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最後の映画にパクリはいかん(▼▼メ) [映画・文学・音楽]

 「天外者(てんがらもん)」という映画を見ました
 NHK朝ドラ「あさが来た」で一躍有名になった五代友厚(ディーン・フジオカ)を主人公にした映画で、自殺した三浦春馬が主演した最後の映画ということでも話題になった映画です。ただ、そうした要因を抜きにして見ると、確かに三浦春馬の熱演は認めるものの、話のつなぎ方がかなり乱暴で、えっそうなのという場面が多すぎ。五代以外の人物の描き方も薄くてペラペラ。これは原作の問題なのかシナリオの問題なのか、いずれにしても監督の責任は免れません。
 一番気になったのは、ラストの提灯行列。これって、誰がどう見たってケヴィン・コスナー主演「フィールド・オブ・ドリームス」のあまりに有名なラストシーンの完パク(完全なるパクリ)ではないか。結果として三浦春馬の最後の映画をこんな恥ずかしいことにして、スタッフの中で異を唱える者はいなかったのか。しかも、この映画が「キネマ旬報」の読者選出日本映画ベスト1および監督賞とは。2020年の日本映画というのは、それほどの低水準だったのかと、ある意味驚愕。(≧Д≦;)
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wildboar

いまや「責任」という言葉は死語ではないかと思います。
「責任をとる」「自分に責任ある」という言葉が軽々しく使われています。はなっから責任なんて考えない人もいます。
みんな「責任」の意味について勉強し直して欲しいと思っています。
by wildboar (2021-07-21 04:57) 

アニマルボイス

同感です。
責任を「痛感しています」、責任が「あります」・・・大バーゲンですねえ。責任はあっても、ボクちゃん知らんもんねーという感じですかね、あの事務局長。
by アニマルボイス (2021-07-21 08:42) 

JUNKO

最近の邦画には指触が動きません。
by JUNKO (2021-07-21 12:28) 

アニマルボイス

どうなのかなあと思って見るとたいてい時間の無駄だったとがっくりきますねえ。洋画もアメコミ原作とディズニーばかりで、とくに年寄りが見ておもしろい映画がないですね。

by アニマルボイス (2021-07-21 12:44) 

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