SSブログ

「レトロでんしゃ館」その他 [日進市便り IA]

 日進のIAさんからの投稿。先日に続いてのレトロ電車の話なのかなと思ったら、ちょっとちがっていました。私もこのシールドマシンは見ていますが、IAさんは保険会社に勤めていた人なので、「保険屋ならでは」の見方・感想がおもしろいですね。
……………………………………………………………………………………………………………………………… 
 2月3日に、日進市に所在する「名古屋市交通局の 市電・地下鉄保存館」である「レトロでんしゃ館」へ行ったことは先に報告いたしました。その時は、車両4種の全体写真だけを紹介しましたが、私自身が消化不良なのでもう少し、自身の思いも込めて紹介させていただきます。
1シールドマシンモニュメント
1シールドマシン0003.jpg
 実は、「レトロでんしゃ館」へ入る前に最初に目についたのはこれだったのです。
「えー、これってトンネル工事で使われる掘削機のシールドマシンのカッターフェースじゃないの?」
 同所に設置されていた案内板を読みました。やはり、名古屋の地下鉄工事で初めて使用された地下鉄本山北工区で使用されたシールドマシンモニュメントでした。損害保険の中に、土木工事保険というものがあります。トンネル工事では、トンネルを掘進するためにこのシールドマシンが使用されています(このあたりは建築学科出身で現場も見たことがあると思われる知多のKSさんの方が詳しいと思いますが)。
 ところがこのシールドマシンの先端の切り羽部分では、よく岩盤の崩落あるいは出水などの事故が起きます。文科系出身の私が、この土木工事保険事故に接した時は、これが事故と認められるのかどうか全く判断ができなかったのです。つまり、土木工事保険の担保責任は、「不測かつ突発的な事故」としか記載が無いのです。普通に考えれば、地下何メートルかの部分を堀り進むわけですから、少々の地盤が崩落したり水が出たりすることは当たり前のことで、予測できることだと思うわけです。
 しかし、このシールドマシンの先端部分が損傷を受けるほどの、あるいは埋没するほどの状態は、やはり不測の事態(事前に行われていたポーリング調査でも地盤に問題は無かったものとか、異常な出水だったとか)であったのだろうかと、調査に行くたびに迷ったものでした。しかも、こういう事故は損害額が大きいので、支払いできるのかできないのか、実に神経を使う判断を要したので、嫌いな保険でした。大先輩の社員であった人の「土と水は難しいのだ」という言葉が今でも忘れられない言葉です。
 
2 ワタフキカイガラムシ
2ワタフキカイガラムシ0053.jpg
 「レトロでんしゃ館」から帰ろうと駐車場へ戻った時、車の前にあったやや大きめの南天の木が目につきました。何だかいっばいの白いものが気になったので、目を近づけてみました。日進市の行事を取材した時に、参加者と一緒に現場で勉強した「あっー、これも植物の害虫といわれているカイガラムシかも? 」(これについては管理人さんが詳しいのかな←そうだと思います・管理人)帰宅後、調べてみたらワタフキカイガラムシに違いないと思うのですが、いかがでしょうか?
 
 というようなことで、電車をみるだけでなく思ってもいなかった物にも接した有意義な
1時間でもありました。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。