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知多のツツジ満開 [知多特派員より KS]

 冒頭に「競馬新聞」という文字を見るだけて、このブログの読者なら「知多のKSさん」とわかるでしょう。満開のツツジは本当にきれいなものです。ただ、花が終わった後が絶句するほど汚い。この汚さが、サッと花を落として新緑に変わるサクラと比べてもう一つもてはやされない理由なんでしょうか?
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 競馬新聞買いがてら、勤労文化会館裏のツツジを見てきました。7分咲といった感じでしたが、見事なものです。
イチョウの木も葉が一杯でみずみずしい感じでした。我が家の庭は草が生い茂ってきて、そろそろ整理しなければと思っています。すっかり春です。
1.つつじ7分咲でしょうか.jpg
2.ピンクのつつじ.jpg
3.白いつつじ.jpg
4.紫色の様なつつじ.jpg
5.勤労文化会館裏のつつじ通り.jpg
6.銀杏の葉が鮮やかです.jpg
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★ちょっと気になっていることを書く
 三ツ矢サイダーのCMがお蔵入りになった。屋上でトランペットを吹いている芳根京子さん(朝ドラの「べっぴんさん」)に友だちがドーンとぶつかってくるシーンが危険であるということが理由らしい。トラッペット奏者だったかを名乗る男がTwitterでつぶやいたところ、「危険だ」「そんなものを放送していいのか」という声が拡散し、結果、CM中止に追い込まれたようなのだ。
 練習に熱中しているときに後ろからドーンとぶつかってこられたらトランペット抜きにしてもそれは危ないわなあ、と私も思った。が、中止になったCMがYouTubeにアップされていたので、見てみたところ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=DjWNW8BzBCY
 これって「ドーンとぶつかってくるシーン」なんですかね。私には、仲のいい友だちが「ねえねえ」と近寄ってきた和気あいあいのシーンで、「ドーン」にも「ぶつかってくる」シーンにも見えないし思えない。「危険だ」と騒いだ連中は、ちゃんとこのCMを見て騒いでいるのだろうか。Twitterおよびネット上に拡散された記事の尻馬に乗って騒いでいるだけなのではないのだろうか。少なくとも私にはそう思えた。
 このCMを見て真似する人が出たら危険だ、というのが騒いでいる連中の理屈のようだが、そもそも街中でトランペットの練習をしているシーンに普通に出会えることはほとんどない。出会ったとしても知らない人ならドーンとぶつかることはないだろうし、知っている人だったとしてもドーンとぶつかることはないだろう。
 なんでこのCM中止を問題にするのかというと、こんな些細なこと(と私は思う)で中止になってしまうような世の中では表現の自由など全く保証されないと思うからだ。どうしてもネットの声が気になるというのなら、最近よくあるように「CM上の演出です」とでも入れておけばいいではないか。このCMダメということになると、テレビCMのほとんどとは言わないまでも、かなりのCMがNGになってしまう。
 「真似する」というところに論理のすり替えがあるのだ。
 たとえば、東京海上日動火災のCM。「誰かが背中を押した」なんて言っているが、真似して後ろから突然ドーンと背中を押したら首筋や腰を痛める可能性がある。下手して転んだら骨折の危険性もある。とても「留学」どころではない「危険なCM」ということになる。教室の出入り口に立っている子の背中を、驚かせようといきなり押すということはトラッペットよりはるかに日常的な光景なので、こちらのほうがより「危険」なCMということになるのかもしれない、
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/challenge/tv_cm/
 竹中と夏菜の「モビット」CMタクシー篇。真似して街中をこんな飛ばして、真似する人がいたら大事故につながりかねない。あまりに危険すぎる。
http://www.mobit.ne.jp/special/tvcm/
 カップヌードルのCMだって真似して悪魔の見方になって町の人に刃を向けるのは「道徳」としてどうか。そもそもあんなでかい刀を振り回すのを真似する人がいたら危険極まりない。銃刀法違反だろう。
https://www.youtube.com/watch?v=gmHE6dP8364
 馬鹿を礼賛しているようなのは問題だし、CMの中で転んでいる人がいるが真似して走っていて突然転び怪我でもしたらどうするんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=gGQ_Jxyf2TM
 ・・・要するに、CMを「真似する」という強引な仮定を拡大解釈して現実社会にあてはめれば、どんなCMにだってケチはつけられるし、批判もできる。この「真似する」論法がもっと拡大すると、人殺しを真似する者がいるかもしれないから推理ドラマはダメだ、アニメ「君の名は。」だって飛騨地方の人に不安を与えるから上映禁止、という理屈だって成立しないわけではないのだ。
 森友事件で、「関連していたら総理も議員も辞める」とまで言い切ったくせに、関連性が明らかになってくると、侮辱だ、私人だと理屈にならない屁理屈をこねて居直りやりたい放題の独裁者は辞める気配もない(私人だろうが公人だろうが関係していたことは事実だろうが)。森本事件では、独裁者夫婦や政治家、官僚の関与ばかりが問題にされ(問題にされるのは当然のことで、問題にするなと言っているわけではない)、幼稚園児に憲法違反で失効したはずの「教育勅語」を覚えさせ、悪い中国や韓国を懲らしめましょう、と言わせていたことは今ではもう誰も問題にしていない(ように見える)。昨日も、「共謀罪」で、「一般人は捜査の対象外」と言っていた副大臣がその日のうちに「疑惑がある段階で一般人ではない」と言い出す時代である。その「疑惑」たるや当局が恣意的に決めるわけだ。反安倍のチラシ制作ですら疑惑になってしまう可能性がある。ということは、このブログだって疑惑の対象だ。
 重大なことは誰がどう考えてもおかしいのにごり押しで通してしまい、たいした問題でもないようなことに対してはよってたかって非難され潰される。本当におかしな時代になってしまったものだ。
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