーズ・アニメを除けば、ここ数年で最大の話題作と言っていい。関係者や世間の評判もいいようである。
 という前知識の下、ネット配信された本作を見てみた(劇場の大スクリーンで見たときと家庭のテレビでは印象が違うことは理解している。あくまでテレビで見たときの感想である)。
 第1作の「ゴジラ」(1954)は戦後すぐが舞台となっていた。本作は戦争末期から戦後が舞台なので第1作の前ということなのだろう「-1.0(マイナス・ワン)」となっている。
 特攻隊員なのにヘタレで機械の故障と偽って帰還、ゴジラ出現も機関銃を撃てず仲間を死なせてしまった主役のダメ青年を神木隆之介。見た目からもこのての役はかつては吉岡くん(本作にも「学者」と呼ばれ作戦計画をたてる役ででている)、今なら神木くんでぴったりなのだが、このてのヘタレが最後は・・・という筋書きは手垢のついた展開で、今までも何度も見てきたので結末が読めてしまう。
 予告編では重要なヒロインに見えた浜辺美波さんは、ゴジラによる爆風?に飛ばされて途中から出番なし。死体が映らないので、どうせと思っていたら、やっぱり。要するに、いてもいなくてもいいような役だったわけだ。その意味では、さらにいなくても全く問題がないのが近所のおばさんを演じた安藤サクラさん。これで助演女優賞がもらえてしまうのだから、当人も気恥ずかしかったのではないだろうか。前々から言われていることだが、日本アカデミー賞の意味のなさ権威のなさを証明しているような受賞だ。そのほかにも、「えっ?」という展開は多いのだが長くなるのでこれ以上は書かない。
 という本筋の適当さに比べて、ゴジラを含めて特撮は思っていた以上にリアリティがあって楽しめた。本場アカデミー賞で視覚効果賞を受賞したが、総花的な日本アカデミー賞と違って視覚効果賞限定というところに説得力がある。放射能熱線を吐き出す前に背びれがパパパッと青白色に光るというのも初代からのお決まりとはいえなかなかに迫力があり、建物の破壊や海中からの出現シーンなどにもリアリティが感じられた。
 時代的にはこの映画の後が初代ゴジラの登場となるわけで、ラストはまあこういうことにするしかなかったんだろうなあ、とは思うものの、「またこのパターンか」という感じは否めない。あれだけ破壊された東京が初代ゴジラ登場のときには普通に戻っているなんてことはあり得ないわけで、第1作との間に時系列としての整合性はない。ま、そんなところを問題視するような映画ではないので(その最たるものが第1作と第2作で、第1作ではオキシジンデストロイヤにより海底で骨だけになったゴジラは間違いなく死んでいるはずなのだが、そんなこと知らんもんねーという感じで第2作「ゴジラの逆襲」に登場して来る)、これ以上は書かない。
 ところで、ラスト前の浜辺さんの病室での神木くんとの再会シーン、浜辺さんの右首筋に黒い痣のようなものがあり思わせぶりにアップになるのだが、これが意味不明。「ゴジラ細胞」ではないかという意見もあるようだが、なぜ?としか言いようがない。そういえば、前作「シン・ゴジラ」もラストで凍り付いたゴジラの尾の先にカメラが寄って行くと、ゴジラ化した人間らしきもののミイラ(人間なのだが背びれがある)が何体もあって、「何だ?」と思ったものだが、若い人たちには何のメーッセージなのかわかるのだろうか?
 結果として、ゴジラの破壊シーンを「楽しむ」つもりなら大いに満足のいく映画だろう。逆に、ゴジラという破壊王を前にしての人間模様を見るつもりなら、家で寝ていたほうがマシだ。
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ヘレン・ミレンは凄い! [映画・文学・音楽]

 「カレンダー・ガールズ」(Calendar Girls 2003)という映画を見た。
 なんとおば樣方が、地域の病院が最新の医療器機を買えるようカレンダーを売ってその収益金を寄付しようというお話。というと、心温まる映画のように思えるかもしれないが、普通のカレンダーでは全然売れないので、自分たちが裸になってヌードカレンダーを作って売ろうというところがブットンデいて(そう考える伏線は一応ある)、さらにこれが実話だっというのだから、腰を抜かす。
 主演はヘレン・ミレン。
 「クィーン」(The Queen 2006)のヒロイン、エリザベス2世役でアカデミー主演女優賞、ゴールデングラブ賞主演女優賞、ヴェネチア国際映画祭女優賞、イギリスアカデミー賞主演女優賞と主な映画祭の主演女優賞を総なめにした大女優である。日本の「大女優」とちがうところは、単なる女王様女優ではないこと。貴族とか上流階級の女性を専門に演じる女優、庶民派と言われる女優、そして脱ぐのもいとわない女優等々・・・芸能の世界にはいろいろな女優がいる。しかし、英国女王、「ハムレット」のヒロイン清楚なオフェーリアもやれば「カリギュラ」ではヘア・ヌードもやってしまい全裸での絡みもOKという「何でもこい」の大女優は、ヘレン・ミレン唯1人だと私は思っている。ジョン・ブアマン監督の「エクスカリバー」(アーサー王伝説をブアマン風に改作した異色。1981)で初めて彼女を知ったのだが、このときはアーサー王の異父姉で魔女ともいえるモーガナ役。それが「2010年」(1984)ではロシアの宇宙船レオーノフ号の船長、さらに「RED」(2010)になると伝説の女スナイパー。そのどれもがそれらしく見えるというのが、ヘレン・ミレンの演技力の凄さだ。
 そして、「カレンダー・ガールズ」である。1945年生まれなので、この映画のときは58歳のはず。にもかかわらず、巨乳は健在でしかも中途半端なことなどせず、乳首もしっかりとさらけ出しているところが、すごい(まあ、若いころと比べるとさすがに垂れてはいたが(^^;)。確か、70歳になったときにようやく「もう脱がないわよ」宣言したくらいだから、女優としての根性が違う。今回も、田舎のちょっと活発なおばさんを、いかにもそういうおばさんいそうだなあ、と思わせる名演技である。
 宣伝のためマスコミに通知したのに誰も来ていないのでがっかりしていると、係が会場を変更しましたとやって来て、そこへ行くとマスコミ連中の山なんていうシーンもあってニヤリとさせてくれる。傑作というところまではいかないが、退屈せずににこにこと見られて後味もいいので、暇潰しを考えている人には、ぜひお薦めしたい。
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※GWの暇潰しというか時間はあるのに金はないので、少し昔の映画「空母いぶき」を見てみたが、これは暇潰しにもならない駄作だった。マスコミ宣伝のためにという名目で乗船させている本田翼と小倉久寛がいらいらするほど邪魔。コンビニシーンなどどうでもいいシーンも多すぎ緊張感をだいなしにしている。こんな映画を見て人生の限られた時間を台無しにしてはいけないのだが、後悔先に立たず。
※もう1本、ヘレン・ミレンの繋がりで「2010年」を久しぶりに見てみた。「2001年」ほど画期的な映画ではないものの、「カプリコン1」「サウンド・オブ・サンダー」などSFの佳作を手がけているピーター・ハイアムズ監督なので、やや会話シーンが多いかな程度で退屈せず集中して見ることができた。唯一気になったのはディスプレイがすべてブラウン管ということ。この頃(1984年公開)はまだ液晶パネルは一般的ではなかったのかな?
※実は、このGWは映画週間と決めていたので、さらにもう1本「ゴジラ-1.0」を見たのですが、この映画の感想と別に書きます。
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サクランボの実る季節 [植物]

 連休が終わるのを待っていたように、天気は下り坂。
 それにしても、連休あっという間に終わっちゃいましたねえ。もっとも、私の場合、平日は7:30起床、土日祝祭日は8:30起床と区別しているだけで、サラリーマンでもなし特にGWだからといっていつもと違うということもないのですが(別に毎日9:00起床とかでも問題はないのですが、ボケ老人は起床時間くらい区別しておかないと何曜日なのかわからなくなってしまうためです)。
 5月は弟とKSさんの命日があったり、年に1度のがんセンターでの検診があったり、どうもあまりいいイメージがもてません。ちなみに、去年のがんセンター検診の日は、昼間なのに前が見えないくらいの土砂降りでした。( >_< )

 サクラの木なら基本的にサクランボは実ります。ただ、大きさ・味など考えるとどれも食べて美味しいというわけにはいきません。サトウニシキは、やはりそれ用に品種改良されたものだとわかります。
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↓サトウニシキ
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↓ソメイヨシノ
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↓ヤマザクラ
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↓ヨウコウ
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※うちの奥様が会員なので、アマゾンプライムで井上VSネリのボクシング世界戦を見ました。1回、ネリのラッキーパンチでダウンしたときは、おいおいと思いましたがそれほど効いてはおらず、すぐ2回にダウンを奪ってポイントを取り返す。ネリもなかなかのハードパンチャーのようでしたが、テクニックでは雲泥の差。6回の試合を決めたパンチなど、右アッパーに続けて右ストレートですから。繰り出すスピードももちろんですが、伸ばした腕を引くスピードも尋常じゃない。見ていて右ストレートがヒットしたとき、えっまた右、と思ったほどの電光石火でした。井上尚弥、本当に強い。ただ、現在のスパーバンタムに上げたのが去年。それが今ではベルト4本まとめてしまって統一王者。この後、どうするんでしょうかねえ、もう少しスーパーバンタムを続けるのか、それともフェザーに上げるのか?
 それにしてもこんなにおもしろい試合が地上波で流れないなんて。(^^;
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GWのブログ更新お休みです [日記・雑感]

5月3日、4日、5日、6日、ブログ更新お休みです(^-^)

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日本国憲法について少しだけ書いておきますね。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONSTITUTION
「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」
「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」
「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」
 現実とてらして「えっ?」というようなことけっこう多いですよ。改憲に対してはいろいろな意見があると思いますが、まず読んでみてください。読んでもいないのに改憲だ護憲だと騒ぐのはアホですよ。
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5月はいきなり雨( >_< ) [日記・雑感]

 五月晴れなんて言葉がありますが、5月の始まりは雨でした。ちょっと出かけたい所があったのですが、天気予報を見ると、午後から雨足が強くなり気温も下がってきそうなので(深夜が最高気温19℃でどんどん下がってきている昼には15℃)、せっかく風邪が治ったばかりなのにひき直したら大変と、出かけるのは止めにしました(雨が降らないようなら、今日出かけます)。気温や気圧の高低差が大きいと、後期高齢者は大変です。

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※個人的にはすでに連休入りしているので、のんびりの日々。映画「シティーハンター」を見た。製作はネトフリ。先日見た「沈黙の艦隊」はアマゾンプライムだったし、最近は配信系がソフトの確保を兼ねて映画、ドラマに力を入れているようだ。金もかけている。
 「シティーハンター」はアニメは何本か見ているが、実写化の鍵を握るのはもちろん主役の冴羽撩。かつてのジャッキー・チェン版やフランス版はさすがにちょっとついていけないものがあった。日本での実写化は今回が初めて。鈴木亮平はちょっとゴツクてスマートさに欠けるかなと思っていたが、意外と違和感なく演じている。「もっこり」の部分をちゃっちゃっと演じられるのは「変態仮面」で実証済み。相棒の香役の森田望智はうまくはないがアニメというか原作の香にちょっと似ているので合格ということにしておこう。他の面々も悪くはないが、警察署長の冴子を演じる木村文乃だけは違和感満載。もっと大人の色気がないとあかんだろう。橋本マナミ、菜々緒あたり・・・?
(ほぼ10年前に、「シティーハンター」のアナザーストーリー「エンゼルハート」のドラマ化では冴羽を上川隆也、冴子を高島礼子が演じていた。)
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ボケて5月(^^; [日記・雑感]

 いやあ。ボケというのは恐ろしいもので、このブログはいつも前日の夜に書き上げ、翌日の0時から見られるように予約投稿しているのですが、予約投稿の方のクリックを忘れてしまったため4/29に2本も表示されてしまい、結果、4/30はブログ休業ということになってしまいました。プログ更新もボケ防止になるのかなと思って続けているのですが、はからずも自らのボケを証明するような形になってしまいました。ブログ更新もままならないとは、ボケ対策にあまり効果ないんでしょうかねえ?
 という愚痴はさておき、いよいよ5月。
 春本番と言いたいところですが、4月に夏日があったり、どうも落ち着いて春を満喫出来ません。春を実感できるのは「春眠暁を覚えず」の言葉通り、起きてもずーっと一日中眠いことだけです。「出かける」「話す」の目標で、とりあえず日々出歩いたりはするものの、向島百花園、隅田川土手、上野公園など近場ばかり。代り映えしません。連休明けには、暑くなる前にもう少し遠くまで遠征できるよう、体調を整えておきます、
↓アマナ
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↓オオアラセイトウ(ムラサキハナナ)
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↓ドクダミ
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※ちょっと確認したいことがあって(確認しなくてはいけないようなものではないのですが、老人は何かの拍子に「あれっ何だったんだっけ?」となると、確認しなくではどうにも落ち着かないのです)、映画「ウエストサイド物語」を見ました。もちろん1961年のロパート・ワイズ版で、劇場では確か3回見ています。レーザーディスク、DVDも持っています。せっかくの名作を台無しにしたスピルバーグの駄作リメイクの話はすでにこのブログにも書いています。
https://animalvoice.blog.ss-blog.jp/2022-03-09
 で、疑問は確認できて老人は満足し、心穏やかになった次第。何を確認したかったかというと、後で冷静になって考えてみるとどうでもいいようなことなので、恥ずかしくてとても掛けません(^^;。

※本日は、メーデー。サラリーマン時代は出版労連のデモに参加したものですが、ニュースを見るとすでに日曜にやり、予想通り岸田聞き流し首相も参加したようですね。日曜にということは会社が休みなので参加しやすいということなんでしょうか。きちんと春闘スト権を確立し、(つまりストライキをうって)参加していた半世紀前の私の時代とは同じメーデーといっても別物ですねえ。
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