テントウムシの羽化

　朝から蒸し暑いですねえ。
　こりゃあ、きっちりと休日にしないといかんですね。たまっている写真の整理でもと思ったのですが、それもヤメ。今日明日はぐーたらで過ごします。歳ですから。(^^;

　裾野市のIUさんからテントウムシの羽化の写真が届いているのでアップします。実際には２週間ほど前に届いていたのですが、IUさんといえば富士山なので、富士山の写真をアップした後、すっかり忘れていました(^^;。すべてあの大地震の日に東京まで出てきて買い求めたキヤノンEF100F2.8USMマクロで、使いこなしも完全に手の内に入れたようです。昆虫に花に、これからも期待できると思います。






　「現在迷走中」に「幻の新東宝映画３本立て」アップしました。この程度で大騒ぎだったので、ある意味いい時代だったのかも(^^;。
http://tcn-catv.easymyweb.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=12141

★九電の「やらせ」ニュースについて・・・
　まあ企業体質というか、電力業界全般の体質なんでしょう。所属する会社がそういう体質のとき、「それはおかしい」と言うには大変な勇気がいります。が、言わないといつのまにかそれが「普通」になってしまいます。そのため、スタート時点からみたらものすごくおかしく理不尽なことも、少し変かな・・・まあこれくらいなら・・と自分を納得させることになってしまいます。自分が勇気のない情けない奴だとは誰しも認めたくないわけですし、みんなと一緒の方が楽ですしね。変なアナロジーですが、戦争に突き進んで行ったのも似たような状況だったのではないかという気がします。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110709k0000m040080000c.html

　ところで、原子力安全･保安院の顔としてテレビに出ずっぱりだった西山審議官が、不倫というか女性問題で更迭されました。まあ、誉められたことではありませんが、私たちが保安院のスポークスマンにのぞむことは、正しい情報を迅速に伝えてくれること。女性問題は倫理的には確かに大きな問題かもしれませんが、犯罪ではありません。その意味では、正しい情報を迅速に伝えている限りにおいて、西山審議官には更迭される理由はありません。
　それより、今回の更迭事件で思い出したのは、震災直後にスポークスマンをやっていた、中村審議官のこと。確か、震災の翌日に「炉心溶融」つまりメルトダウンの可能性があると発言した直後に、国民を不安にするとかなんとか言って更迭されてしまった人です。２か月経って中村審議官の言った通りだったことが明らかになりました。まさしく、正しい情報を迅速に伝えていたのに更迭されてしまったわけで、菅・枝野のどたばたコンビはこのことをどう考えているんでしょうか?
　今回の事件で思い起こされるのは、かつての毎日新聞の西山記者の「事件」です。西山記者の入手した、沖縄返還に関しての日米の密約情報。この情報の入手が外務省の女性事務官と「情」を通じて入手したものとされ、その問題ばかりがクローズアップされて非難され、かんじんの密約の正否に関する話はどこかへ行ってしまいました。後に公表されたアメリカの公文書で密約の存在は証明されたわけですが、当時のマスコミは密約に関しては沈黙を守り、正論を言うところは一社もありませんでした。この記憶があるので、管理人は、本筋以外のゴシップなどでの更迭やマスコミの垂れ流し報道には、天の邪鬼と言われようと、常に一歩退いて考えるわけです。
　西山審議官、中村審議官を本当に更迭する必要があったのか?