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節電はどこへ? [日記・雑感]

 東京スカイツリーも東京タワーもレインボーブリッジも各地の名所・旧跡、紅葉もライトアップ。夜中のBSテレビは通販番組花盛りで途切れなく電波のムダ遣い。そして、あらゆる所でイルミネーションの大安売り。節電のお願いは、どこへ行ってしまったんでしょうね。もしかすると、電気が足りない→安定供給のために原発を、なんてことへの布石かな?
 3.11は、遠くになりにけり。[もうやだ~(悲しい顔)]
https://www.asahi.com/articles/ASRD25D8RRD2ULBH005.html?iref=comtop_7_01
DSC_4521.jpg

※写真の整理を始めたがすぐに飽きてしまった。で、ひさびさに見たのが岡本喜八監督の「独立愚連隊西へ」。前作の「独立愚連隊」より喜劇的要素が強くなっているが、全体を貫くストーリーとなっているのが、中国軍に略奪された軍旗を取り戻すということ。そのために派遣された部隊が全滅したため、ついに加山、佐藤ら厄介者の独立愚連隊が派遣される。この、戦略的にはどうでもいいような軍旗をめぐって日中両軍が右往左往し、何人もが死んでいくというあたりに喜八っちゃんの戦争に対する考えがビシッと出ていていいねえ(後年の「肉弾」を見ても、喜八っちゃんは、戦争なんてものは本当に無意味だと考えていたと思う)。そして、これは『山波』にも書いたが、フランキー堺率いる中国軍と加山雄三率いる日本軍とか互いに空に向けて鉄砲を撃ち合い、敬礼をして別れて行くなんてシーン、いいねえ。それまでの過程で、戦争では人は簡単に死ぬんだと思い知らされているだけに、このシーンには本当に溜飲が下がった。見るべし、と暇な老人は、書いておこう。
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wildboar

今は山田太一ですねえ、脚本ですが。
by wildboar (2023-12-03 18:44) 

アニマルボイス

山田太一さんの脚本は「うまいなあ」と思うのですが、小津安二郎監督の映画と同じで、私にはもうひとつワクワク感がないのです。
by アニマルボイス (2023-12-03 21:15) 

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