暑中お見舞い申し上げますゾウ

　夏は鳥撮りも一休みのSHさんからのマイナー昆虫です。考えてみればSHさんは昆虫図鑑も作っていたので詳しいんですね。
「エゴノキをご存知ですか？昔は石鹸の代わりに使ったところもある？？という植物です。実はサポニンをを含んでいるのでふつう鳥は食べないのですが、ヤマガラはこれが大好物。ところが昆虫界でも、これに依存しているものがいます。エゴヒゲナガゾウムシです。大きさ5mmほどで別名ウシズラヒゲナガゾウムシ、なんとなく牛の顔にみえますね。角が生えているように見えるのが♂。♀はガリガリと実をかじって顔がうまるくらいの細長い穴をあけ、そこにおしりをさしこんで産卵します。ようやくこの現場を発見、しかし暗いのでファインダーで見ても何をしているかはわからないので、とりあえず撮影して確認、これの繰り返し。見上げての撮影のため疲れました。小さいからピントが合わない！！」
↓♀顔

↓♂顔

↓♂♀

↓穴掘り

↓産卵