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紅葉そろそろ終わり [植物]

 短い秋でした。街中で見られた紅葉・黄葉もそろそろ終わり。冬まっしぐらです。困ったことですが、どうしようもありません。せめて今秋最後ということで、街路樹の紅葉・黄葉をどーんとアップして、秋にお別れしましょう。
↓イチョウ
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↓ケヤキ
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↓ツタ
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↓ハナミズキ
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↓メタセコイア(IHさん撮影)
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↓モミジバフウ
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※かつて黒澤明が「いい脚本からいい映画ができるとは限らないが、ダメな脚本からいい映画は絶対に生まれない」と語ったが、TBSのドラマ「下克上球児」を見ていて、なるほどさすが世界の黒澤だと関心した。というのも、毎回楽しみに見ていた「VIVANT」の後ドラマなので、どんなもんかいなと見たら脚本がよれよれなのだ。三重県の予選敗退常連校が甲子園出場を果たしたという実話を参考にしたフィクションなのだが、主役は野球部監督をすることになる教師。もちろん、この教師が悪戦苦闘して練習場や用具を調達し、球児たちと甲子園を目指すという話ならタイトルに違和感はない。ところが、この教師が実は教員免許を持っていなかったということから、話はどんどん方向違いの道に進んでしまう(もちろん現実にはそんなことはあり得ない。要するにフィクションとしての付け足し部分)。奥さんには離婚歴があり復縁を迫る元亭主がいる。おまけに、主人公の相棒役の女性教師に前の学校を辞めた原因にスキャンダルが・・・と、どうでもいい枝葉が多すぎ。しかも、その枝葉のどれもが中途半端。タイトルから言っても球児たち中心の直球ドラマでよかったのではないのか。
 よれよれの脚本家もディレクター、プロデューサーも何を考えてこのドラマを作っているのか全くわからない。いや、考えてはいるのだろうが、製作陣がこういうドラマにしたいと考えていることと、視聴者がこのドラマに期待していることとの方向がうまく合っていない。視聴者の期待をうまく掬いながら自分たちの考えている方向にもっていくのがプロなのだが、その意味ではセミプロでしかない。TBSの看板とも言える「日曜劇場」は、このところ「ラストマン」「VIVANT」となかなかおもしろいドラマが続き、さすがと思わせたが、今回のドラマ、このままではダメだね。
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