消えたアゲハ

　台風の影響で各地で堤防決壊の氾濫が起こり、すでに70人以上の死者が確認されています。こんな状況なのに「まずまずに収まった」なんて言っている自民党のジジイ、国民の１人や２人・・・70人くらいの死んだところでたいした問題ではないということでしょう。切腹ものですな。

　今年はアゲハの撮影は何をやっても失敗、ということは何度もこのブログに書いてきましたが、おそらく今年最後の失敗。我が家の奥様が、それまで食べていたユズの木から移動してベランダの壁にくっついている幼虫を発見（なぜか、こういうものを発見する名人なのです。たまには、３億円くらい発見してくれればいいのですが、それはありません(^^;）。
　食草から移動したときは、もうすぐ蛹になるということですから蛹化、そして羽化のチャンスです。ということで、さっそくセットを組んでみました。枝に止まってじっとしているので、これなら今晩にでも前蛹、明日の夜には蛹化と今までの経験から検討をつけていました（蛹化は深夜が多いのです）。
　ところが、その幼虫が消えてしまったのです。安心させておいての、脱走です。知恵者ですねえ。セットの外もあれこれ探してみたのですが、見つかりません。部屋のどこかで蛹になっているのは確実なんですが、普通なら10/20前後に羽化。万一、越冬蛹なら来春羽化。何をやってもうまくいかないので、溜息が出るばかりです・・・。