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月は撮りやすくていいですねえ [気象・天文・宇宙]

 昨夜(9/17)、NHK-BSの「ダークサイド。ミステリー」(再)を何気なく見ていたら、ニホンオオカミがテーマでした。もう40年以上もの付き合いになる動物学者のITさんが出ていて、1905年に絶滅したとされているニホンオオカミは「(まだ生きて)いると思う」なんて言っちゃっていましたが、大丈夫かな。「発見」は見つけたらそれでOKなんですが、「絶滅」は情況証拠しかないので証明が難しいんですよね。IUCNレッドリストのカテゴリー基準を読むと、過去50年間に生きているという確実な証拠がない場合、絶滅とされるわけですが・・・。

 先日、満月の写真を載せましたが、月はイメージしている以上に明るく、1/125secや1/250secといった速いスピードでシャッターが切れるので手持ち撮影OK。手軽に撮れるのがいいですねえ。月が小さく写っているのはAPS-Cのカメラで300mm
×1.6×1.4テレコン=35mmフルサイズ換算で672mm。バランスからいうと400mmレンズを使っての896mm、約900mm〜1000mmくらいがベストなんでしょうが、未だに純正100-400は買えていないので、手持ち器材ではこれが再望遠です。
 月といっても上がってくるときと宙天にあるときとでは色がちがいますし、三日月や半月のときは月の凹凸がわくわかる、ということでいろいろな楽しみ方ができます。コンデジでも十分に楽しめますので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
(なぜ色が違うのか、なぜ半月のほうが満月のときより凹凸がわかりやすいのかは各自調べてみてください)
00上り始めのときの色
00月の上り始め.jpg
01上がって来るときの色
01上がって来るときの色.jpg
02宙天での色
02宙天での色.jpg
03皆既月食のときの色(おまけ)
03皆既月食のときの色.jpg
04三日月も要チェック。凸凹くっきり。
04三日月も要チェック.jpg
05半月も凹凸がよくわかる
05半月は凹凸がよくわかる.jpg
06満月は凹凸がはっきりしない
06.jpg

★BSアニメ夜話のMCをやりアニメオタクとしても有名な岡田斗司夫が、「『アルプスの少女ハイジ』『未来少年コナン』は宇宙戦艦ヤマトの前に轟沈@風の谷のナウシカに至る道」という動画をアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=P4OhY4nheMI
 放送当時こそ「ハイジ」の評価が高かったが、後に「ヤマト」の評価が高まり惨敗なんて言っているが、本当か?
「アルプスの少女ハイジ」1974年01月06日〜1974年12月29日 26.9%、
「フランダースの犬」1975年01月05日〜1975年12月28日 30.1%
 対する「宇宙戦艦ヤマト」1974年10月06日〜1975年03月30日は視聴率6-7%という惨敗で、39話の予定が26話で打ち切られている。
 テレビアニメなのだからヒットしたのかどうかの評価はリアルタイムでの視聴率がすべて(それがいいと言っているわけではない)。「ヤマト」の前半は「ハイジ」と後半は「フランダース」と同時間帯でかぶっているが、トリプルスコア以上の差があり、勝負にもなっていない。惨敗したのは、どう考えても打ち切りになった「ヤマト」だろう。さすがに岡田も「後に」なんて冠を付けているが全く意味をなさない。いいアニメを作っているのにずーっと報われなかった宮崎駿が、「ナウシカ」で・・・というイメージを展開したいのだろうが、やはりこれはミスリードだと思う。
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