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盆栽展に出品 [日進市便り IA]

 タイトルを見ただけで誰からの投稿かわかりますね。日進IAさんからの投稿です。それにしても盆栽というのは根気のいる趣味で、管理人にはとても手が出せそうにもありません。
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 陶芸展には2、3度出品したことがあるのですが、今秋は、日進市文化祭における日進盆栽連盟の盆栽展に出品してみました。日進市文化協会に所属する連盟は減少傾向にあり、盆栽連盟もご多分に漏れず会員が20名を割り込み存亡の危機だとのことでした。今年は市制20周年の記念年でもあるので、9月に急遽盆栽連盟に加入したうえ出品し、一人ででも盛り上げられればと試みたわけです。作品は、推定樹齢50年弱の「宮島五葉松」と決めて、例年以上の管理に力を入れてきました。
 10月中旬以降も古葉の枯れが気になり、毎日相当数の葉を整理してきました。特に正面から右下側の枝の落葉はことのほか酷く、盆栽展までにすべて落ちてしまうのではないかと、とても心配していました。この枝葉がすべて落ちたら全体の姿として全く様にならないからです。
 何とか、持ちこたえてくれそうになった時は「添え」には何を飾ろうかと気になりはじめ、自作の同種類の鉢三体に植えていた「ツルウメモドキ」、「斑入りギボウシ」、「ハゼ」を準備したものの判断がつきません。盆栽連盟副会長のK先生に、相談したところ「常緑樹の五葉松には季節感がないのでハゼの紅葉を添えることで『秋』の風景が表せます」とのアドバイスで、「ハゼ」を選択しました。
 前盆栽連盟会長で現日進市民盆栽教室の清水烈先生は「よく古葉を整理しているが、まだまだ残っています。今後、左の葉を大胆に整理すれは右の枝葉も元気になる可能性はあります。根張りはよく見せているが、正面をやや左向きに持ってくるべきでしょう。大手術をしてやや小さくする手もあります」と意見評価。
 とまれ、真剣に取り組んで出品したところに盆栽誌にはないような教えも受けられ、一般鑑賞者の感想も聴かれ、盆栽中心に充実した2か月間を過ごすことができたことに素直に感謝したいという気持ちです。最後の写真5は、清水先生の黒松(銘は笠鶴)で日進産の推定樹齢70年。丁寧な葉狩りが感じられます。老爺柿(真紅)は、中国産。
 尚、清水先生は「なんでも鑑定団」が8月、日進市文化会館にやってきた折りに、加藤卓男氏の焼物三点を出品し東京のスタジオ行きとなり、200万円で自己評価したところ、中島誠之助氏から500万円の評価を受けました。とても嬉しそうな表情をされて、いつもの教室の厳しい顔が嘘のようでした。
 さて、来年は何を出品しようかと早くも気が入っています。
1 出品した「宮島五葉松」
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2 添えの「ハゼ」
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3 添え候補にした「斑入りギボウシ」
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4 添え候補にした「ツルウメモドキ」
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5 清水先生の黒松と老爺柿
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 ★「現在迷走中」に「合格ロードムービー『春との旅』」アップしました。退屈な「レッドプラネット」とちがい、こちらはシナリオがよくできています。見世物映画ばかりの昨今、こういう映画をみると、ホッとします。見世物映画を否定するわけではありませんが、やはり見世物ばかりではあかんでしょう。
http://tcn-catv.easymyweb.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=22061

★高倉健さんが亡くなりました。代表作に「幸せの黄色いハンカチ」を推す声が多いようですが、健さんといえばやはり「任侠もの」か「番外地」でしょう。私の一押しは「昭和残侠伝」ですかね。
http://mainichi.jp/select/news/20141118k0000e040217000c.html

★「現在迷走中」にKSさんからの「『春との旅』その他映画感想」アップしました。「春との旅」「電撃フリント」「人生の特等席」などの感想です。
http://tcn-catv.easymyweb.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=22069

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