葬儀を終えて帰京 [名古屋]
母の葬儀にあたっては、何通ものメールをいただきありがとうございました。
まだ名古屋でいろいろとやらなければならないことはあるのですが、仕事途中で急遽名古屋に帰ったこともあり、とりあえず1/24に東京の家に帰ってきました(次回の名古屋行きは三十五日の法事のときになります)。
享年92歳の母は80歳になったとき、父が心筋梗塞で突然に亡くなったとき何がどこにあるのか、誰に連絡すればいいのか全くわからず大変だったことを思ってのことでしょう、そうしたもろもろのことを書きとめ「死亡時開封」と書いた封筒に入れていました。そこに書かれていた通り、家族葬として葬儀を行いました。父のときと比べるとずいぶんとこじんまりした葬儀でしたがいい葬儀だったと個人的には思っています。母は「ここで死にたい」と言っていた我が家で弟夫婦にみとられながら亡くなり、遺骨となって帰ってきました。
葬儀の後、いろいろ片付けもあるので数日名古屋の家にいました。
夜、皆が帰った後、居間で1人パソコンに向かっていると、もちろん母が死んだことはわかっているつもりなのですが、不思議なもので振り向くとまだベッドに母親がいるような気がしてしまいます。「女学生のいちばんいい時期を戦争でだめにされた」「戦争なんてなんであんな馬鹿なことしたんだろう」というのが晩年の母の口癖でした。天国の母は、今のこの日本の状況をどんな気持ちで見ているんでしょう?
ブログの本格的再開はもう少し先になります。
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