毎年の腹立ち

　日曜に来ている郵便物を整理していたら、年金の現状報告せよという封書が来ていました。毎年のことながら「切手をお貼りください」という文字がナントモ腹立たしい。電子申請もできると書いてあったが、それにはマイナカードが必要だと。マイナカードは任意のはずだ、と未だに作っていない老人は仕方なく切手を貼って出しに行ったとさ。(▼▼ﾒ)



※ジャニーズの会見に関しては、もう何十年もずぶずぶの関係で内部告発本や判決が出たにもかかわらず知らんぷりを決め込んでいて、BBCの報道があって初めてというか渋々重い腰をあげたマスコミ各社に関しても厳しい意見が出ている。当然だろう。
　たとえばジャニーズ優先と言われていた「Mステーション」や「紅白」。誰がどう采配してそうした結果になったのか癒着の検証をしている様子がない。また、依然としてMCを続けている桜井。ジャニーズ問題になったら逃げ隠れするような人間に報道番組のMCが務まるのか。事務所の個々人は悪くないなんていうノーテンキな意見もあるようだが、30代以降の連中はみんなジャニーの悪業を知っていたか噂は聞いていたわけで、これはもはや共犯だ。
　マスコミプロパーの人間も「モーニングショー」の玉川なんて「自分の守備範囲ではない（と思って問題視しなかった）」などと完全に自己弁護。ジャニーのやってきたことは紛れもない犯罪であり、被害者が何百人というのは重大犯罪だ。それを「自分の守備範囲ではない」などと寝ぼけたことを言って自己弁護しているような人間にキャスターの資格などない。
　その大悪人が死ぬまで、いや死んでからも海外メディァが問題視するまで知らんぷりをしていたのだから、いかに日本のマスコミがマスゴミ化しているかわかるというものだ。
　今回のジャニーズ問題で思い出すのは、例のロッキード事件。
　田中角栄の問題が文春に載ったとき、新聞記者をはじめマスコミ関係者は「みんなが知っていたことばかりだ」なんて、なぜそれを書かなかったのか、書けなかったのかという反省なしに、嘯いていた。以来、半世紀。日本のマスコミは全く進化していない、というか退歩しているのではないのかと思えるのが、今回のジャニーズ事件だと思う。反省のないところに進歩・改革はない。